アルビノの女「……いくらですか」黒髪の娼婦「お気に召すまま」
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30: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/06/30(木) 20:45:52.93 ID:DXlNlRt50
『――――川崎区行政より、お知らせです』『つい先程、――――による、――――殺人の――――――』
『――――――は、外出をお控えください――――――』


女「…………………」コツ、コツ、コツ


黒いコートに、黒いフード。同じように黒いマスクの下で、その女は安堵に似た溜息を吐く。
旧川崎区。降り頻る雨の中、狭い路地裏の奥深く。彼女はそこに立って、時代遅れのネオン管が形取る一枚の看板を眺めていた。


     <<ヴァルカンの日曜日>>


女「………………」ガラリ


女「……おやっさん」


女「……起きてますか、おやっさん」


女「………………」


女「………………マスター=v


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