【悪魔のリドル】兎角「一線を越える、ということ」
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 22:02:34.51 ID:u1xI7N2CO
初めての日から二ヶ月ほど経った頃、兎角と千足の二人は互いの異変に気付いていた。
ほとんど毎日のように処理をしているにも関わらず、高まる性欲が一向に静まってくれないということに。
皮肉な話であるが行為を重ねることで二人の未成熟だった性感が開発され一回十分程度の処理では、もしくは晴や柩との穏やかなセックスでは満足できない体になってしまったのだ。
二人は自分の体の変化に戸惑った。その処理についても頭を悩ませた。そしてたぎった頭はその解決方法として最も安直なものを選ばせた。
それは単純にシャワー室以外でも体を重ねるというものであった。
その日は多少の物音ならかき消してくれそうな雨の日で、場所は寮の空き部屋、10号室であった。
二人は薄暗い部屋で、シャワー室でもないのに服を脱ぎ捨て、たっぷり一時間ほど互いを刺激しあった。
恐らく二人にとって今までで一番大きな快楽であった。
そして二人がその快楽に溺れるのに時間はかからなかった。
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