アルビノの女「……いくらですか」黒髪の娼婦「お気に召すまま」
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7: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/06/29(水) 00:01:41.42 ID:yeWxX9uDO
◇ ◆ ◇ ◆ ◇

『――パブリック・アドバタイザーが午前6時をお知らせします。昨夜の爆発事故についての新しい情報です――――』



アルビノの女「はい。お代です」

黒髪の娼婦「……桁かお札、間違えていない?」

アルビノの女「いいえ。ほんの気持ち、ちょっとしたチップですよ」



『――――――保安警察はこの事件を、一連の壊し屋♀ヨ連事件と認定。関係各社と協力し、全力を以って捜査に当たると――――』



黒髪の娼婦「……気前のいいお客は、好きだけれど。返してと言っても、返さないわよ?」

アルビノの女「揺するつもりなんざありませんよ。貴女と同じで、私も一匹狼ですしね」

黒髪の娼婦「そう。それならいいわ――――ありがとう、ラティーナ」


『――続いてのニュースです。新興のオリンピア・エンタープライズが、大手軍産企業であるマシマ・コングロマリットに吸収合併されることが――――』


アルビノの女「こちらこそ。また呼びますよ、ロゼッタ」

アルビノの女「貴女の長い黒髪。とても素敵ですよ」

黒髪の娼婦「……いつもマスクを外してたら、貴女はもっと素敵よ」

アルビノの女「生憎と、喘息持ちなものでして」「――――それでは、さようなら」

黒髪の娼婦「ええ。――――元気でね」


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