【ミリマスR-18】馬場このみさんと映画を見ていたら盛り上がっちゃった話
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8:ベッドシーン 6/12[sage saga]
2020/11/21(土) 00:15:04.15 ID:XGQrdtYN0
 口を突いて出てきたのは、宣告ではなく、願望だった。いや、哀願かもしれない。俺からその言葉を引き出したこのみさんの表情に、勝ち誇った笑みが浮かんだ。

「……どうぞ」
「じゃ、じゃあ……っっ」

 許可を貰うや否や、足の指が突っ張り始めた。腰を突き上げることだけは、と必死で尻を沈める。それでも、どくんと精液が放たれる瞬間、下半身が震えるのを止めることはかなわなかった。飛び出ているのか、吸い出されているのか、分からない。天井を仰いでいた視線を落とすと、このみさんは頭を深く沈めたまま、俺の肉欲を受け止めている。顔を俯かせているから見えないが、時折、じゅる……ずるっ……と、唇から零さないように啜る音が漏れ聞こえてくる。クリーム状の精液を吐き出している間も、執拗な愛撫は止まらなかった。

 絶頂が止み、尿道に残った中身もすっかり頂かれた頃、消化管へ繋がるねっとりとした空間から解放された。唾液でぬらぬらと光る、熱を放ち切った陰茎はまだびくびく震えていて、部屋の空気がひんやりと染み渡る。白い喉が蠕動して、口の中に吐き捨てられたものを二度三度と飲み下すのが耳に届いた。と、顔をしかめて、手近にあったグラスのワインをこのみさんが口に含んだ。

「……喉に絡んじゃったわ」

 俺の体内にあったものは、もう自分の体の一部にしてしまった。そう主張したいのか、一滴の搾り粕も残っていないことを、口を開いてベロを大きく出し、見せつけてくる。

「随分濃いのが、たくさん出たわね。溜まってたの?」

 ええ、まぁ、と落ち着きを装って俺は答えた。さっきまで熱に浮かされていた自分はどこかに隠れ、絶頂を迎えた後特有の奇妙な冷静さが代わりに腰を据えていた。とはいえ、絶頂を求めるオスが少しばかり休憩をとっているに過ぎない。今度は、恋人を愛でたい欲求がその空白を埋めようとしていた。

「交代かしら?」
「このみさん、ここ、座って下さい」

 広げた脚の間に招いてみると、このみさんは素直にちょこんと腰かけてくれた。抱え込んで後ろに軽く引っ張ると、椅子に座るように体重を預けてきた。キャミソールの胸元から、ささやかに形成された膨らみが見えている。敢えて無防備な姿を晒してくれているとは知っていても、相手に見えない所からどこにだって手を出し放題だ。

「……ん、息がかかる……」
「この香水、いい匂いですよね」

 首筋に鼻を埋めて、肺の中を愛する女性の匂いで満たす。変態じみているが、香水をしている時でもそうでない時でも、いつだってこのみさんは俺の好きな匂いがする。そのまま舌を這わせてゾクゾクさせてやりたかったが、そうするとこの芳しさが失われてしまう。肉付きの薄い首から肩口は指先に任せ、顔にかかってくる後れ毛をこそばゆく思いながら、耳たぶを軽く歯で挟んだ。

 背が低いだけでなく、このみさんは華奢だ。腕なんか、強く握ったら痣が残ってしまいそうだ。壊れ物を扱うように丁重にもてなしつつ、キャミソールの内側へ下から手を差し入れる。ホックを外し、あしらわれたレースのザラザラするブラをずらし、本人も渋々認めるサイズの膨らみを手中に収める。


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