20: ◆3oqrAy1Ql2[saga]
2021/05/16(日) 15:36:51.46 ID:RI3t3tQ+0
澄んだ川が流れるあるニカールの田舎で一人の赤ん坊が生まれた。
幼い頃から学問と芸術に神のような才を持ち心優しく美しい彼は
誰もが可愛がりすくすく育つのだった。
ジャナ(父)「もう君に教えることはない。君のその知恵と文才は神でさえも称えるだろう。」
テイシロ「父上、それは過言です。僕にはまだ知らないものが山ほどあります。」
マヤ(母)「自分を貶さなくていい、テイシロ。本当によく育ってくれた。」
テイシロ「母上、ありがとうございます。」
ジャナ「もう16歳となり成人となったな。今夜は盛大なる成人式をあげよう。」
テイシロ「はい、ちょうど盛り上がる曲を作っておきました。」
夜となり町の人々が集まり備蓄した肉や酒を使い大きな成人式が始まった。
テイシロ「♪〜♫〜」
彼の笛から流れる洗練な音に皆心を奪わてこのひと時を楽しんだ。
成人式は終わりテイシロは町から少し離れた川沿いに行き
笛を吹きながら考え事をした。
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