過去ログ - 若林智香のファンになった男性の話。
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6:名無しNIPPER
2016/09/13(火) 15:25:27.79 ID:bJ2kGf4/0
 だが、その時――そう、その時だった。

 彼女は私に向かって、元気に笑って。


「はいっ。いつもお疲れ様ですっ! 今日も一日、がんばりましょう!」


 そんなことを言って――そんなことを言われて。

 私は、救われたような気持ちになった。

 ああ、そうか、そうだったんだ。

 私は、これを求めていたんだ。

 ずっとずっと、その言葉が、ほしかったんだ……。

 私の胸に、熱いものが溢れてきた。それは涙となってこぼれそうになったが、なんとかこらえた。

 ただ、私は笑みをつくって、

「ありがとう! 今日も一日、がんばろう!」

 彼女に向かって、そう言った。

 すると彼女は嬉しそうに笑って、


「はいっ!」


 と言った。



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