過去ログ - 魔王子「僕が美しすぎて世界征服とかどうでもいい」
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16: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/09/07(月) 20:07:13.39 ID:PaFmWOtd0
魔王子「この森は魔力が流れている。僕と居るから危険はないだろうが、たまに意地悪をしてくることもあってね。万が一の時の為に、これを君に預けておこう」

姫「これは…宝剣?」

魔王子「君のような非力な姫君でも扱いやすいだろう。それにその宝剣は――」

姫「…綺麗ですね」

魔王子「うん?」

魔王子は違和感を覚える。
姫が手にしている宝剣は使い勝手よりもデザイン性を重視した造りのもので、沢山の宝石で装飾されている。
姫はその宝剣に、ポーッと見惚れていた。

魔王子(確か彼女の出身である小国は、鉱物の生産地…)

姫「あっ。す、すみません、ボーッとしていて」

魔王子「いや…。それよりも森の中を歩こう」

魔王子は違和感を感じ取ったが、今はそれを無視することにして、姫に並んで森に足を踏み入れた。


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