過去ログ - キョン「え、閉鎖空間に古泉と二人きり・・・?」
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1:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 14:16:00.38 ID:G0+nwyni0
古泉「おや、ようやくお目覚めですか。」

キョン「寝起き一発目がお前のにやけ面だなんて、ここは地獄かなにかか?」

古泉「確かにここは地獄かもしれません。ですが、不特定多数の人たちにとっては天国かもしれません。」

キョン「それどっちにしろあの世じゃねぇか。」

キョン「はぁ、にしてもここはどこなんだ?ほんとに閉鎖空間なのか?」

古泉「なのです。」

キョン「あぁん?」

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2:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 14:20:06.42 ID:G0+nwyni0
古泉「失礼。しかし、この空間はある種閉鎖空間とは異質なものとなっているナリ。」

キョン「コロ助うるせぇよ。」

古泉「つまり、突拍子の無いことが前触れもなく起こりえる。この事象こそがこの閉鎖空間の異質性なのん。」
以下略



3:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 14:24:22.24 ID:G0+nwyni0
キョン「だが、どうしてこんな閉鎖空間ができたんだ?昨日のハルヒは別に普通だったぞ。」

古泉「それが違うんです。」

キョン「いったい何が違うってんだ。」
以下略



4:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 14:28:25.34 ID:G0+nwyni0
古泉「僕は、あなたからの質問パターンを60通り想定していました。」

古泉「しかし、あなたはそのどれとも違う質問をしてきた。」

古泉「これはちょっとした恐怖」
以下略



5:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 14:36:39.09 ID:G0+nwyni0
キョン「つーか長門はいないのか?」

古泉「長門さんは昨日マンションに帰られた後、いつものようにシャワーを浴び、軽めの食事を取られた後、午後11:00にはもう就寝されましたよ。」

キョン「詳しすぎるだろお前なんなんだよこええよ。」
以下略



6:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 14:45:09.49 ID:G0+nwyni0
長門「きこえる?」

キョン「ん、なんだ?今、長門の声が。」

古泉「いえ気のせいでしょう。なぜなら彼女は今二度寝の真っ最中なのですから。」
以下略



7:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 14:48:57.96 ID:G0+nwyni0
長門「この閉鎖空間を脱出する方法は」

古泉「なんということだ長門さんの声に急にノイズが乗りだした。このままでは脱出方法を聞き逃してしまう。しかし、僕はあきらめません。僕は彼女の声をよりよく聴くために、このイケメン耳をフル活用して」

キョン「お前の台詞がノイズになってんだよ、ここぞとばかりに喋んな。」
以下略



8:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 14:54:45.84 ID:G0+nwyni0

長門「私の干渉力ももうもたない。」

古泉「なんですって。では無駄話をしている場合ではないですね。しかし無駄話は時として場を活性化させます。そう、今まさに世界で僕たち2人だけだというシチュエーションはとてつもなく心もとない。ならば無駄話で場を和ませることもまた肝要ではないのかと、最近の僕は思うのですよ。」

以下略



9:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 14:58:38.50 ID:G0+nwyni0

古泉「しかし困りました。彼女は一体何の為にここに来たのでしょう。」

キョン「お前こそ何のためにここいるんだよ。」

以下略



10:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:02:01.06 ID:G0+nwyni0

キョン「そうだ、最初の質問に戻るぞ。」

古泉「すごろくで言う所の、ふりだしに戻る、みたいなものですね。」

以下略



11:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:05:25.57 ID:G0+nwyni0

古泉「あぁ思い出しました、あれですよね、ジバニャンっぽいかんじの」

キョン「じゃねぇよ。」

以下略



12:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:11:25.64 ID:G0+nwyni0

キョン「だからハルヒだっての。」

古泉「涼宮さんがどうかされたのですか?」

以下略



13:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:16:16.96 ID:G0+nwyni0

古泉「しかし、それが原因となると、涼宮さんがなぜ閉鎖空間を作り出したのかが分かります。」

キョン「分かっちゃうのかよ。」

以下略



14:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:18:42.35 ID:G0+nwyni0

キョン「まぁ万に一つ、ハルヒが閉鎖空間を作った理由が照れ隠しだったとしよう。」

古泉「たぶん、億に一つあるかないか微妙なところ、でしょうね。」

以下略



15:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:21:02.16 ID:G0+nwyni0

キョン「現状の対策として、この閉鎖空間からどうやって脱出すればいいんだ?」

古泉「僕に言われても。」

以下略



16:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:25:06.41 ID:G0+nwyni0

古泉「では脱出するために、色々と手を講じてみることにしましょう。」

古泉「お聞きしますが、マイナスドライバーはお持ちですか?」

以下略



17:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:28:55.91 ID:G0+nwyni0

古泉「このまま僕らはアダムとアダムになる運命なのでしょうか。」

キョン「そんな運命たえられねぇよ、つかなんで照れてんだよこええよ。」

以下略



18:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:31:20.92 ID:G0+nwyni0

長門「会話をつなげることに成功した。だが今回も通話時間に制限がある。」

古泉「もしかして、携帯料金をケチっているのですか?」

以下略



19:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:33:23.87 ID:G0+nwyni0

キョン「長門、この閉鎖空間から脱出する方法はあるのか?」

長門「わりと。」

以下略



20:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:42:59.24 ID:G0+nwyni0

長門「涼宮ハルヒは現在、こちらの世界にて睡眠を行っている。」

キョン「いいご身分だな。」

以下略



21:名無しNIPPER
2015/07/04(土) 15:48:52.04 ID:G0+nwyni0

キョン「ハルヒが寝てることが原因なら、起きるまで待てばいいのか?」

長門「確かにその場合、閉鎖空間は消滅する。しかし、あなた達も同時に消滅する。」

以下略



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