過去ログ - 輝子「歌うために……トモダチを殺すしかない……!」
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1: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2016/12/09(金) 23:05:23.98 ID:V90nI8Ga0

星輝子は独りぼっちだった。

独りぼっちだったからこそ、怒ることができた。

怒りをメタルの響きに乗せ、観客にぶつけることが出来た。


だがしかし、輝子はもう独りぼっちではなくなってしまった。

アイドルを続けていくうちに、仲間が、友達が出来た。

増えて行った。

湿った闇の中に、光が差し、輝子を照らし出してしまった。

故に……


星輝子は、リア充に怒ることが出来なくなった。

彼女は、恵まれた環境を作り上げてしまったことにより、怒りのパワーを失ってしまったのだ。


取り戻さなくてはならない。

自らの「アイドル」を。「輝き」を。「怒り」を。

そのために、失わなくてはならない。

大切な仲間を、友達を。

大切だからこそ。


だから……



輝子『きょ、今日は……このラジオで、机の下の同志の作品を読む……』


乃々「ひいい〜〜〜〜っ!!?」


――森久保乃々、羞恥により憤死


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