過去ログ - モバP「ミッドナイト・ランナー」【モバマスSS】
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10:carP[saga]
2015/09/27(日) 22:13:09.86 ID:/tpXNcaA0
2.

 湾岸線で走り屋達が最高速を競い合う様になったのは、ごく自然な成り行きだった。

 70年代から80年代初頭にかけて。東名高速を舞台にして、走り屋達が最高速を競い合っていたと言うルーツが有る。現在では東名レースと呼ばれる、違法競争行為だ。

 当時はポルシェターボやパンテーラ等のスーパーカー。トランザムやコルベット等のアメリカンスポーツ。そして、SA22型RX−7やS130型フェアレディZを改造した国産チューニングカー達がしのぎを削っていた。

 80年代に入り、チューニングカーを取り扱う雑誌の企画で、最高速トライアルと言う物が有った。茨城県谷田部の自動車性能試験所において、チューニングされたマシンでの最高速に挑戦するという企画だ。

 日本のチューナー達は、夢の大台である300キロを目指した。
 特にターボチャージャーの搭載がポピュラーとなってから、最高速はとどまる事無く跳ねあがって行った。

 いつしか最高速300キロを超える様になってから、国産車のチューニングカーは凄まじい勢いで進化を続けていく。

 伝統の日産L28、トヨタの主力戦艦7M、唯一無二のマツダ13B等。チューナー達は、得意のエンジンを極限までチューンナップしていった。

 この頃になると、高価な外国産スポーツカーと国産チューニングカーの立場は逆転していた。




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