げんきいっぱい5年3組 (オリジナル百合)
1- 20
15: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/05/29(日) 16:50:48.25 ID:4yJ+Tv6jO
そうして、30分歩かされた。
小学生の歩幅は小さく、学校までの道のりがとても遠く感じられた。
この距離なら、絶対に車で行くのに。
とは言っても、肉体的に疲労したわけではなく、私の体は案外と元気だった。

「どっち向かってるの」

うろ覚えで教室に向かおうとして、
ランドセルを掴まれた。
後ろに引っ張られる。

「こっちでしょ」

「あ、そうだった」

そうそう。

「おはよー」

横から声。そして、軽く突き飛ばされる。

「うひゃッ」

「おはよう」

やすはが言った。
突き飛ばしてきたのは、みやちゃんだった。

「みやちゃん……」

ハスキーボイスも合わさって、信じられないものを見たような声が出た。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
130Res/101.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice