その剣士、サキュバス憑きにつき。
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14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/10/12(月) 18:53:32.83 ID:p0a2tvJnO

ゴロン。

剣士「これでいいか」

町長「毎度のことながら、恐ろしい男だよ」

町に戻ると、首を3つ投げ捨てた。



町長「今日の成果がこれだけということはあるまい?」

剣士「10だ、群れ一つ以上は望むべくもない。見ていたら姿を隠してしまうだろう」

町長「見えていたらそれ以上に狩ろうと言うのだな……傷一つない君が末恐ろしい」

町長の瞳に宿る恐怖、その先には畏怖ではなく排斥の心が見える。俺の行動で平和になれば、俺は要らない存在でなるということは重々承知している。

町長「君が討伐を請け負うようになってから、世での竜騒ぎが嘘のように思える。町民からの被害報告も激減したし、本当に感謝しているよ」

剣士「そうか」

町長「では、謝礼だ……これで良いのか。いつも、もっと弾んでも良いと思っているのだが」

剣士「食い扶持に足れば良い。では」


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