アルビノの女「……いくらですか」黒髪の娼婦「お気に召すまま」
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◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/28(火) 23:49:27.62 ID:sxcjprsF0
アルビノの女「では、お言葉に甘えて。……それでは、改めて」
黒髪の娼婦「……ええ。……ふふ、大きいのね……」
アルビノの女「もう少し大きめにオーダーしたはずなんですがね。……じゃあ、いきますから」
少なくとも、屹立するその男性器は「安物」ではないのだろう。人工粘膜の質感と擬似海綿体は、直接の神経・血管接続を施さなければ再現できない。
にやりと笑んで欲望を隠さないラティーナの顔貌に、荒い息のままロゼッタは微笑して――そして、直ぐにそれは消える。
アルビノの女「……へーぇ。こんな感触なんですか、膣の中って」
アルビノの女「このまま、根元まで入れちゃいますからね。……って、聞こえてますか?」
アルビノの女「まあ、いいや。……精々、たくさんいい顔を見せて下さいね」
半ば目を剥いて、肺の酸素を悉く吐き出そうとするかのようなロゼッタに、容赦なくラティーナは一撃を打ち付けた。
豊満な肢体が痙攣して、殊更その締め付けを強くする。またも唇が塞がれる。嬌声さえ彼女は許さない。
二撃目。三撃目。四撃目。ただただ強く、短く切られた爪を背に立てて、ロゼッタは狂おしいまでの快感を堪えようとしていた。
だが。結局の所、そのような安い努力は五分にも満たない価値しかなかった。
黒髪の娼婦「――――――ん、んん………っ、!!!」
一際大きく、身体を二、三度震えさせて、呆気なく娼婦の女は絶頂に達した。喉奥から思い切り濁った叫びを上げて、自らを蹂躙する雌という名の雄に四肢全てで縋り付いた。
強く引き締まって滑りと熱を増す肉壷の感覚に、ラティーナは酔い痴れる。過熱する娼婦の体温がそれを急かす。更なる打撃を与える。
まだ彼女は射精を済ませていなかった。深い絶頂に至ることを望むのは、むしろ客である彼女のほうであった。
夜は続いた。鉛色の空が酸性雨を絞り終えて、くすんだ朝日が摩天楼の頂点を照らすまで。
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