過去ログ - 【ガルパン】かくして、私は逸見エリカの肩の上に収まった
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13:名無しNIPPER[saga]
2016/11/21(月) 23:47:55.27 ID:20H76wQV0
「プラウダは、みんな私を庇って倒された。優秀なチームメイトがみんな私のT-34を逃がすためにあそこでやられた。

 クラーラは状況の判断に優れてて作戦理解度も高い。ニーナやアリーナ達はまだ一年生なのに、KV-2という取り回しの難しい戦車を上手いこと使ってるわ。

 それに……ノンナ。

 あの子がIS-2の砲手だったから今まで何度もピンチを乗り越えられた。

 見た? 最後のパーシングへの一撃、大雨で視界が悪い中よく当てたわ」

そこまで一息で言ったような気がする。エリカは、目を正面に向けたままで、ふぅと息を吐いた。

「プラウダの隊員たちがいかに優れているか、なんてよく知ってますよ。去年私達がどこに負けたと思ってるんですか」

「まあ、そうなんだけど……そうなんだけどね」

エリカには嫌味に聞こえたのかもしれない。
それでも私がどこか気の乗らない返事をしたから、何かが引っかかったのかもしれない。


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