【モバマス】響子「理想のデート」
1- 20
20: ◆JfOiQcbfj2[saga]
2017/05/07(日) 01:19:43.69 ID:upUN87ha0
 そのまま沙紀はワンピースをさらに捲りあげる。そうすると薄い桃色のブラジャーが視界に飛び込んでくる。シンプルで派手じゃないデザインのはずだが、それは何故かひどく淫らだった。

「沙紀、さん……その、恥ずかしいです……」

 蚊の鳴くような声が沙紀の耳をくすぐる。しかしそれは益々沙紀の感情を昂らせるだけだった。

「嫌だったら、そう言って」

 響子が断らないことを沙紀は知っていた。つくづく卑怯だと自身を蔑んだが、目の前に甘い果実をぶら下げられてしまえばその感覚も麻痺してしまう。

「あっ」

 響子の声があがると同時に、ブラジャーが下にずらされる。形の良い胸が露になり、彼女は恥ずかしさからか目をギュッと閉じる。

「響子ちゃん……」

 沙紀は恐る恐るそこへと手を伸ばし、まるで置くように触った。

「んっ……!」

 目を閉じていたせいでタイミングがわからなかったのか、響子は身体を小さく跳ねさせた。沙紀は胸に置いた手を離そうと思うことが出来なかった。

「すごい、柔らかくって温かい」

「い、言わないで、くださぃっ……」

 撫でるように胸を愛撫すると響子の息は先程よりも荒く、淫靡なものに変わっていく。

「響子ちゃん、可愛い。かわいいっす……」

 空いた手で響子の頬を撫でる。目を閉じていた響子は少し驚いたのか一瞬震えて、ゆっくり目を開ける。その目は涙が溜まり込んでいるが、沙紀の目から見ても明らかに情欲の色が籠っていた。

 沙紀は頬を撫でていた手を響子の口先に近づける。人差し指が彼女の舌唇に触れる。

 響子は意を察したのか、ゆっくりではあるが、それを咥えた。

「ん、ちゅ、んむっ」

 沙紀の指先がぬるいものに包まれる。ぞわぞわと全身の毛が逆立つような感覚に陥った。

 加虐の性癖を持っているつもりは毛頭ないが、この相手を屈服させているような感覚は確かに沙紀を興奮させている。

 それは相手が響子だからだということも沙紀は確信していた。いつもは誰よりもしっかりしていて、面倒見もよく、明るい彼女が、誰にも見せたことのない表情を自分に見せていて、なおかつ従順なのである。

「ん、あっ」

 指を柔らかい口からゆっくりと抜いた。彼女の涎でそこはじっとりと濡れている。沙紀はそれをじっと見つめたかと思うと

「んむ」

「……さ、沙紀さん!?」

 自然な動作でそれを自分の口に咥えていた。響子は彼女の行動に驚いて声をあげたが、身を震わせながら沙紀が自分の口の中に入っていた指を咥えている様を見つめることしかできなかった。

「ぷはっ」

 沙紀自身、どうして自分がそんな行動を起こしたのか理解できていなかった。というより理由なんてどうでもよかった。ただ、彼女と身体を重ねたい気持ちだけが全身を支配していたのだ。

「あ、むっ」

「ひゃ、あっ!」

 その欲望に身を任せて、沙紀は何も言わず響子の胸に口をつけた。ピンと主張する胸の突起物を弱く吸い、軽く舌で舐ると響子はたまらず嬌声を漏らす。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
40Res/80.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice