過去ログ - 僕はお兄ちゃんのトイレです
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4:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/14(木) 20:35:07.78 ID:WSIzw0zAO
僕がその時察したように両親が警察へ連行されたことはこの後になって知りました。
それは兄が闘ったからでしょう、あの欲にまみれた悪魔のような奴らと、僕が闘うことから逃げ出したような奴らと。兄の方がよほど勇気があるのです。

だって弱い僕は両親怖さに兄を何度も裏切りました。最低な人間です、僕らは兄にひどいことをたくさんしてきました、ですので兄は僕らに復讐をしたかったのでしょう。
両親が警察に捕まった今、残る対象は僕1人でした。僕の前には兄が1人、もう兄の顔をみることすらできません、僕は顔を俯けました。

「ねぇ」

兄の声が冷たく部屋に響きます。
そして僕の頭にはぽたぽたと水粒が滴ります、兄が僕の後ろにいるのがなんとなく気配からわかります。
兄の服は水に浸るほど濡れているので、兄は僕の頭を上から覗き込んでいるのでしょう。
そして僕の背中はびちょっと不快な感触に埋もれていきました。

兄が僕を後ろから抱き締めたのでしょう、びしょ濡れの服をきた兄が僕の後ろからピタリと、僕の身体を両腕で抱きしめるように僕と密着してきました。


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