過去ログ - 【ペルソナ5】ナチュラルボーン魔性の彼は平穏に怪盗がしたい。
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8:名無しNIPPER[saga]
2017/01/30(月) 00:02:26.90 ID:xCdQBOTx0


その後、おじさん(獅童さんというらしい)が最後に携帯を操作したため引き返してきた車に乗っていたおじさんの部下と警察によって女の人は取り押さえられた。

おじさんは怪我をしていたけれども、痴話喧嘩を止めようとして怪我をしたのはスキャンダルになるからと内密にされた。

女の人を訴えるかとおじさんは言ってくれたけど、幸い服を剥ぎ取られただけだったからその申し出は断ることにした。

獅童『もし、君が男という立場で、女性に逆レイプ紛いのことをされたことを恥じと思うのだったら、それはお門違いの話だぞ。君は純然たる被害者であり、守られるべき未成年なのだからな』

ありがとうございます。でも、あの人謝りに来てくれましたし。

あの日はきっと酔った勢いもあったんでしょうし、出来る事なら人生にキズなんて付かない方がいいでしょう。

服も弁償してもらいましたしね。

そう笑うと、おじさんは苦虫を噛み潰したような顔をした。

獅童『まったく…彼女にもそんな風に笑いかけたのかね?』

はい。泣いて反省してましたし、女の人がいつまでも泣くもんじゃないでしょう。

獅童『……わかった、私からはこれ以上何も言うまい。だが、もとはと言えば泥酔した私と彼女の問題に君を巻き込んでしまったのだ、せめて君の転校、引っ越しに掛かる費用は出させてくれないか』

別にいいのにとも思ったけれど、おじさんが余りにも申し訳なさそうに見てくるから、頷かざるをえなかった。


* * *


そう、俺は今年の春から別の高校に通うことになった。

大事にならずに済んだと思っていた事件だったけど、騒ぎを見ていた人達から噂はあっという間に流れていった。

母さんはノイローゼ気味になり、このままではいけないと判断した父さんが俺に転校を促した。




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