過去ログ - ショタな坊ちゃんと最強メイドさん
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1:名無しNIPPER
2015/03/27(金) 17:52:35.79 ID:r3BARBEhO
━━商店街・花屋━━
坊ちゃん「うんー。どの花がメイドさん、喜んでくれるかな?」
店員「何をお探しですか?」
坊ちゃん「あ、店員さん。はい、いつもお世話になっている方への贈り物を迷っていまして。」
店員「それならばこちらなど如何でしょうか?」
━━ブライダルピンクの薔薇━━
坊ちゃん「わー、綺麗ですね! 何と言う花なのですか?」
店員「? こちらは『ばら』というものです。花言葉は『尊敬』の意味合いを持ちます。」
坊ちゃん「花言葉?」
店員「ああ、はい。『花言葉』とはその花に込められたメッセージのようなものです。」
坊ちゃん「へえ、素敵ですねー。『尊敬』かー。」ウットリ
坊ちゃん「それじゃ、これ下さい。」
店員「かしこまりました。ご予算の方は?」
坊ちゃん「いくらになるのですか?」
店員「ご予算に合わせて、花束を作らせて頂きます。」
坊ちゃん「そうなのですか。それでは……これくらいで。」
店員「!? こんなに……ありがとうございます。」
サヨウナラー
店員「ありがとうございましたー」
店長「おい、今のお客さん凄い買い物していたな。」
店員「ああ、店長。とてもかわいらしい少女でしたね。育ちの良さそうな格好をしていたのでどこかのお嬢さんとかではないですかね。」
店長「それは良いが、ところでお前、今のお客さん、何を求めていたのだ?」
店員「あ、はい。感謝を込めて、お世話になっている方への贈り物だそうです。ですので、私はこちらのピンクの薔薇を……。」
店長「ほう、こいつの花言葉は?」
店員「もちろん、『尊敬』では……?」
店長「違う! それはこっちの紫の薔薇だ! てめえ、何年この仕事すれば覚えるようになるのか!」
店員「ええ!? すみません!」
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