過去ログ - 【五月病】ここだけ世界の境界線★19【パンデミック】
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19:おんも[saga]
2017/05/15(月) 00:25:09.97 ID:RwXXvr4h0
>>16-18
『あふぅ』
『はふぅ』

ベティに鼻をパチンとやられ呻くふたり
そんな光景にアラズは頭を抱え、しかし苦笑


「ヌぅぅゥゥッッんっっ……!!」

一方オンモ、腰だめにした両腕、否肩から先のすべての筋肉に全霊の指示
異能力が迸り、それはボーダーブレイカーを伝い赤い稲光となって彼の表面に停滞

「……ハァッッッ!!」

激烈な怒号と共に突き出す両手
同時にボーダーブレイカーの装甲が解放、蓄積された彼の異能力放電が暴食のナノマシンとトレンチガンの一部を『防ぐ』!
それでも矢張り、極めて近距離よりの発砲弾や防ぎ漏らした暴食のナノマシンにより手傷多数!
そして来たる零の凪!
如何に多量の質量、無数の暴力的な捕食を防げれど音叉めく澄金音は防げない!

「……ンっ? ……チッ……!」

ボーダーブレイカーが明らかな不信さを帯びた先程とは異なる放電を開始!
オンモは舌打ちそれをパージ、もうもうとした白煙が周囲に及ぶ
戦構えに胸を開く彼の姿、そして越境者達の影までも朧げに包み込む白煙!

→室内に白煙充満、視界以外に撹乱効果を持たぬただの煙だ!

先程のオンモの叩きつけの衝撃により一部の壁が崩れ落ち、射し込む陽光!
ほぼゼロの視界の中、オンモは周囲に瓦礫の散弾を連射連射、連射!
そんな彼の影のみが朧に揺らぐ!
否、これは陽光と煙と対象物の三点の条件が揃い発動した現象結果!
本来物質がある地点ではない部分に影のみが揺らぐ、ブロッケンの幽霊現象!
影の姿にのみ彼の存在を信じれば、背後より瓦礫に襲われる結果となろう!


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