過去ログ - 【君だけを愛し続けてゆく事】 能力者スレ 【選んだから】
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15:名無しのパー速民[sage saga]
2011/09/17(土) 22:55:36.55 ID:7s+m9Rhgo
>>14続き
//申し訳ない、続くのです

>>1000
”チェルシー、話は聞いた。…ありがとう”

【流し目でサイドポニーの彼女を伺うと、少年は済ました笑みを零した後、小さく頭を下げた】
【明言しないのは、事項が口外できない事や、そもそも本格的な活動をしていない負い目だろうけれど】

【同時に、うっすらとした信頼が混入していた。言わなくてもわかるという、酷く勝手な信頼が】
【一度で五つは意図が混ざる、悪い癖だ】
【声だけの彼女も、苦笑しながら訂正も何もしなかった。沈黙という名の、】


>>8>>9
――――――あ、!!!

”やあ、君こそ元気そうで何よりだよ。また入院がどうとかって聞いたけど、相変わらずだね”
”……いろいろ積もる話がある。『今度、全武装を解除して、屋上に来い』”

【そんな激しい頭痛を忘れるほど、猫の顔は喜色に満ちた】
【災いしたか、額の血管がぶつり、鼻からたらりまっかな血がこぼれたけれど】
【本人、まったく気にした様子無し。魔王たる少女に肉薄瞬間を想う。切り札を切る瞬間を】
【まだだ、まだ早いと、少年の背に隠れながら】

【名乗らずとも解したか、少年はクスクスと含み笑いを零す】
【――――――が、再開を祝すにはいろいろとおかしい感情が念にこめられ、笑顔もどこか怒気?を帯びた】
【しかし、戦線を維持するに当たりまったく油断はない】

「マスター、来ます」
”下がれローズ、君は意地でもあの子の元へ行かせる”

【左翼の六枚が一度飛散し、少年が差し出した手の先に集う】
【一点を基準として六方に拡散する『線』。結界かトンネルの如き姿】
【直撃に対して完全に同期した生成タイミング。壁面の意をなして防御するが、】

っっっ!!??

「マスター、経路エラー。フィードバックの一部とスペル負荷がローズに!」
”……ちっ、つまり防いでもダメージは全部ローズもち、おまけにコストダメージもか”
”負荷範囲計算。……呪文(スペル)耐久値を大急ぎで算出しろ”
「御意」

【その一部を、ローズは実感する羽目になる。真の孤独を、実時間にして一瞬、体感にして永遠】
【軽減されているとはいえ、辛いものがある。おまけに血流も瞬間増大して、眼から血涙まで】
【それに歯噛みして防御しながらも、少年は次の手を打つべく思考をとめない】
【ローズもきっと、すぐに帰って来る。なにせ―――――――】


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