ヒーローとその姉(オリジナル百合)
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7: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/12/13(火) 20:54:33.02 ID:JZ42mPM/O
しいて言うなら、ちあきさんのためでもあるけど。
それは私の口から話すことじゃない。

「知らないってば」

ちあきさんは全く納得していない様子で、

「そお」

と呟いた。
この人と喋ると動機と息切れがする。
悪い意味で。
ほら、手に汗がじんわり。
逃げたい。

「そ、それじゃあさよなら」

「あ、ちょっと」

制止の声は無視して、私も繁華街の方に走り出す。
追いかけてくる気配はなく、私は振り返らずにもの凄く遠回りをして帰宅した。



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