【悪魔のリドル】兎角「一線を越える、ということ」
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36:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:40:53.05 ID:u1xI7N2CO
「っつ……ぅっ!?……晴っ!」

 思わず兎角は小声ながらも叫んだ。二度も極大の絶頂の直前で待ったを食らったのだ。もはや兎角の体は限界に達していた。膝は震え歯もガチガチとならしている。

「頼む……晴……」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:42:16.77 ID:u1xI7N2CO
 呆然とする兎角の横で晴がおもむろに立ち上がった。

「映画面白かったですねー。次どこにいきましょうか?」

 しかし今の兎角にそれに返事をする余裕はなかった。
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:44:44.71 ID:u1xI7N2CO
 タクシー内での席順は晴が助手席に座り、後部座席では右から順に千足、柩、兎角と座っていた。
 車内では晴は時折ローターのスイッチを入れていた。無論兎角の下着に入れてあるそれである。ただしその刺激は強ではない。弱い振動が小刻みに繰り返されていた。

 その刺激を感じながら兎角はある可能性を思い付いた。それはこれから学園の寮に帰り、そこで今度こそ本番が始まるのではないかという期待であった。
 思えば映画館は確かに興奮はしたが最後までするには適してはいなかった。無関係な人もいたし後始末もしにくい。帰ることも考えればあそこで出きるのは精々前戯までであろう。
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:46:36.27 ID:u1xI7N2CO
 しかし兎角のこんな予想ですら当たることはなかった。
 前を歩く晴が兎角達の部屋、1号室の前を通り過ぎたからだ。
 兎角は驚き晴を見るが、晴はそれが当然という風に歩き続けている。
 これには千足も驚いたのか目を見開き兎角らを見るが、今度はその千足も驚くこととなる。なぜなら柩もまた自分達の4号室の前を通り過ぎたからだ。
 にわかに兎角と千足は不安になる。いったいこれから何が起こるというのか。さっきまでとは違う理由で心臓がばくばくと鳴っていた。
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:49:23.77 ID:u1xI7N2CO
「は、る……」

 ぎこちなく首を動かし晴を見る兎角。しかし晴は、そして柩は相変わらず笑顔のままである。

「どうしたんですか、兎角さん。さあ、入ってください」
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:50:28.69 ID:u1xI7N2CO
 10号室は空き部屋ながら家電類を除く基本的な家具は他の部屋と同等のものが入れられていた。つまりは学習机やテーブル、ソファーやベッドなどである。
 そんな中で兎角達四人はリビングとベッドルームの間の空間に立っていた。晴と柩がリビング側、兎角と千足がベッドルーム側である。

 両者の表情は対称的であった。晴と柩はまさにクライマックス直前と言わんばかりの楽しげな笑顔を浮かべているのに対し、兎角と千足はまるで死刑宣告直前の罪人のような不安げな表情で二人を見ていた。
 二人の困惑が最高潮にある中、おもむろに晴が手を叩いた。
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:53:17.27 ID:u1xI7N2CO
 五分後、兎角と千足の全裸で晴と柩の前に立たされていた。
 まとっているものは一つもない。ピンと立ったピンク色の乳首も愛液で濡れそぼった陰毛も完全に衆目にさらされている。
 当然晴と柩は服を着ている。その差がまるで主人と奴隷の関係性をイメージさせた。

 二人は手で体を隠すことを禁止させられたため体育の休めのようなポーズで立たされていた。
以下略 AAS



43:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:55:37.46 ID:u1xI7N2CO
 兎角もまた晴に突っかかる。

「いったい、どういうことだ!?」

「どうもなにも、生田目さんのおっぱいを揉むんですよ。大きいから揉みごたえがあると思いますよ」
以下略 AAS



44:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:56:37.89 ID:u1xI7N2CO
「ふふっ、それじゃあ二人とも、気持ちよくなってくださいね」

 そう言って晴は元いたソファーの所に帰っていく。
 晴が離れた以上兎角はその手を千足の胸から離すことができた。しかし晴の、そして柩の言葉は今の兎角達にとっては呪文であった。

以下略 AAS



45:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:58:11.56 ID:u1xI7N2CO
 晴たちの要求はエスカレートしていった。

「それじゃあ千足さん、そろそろ下を責めてあげましょうか」

「兎角さんは立ったままで足を開いてね」
以下略 AAS



46:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:59:15.61 ID:u1xI7N2CO
 やがて淫猥な宴はクライマックスに達する。

「それじゃあ二人とも、貝合わせをするような格好になってください。あ、でもまだくっつけちゃだめですよ。十センチくらい離していてください」

 兎角と千足はフラフラの体で指示に従う。抵抗するという考えすらないようだった。
以下略 AAS



47:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 00:00:09.94 ID:xiHy4lmiO
 柩はまず千足にバイブを入れようとした。

「大丈夫ですよ、千足さん。すぐに気持ちよくなりますから」

 そう言いながら柩はやはり脇から取り出したローションをバイブの両端に塗っていく。塗り終わると二度ほどスイッチを入れて動くことを確認してから千足の股間に近づいた。
以下略 AAS



48:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 00:02:26.22 ID:xiHy4lmiO
「次は兎角さんだね」

 すぐ後ろから聞こえた声に兎角はピクリと反応をする。しかしすぐに大きく深呼吸をして落ち着きを取り戻す。

「ああ、そうだな……」
以下略 AAS



49:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 00:04:27.34 ID:xiHy4lmiO
「あっ、があああああっ……!」

「っ、く、あ、あああああああっ……!」

 次の瞬間兎角と千足の体に感じたこともないほどの刺激が流れた。
以下略 AAS



50:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 00:05:46.66 ID:xiHy4lmiO
「は……る……?」

 晴はその表情のまま兎角に尋ねた。

「兎角さん、気持ちいい?」
以下略 AAS



51:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 00:09:28.71 ID:xiHy4lmiO
「はるっ……!」

「兎角さんっ……!」

 おもむろに晴が上に着ていたものを脱ぎ、そのまま背後から兎角に強く抱きつく。
以下略 AAS



52:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 00:10:53.05 ID:xiHy4lmiO
「兎角さん!イっていいからね!思いっきりイっていいからね!」

「あっ、あっ……んくぁああっ!」

 晴は全力で最後の愛撫を始めた。
以下略 AAS



53:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 00:13:00.32 ID:xiHy4lmiO
 金星寮C棟10号室。
 この部屋は本来空き部屋であるのだが、今日はひどく人の気配がした。
 部屋の空気はほのかに火照り、汗と愛液とわずかなアンモニアの臭いがした。ベッドのシーツは乱れ、その脇には衣服が投げ出されている。
 ベッドは二台ありそれぞれ二人ずつが使っている。一方では幸せそうに添い寝をしており、もう一方では片方が相手を膝枕をしている。

以下略 AAS



54:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 00:16:25.67 ID:xiHy4lmiO
くぅ疲
拙作失礼しました

HTML依頼してきます


55:名無しNIPPER[sage]
2017/08/22(火) 23:03:12.05 ID:/bgagX1vo
おつ


56:名無しNIPPER[sage]
2017/08/23(水) 08:50:04.33 ID:ymxfTDTeO
乙乙


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