15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/10/12(月) 19:00:05.13 ID:p0a2tvJnO
夢魔「本当、浮世離れしてるわね」
飴色の干物を土産に買う俺。彼女は優しく語りかける。
馬鹿にした風でも、呆れた風でもない。
人の世を語るほど知っているのだろうか。
夢魔「俗世の浮世をすする魔物ですもの。私ですら、そこらの遊び人より俗物よ」
今度、夢魔の話でもしてくれ。
夢魔「あら、ふふふ。どういう風の吹き回しかしら?」
率直に興味だ。満足か。
夢魔「貴方がそう言うんじゃ叶わないわね。良い話を考えておくわ」
日が傾く前に、俺は馬に跨った。
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