過去ログ - 裕子「特別なことができるなら」
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11: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:29:49.92 ID:jzgcTAa+0

思いがけない提案に目を見開いくプロデューサーであったが、ここで裕子と初めて会った時に交わした言葉を思い出す。

裕子P(そうだ……私は、なにがあってもユッコを信じるって……)

ちひろ「プロデューサーさんなら、きっとユッコちゃんを悪い道には進ませないと思っています。だから」

裕子P「……出来るでしょうか、私に」

ちひろの言葉を遮ったプロデューサーの目にはすでに迷いも不安もなく、なにがあっても裕子の支えになるという決意に
満ちていた。その姿を嬉しそうな目で見つめながら頷いたちひろは、プロデューサーから離れると1人だけ先に部屋から出ようとする。

裕子「あっ! ちひろさんどこへ!?」

ちひろ「これから色々と忙しくなりそうなので仕事に戻ります。あ、でもユッコちゃんに一つだけアドバイスを」

裕子「なんでしょう?」

ちひろ「自分が分からなくなった時は、原点を思い出すか呼び寄せてみるといいかもしれませんよ」

裕子「……はぁ」

謎のアドバイスをされた裕子は微妙な返事をするしかなかったが、ちひろはそれ以上なにも言わず部屋から出て行った。
残された2人は改めてお互いを見つめ合い、今後の話をしていく。



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