過去ログ - サザエ「そして誰もいなくなったのね」
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22: ◆5o0gtk7tVI[saga]
2016/04/22(金) 10:46:35.82 ID:1ueVwqRf0
良い焼き加減の肉を受け取りながら、やれやれ、大したお婿さんだとカツオは思った。そして、無理をしていないか心配になった。

「マスオ兄さん、今度は僕が肉を焼くよ。マスオ兄さんは座ってて」

カツオは横合いからトングを掠め取った。
以下略



23: ◆5o0gtk7tVI[saga]
2016/04/22(金) 10:47:12.16 ID:1ueVwqRf0
「カツオにまかせて大丈夫かしらぁ」

「心配ないよ、姉さん。ダイエット中の姉さんはもう食べる必要がないんだからね」

サザエは赤面して眉を釣り上げた。
以下略



24: ◆5o0gtk7tVI[saga]
2016/04/22(金) 10:52:09.26 ID:1ueVwqRf0





以下略



25: ◆5o0gtk7tVI[saga]
2016/04/22(金) 10:53:35.44 ID:1ueVwqRf0
声の主はワカメだった。カツオはげんなりしながら入口まで行き、ドアを開けてやった。

「やれやれ、早速かい?」

カツオはワカメが持っていた枕を見ていた。
以下略



26: ◆5o0gtk7tVI[saga]
2016/04/22(金) 10:54:19.22 ID:1ueVwqRf0
「ベッドが広くてよかったよ」

カツオがぼそっと呟くと、緊張が解れたみたいにワカメがくすくすと笑った。

「まぁ、ベッドだなんて。はじめて使ったくせに」
以下略



27: ◆5o0gtk7tVI[saga]
2016/04/22(金) 10:55:13.44 ID:1ueVwqRf0
「ああ、あの物音のことかい?」

「うん……」ワカメはカツオの袖を摘んだ。「なんだか、あのことが頭から離れなくって。なにか嫌な予感がするのよ」

カツオは、声を落とした。「実は僕も同じことを考えていたんだ。なにか不吉なことの前触れみたいだってね」
以下略



28: ◆5o0gtk7tVI[saga]
2016/04/22(金) 11:01:09.81 ID:1ueVwqRf0
第一回目はここまでにします
次をお楽しみに


29:名無しNIPPER[sage]
2016/04/22(金) 11:10:20.17 ID:HyxQyqU4o
乙です


30:名無しNIPPER[sage]
2016/04/22(金) 13:02:15.32 ID:v6zbIV9lO
支援


31:名無しNIPPER[sage]
2016/04/22(金) 17:08:51.87 ID:9UI8DKDAO
本格ミステリっぽさがたまらん
ぜひ最後までお願いします


32: ◆5o0gtk7tVI[saga]
2016/04/22(金) 20:30:21.19 ID:gvfU7wur0
おそらく0時前後に続きを載せられると思います


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