982: ◆MQKemQ7EZz9R[saga]
2019/08/03(土) 20:57:28.83 ID:4yDqSajC0
機材から流れる曲が全てを流し切った…灰色の空はそれに示し合わせたタイミングで割れて光を注ぐ
その場にいた誰もが"祝福"の形を見た瞬間で、初めに誰が拍手をしたのだろうか
隣の人だったか、はたまた後ろや前の方に居た人か…無意識のうちに手を叩く自分だったのか
気が付いた時には会場は拍手と歓声の渦に巻き込まれていた。
「ウオオオオオォォォォォ!良いぞぉぉぉ!!」
「おねえぇぇぇちゃーーん!」
「神がかり的なタイミングだったわね!!」
「ふふっ言ったでしょ?あんじゅ、英玲奈、あの子達は高みに来れるって」
「ああ、まさかここまでとはな…」
「にこさぁぁん!こっち向いてぇぇぇ」
「キャー!生エリーチカぁぁぁ!エリーチカがウインク飛ばしてくれましたわぁぁ、あぁ…」バタンッ
「ちょ、興奮のあまり倒れたぁ!?そっち持って!」
「アンコール!アンコール!」
「「「「アンコール!アンコール!!」」」」
―――
――
―
にこ「穂乃果、何呆けてんのよ!リーダーが挨拶しないでどうすんのよ!」ヒソヒソ
穂乃果「ハッ!う、うん…――――私達、やったんだよね?やり遂げたんだよね」ウルッ
にこ「…。ええ」
にこ「見てみなさい、ステージから先に居る皆を、あの笑顔は紛れもなく、私達が作ったのよ」ニコッ
穂乃果「みんなー!!私達のライブ楽しんでくれたかなぁぁ!」
「うおおおお!当然だぁぁぁ!!」
「ハラッセオ!!最高でしたーーー!」
「楽しかったよ!!ここまで夢中になったのは久しぶりだ!」
穂乃果「よーっし!まだまだ元気いっぱいだね!それじゃこのまま次の曲に行ってみようーっ!」
\ おおーーーっ!! / \ やったあああああーーーっ!! / \ Yeah!! /
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