8: ◆JgI7zsPgmmwD[saga]
2015/03/09(月) 16:17:46.43 ID:Cm2SzQnao
その日の放課後、僕は例のレストランを訪ねてみた
女「いらっしゃいま……あれ、……男くん?」
男「あはは、どうも」
女「もしかして、私がここでバイトしてるの知ってた?」
男「前に、何回か来てたからね」
女「そっか、気付かなくてごめんね」
それから僕は彼女にとってやや特殊な客になった
親が出張で家に居ないことが多い僕は次の日からも何度かレストランで食事をした
大抵の日には彼女はそこにいて、オーダーを取ってくれた
女「……これ、いつも来てくれるからアイス、サービス……」
彼女はコソコソと僕の耳元で囁く
男「いや、でも……」
女「いいのいいの、私のポケットマネーからレジにお金入れとくから」
女「……あなただけだからね、秘密だよ?」
秘密という響きが僕の脳を刺激する
彼女からのアイスは格別に美味しかった
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