302: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:33:46.81 ID:6e+YmbQXo
「気持ち悪い……、」
ほむらの素の声が小さく零れる。
組んでいた足を大きな動きで解くと、左足をキュゥべえの体に押し付ける。
303: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:34:19.89 ID:6e+YmbQXo
「きゅぅっっぷぅ、ぅぃ、きゅぅぷぅ」
キュゥべえの声は完全に喘ぎ声にしか聞こえない。
豚にすら劣る鳴き声を披露し始めたその瞬間、個室のドアが無造作に開かれた。
304: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:34:51.21 ID:6e+YmbQXo
「て、てきとうに、てきとうにつくっちゃうわねっ」
バタンッと勢いよく部屋のドアが閉じられる。
瞬間、ほむらの顔は蒼くなり、キュゥべえを踏みつけていた足を盛大に跳ね上げて、
305: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:35:28.62 ID:6e+YmbQXo
「ふふふ、うふふふ、もういいわ、容赦しない……」
ほむらの左足がキュゥべえの頭を蹴り倒せば、それはほむらの右足の甲で受け止められる。
ほむらはそのままキュゥべえの頭を両足で挟み込み、その人に比べれば柔らかい頭を潰す。
306: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:36:16.55 ID:6e+YmbQXo
「あらぁ、しゃべれなくなるほど気持ちが良かったのぉ? 本っ当に、ド変態なのねぇ」
ギラリとほむらの目が輝き、右のかかとがキュゥべえの腹部中央へと正確に突き立てられる。
人間で言えば鳩尾に当たるであろう一点だ。
307: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:37:53.68 ID:6e+YmbQXo
「あらぁ? もしかしてこういうのも、お好みなのかしら? ほぉんとうに救いようのない変態なのねぇ」
普段は口数の少ない彼女とは思えないほど饒舌に、キュゥべえの価値を貶めるように囁く。
308: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:38:27.26 ID:6e+YmbQXo
「きゅきゅぅ、っ、っ、……、」
ピクッ、ピクッ、と小さくキュゥべえの体が痙攣する。
呼吸の必要はなくとも頭部にある脳へと血液が巡らなければ失神してしまう。
309: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:39:15.37 ID:6e+YmbQXo
「だぁめぇよ? まだよ、まだまだ私を楽しませなさい?」
ほむらの口元が意地悪く歪み、背中を丸めうずくまったキュゥべえを足先で転がす。
キュゥべえの意識はブラックアウト寸前まで追い詰められたために、濁々としており、前後不覚だ。
310: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:40:13.32 ID:6e+YmbQXo
「んー、つまらないわね。こんな人形遊びみたいなのは」
冷めた目で、非常に冷酷なまなざしでほむらは呟き、
キュゥべえの体をそっと足で抱き起こして、左の足の甲へと体を寄りかからせる。
311: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:41:14.57 ID:6e+YmbQXo
「ふふ、うふふ」
つい、といった様子で小さな含み笑いが漏れ出す。
ほむらは右足の親指でキュゥべえの頬を軽くつつく。
312: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:42:51.47 ID:6e+YmbQXo
「あ、あはは、お手柔らかに、頼むよ……」
その威力は驚くべき効果を示し、さしものキュゥべえさえも尻込みさせる。
すっと、キュゥべえの背中と頭からほむらの左足が抜き取られ、その指先をキュゥべえへと向ける。
313: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:44:06.91 ID:6e+YmbQXo
「きゅ、きゅぷ、きゅぅぅ、ぷきゅぅ」
リズミカルにほむらの足はキュゥべえの全身を踏みしだき、圧迫する。
314: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:44:53.47 ID:6e+YmbQXo
「う、りゅりょりゅりょりょりょろぉぉぉぉぉ」
クラクラと頭が揺らめき、目が回る。
そして自身の動きも相まってフワフワとした酩酊がキュゥべえを包み込む。
315: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:45:25.17 ID:6e+YmbQXo
おわり
316: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:46:27.85 ID:6e+YmbQXo
お付き合いいただいた方々ありがとうございました
完結です
317:名無しNIPPER[sage]
2015/02/03(火) 21:36:31.70 ID:+m169emPo
乙
318:名無しNIPPER[sage]
2015/02/03(火) 21:39:51.58 ID:SJwXs/u5o
このままQBはほむらのM奴隷となりましたのさ、乙
319:名無しNIPPER[sage]
2015/02/04(水) 17:39:19.99 ID:wPMvDFTNo
一気に読んでしまった
すごい
マミさんおりこほむらの辺りは完全にすばらしかった
自分がQBになったような感じであった
お疲れさま!
320:名無しNIPPER[sage]
2015/02/07(土) 03:00:33.99 ID:MHhvRixAO
敢えてピンヒール履いたままの詢子さんの御美脚はどうですか!?
一日立ちっぱでパンパンにむくんでムレムレの和子さんの御美脚は!?
ねぇ、べぇ先生!!?
321: ◆FLVUV.9phY[sage]
2015/02/07(土) 08:13:00.40 ID:/0O/lV3h0
>>320
鹿目詢子
スレンダーでスラリとした足腰は年齢を感じさせないツヤと張りが眩しいね!
322:名無しNIPPER[sage]
2015/02/07(土) 22:58:31.91 ID:suouX9PzO
>>321 まどっちの足が最強だと思います
たとえばこんな?
www.pixiv.net
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