過去ログ - 【ガルパン】かくして、私は逸見エリカの肩の上に収まった
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12:名無しNIPPER[saga]
2016/11/21(月) 23:44:27.51 ID:20H76wQV0
しばらく私達の間に、昼過ぎの緩んだ風が流れる。
次に口を開いたのも私だった。

「……ねえ、『信じるのと崇拝するのは違う』って、高地の麓でまほが言ったこと覚えてる?」

「覚えてますよ」

「あなたはまほのことを信頼してる?」

「そりゃあもちろん……って、なんですか、崇拝してるだけじゃないかって言いたいんですか」

「いや別にそうじゃないけど」

「じゃあ一体なんですか。何か引っかかることでも?」

言葉の節々から突き出た棘を、一切隠すこともなく突き刺してくる。
だからこそ、エリカなら今の私の心を突き破ってくるような言葉を言ってくれるのではという期待があった。


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