過去ログ - 杏子「ふぁいやーぼんばー?」Re.FIRE!!
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9: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:54:59.21 ID:+AI07Lpb0

路地裏

杏子「へへっ、たんまり手に入った。手品の真似事でも結構上手くいくもんだな」

杏子「ひーふーみー……これだけありゃあ、今月は食うものには困らないな。あの猫にもちゃんと分前をくれてやらないと」

杏子「さてと、このケース邪魔だな……どっかに捨てようか……いや、ケースくらいは返してやるか」

杏子がお金をポケットの中に押し込んだ時、ソウルジェムが光を放った。
それを見て、杏子は顔をしかめる。

杏子「魔女の反応……ちっ、こんなところでかよ!」

路地裏に止められた自転車は搭乗者もいないのにカラカラと回りだし、居酒屋の裏に積み上げられていたビール瓶ケースがくにゃくにゃと変形していく。空間が歪みだし、風景の色が変わっていった。

杏子(魔女に見つかる前に、こっちが先に補足しないと)

ソウルジェムを掲げ、杏子は身体を光に包ませる。
ほんの数秒で、杏子の格好は赤を基調とした衣服へと変化する。

杏子「反応は……って、さっき通った方角じゃん!」

ソウルジェムに目をやりながら杏子は路地裏だった場所を駆けていく。


魔女の結界

杏子(えーと、確かこのあたり……お、いた!使い魔が3体……魔女にはまだなってないのか)

杏子(なら、別に手を出す必要はないな……うん……ない。魔力の無駄遣いは避けなきゃ)

その場を去ろうとした時、使い魔たちの声が響く中に場違いな音がするのが聞こえた。

杏子(なんの音……ギター?)

「なんだか知らねえが、俺の歌が聞きたいなら聞かせてやる!行くぜ、突撃ラブハート!」


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