過去ログ - 【アイマスSS】真「相談って何ですか?」P「実は――」
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9:名無しNIPPER[sage]
2015/10/22(木) 21:21:57.19 ID:ptU43sZ10
P「あれはちょうど一ヶ月前に千早をスタジオに送る最中のことだった。赤信号で停車している時に、その……年頃の女の子には少し話しづらいんだが」

真「ここにきて寸止めですか? 気にしないからどうぞ続けて」

P「横断歩道をな、その、Fカップぐらいのおっぱいを胸元が見える服装で歩いている20歳ぐらいの人がいて、ついつい、一瞬だけだが視線が行ってしまったんだ。んで、その途端に両肩がズッシリと重くなるようなプレッシャーを感じてな」

真「あっ……」

P「びっくりして助手席を見ると千早が目からハイライトを消しながら『女性をそういった目で見るのは感心できません』て言うんだよ。言い訳なんかできる空気がじゃなくて、ひたすら謝りまくった。スタジオまでの20分は地獄以外のなにものでもなかった」

真「余談ですが一時期プロデューサーにホモ疑惑がかかったんですよ」

P「え、72それ俺知らない」

真「春香と美希の猛アプローチをスルーし続けたことが原因でしてね。ただその時プロデューサーホモ説を悔しげに否定したのが千早で、根拠は『すぐに視線を戻すけど、あずささん達の胸が揺れる時、プロデューサーの目も一瞬だけ同期して動くから』だって」

P「……じょ、女性は男の視線に敏感だって聞くが」

真「あずささん本人が気づいていないことを、第三者の千早が気づくのはもはや超能力の域です」

P「ま、まあ話を戻して。その後千早をスタジオに連れて行ったんだが、間の悪いことに入口付近でチーフとディレクターが『おっぱいの魅力的な演出方法』について熱く語り合っていたんだ」

真「その時のプロデューサーの顔色が予想できてやばそう」

P「多分外だったら死兆星が見えるんだろうなって、恐怖のあまり他人事のように感じていたら、千早はちょっとだけ目をピクッと反応させただけで、二人にアイサツしてすんなり控え室に向かったから驚いたんだ」

真「ボクたちならそんなに驚きませんけど、プロデューサーは直前の車内での出来事もありますしね」

P「そうだろう? だから控え室でそれとなく聞いたら千早の奴しらっとした顔で『男の人がそういったことを話すことに一々反応してたら疲れるだけです』って。いやお前、ついさっき俺が話すどころか目を向けただけで反応したじゃないかって内心突っ込みまくったよ。それと同時に、ひょっとして俺だからダメだったのかと考えて」

真「そこに気づけたのは鈍感プロデューサーにしてはファインプレーですよ」

P「ただその時点では、仕事場で時々顔を合わせる程度の人には無関心なだけで、身近な男性が女性をいやらしい目で向けるのが我慢ならないのかなと思ったんだ」

真「ファインプレーを取り消してイエローカード」

P「いやいやちょっと待て。ファインプレーはここからなんだ」


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