エイラ「おいペリーヌ、やらせてくれよ」
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8:名無しNIPPER[sage]
2018/01/07(日) 22:25:51.68 ID:ek+NQUpVO
「…きて、起きて!エイラさん!!」
「んっ!!」
甲高い怒声に反応して上体が跳ね起きた。なんだペリーヌか。やってそのまま寝たんだったな。
「もう帰る時間か?」
「ええ。でも、こんな状態で帰らせるつもり?」
「あー…」
ボロきれになった寝巻きを纏った姿は、原始人かルンペンみたいだ。責任の一端は感じる。
「ちょっと待ってろよ。なんか着るもの探すから」
私は収納を開けて、私服の棚を漁った。
おお、いいのがあるじゃないか。私が昔着てたパーカーだ。疾走するスピッツのイラストが描かれた、趣味のいいやつだ。
「これでいいか?」
後ろでのぞいているペリーヌに広げてみせた。
「何ですの…これ?犬?」
「かっこいいだろ。国でちょっと前に流行ったんだよ」
「まあ…着られればなんでもいいですけれど。一応、ありがとうございます。」



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