8:名無しNIPPER[saga]
2016/08/17(水) 15:25:29.92 ID:ANat1ns30
【Chapter1……『屋敷の夜』】
小さな屋敷だった。
女執事「我が主は只今休眠中でございます、どうかお静かに」
奴隷「はい」
娘が見てきた、奴隷を買える余裕のある者は基本的に裕福でありそれなりの豪邸や屋敷に住んでいた。
安価な自分を買っていく金の無い商人ですら、そういった所に住むのだ。
だが奴隷の娘が案内された屋敷は小さな邸宅だったのである。
横に、申し訳ない程度の二階建ての家屋が建っていたが、恐らく部屋数は少ないだろう。
女執事が屋敷の扉を開くと、音も無く奴隷の娘を手招きする。
娘は小さくお辞儀をしてから中へ入った。
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