過去ログ - 提督「さよなら、ないない駆逐隊!」
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20: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2017/04/20(木) 22:28:22.99 ID:YIUdHZK10






          〜 数分後 会議再開 〜



天津風「陽炎姉さんが出した課題は、『朝潮型駆逐隊に勝利し、その強さを示すこと』……」

島風「朝潮型駆逐隊って?」

浜風「不知火も言っていた通り、この鎮守府で最も強い駆逐隊です」

浦風「うちらが初めて提督さんにご挨拶した時、一応顔を合わせとるはずじゃ」

時津風「えー? でもそれ以来、全然見てないよ?」

天津風「提督は長期遠征だとか休暇だとか、曖昧なことを言ってたけど……。

    おかげであたしが秘書艦をやる羽目になったのよね」

雪風「雪風たちと、入れ替わりでどこかへ行ってたんですね!」

天津風「そう。詳しくは知らないけれど、その先で色々トラブルに巻き込まれて、

    陽炎姉さんたちに助けられたらしいわ」

浜風「陽炎のことです、きっとまた思い付きで、我々と朝潮型駆逐隊を戦わせようと考えたのでしょう」

島風「う〜、迷惑ぅ〜。っていうかその朝潮型駆逐隊って、どれくらい最強なの?」

天津風「陽炎姉さんたちでさえ太刀打ちできなかったあの軽巡棲鬼を、撃退したそうよ」

時津風「ええ?! それって、陽炎たちより強いってことにならない!?」

浦風「これはまた……難儀な課題じゃねぇ……」

雪風「そんなのに、本当に勝てるんでしょうか??」

天津風「練度では間違いなくあたしたちより遥かに上ね」

浜風「ですが、我々陽炎型は朝潮型の欠点を克服した駆逐艦とも言われています」

浦風「艦性能なら、うちらの方が上ってことじゃ」

島風「ふふん! 島風はさらにその上なんだから!」

時津風「うぅー、つまりこっちは有利なの? 不利なの?」

天津風「分からない。でも……だからこそ、先代からずっとこう言われ続けているわ」




天津風「―――……朝潮型と陽炎型は、宿命のライバル」

一同「…………」

天津風「そういう意味でもこの演習……絶対に負けるわけにはいかないの」




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