過去ログ - 【DARIUS BURST】名もなき戦士たちの物語【CS発売記念】
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1: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:10:01.23 ID:RNFc9ED5O
ダライアス暦201年 
惑星ダライアスにベルサー襲来
ベルサーを撃退するものの、ダライアスは死の星と化す
多くの人類は惑星オルガや惑星ヴァディスに移住を開始する


ダライアス暦1642年 
惑星ヴァディスに移住した人類の一部が、故郷である惑星ダライアスへの帰還作戦を開始する


ダライアス暦1813年 
ダライアスから太陽系に移住した人類の子孫が、ベルサーに襲われる。救難信号をうけた惑星オルガの民は救出作戦を開始した

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2: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:11:29.89 ID:RNFc9ED5O
ダライアス暦1904年

人類はベルサーのウイルス攻撃により、亜空間ネットワークを寸断された

ネットワークへリンクしていた機体は情報伝達手段を失い、宇宙軍は抵抗する間もなく壊滅してしまう
以下略



3: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:13:13.57 ID:RNFc9ED5O

鮮血に染まる空
降り注ぐ光の雨が日常を焼き払う

無敵と信じていた伝説達を
以下略



4: ◆zmP3EJ6IvQ[sage]
2016/01/18(月) 01:14:59.21 ID:RNFc9ED5O
いつも通り、セットしていたアラームが鳴る前に身支度を始める。…最後までこのアラームに起こされることはなかった

そしていつも通りモニターがONになる


以下略



5: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:16:53.55 ID:RNFc9ED5O
食堂に向かいBとCを待つ
Cは私と同じコロニー出身でBよりも長い付き合いの男だ
大きな体からは想像できない臆病な性格だが、一度だけ私とBを負かしたことがあり、平均的な順位は124名中12位…良いパイロットと言えるだろう

壁にもたれて待っていると2人がやってきた
以下略



6: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:18:19.69 ID:RNFc9ED5O
朝食を取って席に座る。Cは見た目の通りよく食べ、そしてBは小食だ

A「でもよかったのか?B」

B「何が?」
以下略



7: ◆zmP3EJ6IvQ[sage]
2016/01/18(月) 01:19:23.83 ID:RNFc9ED5O
B「私も付き合うわ」

C「しかしだな…」

B「一人だけ置いて行かれるのは嫌よ」
以下略



8: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:20:45.90 ID:RNFc9ED5O
朝食を済ませた後、一度部屋に戻り式の準備を始める
荷物は先日送ったので部屋の中にある荷物は鞄ひとつに収まるくらいだ
空っぽの部屋を見ていると、今の私に残されたものなんて何もない、そんな考えが頭をよぎる

身支度をしながらふと、あの日の事を思い返す


9: ◆zmP3EJ6IvQ[sage]
2016/01/18(月) 01:22:16.33 ID:RNFc9ED5O
私の住んでいたコロニーがベルサー軍に襲われたのは4年前の事だ
学校で、いつも通り友達と談笑していた時だった。突然コロニー中にサイレンが鳴り響き、避難するようアナウンスが流れ始めた

私達は困惑しつつも避難を始めた。後から聞いたことだったが、コロニー外での戦闘は開始から僅か30分程度で自軍が壊滅状態になったらしい

以下略



10: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:23:20.32 ID:RNFc9ED5O
脱出艇に向かう途中、着弾したミサイルの爆風に巻き込まれて私は意識を失い、次に目を覚ましたのは病院のベットだった

両親を亡くした私は、惑星スカラに住む叔母のもとに預けられた。叔母には何度も止められたが、私はその年に軍に志願した
訓練生となりCに会えた時は思わず泣いてしまった。Cはあの日、この星にある祖母の家に来ていた為難を逃れたそうだ

以下略



11: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:24:08.69 ID:RNFc9ED5O
あの日コロニーを襲った戦艦の事を調べたが、データは無かった


12: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:29:05.36 ID:RNFc9ED5O
修了式も進み、校長からの挨拶を残すだけになった。首席の発表と配属司令書が入った封筒が手渡される

いよいよだ…Bは今頃どんな顔をしているのだろうか?

校長「今期の訓練生諸君、君たちのスコアを見させてもらった。ひとまず、よくやった……と言っておこう。この成績ならば、すぐにでも実戦に出られるだろう」
以下略



13: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:31:44.83 ID:RNFc9ED5O
式が終わり教室に移動する。教室での教官の話は全く耳に入らなかった
解散がかかり、それぞれが動き出すが私は動けなかった
結果として…私はBに負けた。しかし今はどうでもいい
私の配属先は…
封筒を開け中の配属司令書を取り出す…
以下略



14: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:34:41.31 ID:RNFc9ED5O
B「A?どうしたの?すごい顔してるわ」

C「はぁ〜お前にかけてたんだけどなぁ…大負けだよ」

A「…B、お前の配属先はどこだ?」
以下略



15: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:37:45.34 ID:RNFc9ED5O
A「はぁ!?そんな訳ないだろ!!!」

B「A!少し落ち着いて」

C「わ、悪かったよ、そんな怒んなよ…」
以下略



16: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:38:36.36 ID:RNFc9ED5O
あれこれ意見を交わしながら校長室まで移動する

C「んー…二人にスペシャルミッションとか?」

B「新人二人に任せるスペシャルミッションって何?」
以下略



17: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:40:45.88 ID:RNFc9ED5O
A(部屋の主がお出迎え…か。Cが当たりの可能性が高いな)

B「B訓練生入ります!」

A「同じくA、入ります!」
以下略



18: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:42:50.53 ID:RNFc9ED5O
ピースキーパー隊──────
我が惑星最強のシルバーホーク部隊だ
敵との機体性能差の激しい今の状況で次々と戦果を挙げているスペシャルチームだ

総司令「そうだ。君と────」
以下略



19: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:44:09.39 ID:RNFc9ED5O
総司令「さて、ここまで理解できたかね?」

A「はい!…一つ質問をしてもよろしいでしょうか?」

総司令「なにかね?」
以下略



20: ◆zmP3EJ6IvQ[sagesaga]
2016/01/18(月) 01:47:57.48 ID:RNFc9ED5O
総司令について行った先にあったのはシークレットドックだった
そこにある1機の戦闘機に目を奪われる


A「これが、俺の機体…?」
以下略



21: ◆zmP3EJ6IvQ[sage]
2016/01/18(月) 01:49:29.74 ID:RNFc9ED5O
ここまで


二箇所ほどAの一人称が「俺」になってますが間違いです。「私」です


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