過去ログ - 【Elona】 タイトルとか思いつかなかった 【妄想】
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 00:39:54.64 ID:vOIXxhb00
混濁する意識の中で戦士の目が捉えたのは、小柄な少女だった

白いワンピースがこの暗がりの中では異様に目立っている

少女「も、もう安心だから、任せなさい..」
以下略



17:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 00:42:13.04 ID:vOIXxhb00
少女「..ハァ..ハァ、っ、大丈、夫?」

「....」コクコク

傷ついた体をさらに爆風で飛ばされ、戦士はもはや声を出すことさえ億劫になっている
以下略



18:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 00:44:54.07 ID:vOIXxhb00
ドチャッ..

少女「ぐっ..ぁっ..」

グチャグチャ
以下略



19:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 00:47:06.57 ID:vOIXxhb00
ズル..ズル....

這い寄ってくる戦士に気づいた少女が、力なく声を発する

少女「ぁ..」
以下略



20:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 21:08:01.59 ID:vOIXxhb00
「...ぁ」

少女「ん、あ、起きた?」

戦士は少女を抱きかかえた姿のまま地面に横たわっていた
以下略



21:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 21:11:51.36 ID:vOIXxhb00
「っ...」

全身の傷から、じわじわと痛みが戦士の脳へとのぼりはじめる

少女「?..うわ、あなたの体すごいのね、さっきまで背骨が見えてたのにもう肉で覆われ始めてる」
以下略



22:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 21:12:55.84 ID:vOIXxhb00
「ごめんなさい..」

少女「いいのよ、別に、どうせ」

ギュッ
以下略



23:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 21:13:57.44 ID:vOIXxhb00
少女「あぅ..そこ、違うもうちょっと奥に」

「ハァ..ハァ..」ブルブル

ネフィアの仄暗い一角で、戦士の上で少女が動く
以下略



24:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 21:15:38.70 ID:vOIXxhb00
今回の覚醒は早かった

少女と戦士は、なんともいえない表情で顔を見合わせる

その距離は約15センチであり、ほとんど他人といっていいレベルの二人にとってはあまりに近い距離
以下略



25:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 21:18:46.55 ID:vOIXxhb00
少女「そ、それならいいけど」

戦士は現在の状況に関して不快感は持っていなかった

ただただ困惑していただけだった
以下略



26:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 21:21:18.41 ID:vOIXxhb00
「そう、なんだ」

少女「..私ってあなたの知ってる生物だとなにに似てる?」

「?..うーん」
以下略



27:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 21:22:31.56 ID:vOIXxhb00
数分後


少女「あの..あなたが歩いてくれないと私たち動けないわけだけど」

以下略



28:名無しNIPPER[sage]
2016/11/30(水) 01:19:14.82 ID:sieR/VIzo
期待


29:名無しNIPPER[sage]
2016/11/30(水) 03:50:35.05 ID:lqlKxKmlo
これではおちおち気持ちいいことも出来ないでおじゃるな


30:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/30(水) 23:05:40.77 ID:5hsEraGd0
いつまたあの獣の同族に襲われるか分からない

二人は兵士の手から松明を取り、慎重に上への階段を探していた

少女「..ねぇ、リューカはどうしてここに来れたの?」
以下略



31:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/30(水) 23:07:34.04 ID:5hsEraGd0
少女「いいじゃない、言っちゃえば、私はしばらくあなたから離れられないし」

「えっ..そう、なの?」

少女「あなたと私を結合させるときに持てる力のほとんどを使っちゃったから、私の力が回復するまでは..いつになるか分からないけど..分離できないわよ」
以下略



32:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/30(水) 23:09:51.04 ID:5hsEraGd0
少女「いや違うわよ」

「..え?」

少女「だーかーら、あなたがここに来た理由を知りたかったんだってば」
以下略



33:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/30(水) 23:11:21.14 ID:5hsEraGd0
「どうしたの?」

少女「ん?いや、これからどうしようかなって」

「?」
以下略



34:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/30(水) 23:15:25.46 ID:5hsEraGd0
少女「私とくっついたままじゃ戦えないでしょ..」

「!」

少女「だから..どうしようかなって..」
以下略



35:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/30(水) 23:16:26.21 ID:5hsEraGd0
「くぅ...ぐぬぬぬぬ」

少女「いけそう?」

リューカは顔を真っ赤にしながら渾身の力を振り絞っていた
以下略



36:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/30(水) 23:18:03.68 ID:5hsEraGd0
下から見上げていると、少女の長い髪の先端がリューカの鼻さきをくすぐり、思わずくしゃみをしそうになる

しかし少女の顔面に向かってくしゃみをしては怒られるだろうという思いで、なんとかこらえていると

ドンッ!
以下略



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