過去ログ - 理樹「………終点?」佳奈多「グゥ………」
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42:名無しNIPPER[saga]
2017/04/02(日) 04:30:16.58 ID:phTgz+HC0
「ふっ、馬鹿め!私達が何故今まで姿を現さないと思っていた!」

理樹(それはあの時の結婚式で見た一番偉そうな爺さんだった。今まで二木さん達に訴えられてほとんどの人間は捕まったが、何故かこの人だけは捕まらなかったんだ。それが今、3人の体つきの良い男の人を前に立っていた)

男「へへ……」

理樹「そ、その人たちは誰だ!何が目的なんだ!」

佳奈多「んん……何?」

理樹(二木さんが僕の大声に目を開けた)

佳奈多「……ハッ!あ、あなたは!」

理樹(事態をすぐに理解すると僕の背からパッと降りて、前に出た)

「佳奈多よ。ようやく会えたな。今までこうして邪魔が入らん機会を待っていたよ」

佳奈多「なんですって?」

「例の騒ぎから逃げ伸びた後、私は貴様ら姉妹に復讐する日をずっと待っていた。ずっとお前達を遠くから監視していたのだ。こんな隠れ家がいつまでも見つからないとでも思ったのか!」

佳奈多「な、直枝!逃げるわよ!」

「おおっと!」

理樹(その爺さんがそう言うと後ろの方からどこからともなく別の3人が現れた。どれも屈強そうでとても強行突破は出来そうにない)

「この時のためにいくら時間と金を費やしたと思っている?さあ大人しく私の元に戻って来い佳奈多!またあの頃のように”お仕置き”してやるぞ!」

佳奈多「くっ……そいつらは金で雇ったって訳ね…」

「ククッその通りだ。そしてお前の後は葉留佳だ。お前達2人さえ消えてくれれば奴1人を攫うのがとても楽になる。だから今のうちに厄介な問題から片付けるという通りよ」

理樹(僕らの前後にはガラの悪そうな人達がナイフや酒ビンを持って囲んでいる。こんな夜中だからいくら叫んでも人が来る頃には僕らは連れ去られているだろう。そうなると全てが終わる。葉留佳さんもきっと真実に気付くまえに彼らに襲われるはずだ)

理樹「うう、ここまでか……!」

???「警察だ!」

「むうっ!?」


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