過去ログ - 【花騎士】団長「ハツユキソウを抱きしめて眠りたい」
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37: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:11:53.24 ID:riq3nVSJ0
ハツユキソウ「それじゃあ、執務室のソファをお借りしますね。大きいから団長さんが横になれるスペースもありそうです!」トコトコポスン!

ハツユキソウ「では!」ポンポン!

団長「えっと……?」
以下略



38: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:12:56.38 ID:riq3nVSJ0
ハツユキソウ「まずは濡れタオルでお耳を拭きますね」フキフキ

ハツユキソウ「そうしたら……よいしょ」耳揉み

団長「ん? これは何をしてるんだ?」
以下略



39: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:14:32.73 ID:riq3nVSJ0
団長「それにしても随分と本格的なんだな。ハツユキソウはこういうのも得意だったのか」

ハツユキソウ「えへへ……実は教えてもらったんです。プルメリアさんに」モミモミ……ギュッ……

団長「プルメリアか、確かにこういうのが得意そうだ」
以下略



40: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:16:24.64 ID:riq3nVSJ0
――回想—――

ハツユキソウ「プルメリアさん!」

プルメリア「あら、ハツユキソウさん? どうかされましたか?」
以下略



41: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:17:24.86 ID:riq3nVSJ0
ハツユキソウ「ありがとうございます!」

プルメリア「では私の部屋に移動しましょうか。早速耳かきをしてあげますね♪」

ハツユキソウ「えっ? 私がお願いしたのって耳かきを教えてもらう事で、耳かきをしてもらう事では……」
以下略



42: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:19:39.21 ID:riq3nVSJ0
――――――――

ハツユキソウ「そうして、私の耳かき修行が始まったのです……」

団長「成程な……それで、プルメリアの耳かきはどうだったんだ?」
以下略



43: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:20:31.12 ID:riq3nVSJ0
―――また回想―――

プルメリア「どうですか?」カリカリ

ハツユキソウ「あぁ……確かにこれは凄く気持ちがいいですぅ。本当に至福の気分ですよぅ」
以下略



44: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:21:53.63 ID:riq3nVSJ0
ハツユキソウ(扉の影から誰か見てます!!何だか凄い怖い目つきで私の事見てますよぅ……)

ハツユキソウ(ど、どうしよう。言った方がいいかな)

ハツユキソウ(でもでも、プルメリアさん気付いてないし、私がドアから誰かに覗かれてる事を言ったら、この空気が壊れちゃうかもしれない……)
以下略



45: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:22:27.98 ID:riq3nVSJ0
プルメリア「あれ? さっきよりハツユキソウさん硬くなってますね……。少し奥に入ってきたから緊張しちゃいました?」

プルメリア「大丈夫! プルメリア、痛くしませんよ? よしよし、安心してくださいね〜」ナデナデ

ハツユキソウ(うわぁぁぁん、そうじゃないんです! どうしましょう団長さぁん……)
以下略



46: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:24:02.01 ID:riq3nVSJ0
――――――

ハツユキソウ「って事があって、後半は気持ちいいはずなのに全く耳かきに集中出来なかったんです……」

団長「そ、それは災難だったな。大体誰か想像がつくけど……」
以下略



47: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:25:04.71 ID:riq3nVSJ0
ハツユキソウ「では、そろそろお待ちかねの耳かきです。危ないので急に動いたりしないでください」

団長「分かった、頼む」

ハツユキソウ「まずは手前から……」カリ……ツーッ……ペリッ……
以下略



48: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:49:55.57 ID:riq3nVSJ0
ハツユキソウ「むむっ、結構汚れてますね。団長さん、少し耳掃除さぼってましたね?」

団長「そうだな……ここ最近は全くしてなかったかもしれない」

ハツユキソウ「では、今日はしっかりお掃除しちゃいます。私に任せてくださいね〜」
以下略



49: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:51:29.90 ID:riq3nVSJ0
ガサゴソ……ゴソ……

ハツユキソウ「はい、耳かき終わりましたよ。団長さん。でもまだ少し続きますので、待ってくださいね」

ハツユキソウ「耳かきの先のふわふわ……『梵天』って言うらしいですけど、これで仕上げをしていきますね。少しふわふわしますよぉ〜」
以下略



50: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 22:52:31.33 ID:riq3nVSJ0
フゥー……

団長「!?」ゾクゾク

耳に優しく息を吹きかけられた。
以下略



51: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 23:03:10.10 ID:riq3nVSJ0
――――――

団長「ん……?」

ハツユキソウ「あっ、起きられました?」
以下略



52: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 23:04:41.86 ID:riq3nVSJ0
ハツユキソウ「あぁぁぁ、でもそろそろお仕事再開しないといけませんよね……」

ハツユキソウ「ごめんなさい、もう少し早く起こした方が良かったかも……」

団長「そんな事ない。しっかり休ませてもらえたおかげで、また頑張れそうだ。ありがとう」
以下略



53: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 23:05:50.69 ID:riq3nVSJ0
団長「何をだ?」

ハツユキソウ「耳かきは相手の事を想って、癒してあげたいって思ってしてあげると、もっともぉーっと気持ちよくなるって!」

ハツユキソウ「団長さん。団長さんさえ良ければ、また耳かきをさせてほしいです。耳かきだけじゃなくて、団長さんのもっといろんなお力になりたいです」
以下略



54: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 23:06:51.17 ID:riq3nVSJ0



ハツユキソウ「これからも私、団長さんのお役に立ちますよ!」

以下略



55: ◆jCGgGurx.U[saga]
2016/09/08(木) 23:08:32.05 ID:riq3nVSJ0
これで終わりです。
読んで頂いてありがとうございました。


56:名無しNIPPER[sage]
2016/09/09(金) 01:22:50.08 ID:c/3UmjtDO
良いSSでした。
また機会があったらお花SSお願いします。


57:名無しNIPPER[sage]
2016/09/09(金) 15:25:01.90 ID:ULzsfot7O
おっつおっつ


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