過去ログ - 僕はお兄ちゃんのトイレです
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5:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/14(木) 20:35:52.90 ID:WSIzw0zAO
それは細く美しい腕でした。
僕は抱き締められ、濡れて不快で寒いはずなのに、なぜかとても暖かかったです。

「俺だけだと不平等だから、お前もびしょ濡れにしてやったぜ」

兄貴がいたずらっぽく笑っていいました。
兄は僕の耳元でクスクスと色っぽい吐息と共に笑うものですから、僕の胸がなんだかむずこそばい気持ちになっていきます。
兄貴の吐息はなぜか、とても甘く頭がクラクラするほどの威力でした、そして兄貴は続けてボソボソこう言います。

「すぐに壊れるなよ」

「お前は、俺の気がすむまで俺の玩具だからさ。つまり、お前が死ぬまでってことだよ」

「ゆっくりゆっくりいじめてあげるから すぐに壊れるなよ。な?」

「俺はお前のことを絶対許さないから」

お腹に兄貴の細い腕がメキメキとめり込んでいくのを僕はただ黙って受け入れていました。

それも仕方ないことです、僕は兄を守れなかったばかりか兄を見捨てたのですから、何も兄に抗う資格などはありませんでした。


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