過去ログ - 魔王子「僕が美しすぎて世界征服とかどうでもいい」
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17: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/09/07(月) 20:07:43.51 ID:PaFmWOtd0
姫(魔力が流れる森かぁ…何だか、魔物の国ならではって感じ)

姫「…」チラッ

魔王子「…」

姫(うぅ、無言は気まずいよ〜…でも何を話せばいいのかわからないし…)

姫はこの慣れない雰囲気に居心地の悪さを覚え始めていた。

姫(何か話題ないかな、えーと、えーと)

姫「…あれっ?」

と、ふと前方の影に気付いた。あれは――…人だ。
足を進める度にその姿がはっきり見えてくる。遠くから見れば背が低い子供に見えたが、よく見ればそれはその女性が乗っている車椅子のせいで…。

姫「あ、貴方は…!!」

姫はその女性の顔をしっかり視認すると、驚き固まった。

?「…」

姫「ま、待って!」ダッ

車椅子の女性は姫に背を向け、立ち去ろうとした。
姫はそんな彼女を追って、必死に走った。

姫「待って、待って下さい!!」

だが走っても女性はどんどん遠ざかっていき、やがて霧の向こうに姿を消した。

姫「待って下さい…お姉様ぁーっ!!」


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