12:名無しNIPPER[saga]
2018/06/02(土) 21:09:16.95 ID:Z3hdye8X0
ルビィ「親鳥製薬の研究員さんたちはどうして危険な薬の製造をやめないの?」
真姫「騙されてるのよ。みんな」
真姫「ゾンビウイルスは元々医療薬の開発をするうえでの副産物だった」
真姫「研究員たちはみな自分の作った薬でゾンビが発生した事実を知らない」
真姫「全てを知るのは上級幹部であった一部の人間だけ。私もそのうちの一人だった」
真姫「今やゾンビの治療薬開発とでも謳って、研究員や警備員を騙し続けているんじゃないかしら」
真姫「そこを突く」
ことり「親鳥製薬は実験データを機密文書扱いにして保管している」
ことり「その文書が公になれば、内側だけでなく世界中から親鳥製薬はバッシングを受けるはずだよ」
ことり「親鳥製薬が機能しなくなればゾンビはもう増えない。あとは治療薬さえ開発できれば平和が戻ってくる」
善子「文書を盗み出してやれば敵はもうお手上げになるのね!」
真姫「そう。だけどそう簡単にいくものじゃないわ」
真姫「私やことりは顔が割れてる。親鳥製薬に近づこうものなら一瞬で殺されかねないわ」
ことり「そこで、みんなの出番だよ」
ことり「ヤマト隊であることを隠し、親鳥製薬に匿われるんだ」
ことり「施設の構造は私たちが熟知している。私たちの作戦が有利に進むよう内部で作戦を実行してもらいたい」
真姫「奴らは表向きは人類の希望。人命救助活動には積極的に参加している」
真姫「まぁその実は人体実験のサンプルとしてでも使われてしまうんでしょうけどね」
真姫「奴らの信頼を得て作戦が有利に進むと確定した際、こちらから兵士を送り込む」
真姫「うまくいけば奴らに気付かれることなく文書を盗み出すことができる。それさえ成功すれば・・・」
ことまき「平和が戻ってくる!」
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