55:名無しNIPPER[saga]
2019/01/16(水) 02:35:11.57 ID:AQjaemd70
P「さあ、行きましょう。みんなきっと誕生日パーティーが待ちきれなくてうずうずしてるだろうから」
育「それじゃあ……はい、Pさん」スッ
P「なぁに? 手を繋ぐの?」
育「まつりさんが言ってたよ。お姫様にはエスコートしてくれるナイト様がいるんだって」
P「エスコートって――わかった。お迎えに上がりました姫様。白馬ではありませんが、よろしいでしょうか」
育「平気だよ。だってお姫様は強いんだよ。自分でお馬さんに乗って、だれかを乗せちゃうんだから」
P「アハハ、そうだね」
迎えに来て欲しかったのは、私の方だった。かわいいドレスを纏いながら、白馬を駆って夢の大地を突き進む――そんなお姫様に。
こんな私だけれど、もしお姫様に何か困りごとがあっても今ならきっとちゃんと手を差し伸べられる。
だからこれからも、この手を繋いでいよう。
P「育、これからもよろしくね」
育「うん!」
おわり
59Res/65.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20