過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「きっと、これからも」
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4: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/07/20(月) 02:44:48.52 ID:GSEOPeaN0



ちひろ『あっ、そうそう。折角だから比企谷くんに持たせたアレも皆さんで頂いちゃってください。……分かりますかね?』

八幡「アレって、もしかしてあのやたら高そうな桐箱の事ですか」



持って来た荷物の中でも、なんか無駄に重いなとずっと思っていたから覚えていた。包みの隙間から桐箱が見えたので一応丁寧に扱ったが、まぁ、大きさと形状から中身は大体想像出来る。



ちひろ『そうですそうです! 元々は収録終わりの打ち上げ用にと思ったんですけど、今回お待たせさせてしまうお詫びに皆さんでどうぞ」

八幡「いいんすか? 打ち上げ用の方は…」

ちひろ『それはこっちが合流する時にまた用意しますから大丈夫です。あ、未成年の方にはあげちゃダメですよ!? もちろん比企谷くんも!』



一転、慌てたように注意してくるちひろさん。
つーかやっぱ中身はそっち系なのね……



八幡「分かってますよ。幸い喜びそうな大人の方が三人程いるんで、ありがたく貰っときます」



大分高級そうだったし、本当に喜びそうだ。羽目を外しすぎないかが少々心配ではあるが。



八幡「けど、別にそこまで気を遣う必要も無いと思いますけどね。天候の影響なんて誰のせいでもないわけですし」

ちひろ『そんな大した事じゃないですよ。まぁ敢えて言うなら……』

八幡「……言うなら?」



数秒の間を開けた後、電話越しの事務員さんは無駄にしたり声で言う。






ちひろ『私なりの愛ですよ』


八幡「そんな汚いもん、いらないです」








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