【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2018/07/25(水) 00:22:51.18 ID:Y03hca3Lo
園子「私もふーみん先輩と同意見なんよ」
道をふさがれており、わき道を通って逃げるという手も使えないため、車が止まる
その揺れをものともせずに呟いた園子は、
フロントガラスを通して安芸先生らしき大赦の人を見つめた
園子「天さんの体の状態は病院から伝わってるし、多分、大赦の人間として久遠家の力のこともある程度知ってるはずだから」
だから、神樹様の力の一部である種
それを求めてくるだろうということは考えられたのだろうと園子は思う
樹「それなのに、安芸先生だけしかいないのはなんでなんだろう? 普通ならもっと大勢で来るんじゃないかな」
東郷「安芸先生も見逃すこと前提で話すために来た。大勢いても無駄だと分かっている。実は大赦職員の関係は冷え切っている……とか」
風「真面目な顔で冗談言うな」
夏凜「って言っても、大勢だろうが一人だろうが止めても無駄なのは事実よね」
そう言った夏凜も園子と同じように安芸を見定める
仮面のせいで、表情も考えも何も読めそうにはない
風「じゃぁなに、通りたければ私を殺していきなさいとか?」
東郷「世界を犠牲にする可能性もあることをするから、安芸先生自身が身をもって確かめようということですか」
園子「そのつもりなら、きっと先生は仮面を外してくると思うんよ」
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