【創作】「彼女はとても手が早い」
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10:名無しNIPPER
2018/03/25(日) 16:40:01.26 ID:2/v3E0jz0
保健室のベッドを二時間ほど借り、ぼくは湊の言葉を思い返した。

『もう大丈夫だと思うんだ』

……本当に、大丈夫なのだろうか。
その事件の全容も明かされていないのに、終わったことにしてしまっていいのだろうか。
……。
ぼくは考え事は苦手だ。
だいたいぼくの考えることは裏目に出ることがほとんどだ。
苦手で不向きなことはしないに限る。

ぼくは時間をめいいっぱい借り、
過去の事件のことでぐちゃぐちゃになった脳みそを落ち着かせるため、睡眠を取ることにした。
そうだ、過去の事件などもうぼくには関係ない。
関係のない話なんだ……。


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