過去ログ - 榛名「艦プラビルドファイターズV」
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15:≫1[saga]
2015/11/29(日) 03:31:40.34 ID:MsUnhW1R0
side-榛名- 『リベンジ・マッチ』


榛名はハイザックの腹部をライフルで撃ち抜き、ジェネレーターを誘爆させて破壊する。

それが引き鉄となって、彼女の元へ新たにバーザムとハイザック2機が向かってきた。恐らく、戦場の中で最も倒すべき敵であると認識したのだろう。


榛名「来るっ…!」


榛名はコックピット周辺に内蔵されたサイコフレームを介して敵意を感じ取り、すぐさま行動へと移った。その動きを手に取るように予測しながら…

そしてハイザックがザクV改へとマシンガンの銃口を向けるが、榛名は機体をハイザックへ向けて加速させその腹部へと銃剣を突き立てる。そして左腕でヒートホークを掴み、両腕のマニュピレーターを溶断した!


榛名「遅いです!」


残るハイザックとバーザムがザクV改へとその銃口を向けてライフルを放つが榛名は腕を切断されて抵抗出来なくなったハイザックを盾にし、攻撃を防ぐ。

そして攻撃の雨に耐え切れずハイザックは爆散するが、その爆炎の中からザクV改が飛び出しバーザムを蹴り転倒させた。


榛名「これで2機目!」


腹部にあるビーム砲をバーザムに向かって放ち爆散させて、最後のハイザックへ踊りかかった!

そして榛名はライフルを投げ捨て、もう1本のヒートホークを手に持ちハイザックに向かって振り下ろす!


榛名「消えろぉぉぉぉぉぉぉぉ!」


榛名の明確な攻撃意志がハイザックの機体を両断し、再生できぬようにジェネレーターを破壊した。


榛名「雑魚に用はありません…!ッ…!」


ザクV改に向かって粒子ビーム砲が放たれ、榛名はその攻撃を察知して機体をジャンプさせて回避する。

放った相手を榛名はわかっていた。初風の元仲間であり、深海棲艦へと堕ちた『春雨』と言う少女の乗る『クィン・マンサ』だ。


榛名「約2ヶ月ぶり、とでも言いましょうか…」


榛名は一度その機体と戦っていた。 ただし榛名の乗っていた機体は『バンシィ・ノルン』であり、妨害が入ってしまったが…

しかしあの時に妨害した『ギラ・ドーガ』は既に居ない。


榛名「今度こそ、落とす…!」


その強力な攻撃意志をザクV改が汲み取り、サイコフレームが輝き始める。

そしてその攻撃意志に反応してクィン・マンサから30基近いファンネルが放たれ、ザクへと襲い掛かった!


榛名「その程度、今の榛名ならば!」


そう、榛名にはファンネルが止まって見えていた。リタのフェネクスの方が早かった、サイコミュの扱い方もリタが格上である。

それを下せるまでに成長していた榛名にとってファンネルでの攻撃は児戯に等しい。


榛名「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」


榛名はクィン・マンサの攻撃を掻い潜り、ヒートホークをバインダーへと振り落とす!

しかし流石に巨体故か完全な溶断へと到らず、再生してしまう。榛名はザクV改をクィン・マンサから一度引き離した。


榛名「貴女が初風さんの仲間だったのかもしれません。でも今は敵… なら、倒す!」


それが今さっき失われた命に対する手向けだ。榛名はトマホークを掲げ、クィン・マンサを再び肉薄する。

あの時敗北し、気絶してしまった榛名のリベンジが始まった…



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