1: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:25:18.21 ID:tLqPKhNzo
モバマスのポジティブパッションのSSです。
えっちなやつです。
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2: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:25:58.79 ID:tLqPKhNzo
蝉の唄が古い家屋に響き渡る。
縁側の向こうのひまわりは、なんだかゆらめいて見える。
涼を伝えるはずの風鈴は、力なく揺れているだけだ。
3: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:26:41.91 ID:tLqPKhNzo
◇
ポジティブパッションと行く地方ロケ。
ノスタルジックな夏の風景を探しに、遠路はるばるこんな田舎まで。
4: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:27:14.34 ID:tLqPKhNzo
初日にロケをつつがなく終わらせて、貸宿にやってきたときはもう夜になっていた。
貸宿になっていた古民家は、古すぎず、新しすぎずといった感じの普通の田舎の一軒家だ。
ガスも電気も水道も当たり前だけどあるし、冷蔵庫や電子レンジなんかもちゃんとある。
5: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:27:57.43 ID:tLqPKhNzo
次の日。
太陽がやっとこさ顔を出し始めたころ。
「なんだか……暑くないですか?」と藍子が言った。
6: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:28:35.36 ID:tLqPKhNzo
◇
「暑い、暑いよ……。流石の未央ちゃんも干からびちゃう……」
7: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:29:22.38 ID:tLqPKhNzo
3人は寝転ぶのをやめて、扇風機のわずかな恩恵に預かることにしたようだ。
少し離れたところで寝転んでいる自分の視界の端に、3人のTシャツが映るようになった。
「しかし、なんにもやることないね?」
8: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:30:06.59 ID:tLqPKhNzo
「3人とも……下着透けてるぞー」
「今更ですよ」
9: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:30:33.12 ID:tLqPKhNzo
「いいですねっ、着替えても着替えてもキリがないですから」
俺の答えを待たずに、藍子が名案とばかりに同意する。
10: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:31:13.46 ID:tLqPKhNzo
「ちょっと涼しくなったね! 扇風機の風がダイレクトに来るよ♪」
「あっ、未央ちゃん。扇風機を独り占めしちゃ、めっです」
11: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:31:42.94 ID:tLqPKhNzo
「わ、私、冷たい麦茶入れてきますっ!!」
雰囲気に耐えられなくなった茜が先に逃げ出した。
自分だけ服を着ない辺りは、友達想いというか、乗せられやすいというか。
12: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:32:27.87 ID:tLqPKhNzo
ひそひそと小声が響いて、しばらくした後。
「「プロデューサー」」
13: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:33:13.46 ID:tLqPKhNzo
――――――
―――
2人に敷いたままの布団の方へぐいっと引っ張られると、そのまま押し倒される。
14: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:34:14.83 ID:tLqPKhNzo
「あーちゃんはキス好きだよね〜」
そんなことを言いながら、未央は脚の間にさっと入ると、ハーフパンツの膨らみを撫でた。
しびれるような刺激が、キスでとろけそうになっていた身体を叩き起こす。
15: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:35:44.82 ID:tLqPKhNzo
ぬちゃ、ぬちゃという水音が、あちこちから聞こえる。
3人の呼吸が荒くなって、興奮した息遣いが重なる。
唇を藍子に、肉棒を未央に、攻め立てられて。
16: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:36:42.65 ID:tLqPKhNzo
キスを止めた藍子が、立ち上がって茜の手をひこうとする。
茜は下着をぱさりと落としてから、差し出された手を、うつむきながらも取った。
それを見て、扇情的な笑みを見せる、未央と藍子。
17: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:37:30.26 ID:tLqPKhNzo
「ふふっ、んっ……こっちも、忘れないで、くださいね」
キスだけじゃ物足りなくなった藍子は、首筋に滴る汗を舐め取ろうとしている。
真っ赤な舌先に熱を持ったぬめりが、首や耳を舞い踊って、
18: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:38:19.17 ID:tLqPKhNzo
「「「じゃん、けん、ぽんっ」」」
淫靡な空気など読まないように、呑気な声が蒸し暑い部屋の中に響いた。
19: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:38:55.48 ID:tLqPKhNzo
すでに陰唇からはどろりとした透明な液体が垂れている。
でも、未央にもちゃんと”お返し”してやらなくちゃならないよな。
暑さで煮えたぎった頭がそう告げている。
20: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:39:32.57 ID:tLqPKhNzo
貫いたモノを、カリ首をひっかけるように引き抜き、ゆっくりと深くまで犯す。
時間をかけることでじゅぷじゅぷと掻き混ぜられる卑猥な音が響き渡る。
未央の方も少しだけ腰を揺らして、より深くまで触れさせようとしてくる。
21: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:40:09.79 ID:tLqPKhNzo
自分の手でモノで乱れていく未央を見て、頭がさらに快楽で蕩けていく。
もっと、もっとおかしくなってしまえと早鐘を打つ心が叫ぶ。
「っ、姿勢、変える、からな……」
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