過去ログ - イタリア百合提督「着任しました」
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6: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2016/12/28(水) 00:39:20.54 ID:5P2roQ+o0
数週間前、ローマ…

初老の提督「わかっているとは思うが、私もこうしたくはないのだよ」

提督「わかっています」

腕を組んでいる大将は提督の上官で、優しくしてくれるお爺ちゃん提督である

老提督「私は君が女性どうしで仲良くしてもいっこうにかまわん。しかし…」

提督「イタリアはカトリックの国です、ゆるくなってきたとはいえ問題になるのですね」

老提督「うむ…きみの交友関係はちと…なんというか、華やかだったからな。海軍憲兵隊から束になって書類が届いているぞ。えーと、‘風紀びん乱、国家に対する不穏な言動、わいせつで破廉恥な…」

提督「それではどこかの飛行艇乗りの映画ですよ」

老提督「あー、とにかくだ。公式に罰することはしない。そのかわり、昇進してここに行ってもらいたい。ローマにいてはきみ自身が辛いだろう」

一枚の立派な賞状のような紙に書かれているのは、「配属先として、タラント第六鎮守府を任せるものとする」

提督「タラント第六鎮守府?どこでしょうか」

老提督「タラントの衛星基地だよ。すまんな、できるだけがんばってみたのだが、ここしか選べなかった」

提督「いえ、お気遣いありがとうございます。スイス大使館付海軍武官とかでなくて」

老提督「そう言ってくれて助かるよ。まあ、なぐさめになるかはわからんが、例の‘艦娘’たちは、とてもかわいらしい女の子だそうだよ。仲良くしてやってくれたまえ」

提督「(可愛らしい女の子…)はい!」




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