過去ログ - 京太郎「親戚が多い」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 01:05:19.50 ID:TbUzpohDO
年末

龍門渕邸

京太郎「……毎年のことだが、すごいな本家は。完全に迷子だ」

京太郎(どうもみなさんこんばんは、須賀京太郎中学三年生です。今日は毎年恒例、年末の親戚一堂集合デー……っとあれは)

京太郎「お久しぶりです貴子さん」

貴子「きょ、京太郎!ああ、久しぶりだなおっきくなったな、風邪ひいてないか?お小遣いあげよう、アメ食べるか?」

京太郎「あ、アメだけでいいです」

貴子「遠慮するな、これでも稼ぎはあからな、お年玉も期待してていいぞ?それと昔みたいに『たかねえ』と呼んでもいいんだぞ?今日は久しぶりにお風呂入ろう、むしろ今からだ風呂の中で年越しするぞ」

京太郎「待ってくださいって!ちょ、力強っ!?」

美穂子「こら!何してるんですか二人とも!」

貴子「……っち、美穂子か」

京太郎「あ、美穂姉」

美穂子「聞いてましたよコーチ……というか貴子さん、京ちゃんはもう中学生!……来年は高校生なんです!大人のあなたが男女の仲を逸脱させる真似をしてどうするんですか!そして京ちゃんも!デレッとしてないで男らしくきっぱりと断りなさい!」

京太郎「いや、断ろうとしましたって!でも」

美穂子「でももだってもありません!」

貴子「こらこら、そんなに怒るな美穂子。京太郎が怖がっているじゃないか」

美穂子「二人に怒っているんです!」

京太郎(貴子さんと美穂姉、二人とも小さい頃から振り回さ……もといお世話になっている、いまだに俺が女性に頭が上がらないのはこの二人……いや、今日来ているであろう数多くの親戚のせいに違いない)

京太郎「ああ、咲……お前が恋しい」

宮永宅

咲「くしゅんっ!……風邪かなぁ?」



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