このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

男「あれ?お前…」猫「…」 三匹目 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 19:24:21.69 ID:E8L1Y3Q0
一匹目
男「あれ?お前…」猫「…」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1282203817/

二匹目
男「あれ?お前…」猫「…」 二匹目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1282568213/

まったり、ゆったり。

猫と男の、少し不思議な日常。
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 19:34:46.05 ID:s552u.so
>>1
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/20(月) 20:55:15.88 ID:LLQxpsSO
よし一発目は風邪引きが頂くぜ!

前スレ>>979の続き
「「「「グビッ、グビッ、グビッ…プハァ!」」」」

男「いや〜何か大きなものが一つ終わった気分だね!」

友「当たり前さ、だって遂に三匹目じゃないkッ」

僕「…三匹目?黒くんは一匹だよ?」

女「……」ドドドドドド

友「……」シュー…

男「ああ友よry」ケイレイ!
僕「ねえ、三匹目って何?」

男「さ、さあ……神のみぞ知るって所かな」

僕「あ〜……そうやって隠し事するんだ……」

男「いや、なんて言うか……大人の事情?」

僕「僕は子供だって言うのかい!?うう……」グスッ

男「あ、ああ、ぼ、僕……そんなつもりじゃ…あ、相棒助けてくれ…!」

猫「…」クルッ、スタスタ

男「あ、相棒〜…」

女「よしよし僕ちゃん」ナデナデ

僕「…ク、ヒック……男のバカっ!」

・・
・・・
・・・・
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/20(月) 20:56:11.70 ID:LLQxpsSO
同時刻・某所
腐「!」ピクッ

元1「どうした?」

腐「今愛しの僕ちゃんが泣いてる気が…!行かなければ……!」

元1「おいおい年末に泣いてるわけないだろ?」

元1(行かせてたまるか……!せっかく一緒に年を越せるチャンスなのに……。このまま初詣に誘うつもりなのに……)

元1「な、なあ腐。良かったら「犯すぞコラ!」」

優「まあまあ今は皆いるから」

元2「ああ?2人きりならいいってか?」

優「僕は逃げないよ?」

腐「お?ガチホモか?ガチホモなのか?いいぞーヤッちまえ!」

元1(このガチホモどもがーーーーーー!!!泣)

腐「お?どうした元1?泣きそうじゃないか?」

腐「ま、まさかお前もそっちの気があって優を狙ってたとか……?」

元1「ば、ちげーよ!お、俺はお前が『さあ、新年まであと1分となりました』」

腐、優、元2「「「カウントダウンキター!!!(AA略」」」

元1(チクショー!!!泣)

・・
・・・
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/20(月) 20:59:36.21 ID:LLQxpsSO
男邸
男「あ、ほ、ほらあと1分だって!」

僕「…」グスッ

友「いやーまさか年末に修羅場が見れるとは」

女「誰のせい?」ゴゴゴゴゴ

友「オー……アイムソーリー……」

男「おい、僕」

僕「…?」グスッ

男「……」チュッ

僕「!!」
「「おおー」」

男「こ、これで許して///」

僕「///うん///」
「「ヒュー、熱いね〜!」」

男「ほ、ほらカウントダウンだぞ」


同時刻・某所
腐、元1、元2、優「「「「10、9、8、7、6」」」」

男邸
友、女「「5、4」」

男、僕「「3、2、1」」

「「「「「「「「ハッピーニューイヤー!!!」」」」」」」」

僕「男」
ウヒョー!オメデトウ!ハニー

男「ん?」
チョ、トモ!?

僕「今年もよろしく」

男「……ああ」

チュッ

猫「…」ゴロゴロ
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/20(月) 21:00:30.70 ID:LLQxpsSO
っと
空気読まずに書いちゃいました

ちょっと後悔してる
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 21:08:10.37 ID:s552u.so
一発目おつー
僕の泣き顔想像してちょっとニヤッとしてしまったよw

俺も前スレに最後の一本を投下できて満足だぜww
取り合えず新スレ一本目書くとしよう
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/20(月) 21:10:52.53 ID:LLQxpsSO
最後の最後で重たいの来たなww

HTML依頼はどうする?
とりあえず1の裁量に任せるか?
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 21:10:53.12 ID:YVd0haoo
ァァァァァァアァァァァァァア
腐は貰ったァァァァァァア元1ざまァァァァァァアうちの娘はやらん
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 21:12:15.90 ID:HhcbwEAO
おっおっ

今年もよろしくお願いします
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 21:13:30.11 ID:s552u.so
>>8
ははっww
一発目は明るくするつもりだぜww

>>9
こんばんわお義父さん
ごきげんいかがですか?
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/20(月) 21:22:17.36 ID:LLQxpsSO
ははっ
長引く風邪は嫌だね
ただでさえ久々に頭使ったから頭が痛いよ


生姜湯でも飲むか

どうでもいいけどID:E8L1Y3Q0の

まったり、ゆったり。

猫と男の、少し不思議な日常。

がセンスいい
グッと来た
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/20(月) 21:37:48.47 ID:1BEaBUE0
>>9 腐は俺の娘だ、渡さんぞ!みんな俺の大事な子供達なんだ!
と、元1風情がほざいてみる
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 21:54:26.15 ID:YVd0haoo
>>13
うるせーばーかばーか

次スレ行ったな…行くとは思わんかった
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 21:59:46.32 ID:s552u.so
>>14
良いじゃないか
続くうちは続けようよ
ここは居心地いいしねw

さて、酔っ払いの人新スレ一発目投下すんよー
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:03:02.39 ID:s552u.so
「ふぅ・・・粗方整理できたかな?暖房だけでも先に用意しておいて良かったよね、黒ちゃん?」
「・・・」くぁ

どうやら同意してくれているみたいだ
年明け早々の引越しになったおかげで、雪や寒さの心配をしていたのだけど
幸い普段より暖かく、暖房が入っているとは言え軽く汗ばんでくる

「こんな汗まみれな状態で男に会いたくないなぁ」
「むしろ男さんが興奮して襲ってくるかもよ?そしたら・・・・ウフフフフフ」
「もう・・・おかしなこと言って無いで手伝っt・・・って言う必要なかったね」

おかしな妄想をしながらでも能率は変わら無いから不思議でしょうがない
むしろ、妄想をしている方が能率が良い気がするし

「汗まみれの僕の透けた下着をみて興奮する男さん!そして、何時もと違う男さんに怯え涙目な僕!やがて男さんの結界が決壊し、そして・・・あ痛ぁ!」
「いい加減にその口閉じ無いともう一発いくぞ?」
「あ、男おかえりー忘れ物は有ったの?」
「お、おう!大丈夫だぞ!問題なく発見できたし多少埃まみれだったが天井裏にあった事を考えると状態も悪くなかったしな!いや、そんな事は関係無いが、問題なく見つけたから安心してよ」
「男さん、動揺しすぎだよ」ニヤリ

確かにちょっと怪しいよねぇ
もしかして何か見られたく無い物かなぁ
昔のアルバムとか成績表とか

「そそそ、そんな事は無いぞ!何を言っているんだ腐は!」
「も・し・か・し・て」
「もしかして?」
「エロ本とかエッチなグラビアとか裸のおねいさんの写真集とかかなぁ?」ニヤニヤ
「エッエロ本!」
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:03:45.16 ID:s552u.so
自分でも動揺して声が裏返るのが分かる
まさか男がそんな物持って居るとは思え無いけど、でも万が一って可能性がある訳で
いや、持っていても不思議じゃないんだけど、何か嫌って言うか、気にはなら無いし、何でもないんだけど
いやでもだからって知りたくない訳じゃなくて、

「そんな訳あるかぁ!」ポコん
「痛ぁ!何ではたくのよー案外ノートって痛いんだよぅ!」
「僕におかしな事を言ったからだ、現に僕が固まっているじゃないか」
「真っ赤になって固まる僕可愛いなぁ・・・」ハッ!
「腐よ、言い残す事は有るか?」
「ちなみに罪状は・・?」
「僕をからかった事と、可愛い僕を見た事だ。俺の可愛い僕を見ていいのは俺だけと決めているのでな。」

可愛い男の物の僕だって!?
そりゃ確かに男の物ではある事は間違い無いんだけど、可愛い!?
僕が可愛いだって!?
嬉しいような何だか良くわからないって言うか転がりたい気分だよ!
って言うか何でこうなったんだっけ?
男の忘れ物のエッエロ本を僕が実践して可愛くて腐がはたかれてて、僕が可愛くて男の物で、エロ本が腐で
だからって可愛いって言ってもらえて
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:04:19.86 ID:s552u.so
「男さん?僕がこれ以上ない位に茹で上がってますが?」
「確かに可愛いがそろそろ止めなくちゃ駄目だろうよ、でも惜しいよなぁ」
「男さん、写真一枚500円、動画なら2500円」
「GJ、取り合えず写真はリストと動画をもらおうか」
「まいど〜。あとでメール送っておくねー」
「把握した。僕よ戻ってこーい」ぺしぺし

頬の感覚で我に帰る

「いくら男と言えどそんな事駄目だよ!まだ僕たちには早いよ」
「大丈夫かい?俺は何もしてないぞー」
「なっ!なななな!なんでもないよっ!」
「・・・・」(僕かわいいなぁ・・・)
「腐よ、今すぐその邪な目を黒に引っ掻いてもらってきなさい」
「・・・」じぃー
「ハイ、スイマセンデシタ」
「わかれば宜しい。さ、引越しを終わらせてしまおうじゃないか」
「そ、そうだねっ!取り合えず僕はそこの食器をお願いね。男は本を」
「あいよ」
「りょーかい」

僕は半ば照れ隠しの様に男の提案に乗っかる
上手くごまかせたか分からないけど、こう言うのもたまには悪くないなぁなんて思う

ところで、時々腐と男が一緒にニヤニヤしていたけどなんだったんだろうなぁ
19 :らすとー [sage]:2010/09/20(月) 22:13:45.84 ID:s552u.so
〜数日後〜

「そう言えば男」

「ん?」

「引越しの時の忘れ物って、その時持っていたノートだったりするの?」

「うん、それがどうかしたのかい?」

「あれってなんなの?結構焦っていたけどさ」

「あぁ〜、腐には内緒にしておいてくれるなら話す」

「わかったよ。でも、言い辛いことなら無理しなくて良いからね」

「いや、単純にデビュー前の作品ってだけだよ。腐にばれたら見せろーってうるさいだろうからね」

「あははっ!そんな事か、心配して損したよ」

「何を心配するって言うんだよ、僕には隠し事はしないから安心し・・・ろ」

「どうしたの?男」

「こんにちは僕と男さん。黒ちゃんはお散歩中見たいだねー」

「いらっしゃい腐」

「返答如何では歓迎しよう。どこから聞いていた?」

「ん〜、私をはたいたノート云々辺りかなぁ」ニヤニヤ

我が家はまだまだ賑やかなようです
僕もこう言うの好きだから良いけどさっ!
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:15:46.95 ID:s552u.so
久々にキャラが動いてくれた気がする
要は新スレおめでとうと言う事でww

それにしても腐はネタっぽくしかならないなぁww
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:18:08.91 ID:YVd0haoo
さすが我、娘。
やってくれる




元1とのニヤニヤが欲い
文才が無いからなぁ…
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:23:15.15 ID:s552u.so
>>21
読んで分かるとおり俺にも無いから安心して書いて見るんだ
俺も読んで見たいが、いまいち元1がつかみ切れんで無理なんだ

23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:24:44.66 ID:YVd0haoo
>>22
明日から本気出すわ



寝る
24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/20(月) 22:27:01.95 ID:1BEaBUE0
俺も何か書くかな・・・
宮沢賢治のひかりの素足読んでものっそい悲しい気分だからニヤニヤは書けそうにないが・・・
あの話は最後のほうで泣きそうになるから困る、死にそう
さて、はじめようか
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:28:11.13 ID:MVn/OwAO
久々に来たらついさっきに新スレ出来たばっかりでござった。
支援
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:29:50.08 ID:s552u.so
wktkだが眠気には勝てんゆえ寝る
起きたら真っ先に読ませていただくからがむばってくれいw

それじゃみんなおやすみー
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:38:25.81 ID:2dPeLHAo
スレ立て乙だぜ
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/20(月) 22:54:25.92 ID:LLQxpsSO
ID:s552u.so
乙乙
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/20(月) 22:57:29.55 ID:1BEaBUE0
【廻る世界の間で】

「・・・綺麗だな」

「何が綺麗かなんてのは、人それぞれで違うんだろうけどさ」

「俺は、この景色がすごく好きだ・・・」

「・・・きっと、この夕日が沈んで、夜が星を孕んで輝いても」

「綺麗だなんて思わない人もいるんだろうな」

「・・・人はいつか、当たり前すぎるこの世界の循環に慣れてしまうんだろう」

「朝が起きて、夕日が世界を包んで、夜が月明かりを輝かせても」

「いつか、最後にはそれが当たり前になってしまうんだろう」

「それでも、別にいいさ」

「それは生きている内では別段大切なことじゃないし、きっと、もっとそれ以上にこの世界には美しい物が溢れてるんだろうから」

「でもさ、俺は思うんだ」

「この世界の循環があるから、俺は生きてるんだって実感できるって」

「今日が終わって、明日がやってきて」

「その当たり前の中にこそ、生きているっていう証明があるんじゃないかな」

「まあ、そこに確信はないんだけどな」

「・・・いつか、その当たり前が終わるとき」

「俺は、どこへ行くんだろうか」
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:58:16.19 ID:y6Zrs5Q0
>>12
サンクスw
センス良いって言われたの初めてかもしれないw

ああ、『終わりに猫が支援シリーズ』の書き手です。
何か長いのを書きたくなったので、ちょっと頑張ろうと思うんだぜ!
31 :名前募集中 [sage]:2010/09/20(月) 23:12:28.63 ID:KCXIlXAo
俺はシリーズ名を『日常』シリーズにさせて頂きますよっと宣言
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/20(月) 23:16:33.48 ID:1BEaBUE0
「俺たちは、いつか死んでしまうんだ」

「お前だってそうだろ?まさか妖怪でもない限りは」

「・・・必死に生きたって、最後には死んでしまうのに」

「人は、どうしてこんなにも必死で生きようとしてるうんだろうか」

「今でも、俺にはわからないんだ」

「・・・でも、わかるが事一つだけある」

「俺は、生きていたい」

「この世界の循環の中で、いつか終わりが来る事を知っていても」

「俺は、最後まで生き抜きたいんだ」

「だから、俺はこの夕日が、明日も明後日も明々後日もその先もまたずっと先も見ていられるように生きる」

「お前たちと笑って最後を迎えられるように」

「・・・つまらん妄言に付き合わせてわるかったな、そろそろ帰ろうか」

「・・・今日が終わって、明日がやってくる」

「その中に、俺の大事な人たちが誰一人欠けることなくいられたら」

「それが、俺にとっての一番の幸せだ」

「だから、これからも一緒にいてくれよ」

「・・・さ、ちゃんと乗ったか?バックから落ちるなよ」

「じゃ、行こうか相棒」

「・・・」

「行き先は俺たちの家、それじゃ、しゅっぱーつ!」

33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/20(月) 23:21:37.57 ID:1BEaBUE0
終わり 当たり前にこそきっと価値があるんだろう
話が変わるが宮沢賢治のひかりの裸足って、亡くなった妹さんの事を思いながら書いたんだろうか・・・
34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/20(月) 23:42:51.19 ID:LLQxpsSO
35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 09:18:03.43 ID:CfNQkjUo
乙カレーヌードル
36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/21(火) 22:00:53.33 ID:R6wYzoSO
早速スレ元気ないな
よし風邪引きが超短編(1レス完結)を幾つか落としてくか

しかし風邪じゃないっぽいなリアルうつ病の入りかけっぽい

ちょっと溜めて来る
37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 22:16:32.45 ID:CfNQkjUo
うつか…
医者に行った方が良いぞ
38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/21(火) 22:41:49.04 ID:R6wYzoSO
よし3つ垂れ流すぜ

〜猫のうたた寝〜

猫「…」ウトウト

猫「…」ウトウト

猫「…」

猫「…」カクッ

猫「!」ハッ!

猫「…」

猫「…」…ウト

猫「…」ウトウト



猫「…Zz」
ゴトンッ!

猫「!?」ゥハェッ!?

「あ、りんご落としちゃった」

猫「…」

猫「…」ウトウト

猫「…Zzz」

・・
・・・
39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/21(火) 22:42:25.79 ID:R6wYzoSO
〜男の執筆活動〜

男「うーんネタが無い。今回は趣向を変えてみるか」

・・
・・・
…バサァ!
「アハハ!男は下手くそだなぁ!」

「ブハァ!つ、冷てぇ!

『季節はスキーシーズン真っ只中。俺の名前は男。しがない小説書きだ』

『ついでに今派手にスキーで雪をかけてきたのは僕という、近くの海で知り合った年下の女の子だ。ついでに僕っ子で可愛い。とんでもなく』

『今回は僕の叔父さんが経営するというペンションに泊まりに来ないか、などという願ってもないお誘いに乗った形になる。この機会に僕と急接近を図る予定だ』

『しかしこの時は知るよしもなかった。この後にペンション「シュプール」で凄惨な殺人劇に出会うことになろうとは』

・・
・・・

男「どう?」

僕「どっかで見たことあるような感じだなぁ」

男「だよなぁ…じゃあこの『つむじ風の夜』はお蔵入りだな」

・・
・・・
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/21(火) 22:43:02.61 ID:R6wYzoSO
〜僕の嫁入り修業〜
注意!この僕は俺の妄想です!

結婚直後

僕「よし!男に喜んで貰えるように料理の腕を磨こう!」

僕「じゃあ、まずは基本的なお米を炊こう」

僕「でもご飯はお母さんに任せてるから心配だなぁ……」

僕「でも、男の為に……!」

僕「まずはお米を研ごう」

僕「ええっとまずお米はどれくらい入れればいいんだろ?」

僕「……まあ大体でいっか!」

僕「そして研ぐ!研ぎまくる!」カドツルーン

僕「炊飯器にセット!……あれ?水はどれくらい入れればいいんだろう?」

僕「この目盛りなんだろ?レベル?」

僕「レベルは高い方がいいよね」ダバダバ

僕「スイッチオン!」(蓋は開けっ放し)

僕「さて次は……」

・・
・・・

子供「……どうしてこうなった」グチャ

僕「さ、さあ?」

子供(これはヤバいぞ!……これはご飯のつもりか?……みそ汁というよりワカメ風呂、色が少々ヤバいな……これは……魚の焼死体か?いや形が無いからわからない)

子供(とにかく全てがひどい!でもお義兄さんの為に……!)

パクっ
ガクッ……
「ちょ、こ、子供?子供?!大丈夫?」
41 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 22:43:40.20 ID:U8zyQwoo
うつ病って種類があって処方される薬が違うとずっと直らないらしいね
でもってどんなうつ病かもわかりにくいらしいから是非うつ病には気をつけて・・・
42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/21(火) 22:49:13.38 ID:R6wYzoSO
さておしまい

こんな下手くそにいつまでも書かせとくとスレが腐っちまうぞ

さあ皆書こうではないか

>>37>>41心配してくれてありがとう

まだ微妙なラインなんだ
ただたんに落ち込んでるだけかも知れんし

今までも何度かこういうことがあったから

しかし今回は些か長めでね、頭痛つきと来たもんだ

特に人混みとかは酷いね、吐き気もするし

まあそんな俺の心の支えは製作速報のお気に入りのSSを見て回ることだがな
43 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 22:57:20.36 ID:CfNQkjUo
医者には必ず行った方が良いからな
44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/21(火) 23:50:16.02 ID:SPtmv5ko
猫居ないバイク無い面白い話を浮かべる事もできないから海行ってきただけ
ttp://www.age2.tv/rd05/src/up9962.jpg
ttp://www.age2.tv/rd05/src/up9963.jpg
ttp://www.age2.tv/rd05/src/up9964.jpg

毎度楽しませてもらってるよ
45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 23:57:10.93 ID:CfNQkjUo
おおおおおおおお
僕っ子は?僕っ子?
46 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 00:01:34.47 ID:cCVFbn20
やあみんな!一人腐を書いて楽しんでた俺がきましたよっと
>>42 無理するんじゃないよ
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 00:46:49.58 ID:cCVFbn20
なにも思いつかん・・・まぁなんか書くけど
さってはじめよう
48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 00:58:46.02 ID:cCVFbn20
【男は辛いよ】

僕「ねぇ、ご飯だ食べようよ」

男「んー、これ書いたら行くよ」

僕「・・・それもう十回は言ってるよ?」

男「・・・そうだっけ?」

僕「仕事に熱心なのは良いけど、ちゃんと食事はしないと体に悪いよ」

男「あー、でもあとちょっとだから」

僕「・・・そっか、僕の作ったご飯なんか食べたくないんだね」

男「な、そんな事ないって!ほら、そのぉ僕の作ったご飯はそんじょそこらの料理店とは比べ物にならないくらい」

僕「まずいって言うんだね・・・酷いよ」

男「いや!そんな事言ってないだろ!うまい!すごくうまいから、な?泣かないでくれよ」

僕「や、別に泣いてないけどね」

男「んなっ!嵌められた・・・」

僕「ふふっ、早くしないと冷めちゃうからね」

男「・・・あいよ」
49 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 01:09:44.78 ID:cCVFbn20
男「ふぅ・・・お待たせ」

僕「あれ?随分と早く終わらせたね、えらいえらい」

男「褒めても何もでないぞ・・・っと、さて食べようか」

僕「うん、いただきます」

男「いただきます。・・・ん、今日はカニクリームコロッケか」

僕「うん、黒君がテレビに映ったカニを食べたそうに見てたから」

男「なるほど、よかったな相棒」

猫「・・・」ハグハグ

男(いっつも思うけど、こいつ猫舌じゃないのか?出来たてを冷まさないで食べてる・・・)

僕「ね、どうかな?」

男「う?あ、何が?」

僕「だから、おいしいって聞いてるんだよ。どう?」

男「あ、あぁ!おいしいよ!」

僕「ふふっ、よかった。おかわり一杯あるから、あなたも黒君も沢山食べてね」

男「うん・・・ん、ん?あれ?」
50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 01:18:06.25 ID:cCVFbn20
僕「どうしたの?」

男「いや、なんか違和感が・・・」

僕「何?風邪でも引いたの?あなた、大丈夫?」

男「いや、なんかもっと違和感を感じたんだけど・・・あなた・・・そうあなただ!」

僕「うわ!ど、どうしたの急に」

男「今俺の事あなたって言ってたよね、いきなりどうして呼び方を変えたんだ?」

僕「え・・・っと、それは、その」

猫「・・・」

男「・・・」

僕「あ、こ、コロッケ食べる?」

男「話を逸らさない」

僕「うっ・・・えっと、僕たちは・・・夫婦だから」

男「へっ?」

僕「だから!僕たちは夫婦でしょ!あなたって呼んだほうが、妻らしい・・・かなって、思って・・・」

男「あ・・・あぁ、なるほど」
51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 01:38:03.32 ID:cCVFbn20
僕「だって・・・だってあなた、僕の事女の子として見てない気がして・・・」

僕「それで、どうしたらあなたが僕の事、女の子として見てくれるか考えて。これが一番いいのかなって思って、それで・・・」

男「お、俺は・・・僕の事はちゃんと女性として見てるぞ!」

猫「・・・」スッ

僕「でも!いつまで経っても僕と・・・あの、エ、エッチな事!してくれないじゃないか!」

男「なっ!何言ってるんだよ!それは、そうだけど・・・」

猫「・・・」ハグハグ

僕「ほら・・・やっぱり僕の事、女の子として見てないじゃないか・・・僕の女の子らしくない体じゃ・・・エッチしたって、つまらないんでしょ・・・」

男「そ、そんなことはない!僕の体はすごく綺麗だ!うん!良い匂いだってするし!」

僕「でも、男の人は胸のおっきい方が好きなんでしょ?僕はペチャンコだし・・・」

猫「・・・」スッ

男「胸なんかなくったっていいんだ!俺は今のままの僕が好きなんだから!」

僕「あなた・・・こんな僕でもいいの?僕、女の子らしくなんかないけど・・・」

猫「・・・」ハグハッ ゲフッゲフゥ

男「俺は、僕が好きだ。女の子らしくなくたっていい、そのままの君が好きなんだ」

僕「・・・じゃあ、僕の事・・・抱いて?」

男「うっ!そ、それは・・・ちょっとぉ・・・」

猫「・・・」ゲフッ フゥ
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 01:45:36.59 ID:cCVFbn20
僕「・・・やっぱり、僕じゃ嫌なんだね・・・」

男「違、違うぞ!そうじゃなくてだな!」

僕「うぅー・・・やっぱり僕がこんなだからぁ・・・」

男「待て待て待て!泣かないでくれよ!俺は、僕が大切だから!だからそこは慎重に行きたいんだ!」

僕「慎重にって・・・僕はいつまで待ってればいいのさ」

男「え、っとだな?俺と君が本当にいいって感じた時だから・・・」

僕「僕は・・・いつでも良いのに、あとはあなただけなんだよ・・・!」

男「う、ぐぅ・・・」

僕「ねぇ、どうなの・・・?僕じゃ、ダメなの・・・?」

男「あ、あぁぁ・・・!それは、それはぁぁ・・・!」

僕「・・・っ・・・っふ」

猫「・・・」フゥー

男「え・・・ぼ、僕?」

僕「あは、あはははは!あははははは!」

男「え」
53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 01:52:54.00 ID:cCVFbn20
僕「あぁ・・・っふ!お腹、いたっ!くふっ!」

男「・・・まさか」

僕「う、うん、そうだよ!ふっ・・・!全部、おしばっくふ!お芝居だったんだ」

男「・・・」

僕「まさか、こんなにうまく行くとは思わなかったけど・・・ふふっ!」

男「・・・はぁ」

僕「男さんって、ほんと甲斐性無しだね」

男「・・・おっしゃる通りです」

僕「でも、僕の事すごく思ってくれてるのは、ちゃんと伝わりましたよ」

猫「・・・」ソッ

男「・・・おい、俺のコロッケ勝手に取るなよ」

猫「・・・」ビクッ
54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 02:05:56.52 ID:cCVFbn20
僕「ねぇ男さん・・・僕の事、ほんとうに好き?」

男「・・・うん、好きだよ。僕が好きだ」

僕「じゃあ、僕のどこが好き?」

男「色々あるな、僕っ子だったり料理のうまくて家事のできる良妻だったり人をからかって面白がったり・・・俺には嘘をつけなかったり?」

僕「っ・・・!嘘を付くのは僕の特技だって・・・男さんは、知ってるよね?」

男「うん知ってる、だけど俺は人の言葉の嘘と真実ぐらい聞き分けられるから、さっき言ってた言葉に嘘がないってわかるんだよね」

僕「ぁ・・・う・・・」

男「はは、形勢逆転とはまさにこの事だね」

猫「・・・」シャッ

男「・・・こら」ガシッ

猫「・・・」ビクッ
55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 02:11:14.66 ID:0g8BPW.o

僕がかわぇぇwwwwwwwwwwwwwwww
黒も、ビクッってなってんのカワユス
56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 02:21:32.23 ID:cCVFbn20
男「自分の思ってた事を、お芝居って形にして俺に伝えて。俺の思ってる事を知りたかったんだな」

僕「・・・うん」

男「・・・すまなかったな、いつまでもこんな不甲斐無い男で」

僕「え・・・?」

男「まだ、俺は決心が付いてないんだよな。今日こそはって意気込んでみても本当にそれでいいのかって思っちゃってなかなか前に進めなかったんだ」

僕「・・・」

男「だけどさ、それが僕を苦しめてるんだったら。俺はいい加減前に進まないといけないね」

僕「あ・・・それ、って」

男「少しずつだけど、僕のために頑張ってみるよ」

僕「あ・・・え・・と、そんな、真正面から言われると・・・恥ずかしい」

男「え?あ、あぁ・・・すまんな」

僕「・・・あの・・・」

男「ん?」

僕「・・・よろしく、お願いします・・・」

男「え・・・あ、あぁ・・・」

僕「・・・」

男「・・・」

猫「・・・」ユラァ

男「・・・」コンッ

猫「・・・」ビクゥ
57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 02:27:33.39 ID:cCVFbn20
僕「そ、それじゃ僕!お、お風呂はいってくるから!ご飯食べたらちゃんと下げておいてね!」ダッ

男「え、あ、あぁ!わかった!」

猫「・・・」

男「・・・はは、これから俺、どうなるんだろうな」

猫「・・・」

男「男に二言はないぞって顔してるな・・・まあそうだけどさ」

男「・・・頑張るしか、ないよなぁ・・・」

猫「・・・」バッ

男「もういいって」ガシッ

猫「・・・」ぷらーん

男「・・・男って、辛いのな」

猫「・・・」フゥ
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 02:32:16.60 ID:cCVFbn20
終わり ついに僕が本気を出したようです、どうにかして男さんに女性として見てもらいたい僕、対して甲斐性無し王の異名を持つ男、ついに折れる
そして全能力を発揮してコロッケを奪取しようとする猫、惨敗
なんだこれ
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 02:34:11.85 ID:cCVFbn20
今思い出した猫は甲殻類食べちゃダメだった!てへっ
そこは多めに見ておくれ
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 02:36:46.57 ID:0g8BPW.o
続いてたのかスマン
改めて乙

男がヘタれだな
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 02:39:21.33 ID:cCVFbn20
>>60 ヘタレじゃない男なんて・・・鈍感は嫌だけどヘタレじゃないのはもっと嫌な俺です、すまんな
62 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 03:16:09.18 ID:0g8BPW.o
ヘタれで良いよ
63 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/22(水) 09:24:13.22 ID:YTrHjgSO
64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:00:15.47 ID:CFrNX.I0
俺がかってた猫はカニカマが大好物だったけど10年以上生きてたよ
どうなんだろう
65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:03:54.10 ID:dASdxNwo
カニカマってたしか甲殻類じゃないよね・・・?
というより原料にカニが入ってない気がするのだがどうだろうか

ついに男が動き出すのか・・・ゴクリ
66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 22:44:01.32 ID:cCVFbn20
今日は誰も来てないって言うか人少ないな、しかたないか
なんか書いてく、さてはじめよう
67 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:47:04.87 ID:05syIAgo
wktk
68 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:06:33.93 ID:cCVFbn20
【カスミソウ】

腐「どぅー!どぅっどぅっどぅー!ばーんっ!」

元1「・・・」

腐「ぐあっ!く・・・万事休すか・・・っ!」

元1「おい」

腐「うぅぉおぉぉぉ!!!負けられないんだーっ!鳳凰!天翔翼ぅぅぅ!」

元1「おい!もう少し静かにできねえのか!」

腐「うー、今いいとこなのにー」

元2「何やってんだ?」

優「あ、デ○ティニーだね。リメイク版の方の」

腐「そうだよ!・・・よっし、続きは明日だねっ!終了終了っと」

元1「荷物纏めろ、さっさ帰るぞ」

腐「へーいっと!」


69 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:13:12.17 ID:cCVFbn20
元2「じゃ、また明日な!」

優「それじゃあね」

元1「ああ、また明日」

腐「やり過ぎで腰痛めないようにねーっ!」

元1「・・・」

よっし帰ったら激しいの一発 もう何言ってるんだよ!今日はダメ!

元1(ガチホモどもがっ・・・!)

腐「いやーっ!愛だねぇ!」

元1「・・・はぁーっ」

腐「んー?どったの?」

元1「何でもねぇ・・・」
70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:22:37.90 ID:cCVFbn20
腐「ふんふんふー、るーるるーるーん」

元1「・・・」(こうやって、普通にしてたら可愛いんだが・・・)

腐「お、ショタっ子・・・とその親友らしき男の子!想像しただけで・・・うっひょぉぉおたまんねぇ!」

元1「・・・」(これさえ無けりゃなぁ・・・)

元1「おい、そろそろお前ん家の前だぞ」

腐「んー、今日はちょっち行かなきゃ行けないとこがあるんだよねっ!だからまだ帰らないのさっ!」

元1「よってくとこ?どっか行くのか?」

腐「うん、花屋さんに行くのだよ」

元1「花店ぁ?お前がか?」

腐「むっ!なんだねそれは!私だってお花屋さんに行くもんねっ!」

元1「そ、そうか」(あぁムキになっちまって可愛いなぁ・・・)
71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:24:57.76 ID:0g8BPW.o
支援
72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:29:06.15 ID:cCVFbn20
腐「じゃっ!そう言うことだからっ!バイバイ!」

元1「あ、あぁ・・・じゃあな」



元1「・・・って、一緒に行きゃよかった・・・」

元1「くそっ・・・」

元1「・・・」

元1「ん・・・?花屋・・・か。こんなとこにもあったんだな」

元1「・・・」

元1「まぁ、あいつがこんなとこまで来るわけないか・・・」

元1「・・・」

元1「・・・見るだけだ、見るだけだぞ」
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:37:44.49 ID:cCVFbn20
元1「・・・結構種類があるんだな」

「いらっしゃいませ、どういった花をお探しですか?」

元1「あ?あ、えっと・・・ちょっと気になって見に来ただけなんで」

「あら、お花がお好きなんですか?」

元1「え?や、あー・・・はい、割と」

「そうなんですか、気になった花があったら気軽に聞いてくださいね?」

元1「あ、どうも」

元1(焦った・・・なんだよ割にって、怪しすぎんだろ俺)

元1「っと、あぶね。足打っちまったか・・・」

元1「ん・・・なんだこれ、ちっせえ花だな」

「あら、小さいけれどとっても綺麗でしょ?その花」

元1「うがっ!な、なんすかいきなり!」

「うふふ!それはね、カスミソウって言うのよ」
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:28:35.56 ID:0jLESuQ0
元1「カスミソウ?」

「ええ、小さくて真っ白な花を咲かせてて綺麗でしょ」

元1「えぇ、まぁそうですね。ほかの花見たく目立たないですけど」

「それがいいんですよ、健気で儚くて、でも凛としていて美しい花・・・それがカスミソウだと私は思うんですよね」

元1「へー・・・たしかに、言われて見るとそうですね」

「カスミソウの花言葉は、清い心、切なる願い、無邪気なんかがありますね」

元1「無邪気・・・か、あいつにそっくりだな」

「あら、あいつってもしかしてあなたが好きな人かしら?」

元1「ええ、そうですってぇ!何言ってるんすか!そんなんじゃねえですって!」

「ふふ、ムキになっちゃって可愛いわね」

元1「ぐっ・・・!」
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:36:34.14 ID:0jLESuQ0
「それ、持っていってあげたらきっとその子喜びますよ」

元1「・・・なら、少し貰います」

「はい、ありがとうございます」

元1「・・・」

「・・・っと、出来ましたよ」

元1「え、あ・・・はい。じゃあこれお代」

「はい、ちょうどですね」

元1「それじゃ」

「ありがとうございましたー。頑張ってね」

元1「・・・うす」



元1「・・・あー、やっちまった」

元1「どうすんだよ、あいつん家の前まで引き返せってか?冗談じゃねぇ・・・」

元1「帰ろ」

元1「・・・」

元1「・・・渡したらすぐ帰るからな、渡したらすぐに」
76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:54:08.28 ID:0jLESuQ0
元1「・・・ん、んん」

元1「よし・・・行くぞ」

ピンポーン

元1「・・・」

元1「・・・ん」

ピンポーン

元1「・・・」

ピンポーン ピンポーン ピンピンポーピンポーン

元1「・・・やっぱりいねぇよな」

腐「人の家のチャイムで遊ぶとはいい度胸してるねっ!ピンポンダッシュでもするつもりかな?」

元1「うっ、わっ!おま、お前いたのかよ!」

腐「で、どったの?なんか忘れ物でもしたのかね?」

元1「いやぁえっとな・・・あは、ははは」

腐「んー?・・・あれ、それってカスミソウ?」

元1「あ、あぁ!いやこれはそのだな!あー・・・っと」

腐「君が花なんて珍しいねぇ、人の事言えないんじゃないかい?」

元1「・・・さっきは悪かったよ」
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 01:05:36.52 ID:0jLESuQ0
腐「いーえー別に気にしてませんよー。で、それどうしたの?」

元1「あ・・・あぁくそっ!ほらやるよ!」バッ

腐「わっ!な、なんだい急に!どったの?」

元1「何でもねぇよ!ただ、ただ知り合いに貰っていらなかったから持ってきただけだ!」

腐「なんだねそれはっ!いらないからあげるって酷いじゃないかっ!」

元1「えぇいうっせぇ!ともかく俺は帰るぞ!じゃあな!」

腐「あ!ちょっと待ちな・・・って早いなー、もう見えなくなっちゃったっ!」

腐「ほんっとにあの子はっ!・・・でも、良い匂いだねぇ」

腐「ん、そういえばカスミソウの花言葉って・・・」





78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 01:12:32.73 ID:0jLESuQ0
元1「あぁ、きっつ・・・っく」

元1「・・・やっちまった、くそっ!」

元1「・・・」

元1「・・・帰るか」





腐「えっと・・・感謝だったり祈りだったり・・・あとー」

腐「・・・あ」

腐「愛らしい・・・だったかな?」

腐「・・・んふふー」ギュッ
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 01:15:43.20 ID:0jLESuQ0
終わり さっさと書き終えるつもりだったのにパソコン占拠されちゃったっていう、てへっ
カスミソウが好きだ、あと石楠花、名前と花言葉の響きがとてもいいから
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:20:05.69 ID:rAlJ7E2o

腐がかわぇぇ
81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:20:06.71 ID:2MJJoeYo
おつ
82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 01:22:25.56 ID:0jLESuQ0
しかし、今日は人全然いないのな
書く人が俺しか来てないから盛り上がらないんだろうか・・・まぁどっちでもかまわんが
自分の思ったとおり書けるだけ俺は幸せだ
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/23(木) 01:45:43.25 ID:vc9y0gSO
風邪引きも書きたいが流石に連日は精神的にキツいorz

まあまた元気があったら書くよ
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:05:22.54 ID:rAlJ7E2o
明日から本気出して、書く
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 02:12:33.92 ID:0jLESuQ0
ぼーっとしだしたしもう寝るね
お休みみんな
86 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 11:19:33.75 ID:yX/yjwDO
今起きて読んだww
87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 20:26:33.36 ID:0jLESuQ0
おいっす、誰も来てないのか?
まぁいいが、今日は何を書こうかね
考えてなかったから全然話が浮かばない
88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:36:34.85 ID:v9TcHeYo
ちゃんと見てるよ
89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:48:07.02 ID:a9/3qvIo
見てるお
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 21:03:04.98 ID:0jLESuQ0
あーダメ、まったく思いつかない
とりあえず思い浮かんだらなんか書くから自由にしててくり
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 21:53:44.52 ID:0jLESuQ0
http://imepita.jp/20100923/783800

僕「男さん、何やってるの・・・」男「ち、違うぞ!そういう設定なんだって!」

なんか前誰かがこんな事言ってたなって思って書いて見た、男だと思われると思われる
雑ですまんな、綺麗な線ってどうやって引けば良いんだろうか
さてそろそろなんか話書くか・・・はじめよう
92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 22:15:30.90 ID:0jLESuQ0
【とある山の中で】

子供「ふっ!よっ!たぁー!」

猫「・・・」

子供「よしっ!さぁ猫さん!私の手に掴まってー!」

猫「・・・」スタスタ

子供「あー!猫さーん!まってよー!」

猫「・・・」

子供「すっごいねー猫さん!木がいっぱいだねー!」

猫「・・・」

子供「虫さんもいっぱいだー!あ、蝶だ!きれー!」

猫「・・・」

子供「ねー猫さん、ここってどこなのかなー?」

猫「・・・」

子供「迷っちゃったねー!困った困ったー!」

猫「・・・」フゥ
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 22:29:17.21 ID:0jLESuQ0
子供「うー、こっちかなー!それともこっちー?」

猫「・・・」

子供「猫さーん、どっちに行ったらいいかなー?」

猫「・・・」

子供「んー、どうしよっかなー」

子供「ん?なんだろー・・・」

猫「・・・」じぃー

子供「あっち、あっち行きゃなきゃー」スタスタ

猫「・・・」

子供「なんだか、行きゃなきゃいけない気がするんだー、なんだろー?」スタスタ

猫「・・・」スタスタ

子供「あ、猫さんも行くの?ねぇ猫さん、こっちには何があるのかなー?」

猫「・・・」スタスタ
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 23:17:22.90 ID:0jLESuQ0
子供「わぁー!すっごーい!」

猫「・・・」

子供「お花がたくさん咲いてるー!きれー!」

子供「えいっ!お花畑にダーイブ!」ボフン

猫「・・・」

子供「んー!変なにおーい!」

子供「あれ、なんだろこれー?おっきな平べったい石ー」

猫「・・・」ジッ

子供「なんか書いてるー、えっとねー・・・いつかこの場所が花でいっぱいになりますように・・・だってー!あとはなんて書いてるかわかんないやー!」

猫「・・・」

子供「ねえ猫さん!ここお花でいっぱいになったから、このお願いはかなったのかなー!」

猫「・・・」

子供「きれいだなー、すっごくきれいだー」

猫「・・・」フッ

   あ――り ・・・とう
  
猫「・・・」

子供「猫さん、ここにきてよかったねー!」 

猫「・・・」

猫「・・・」ゴロゴロ  
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 23:20:59.37 ID:0jLESuQ0
終わり かなり手を抜いてるっていう
最初は石に結構えぐい事書いてあるって設定だったけどめんどくさかったから止めた、てへっ
96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/23(木) 23:24:43.97 ID:0jLESuQ0
最近はなに書いたらいいかわからなくなってきちまった
ほかの皆の話に期待してるよ
97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/23(木) 23:44:25.50 ID:vc9y0gSO
>>96

SSの書き手って凄いなって思うよな

俺も体調回復したら書くよ
98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:28:27.97 ID:Na0SE1.o

明日こそ本気出す
99 :名前募集中 [sage]:2010/09/24(金) 16:01:39.47 ID:Q7Nh1h.o
今晩辺りに一つ投下させてもらうよ
まぁ、gdgdだか勘弁してくれ
100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 20:20:59.16 ID:WPW8AMAO
>>99
gdgdでもなんでも楽しみにしてるぜ
101 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 20:38:23.30 ID:Na0SE1.o
楽しみだな
102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:05:16.30 ID:GmOSlQQo
取り合えず酔っ払いがとおりますよと
明日仕事故一本しか書けんが、許してくれると嬉しいよ
もう少ししたら投下始めんよー
103 :名前募集中 [sage]:2010/09/24(金) 23:09:30.51 ID:Q7Nh1h.o
酔っ払いさんと被る前に投下


男「似合ってるな、僕」

僕「な…やめてよ…///」

男「恥ずかしがるなよなー」

僕「こんなの本当は着たくないんだからね…///男が喜ぶから…///」

男「可愛いよ…」ギュッ

僕「はにゃ…」

僕「…っ!」

男「どうした?」ニヤニヤ

僕「なんか…熱いよ…下の方が…」モジモジ

男「(効いてきた…)」
104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:17:46.53 ID:Q7Nh1h.o

腐「なんてどう?!」

僕「…」ゴソゴソ

男「…」モソモソ

猫「…」ゴロゴロ

男・僕 バッ キラーン

腐「ぎゃーっっっ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」

僕「どうしようか、男?」

男「どうする?」

腐「…」ガクガクブルブル

猫「…」ヤーイヤーイ

終わり

腐落ちは書きやすいwww
105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:23:10.63 ID:GmOSlQQo
黒助が可愛いなぁ
何はともあれ乙
106 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:36:30.39 ID:GmOSlQQo
投下はじめんよー
書きたい主軸は有るのに文章に出来ない今日この頃
107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:37:28.31 ID:GmOSlQQo
なんの代わり映えのない糸車の様な日常
特に良い事も起こらず、かと言っても悪い事も起こらない
何もない訳では無くて、何かある訳でもない

「おはよう男、朝ごはん出来てるよ」

そんな一言から来る朝を迎え

「おやすみ男、良い夢が見られますように」

その一言で安心して逝く夜を見送る

宝くじが当たる様なラッキーはいらない
非日常が始まる様な事件はいらない
ただ、こんな日が続く事を願わずにはいられない

「男は僕といて幸せ?」

そう問われれば「どうだろうね」とニヤケて見せ

「僕は男を不幸にしていないかな?」

そう聞かれれば「馬鹿だね」と笑って見せる
そんな幸も不幸もない日常

親友と呼べる相手に

「楽しそうだね」

と聞かれても「それ程でも無いさ」とはぐらかし

「退屈そうだな」

そう言われても「見た目ほどじゃ無い」と答える

幸せになりたくない訳ではなく、不幸を望む訳でもない
ただ、幸せを臨みながらも現状に満足する
それでも、キスで起こされ始まるサプライズの様な一日も悪くは無いと思う

「おはよう男、朝ごはん出来てるよ」
「・・・真っ赤に照れられると俺まで恥ずかしくなって来るんだが?」
「たまには・・・良いんじゃない?」
「・・・悪くはないな」

訂正、最高な気分だ
こんな日は海に行くのも悪くない
108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:37:31.81 ID:Na0SE1.o
乙&楽しみ
109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:41:56.59 ID:GmOSlQQo
投下終了と個人的な感想

ふと、「平穏」「寝起きのキス」「ちょっと天邪鬼な男」
そんな単語が頭に浮かび、酔った勢いで書いて見た
うまい人ならもっと綺麗にかけるんだろうけど俺には限界だぜww
ってな訳で誰か頼むww

もっと「あぁ平穏の素晴らしさ」って具合になるはずだったんだけど影も形もねぇwww
110 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:43:01.26 ID:Na0SE1.o
いやいや良かったよ
111 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:48:46.96 ID:GmOSlQQo
>>110
そう言ってもらえると嬉しいぜww

少しでも読んでいる人が和む事ができればと想いながら今日は寝るよ

明日はこられる様なら来るから、久々のお題募集して見るよー
例によって書けるかは分からんがなww
三題噺の様な感じだと個人的に書きやすい感じでは有ったりなかったりなかったり有ったり

さて、おやすみだねー
112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/24(金) 23:56:19.24 ID:3qnuX6SO

風邪引きだけど、やっぱり1と酔っ払いさんには敵わんな
あ、病院行くことにした

流石に辛い

ついでにいうと前にネタを募集したときに沢山落としたのは俺

でも今は頭が整理出来ないからネタは浮かばない
113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 07:40:26.02 ID:3.yaWJ6o
>>112
気温の乱高下激しいから暖かくしてゆっくり体休めるんだよー

あと、せっかくお題もらったのにほとんど書けなくてごめんね
114 :名前募集中 [sage]:2010/09/25(土) 17:14:23.63 ID:ze5x3sQo
お題募集しまーす
他力本願でサーセンw

明日投稿しますよ
115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 17:45:48.06 ID:FHtjHISO
どうも風邪引きです

行ってきました。どうやら幸い軽傷でストレスのためすぎなだけみたいです。とりあえず薬をもらって帰ってきました。

お題を考えるのも辛いのですがこんなに書きたいという人がいるなら幾つかお題を
しかし辛いので単語でかきます。





の三つです
116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 19:13:24.09 ID:mVJ61Qo0
おいっす、昨日は来れなくてごめんねっ、てへっ
>>115 おつかれ、安静にするんだよ

さてと、お題が出てるわけだしなんか書くかな
お題がどれも俺の好きな内容で助かったよ、さてはじめよう
117 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 19:36:25.39 ID:mVJ61Qo0
【終焉の音色に世界と踊る】

「・・・」

「なぁ、この道はどこまで続くんだろうな」

「俺は、どこまで行けば良いんだろうな」

「誰にも、わからないんだろうな」

「誰も、いないんだろうな」

「誰も、どこにも」

「・・・」

「どこまで行けば、終わりがくるんだろうか」

「俺の終わりはどこにあるんだろうか」

「わからないな、何も」

「何も、わからない」

「・・・」

「それでも、いいや」

「今は、この道を行こう」

「進んでいたら、いつか終わりはやってくるんだから」

「だから、行こう」

何もない道の上、一台のバイクと一人の男がどこまでも走って行きました。

その男は、一人でした。一人ぼっちでした
118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 19:53:21.46 ID:mVJ61Qo0
そこは草も木も川も池も家もビルも何もない、不毛の大地の真ん中で。

なぜか綺麗に踏み固まれた道の上に一台のバイクと一人の男が走っていました。

彼は一人でした。一人ぼっちでした。

道は、どこまでも続いています。どこまでもどこまでも、まるで終わりがないほどに続いていました。

「いや、終わらない道なんてないんだ。いつか必ず終わりがくるさ」

男がそう呟いて、バイクの速度を上げていきます。速度が上がるに連れバイクからは爆音に近い排気音と後輪からは擦れた大地の砂が煙となって舞い上がっていきました。

果てはまだ見えません、どこまでいったかわかりませんが。どこまでいっても見えません。

と、先の方。微かに見える黒い影。道の真ん中にぽつんと一つ見えました。

「そろそろ、終わりかな」

男が、バイクのスピードをゆっくりと落とし始めました。

さきに見えたものが、ようやくはっきりと見え出しました。

そこにあったのは、いたのは一人の男でした。

その男の手前で、バイクは停止しました。それからバイクに乗った男が一言挨拶をして。

その男も挨拶をした後、バイクに乗った男に問いかけました。

「君は、どこまで行くのかい?」

バイクに乗った男が答えました。

「さぁ」
119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 20:05:19.73 ID:mVJ61Qo0
男がまた、問いかけました。

「君は、何でここに来たんだい?」

バイクに乗った男が、また答えました。

「さぁ」

男が、また問いかけました。

「君は、何のためにこの先へ行くのかい?」

バイクに乗った男が、また答えました。

「さぁ」

男が、これで最後と付けたし問いかけました

「なぜ、この道を進もうと思ったんだい?」

バイクに乗った男が、答えました。

「それしか、俺にはできないから」

「進む事しか、俺にはできないから」

男は、静かに笑って。

「それでいいんだマイフレンド、それでいい」

それから道の先を指差して。

「この先には、何もないが何かがお前を待っている」

といって、男はゆっくりと溶け始めました。

そして最後に。

「グッドラッグ」

と笑いながら言って、液体になって地面に浸透していきました。

そしてそこには、水気を吸って程よく湿った土だけが残りました。

バイクに乗った男は、先へ進み出しました。
120 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 20:17:41.57 ID:mVJ61Qo0
道は、どこまで行っても不毛の大地でした。

男がしばらくバイクで走っていると、先の方にまた一つ、よく見ると二つ影がありました。やはり人でした。

男はバイクのスピードを落とし、彼らの前で止まりました。

一人の女と一人の男がそこにいました。手には、何やら怪しく光る水晶の玉のようなものがありました。

一人の女がいいます。

「この玉は、あなたの未来を教えてくれます。この先どうすればいいか、なにが起こるかなどの全てがこの中に詰まっています」

その後、もう一人の男がいいます。

「この玉は、あなたの過去を変えてくれます。あの時こうしていればよかった、こうであって欲しかったなどの願いを、過去を変える事で叶えてくれます」

そして二人は声をそろえて言いました。

「あなたに、この二つの内どちらかを差し上げます。過去か未来か、どちらかを選ぶ事ができます」

それから、手の中の水晶玉を前に出して。

「あなたは、どちらを取りますか?」

と聞きました。バイクに乗った男は、少しだけ考えたあと。

「どちらもいらない。俺には、今があるから」

と言いました。
121 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 20:27:25.06 ID:mVJ61Qo0
すると途端に女が大声で笑い出して、男がやれやれと言わんばかりに呆れていました。

その後、女が言いました。

「うんうん!さっすが私の娘が惚れただけあるねっ!素晴らしい答えだったよ!」

それに続いて男が言います。

「ここでどちらかを選んでもよかったんだが、まぁあんたにはこんなもん必要ねぇか」

それから二人は淡く光を放ちだして、だんだんと薄くなりだしました。

「この先にある真実は、あなたにとっていいものか悪いものかわかんないけど」

「それでも、行くんだろ?」

二人が聞いて、バイクに乗った男が頷きました。

「そっか、じゃっ!気を付けてねっ!」

「元気でな」

二人はそう笑顔で言って、光の粒になって消えて行きました。

そして、そこにはほんの少しの光の粒が残りましたが、最後には全て消えて何も残りませんでした。

そして男の乗ったバイクが走り出しました。
122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 20:50:25.99 ID:mVJ61Qo0
先は、薄暗く雲のかかった空と不毛の大地しかありません。

どこまでいっても道に終わりはきません。

それからしばらく走っていると、一つの小さな影が見えます。今度もまた人のようでした。

どうやら子供の、少女のようです。

男がバイクをゆっくりと止めました。

それからその少女に挨拶をして、少女も元気に挨拶をしました。

それから両手を前に差し出し、男に問いかけました。

「私の右の手には、どんな物も支配できる程の力があります。この力があれば、あなたの手に入らないものはないでしょう。しかし同時に、手に入れたもの全てを守るための力は失われます」

「そして私の左の手には、どんな力にも屈しないほどの心があります。この力があれば、あなたは何者からも自分の大切なものを守ることができます。ただし、あなたが何かを手に入れる事は永遠に不可能になります」

それからその少女が言います。

「あなたが欲しいと望むなら、どちらかをあなたにあげましょう」

そして、男の前に両の手の平を突き出して。

「あなたはどちらを望みますか?」

と問いました。男は、少し考えて言いました。

「どっちもいらないよ、俺にはどっちも必要ない。」

少女は、パッと顔に歳相応の子供らしい満面の笑みを浮かべて。

「やっぱりねー!おっちゃんなら言うと思ったよー!」

と言いました。

そして後ろから緩やかに風が吹き出し、少女の体がゆらりと揺れました。
123 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 21:02:23.97 ID:mVJ61Qo0
少女の体が、風に吹かれてゆらりゆらりと揺れています。それはまるで雲のようでした。

それから少女が言いました。

「この先にはねー!おっちゃんが選ばなきゃいけないものがきっとあるんだよー!」

風に吹かれるたびに揺れる少女の体は、ほとんど煙になっていました。

「ばいばいおっちゃん!」

満面の笑顔で少女がそう言ったその時、男の後ろを強い風が吹きぬけました。

少女は、その風に乗って高く高く昇って行きました。

そして雲と一緒になって、もうどれが少女なのかわからなくなってしまいました。

残ったのは、緩やかに吹く風だけでしたが。それも止んでしまい、何も残りませんでした。

そして男はバイクに乗って、先へ進み出しました。

どこまでも、どこまでも。

果てのない道を、世界を走り続けました。

何時間、何日間、何年間。どれだけ走ったかなんてもう男にはわかりませんでした。

ただ、道を走り続けました。
124 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 21:11:24.80 ID:mVJ61Qo0
そして男は思いました。

この世界に終わりはないのだと、終わりなんてほんとはとっくの昔に来てたのだと。

男はバイクを止めました。

そしてその場でバイクから降りて、サイドスタンドも立てずにその場に倒れこみました。

隣でバイクが重力に耐え切れずズドンと大きな音をたてて倒れました。

「ほんとはわかってたんだ、全て」

目を瞑り、男は呟きます

「終わりは、とっくの昔に来てたんだ」

男は、目の内側の深い闇の中で。こちらを見つめてくる金色の瞳を見ました。

それから男が目を開けると、そこは茜色に染まった海辺でした。

お世辞にも綺麗とは砂浜の上で、男は大の字になって寝転んでいました。
125 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 21:32:55.72 ID:mVJ61Qo0
男は立ち上がり、周りを見渡しました。それから海を見ました。

海は、夕日をその身に隠して赤く染まっていました。

「あなたが見た世界は、あなたの世界」

後ろで若い、どこか中世的な声が発せられました。

男が後ろを振り向こうとして、止めました。

「うん、それでいいんだよ。」

声の主は、男の背中にスッと擦り寄って。その腕を男の腹のあたりに回しました。

それから、その人が話し出しました。

「あなたが旅した世界は、あなたが答えを見つけるまで続く永遠の世界」

「不毛の大地はあなたの心、曇った空はあなたの過去、そしてどこまでも続く道は貴方の未来」

「あの世界は、あなただ。あなたの世界なんだ」

男を抱きしめる腕がふるりと震えた気がしました。

「あなたが答えを知った時、僕はあなたに問わないといけない」

腕が、すぅっと離れて行きました。それからその人は言いました。

「あなたに、聞きます」

「・・・ああ」

「あなたは、この真実を受け入れるんですか?」

その声は、少しだけ震えていました。男は暫く黙っていましたが、俯いていた顔を上げて言いました。

「俺は、受け入れようと思う」

「っ・・・」

その人が一瞬だけ苦しそうな声をあげました。きっと後ろを振り向けばその顔には苦渋の色が浮いているのでしょう。

それからその人がまた問いました。

「それで、いいんですか」
126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 21:52:38.14 ID:mVJ61Qo0
「それが、どういう意味を表すのか・・・わかって言ってるるんですか」

その声には、苦痛の色を含んでいました。男がいいました。

「ああ、わかってるよ。わかってるんだ」

「俺は、死んだんだね。正確には死にかかっている」

男は声色一つ変えず淡々と言い放ちました。それに。

「・・・はい」

と、後ろの人が答えました。

「だから、受け入れる。だってこればっかりはどうしようもないからね」

男は、自分が死にかかっていると言うのに楽しそうに笑みさえ浮かべていました。

まるで、死ぬ事が怖くないようでした。

「そんなの・・・ダメだよ!」

後ろの人が、男に抱き付きました。縋る様に、引き止める様に、男に強く抱き付きました。

「僕は?僕はどうするのさ!嫌だ、嫌だよ・・・置いてかないでよぉ・・・!」

男の背中で、その人は震えていました。きっと泣いているのでしょう。時々詰まったような声が聞こえてきます。

男が腰に回っている腕を取って後ろを向きました。そこには声と同じようにどこか中性的な顔立ちの少女が涙を流して立っていました。
127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 22:06:48.57 ID:mVJ61Qo0
男は、その少女を抱きしめました。優しく、赤子を抱くようにとても優しく抱いていました。

「ごめん、ごめんね」

その言葉に、その少女はさらに声を上げて泣きました。泣きながら、ずっと男を抱きしめていました。

男は、そんな少女を宥める様に時々トントンと背中を優しく叩きました。

しばらくして、少女が泣きやんで、男が少女を放して立ち上がり言いました。

「こんなときに言うのもなんだけどさ。俺と、踊ってくれないかな?」

少女は目を丸くして、それから優しく微笑んで。

「はい」

と言いました。

それから二人は、手を取り合い波の音しかしない真っ赤な世界で踊り続けました。

くるりくるりと舞う姿はとても儚く美しい、木から舞い落ちていく花のように可憐で哀れでした。

だけど二人は、そんな事関係ないと言わんばかりに踊っていました。

世界は、そんな二人を胸に抱いたまま。

静かに。

壊れて――――
128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 22:16:23.80 ID:mVJ61Qo0
ふと気付いた時には、辺りは暗くしんとしていました。

そこは、小さな個室の中。その中に一人の少女がいました。

その少女の前にあるベッド、そこには一人の男が眠っていました。

少女は、その男の頬を一なでして、自分の目から流れる涙を拭いました。

その男の近くにある機械からは、同じ音程の音が永遠と鳴っていました。

全ての音を掻き消すように、自己を主張していました。

少女が一言、呟きました。

微かに呟いたそれは、きっと本人にしか聞こえないのでしょう。

それから、病室を出て行きました。

あとに残ったのは、一人の男と、永遠に鳴り続ける機械音だけでした。
129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 22:29:22.65 ID:mVJ61Qo0
男の頬を、一滴の涙が流れていきました。

その涙をどこから現れたかわからない猫が見つめていました


 

少女は一人泣いていました。

真っ暗な海の前で、一人泣いていました。

それから、笑いながら泣きました。

いつまでもいつまでも泣きました。

しばらくして、その少女は一人踊りだしました。

夜の帳に包まれて、月の光を身に浴びて、一人舞い踊りました。

しばらく踊って、踊って、踊り続けて。

少女は疲れて砂の上に倒れました。

そして少女は、目を瞑って波の音を聞きながら、また泣きました。

その少女の目の上にふわりと何かが覆いかぶさりました。

それから、誰かが言いました。

「こんな所で泣いてないで、俺と一緒に踊ってくれませんか?」

少女は、驚いて何も言えませんでした。しかし、口元に優しい笑顔を浮かべて。

「はい」

と、目の上に置かれた手に、自分の手を重ねました。

それから、月に照らされた海の前で。二人は仲良く踊りましたとさ。
130 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 22:32:12.01 ID:mVJ61Qo0
終わり なっげえぇぇ!何時から書いてるんだよ俺、話もなんかわけわからんし
時間食って本当にすまんかった。一応お題の奇をイメージして書いて見たけどなんか変だな
131 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 22:43:28.89 ID:FHtjHISO
つまり
男はどうなったんだってばよ?

でも奇にピッタリだったよ乙
132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 22:48:17.28 ID:mVJ61Qo0
>>131 自分の好きなように考えてくれてもいいけど、最後がどうなったか知りたい人は男の性格とある行で言った発言をちゃんと見てればわかるよ、あとあいつがなんであの場所にいたのか

まぁ、簡単なようで難しいかもしれないなこれは、頑張って考えてみてくり!
133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 22:52:47.94 ID:3.yaWJ6o
まさしく奇そのものだなぁ
暗っぽい話を感じさせずに読ませるのは正直うらやましいぜwww

さて、酔っ払いな訳だが
取り合えず一本できたから投下する
長く無いから安心して欲しいw
134 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 22:53:59.37 ID:3.yaWJ6o
月明かりでうっすらと浮かび上がる霊峰富士
その麓に燃え盛る大量の大松明を背に帯を褌変わりにしたほぼ全裸の男が二人
手には包丁、頭には角を生やしなまはげの仮面をかぶっている
普段であれば確実に逮捕されるであろう格好ではあるが、今日ばかりは堂々と大丸太の上に立っている

観客は丸太が動き出すのを今か今かと待ちわびた様子で、男の格好に突っ込みを入れる様な無粋物は一人もいない様だ
むしろ、男達に突っ込みt・・・もとい神木のかけら欲しさに突撃して行きそうな勢いでもある

そして、松明の灯りが一層強くなり木の爆ぜる音が騒がしい程の静寂をまとった会場に響き渡るとなまはげ(仮)が雄叫びと共に動き始めた丸太の上で狂った様にくねくねと踊りだし
待ってましたと言わんばかりに観客が一斉に踊り出したなまはげ(疑)に向かって走り出す
相当数の観客が丸太に弾かれ恍惚の表情を浮かべながら麓の氷上へ向かってすっ飛んで行く
上手く丸太に組み付けた数人は伴侶への愛を叫びながらエビ反りを始め、負けた観客は丸太から振り落とされて行く
今年は僕と女への愛を叫んだ二人が勝ち残った様で、双方共になまはげ(偽)に臨む

僕と叫んだ男の方は耳に万年筆を刺し歯でくるみを割りながら白鳥の真似をしている
対するなまはげ(禿)はまだまだと言わんばかりに頭を激しく振りながらケツだけ成人で反撃するも、決め手にならず自ら褌(帯)を外し男の鼻から口に通し丸太を飛び退いた
どうやら来年のなまはげ(虫)が決まった様だ

女への愛を叫んだ男の方はダブルダウンの様で双方ケツから山芋を生やし逆立ちしている
来年のなまはげ(愚)は1343年振りに三人になる様だ
135 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 22:57:33.53 ID:3.yaWJ6o
・・・
・・


男「・・・腐?」

腐「なにかな?男さん」

男「何って・・・ねぇ?僕」

僕「これは無いよねぇ・・・」

腐「なんでよー!夢の話っていったじゃないかー!」

男「いや、寝る時に見る夢じゃなくてだな」

僕「それにしてもひどいよねぇ・・・」

男「僕」

僕「うん、わかったよ」

腐「アイコンタクトしてないでさぁ、良いじゃないこう言うのもさー!
って言うか、可哀想な物を見る目で見ないでよー」

男「その話はおいておいてちょっとこっちで落ち着こうじゃ無いか。」(黄色の救急車が来るまでね・・・」

腐「ぶーぶー!納得出来ないし!」

男「飴あげるからこっち来なさいって」

腐「それなら行ってあげなくもないですわよっ!」

僕「(腐の事は忘れないよ・・・)」
136 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 22:59:36.07 ID:3.yaWJ6o
終了って言うか終わってしまえ
きっと明日の朝には死にたくなって居るに違いない

それでも、書いていてちょっと楽しかったのはなぜだろうか・・・

ちなみにお題は言わなくても分かるよな?
137 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 23:01:49.96 ID:mVJ61Qo0
>>136 おつかれ、ちょっとこれは予想外だった、俺の腹筋を返しなさい早くっ!
138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:05:09.96 ID:3.yaWJ6o
>>137
大丈夫俺にも予想外だからww

この手の馬鹿話は書いてて楽しいんだけど、火祭りがご近所さんだから罰が当たらないか戦々恐々としております
139 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:08:13.78 ID:uiV5PSUo
まだ読んでる途中だけど、乙
140 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:09:28.82 ID:7/njhUs0
祭るぜッ!
そんな長くないというか無理やり感がw
141 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:10:17.90 ID:7/njhUs0

祭り。

この単語を聞くのは、実に数年ぶりである。
子供の頃からひねくれていて、祭りになど行こうとしなかったからだ。

喧騒が、嫌いだった。
人ごみが、嫌いだった。
騒ぐ奴が、本当に嫌いだった。

僕が祭りを嫌いな理由だ。

で、それを知っていながらも。
目の前の夫は、僕を祭りに誘った。

「祭りにでも、行くか」

と。



*

142 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:13:45.27 ID:7/njhUs0

「いいな、この雰囲気」

静かだ。
大きな祭りといえども田舎だから、あまり人も居ないのかもしれない。

「お、付いてきてたのか」

足元に目を落とすと、だいぶ履き慣れたスポーツシューズと家の住民。
住民といっても、猫だけどな。

「…ニャ」
「おお、鳴いたな。三日ぶりか」

思わず口元が綻ぶ。

「…あ、ヨーヨーすくいがある。やりに行こうよ」

と、ティーシャツの袖を引っ張る僕。

「あ、おいおい。あんまり引っ張るなって…。伸びるぞ」

言いながらも、笑顔が浮かんだ。
本当に、楽しい。



*
143 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:14:19.64 ID:7/njhUs0

結果、ヨーヨーを取れなかった僕は、悔しそうに俺からヨーヨーを受け取る。

「ははっ」
「何が悪かったんだろう…」

真剣に悩みだす僕。
その手には、ヨーヨーすくいの後に取った射的の景品。

その姿を尻目に、俺は手に持っていた綿菓子を食べ終わる。

そろそろ人も少なくなってきた。

「最後に、金魚すくいでもするか?」

「金魚すくいか…。いいかもね」

ニヤリ、と僕が笑う。
144 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:14:37.52 ID:FHtjHISO
皆うまくお題にのせるなあ
感心するわ

二人とも乙

とても良い作品だったよww
145 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:16:35.39 ID:7/njhUs0

「ただし、多く取れなかったほうが罰ゲームね」
「おう、受けて立つぞ」

金魚すくいの屋台へと走っていく僕。

なんだ。
僕だって、祭りを楽しめているじゃないか。

ドン、と一発目の花火が上がる。

「にゃ」
「…今日は良く鳴くな。うれしいことでもあったか?」

ドン、と二発目の花火。

一瞬明るくなる空に、まっくろな猫が良く映えた。


おしまい
146 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:16:40.52 ID:FHtjHISO
とおもったらもう一人
わっふるわっふる
147 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:17:35.90 ID:FHtjHISO
と思ったら終わったww

148 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:17:49.46 ID:3.yaWJ6o

勝負に負けていい感じに吸い取られる男の姿が目に浮かぶ・・・
149 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:18:54.86 ID:uiV5PSUo

猫って金魚食うかな?
150 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:20:58.66 ID:7/njhUs0
猫「…」テクテク

猫「…」コレカラモ チョクチョク トウカ シテクヨー

猫「…」シエーン

猫「…?」←水槽の中の金魚が気になる

猫「…」コンコン

猫「…」コンコココンコン

猫「…」コココココッコココココンココンココココ(ry
151 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 23:21:38.84 ID:mVJ61Qo0
おつかれ、やっぱりこういうほのぼのはいいね

あとついでなんだけどおもっくそ脱字してた部分があったから書いとくね
お世辞にも綺麗とは砂浜で ってなってるけど正確には
お世辞にも綺麗とは言えない砂浜で なんだ、書き忘れてた、てへっ
ほんとにすまんかった
152 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:21:54.30 ID:7/njhUs0
これで本当に終わり。
いや、終われ。

猫に支援させないといけない気がした。
153 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:27:47.02 ID:FHtjHISO
てへっさん
酔っ払いさん
シエン猫さん
お疲れ様でした

こんな単語からよくぞここまで…薬飲んだら少し回復したからネタを少し





ちょっと難しいかな?
引き続き





も受け付け中

さあそこのROM専も是非
154 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:31:20.65 ID:3.yaWJ6o
>>152
乙ー
これで後10年は戦え(ry

>>153
今奇で一本書いてるから書き終わり次第投下する
お題感謝だねー
新しい三題でも思いつけば書かせてもらうよww
155 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/25(土) 23:34:03.17 ID:mVJ61Qo0
窓は貰ったぁ!
短いのなら一本すぐにかけるからちょっち待ってて
156 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:36:27.18 ID:7/njhUs0
>>155
うおー、窓は貰ったぜっ…。
あ…。
シエン猫ですが、窓重複で書かせていただきます…。
157 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:38:01.45 ID:FHtjHISO
今日どうしたww
皆意欲的だなww流石週末
158 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:41:06.08 ID:3.yaWJ6o
ならばあえて三題含めて書こうじゃ無いか
取り合えずその三題書き終わったら結婚しようと思う
二次元だけど・・・
159 :お題「奇」 [sage]:2010/09/25(土) 23:45:25.84 ID:3.yaWJ6o
現実が小説を模倣するので有れば、今目の前に横たわる事実は誰の書いたシナリオになるのだろうか

自身の書いた小説のPRイベントに参加し、出張(?)先から帰宅し
真っ先に飛び込んで来たのがピエロの服を来て窮屈そうに植木鉢の間に挟まれ眠る黒猫の姿
疑問に思いながらも寝起きが悪い黒を放置し、リビングに入り第二波

自然甘味料のCMに出てくる宇宙人よろしく全身タイツに身を包み、サイドボードの扉から右半身だけ出し器用に眠る腐の姿
ご丁寧に全身タイツはパープルシルバーの下地にブルーのスパンコールをあしらい頭にはピッコ○風のどぎつい緑の触覚が二本
額には「寝てないよ?」のいたずら書きのおまけ付き

面倒なので放置し、荷物を置き
僕も寝て居ると思い、シャワーを浴びるために浴室の扉を開けて第三波
空の浴槽で眠る僕
ここまでは何とか処理し切れる
問題は、浴槽の蓋の端から頭をだしなんちゃって生首みたいになっている姿だ
しかも、シャンプーハットを顔の上下左右に装備してだ

「僕、朝だから起きなさい。そんなところで寝て居ると風邪をひきますよ?」

何故か敬語で頬をぺちぺちと叩く
すると気がついた様でうっすらと目を開き

「男?コモド大トカゲの格好をしなきゃダメじゃない・・・」
「・・・いいから起きてください。本当にお願いしますよ」

どういう状況?
何が有ったか気になる反面パンドラの箱は開けずに放置したい気もする
おおよそ希望と呼べる物は入っていないだろうし

その後の記憶が無い
どうやら精神の安全装置が作動し、記憶を封印した様だ

小説を模倣した現実が奇怪であるならば、事実は小説より奇怪な物になる
そう思った秋の一コマ
160 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:46:19.70 ID:3.yaWJ6o
一レスで収まったぜwww
とりま三題使って一本書くために田んぼの様子見てくる
161 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:50:11.06 ID:FHtjHISO
これは奇妙すぎるww
世にも奇妙な物語にでても良いレベルww

162 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:52:22.40 ID:FHtjHISO
どうでもいいけどさっきから死亡フラグチェッカーが点滅しっぱなしだがどうしようか
163 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:54:50.36 ID:3.yaWJ6o
>>161
それこそ「奇」だろうww

それに、フラグが立とうとフラグブレイカーが出張る様な案件じゃ無いから俺一人で十分だしなww
164 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:58:32.34 ID:7/njhUs0
窓るぜっ!
そんな長くない。
165 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:01:08.89 ID:TdSlUks0

僕「ねえ、男さん」

男「なんだ?」

腐「あ、ざーす」

僕「うん…」

男「…」

腐「窓、割っちゃった♪」テヘッ

男「おいこら」

猫「…」
166 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 00:01:10.94 ID:d1HcHbEo
乙カレーヌードル

フラグ除去は腐に任せれば良かろうに
167 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:01:53.37 ID:TdSlUks0

腐「いやー、ごめんねー」

僕「はぁ」

男「第一、寝室の窓がどうやったら割れるんだよ…」

腐「ベットの上でアクロバッドな動きをしようとしたら、窓にひじが当たっちゃってさ」

僕「アクロバッドな動きって、前転のこと?」

腐「…てへ♪」

男「俺はキレてもいい」
168 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:02:24.16 ID:TdSlUks0

腐「まあ、弁償はするよーん」

男「しなかったらおかしいからね」

僕「うん」

腐「…うん」


僕「夜は冷えるだろうなー」チラッ

男「そうだな」チラッ

腐「…」オドオド

僕「新聞紙で塞ぐわけにもいかないしなー」チラッ

男「寒いもんなー」チラッ

腐「あーもう! わかったよ! 私の家に泊めるよ!」
169 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:02:58.94 ID:TdSlUks0
よる。

腐「せまい、おちそう、あつくるしい」

僕「仕方ないよ」

男「女二人に挟まれて寝る日が来るとは思っていなかった」

腐「意識しちゃってるの?」

男「僕だけな」

腐 「えー」ガーン

僕「猫は?」

男「そこだ。包まってる」

腐「あ、毛布取られてる…。明日、洗濯しないとなー」
170 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:03:37.56 ID:TdSlUks0

男「ん、じゃあおやすみー」

僕「おやすみー」

腐「ん…」

猫「…」

つきが、さんにんと、いっぴきをてらす。
171 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:07:11.70 ID:TdSlUks0
猫「…」ムクリッ

猫「…」キョウハ モウ ネマス

猫「…」マタ イツカー

猫「…」シエ シエ シエーン

猫「…」←僕の頬っぺたが気になる

猫「…」フニフニ

猫「…!」フニフニフニ

猫「…!!」フニフニフニフニフニフニ

猫「!…!!」フニフニフニフニニフニフニフニフニフニフニニフニフニ

僕「…うーん」
172 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:08:14.32 ID:TdSlUks0
おしまいー。


あ、あと。

男「あれ?お前…」猫「…」 二匹目

ってどこかでまとめられてる?
173 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 00:09:38.71 ID:d1HcHbEo

まとめは知らん
174 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:14:38.04 ID:mGsVX.SO

上に同じく
175 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 00:15:58.80 ID:WCEUZoA0
おつかれ
その上に同じく
176 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 00:16:35.55 ID:WCEUZoA0
さて出来たし書いてく
はじめよう
177 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 00:17:35.90 ID:WCEUZoA0
【ここから見つけて】

腐「・・・雨、振ってきちゃったかー」

腐「早く来て正解だったねっ!やっぱり私は最強だっ!いやっほおぉぉい!・・・はぁ、ダメだなー全然元気でないよー」

腐「・・・誰か来ないかなー」

腐「・・・う?電話だっ!はいはい!」

腐「あ、勇君?どったのー?」

腐「えっ?今日はお休み?うっそー!そりゃないぜーっ!」

腐「うー・・・わかったよー、じゃあまた明日っ」

腐「・・・はぁー、帰ろうにも傘無いしなーっ」

腐「もう暫く待っておこう、うん」
178 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 00:18:43.86 ID:WCEUZoA0
腐「・・・」

腐「・・・んー」

腐「・・・暇」

腐「・・・」

腐「避けなければ撃つ!避けても撃つ!」バッ

腐「・・・」

腐「・・・暇だー」

腐「・・・窓」

腐「・・・雨ばっかだなー」

腐「・・・」

腐「・・・誰か、来ないかな」

腐「・・・」

腐「・・・好き」

腐「・・・」

腐「・・・大好き」

腐「・・・大好きだよっ」

腐「大好きっ!」

腐「・・・うあぁぁ!なにやってるんだ私はぁぁ!!超いてぇぇぇ!!」

腐「はぁ・・・はぁ・・・落ち着け私っ、クールになるんだよ」

腐「・・・ふぅ」
179 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 00:19:37.98 ID:WCEUZoA0
腐「・・・」

腐「雨、止まないな」

腐「・・・ん、あれは?」

腐「あ、元1君だっ!」

腐「ぷひひー!何にも知らんで来よったかあの若造めっ!ざまぁ!」

腐「早く来ないかなーっ!」


元1「はっ・・・!はぁ・・・!おい」

腐「残念でっしたーっ!今日はお休みなのだよっ!」

元1「ンな事知ってらぁ!お前、どうせ傘がねえから帰れねぇんだろうが」

腐「うっ、な、何故それを!は、ま、まさか貴様エスパーかっ!」

元1「んなわけねぇだろ、ほら」スッ

腐「え?何これ?」

元1「傘だよ、ほらさっさ帰るぞ」

腐「あ、う、うん・・・」
180 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 00:21:02.67 ID:WCEUZoA0



元1「・・・」

腐「・・・しっかし、どうして私が傘持ってないってわかったんだいっ?場合によっちゃあグーパ」

元1「違うわ!お前、天気予報とか見てなさそうだし。それにいつも一番早く来てただろう、だからもしかしたらって思っただけだ!」

腐「そ、そうなんだーっ!すごいね元1君!君は人をちゃんと見てるねっ!」

元1「・・・お前だけだ」ボソッ

腐「ん?なんか言った?」

元1「なんでもねぇ!てかお前、さっき窓ん所でなにしてたんだ」

腐「うぇっ!な、何もしてないよっ!してないしてないっ!」

元1「なんだいきなり慌てて」

腐「慌ててないもんっ!ともかく何もしてないし言ってないからねっ!」

元1「お、おう・・・」
181 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 00:21:37.99 ID:WCEUZoA0

腐「・・・」

元1「・・・」

腐「・・・ありがと」

元1「あ?何がだ」

腐「傘、持ってきてくれて」

元1「あ、あぁ」

腐「・・・」

元1「・・・」



腐「じゃ、この辺でっ!」

元1「あぁ。あ、傘はそのまま持ってていいぞ。返すのめんどくせぇだろうから」

腐「うん、ありがとっ!じゃあ、ね」

元1「じゃあな」

腐「・・・ばいばい」

腐「・・・明日も、一番に行かないとね」

腐「窓も、綺麗にしなきゃ!」

腐「るんるるんっ!明日雨だといいなっ!」
182 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 00:22:49.20 ID:WCEUZoA0
終わり 窓あんま関係ねぇ・・・
183 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:26:02.78 ID:mGsVX.SO

優くんが急に勇ましくなっちゃった///
184 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 00:28:47.81 ID:WCEUZoA0
あ、ああぁぁやっべぇぇ!優を勇に究極新化させちまったぁ!てっへっ!
>>183 に言われるまで気付かんかった、すまんかった
185 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:30:37.99 ID:mGsVX.SO
いや、解釈を変えれば今優くんは元2に対して勇ましくなってたんだよ

きっと
186 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 00:32:58.41 ID:ZWqsv/Yo

脳内変換余裕だったけど、ムキムキな優が浮かんじまったぜwww

さて、書きあがった事だし投下する
例によって短いが容赦してくれww
容赦無い批判は問題ないがなwww
187 :窓想輪 [sage]:2010/09/26(日) 00:34:42.66 ID:ZWqsv/Yo
夏も過ぎ、少しずつ気温が下がりつつある秋の夕暮れ
いささか窓を開けるためには気温が低いため、窓越しに景色を眺める事しか出来ないのが残念だ
それでも、妻がよく手入れしていた庭は四季の移ろいを感じさせ
次の話は秋がテーマでも悪くないと考えるだけの何かを訴えかけて来る

しかし、人の手の入らない庭園は朽ちる一方だと思い出しその場で筆を取る事を諦める
今はこの庭の手入れをする人はそばに居ないのだから、朽ちゆく世界を書いても仕方がないし、バットエンドは趣味じゃない

「やれやれだ、俺は何時の間にか僕が居なければ生きられない身体になってしまったらしい」

仕方無しに普段見ていた僕の姿を窓のスクリーンに映し出して見る
土にまみれながらも花の苗を植える春先
愛おしそうに枝の剪定をし、縁側でうたた寝をする春
増えてきた雑草と格闘し、文句を言いながらも楽しげな表情を浮かべる初夏
カゴ一杯に夏野菜を抱え、楽しそうに笑って見せる夏
時期が終わり、種をつけながらも枯れゆく花に涙を流し秋口
枯葉を集め、焼き芋にはちょっと足りないねぇと微笑む秋
白い奇跡の結晶に覆われ、来年は何を植えようか?と楽しそうに想像する冬

あぁ、輪の様に廻る季節の中で変わらずに有った大切な想い
失って始めて気が付くと言う残酷な仕組み
あぁ、これだけ妻を想いながらも今すぐには戻らないもどかしさ

容易に窓越しでも投影出来るだけに辛い
これだけは何度輪廻を迎えてもなれる事は無い様に思える
どうして俺の元から去ってしまったのだろう
たとえ一時的だとしても辛すぎる
束縛したい訳ではないが、本当に辛い

この想いはどうする事も出来ない
だからこそ、偽物と分かっていても窓越しに眺める事をやめられない




「温泉旅行、俺も行きたかったなぁ・・・一泊二日とか長いよなぁ」


そんな一コマ
188 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 00:38:43.91 ID:ZWqsv/Yo
異常終了
一レスで収まったし悔いはねぇw

ちょっと未来な感じで妄想して見た
男は頑固親父の甘えん坊な部分が出て来るんだろうと思ったから書いて見た
189 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 00:39:58.75 ID:WCEUZoA0
おちかれ、これはうまいな・・・いやほんとうまい
すごく綺麗にお題がまとめられてて読みやすかった、こんなの書いてみたいな
190 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 00:44:43.95 ID:ZWqsv/Yo
>>189
褒めても酒しかでねぇんだぜ?ww

単品お題で何も浮かばない不思議
もっと酔わなきゃダメなのかBGMがダメなのか
この曲好きなんだけどなぁw
191 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:50:08.30 ID:mGsVX.SO
いやはや上手いなあ
そんな一コマを表現するのにここまでやるとは。
男の感情がよく見える。

さて6つお題を出したけど、前3と後3を足しても面白そう。
夢と窓とか
奇と輪とか
192 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:52:23.91 ID:mGsVX.SO
何ならお題を足すけど…どうする?
193 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 00:55:22.79 ID:WCEUZoA0
>>192 じゃあ、あと三つ程お願いする
194 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 00:55:59.17 ID:ZWqsv/Yo
>>192
生かせるかは分から無いけど、ありがたいぜww

今のところ夢と想で何か書けそうw
195 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:00:45.61 ID:d1HcHbEo
お前ら元気だな…
俺はもう寝る‼こんな文才に溢れたスレに居てたまるか
196 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 01:03:56.30 ID:WCEUZoA0
>>195 うるせぇ!お前みたいなやつは明日また来て話読んでけ!
お休み!
197 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:04:14.62 ID:ZWqsv/Yo
>>195
それ死亡フラグ
書けば回避可能
俺も文才欲しい

お疲れ様
良い夢を見ながらゆっくり体をいやして
198 :夢でも想う [sage]:2010/09/26(日) 01:08:51.95 ID:ZWqsv/Yo
夢を見た
と言っても、親友の様にシュールな夢ではなくて
単純に男に抱かれる夢
「抱きしめられる」ではなく、「抱かれる夢」

別段愛されて居ると感じたい訳じゃなくて
欲求不満な訳ではなくて
単純に一緒にいたいと強く想うからだと思う

普段から十分愛されて居ると感じるし、不満なんて何も無い
他人から見ればどうか分から無いけど、僕自身はこれ以上ないくらい満足している

それでもそんな夢を見ると言う事は、人間の欲望は限りないと言う事なのか
はたまた、満足出来て居ないだけなのか
どちらにしてもまともに男の顔を見られる気がしない

試しにおはようのキスで起こすのも悪くないと思う
そして夢の話は出来なくても、夢に見るくらい想って居ると伝えてみよう
199 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:11:38.73 ID:ZWqsv/Yo
短いなぁwww
思いつくままに書いて見たらこうなった

別に僕を変態チックにしたい訳じゃなくて、想った先の三大欲求の発露があると思って書いて見た

描写が無いのは俺がどうt(ry
・・・察してくれるとありがたい
200 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 01:18:56.11 ID:mGsVX.SO
よし





似たような3つのお題
さあどうする
201 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 01:20:48.17 ID:mGsVX.SO
遅ればせながら乙
202 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:20:49.50 ID:ZWqsv/Yo
>>200
当たって砕けろの精神で三題使ってみるぜww
203 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 01:21:50.94 ID:mGsVX.SO
縛りをかけようかww

禁止ワード
隙間
204 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:22:40.96 ID:ZWqsv/Yo
>>203
・・・もう一杯引っ掛けて来る
205 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 01:33:32.34 ID:mGsVX.SO
>>204ちょww
正直すまかんかったと思ってる。
でも一番簡単に連想出来るものを使っちゃ面白くないだろ?
206 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 01:34:39.06 ID:WCEUZoA0
【大輪の花火に君を想った】

男「・・・」

僕「わぁ・・・綺麗だなぁ」

男「・・・あのさ、僕」

僕「ん、なんだい男さん」

男「僕は、あの花火みたいに最初は輝いて最後は消える・・・そんな生き方ってどう思う?」

僕「んー・・・どうだろ、僕にはわからないな」

男「そっか、そうだよな」

僕「でも、僕は一瞬だけ輝くような人生は、否定はできないけど肯定もできないね」

男「・・・それ、よく覚えてたね」

僕「男さんの名言だしね。それに僕は、もっと長く小さく輝いていたい」

僕「男さんや黒君達と一緒にね」

男「・・・そっか、そうだよな」

僕「でも、どうしてそんな事聞いたの?」

男「いや、なんでもないんだ。ほんとくだらない理由だったし」

僕「?そうなんだ、あ!今の見た男さん!かなり大きかったよ、すごいなぁー」

男(言えないよな、あの花火みたいにいつの間にか俺の前からいなくならないでくれ、なんて・・・)
207 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 01:35:55.57 ID:WCEUZoA0
終わり 初1レス物 
輪関係ねぇ・・・

>>205 隙間禁止・・・だと・・・?おもしれぇ・・・!
208 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:38:30.67 ID:ZWqsv/Yo
>>205
何となく言っただけだから気にすんなしwww
逆に隙間の方が使い辛いしさww

あともうちょいで書き上げる
209 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 01:39:04.31 ID:WCEUZoA0
あ、まった1レスもの初めてじゃなかった、てへっ
今の所お題は9つか、いろいろ書けそうだ
210 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 01:50:01.48 ID:WCEUZoA0
【この間、約0.5秒】

女「・・・」

友「・・・」

女「仕事、してください」

友「女ちゃんがハグ、させてくれたら」

女「嫌です」

友「んー・・・」

女「大体、あなたはいつもそうやって私にちょっかいかけてきますけど」

友(チャンス!)

女「嫌ってわけじゃないですけど私にだって・・・」

友「隙ありぃ!」バッ

女「うひゃあ!な、何するんですか!」

友「いやぁ、やっぱり女ちゃんは可愛いねぇ!」

女「もう!さっさと仕事してください!・・・ふふ
211 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:50:55.73 ID:ZWqsv/Yo
>>209
綺麗に切ないなぁ
なにはともあれ乙
9つのお題を使った話楽しみにしてんよwww

出来たから投下する
案外むつかしいぜww
212 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 01:52:10.13 ID:WCEUZoA0
おうぇり なんか終わりって打ってたらタイプミスでこうなった、面白いしそのままにしとく
最後かっこ外れてちゃった、てへっ
213 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:52:23.13 ID:ZWqsv/Yo
>>210
済まんかったww
終わるまでおとなしくしてるから、存分に書いてくれると嬉しいよー
214 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 01:56:11.91 ID:WCEUZoA0
たまには、あのホモどもも書くか・・・
でもどのお題つかうか決めてないし他の話を書く人は先に書いてくり
215 :お言葉に甘えて投下する [sage]:2010/09/26(日) 01:58:42.78 ID:ZWqsv/Yo
日課の一つに夫婦揃ってのお茶会がある
お茶会と言っても、コーヒーを飲みながら雑談するだけの時間だ
これと言って重要な会話では無いが、なくてはならない時間

タイミング的には、お昼以降の執筆活動がひと段落した
続けるには集中出来ず、やめるには早い時間帯の本当にちょっとした境目

何時間も続く訳では無いけど、どうしたって話題の隙は出来る
お互いにカバー出来なかったり、切りが付いた話題だったり
理由は様々でも無言の時間が出来てしまう訳だ

それでも、俺はそんな時間が一番好きだったりする
「天使が通った」
そんな表現もあったりするけど、単純に会話の間なのだろうと思う

お互いに何も言わず、気まずい訳でもなく無為に流れ去る時間
でも、俺の中では無駄に流れる時間ではなく日常の素晴らしさを再確認する有意な時間

不思議と言葉を交わさずとも分かり合えている感覚
錯覚かもしれ無いけど、空間ごと溶け合う感覚
言いたい事がちょっとした仕草で伝わってくる感覚

悪くはないけど、良くも無い
齟齬は無いけど、100%の疎通も無い
言葉を発する事が無くても、テレパシーも無い

要するに、悪魔の様な心地よさな訳だ
甘言に耳を傾けても楽園を追われる未来しか無い
だからこそ、俺はこう言う

「寝癖でてるよ?」

雰囲気ぶち壊しの僕の機嫌が斜め32度位になるけど、破滅よりはいいじゃない?
それに、そういう無言の楽しみは老後の楽しみに残しておこうじゃないか
216 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:59:56.69 ID:ZWqsv/Yo
中々難しいなww
良い練習になるお題だがこれ今の限界だぜw

ってなわけで、寝るよー
おやすみー
217 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 02:04:10.08 ID:WCEUZoA0
お休み、俺も最後になんか書いて寝るよ
しかし今日はほんと盛り上がったな
218 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 02:07:23.55 ID:mGsVX.SO
みんな乙
実に乙

体調が回復したら俺もまた投下する

お題は時に書くときの手助けになるが、時に表現の制限ともなる。

またお題が欲しかったらいつでも言ってくれ。
219 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 02:15:01.17 ID:mGsVX.SO
>>115のお題提供から100たったからなww

やっぱり面白いねこのスレ
1は来てたのかな?

お題投下を週末恒例にする?ww
220 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 02:16:00.31 ID:WCEUZoA0
【君と僕の輪の中で】

優「・・・ねぇ、どうして僕だったの?僕は男なのにさ」

元2「あぁ?そりゃお前・・・なんでだろう」

優「酷いなぁ・・・理由もなくこんなことするんだ」

元2「ち、違うっての!てめぇあんまうだうだ言ってっとまた突っ込むぞ!」

優「ふふ、顔真っ赤だよ?照れちゃって・・・ほら」

元2「あ、な、なんだよ」

優「こうやって両の手を繋いでたら、僕たち一つになってるようだね」

元2「あぁ・・・そーだな」

優「ねぇ、メビウスの輪って知ってる?」

元2「あー?なんだっけな、無限の輪だっけか?」

優「そうそれ。僕たちも今、メビウスの輪になってるのかな」

元2「・・・そーだな、なってっといいな」

優「うん」

僕(ずっと、繋がっていけたらいいな)
221 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 02:18:43.72 ID:WCEUZoA0
終わり 初のホモ物、書いて見ると楽しかったっていう

>>219 おい!俺を忘れたのか!俺だよ!初代スレで死にもの狂いになってた1だよ!
いや別に忘れててもいいけどさ!なんかちょっと泣きそうになったぞ!
222 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 02:22:52.40 ID:WCEUZoA0
>>219 すまんな、取り乱した

週末恒例か・・・それもいいかもしれんな
取り合えず体調崩さないようにして早く元気になるんだぞ
223 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 02:33:02.21 ID:mGsVX.SO
>>221いや薄々気付いてたぞww

てへっで終わるとことか
大輪のryで男の名言がすぐに出てくるとことか

まさかと思ってね。

実は薬で元気なうちにお題ネタを既に10程ストックしてたww

これで週も大丈夫だwwww
224 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/26(日) 02:36:34.98 ID:WCEUZoA0
>>223 それだけあれば大丈夫だな、また頼むよ
さて、そろそろ寝るかな
お休みみんな 
225 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 02:44:37.86 ID:mGsVX.SO
こんな病人のお題にのってくれて嬉しいよ。


まだまだ9つのお題を元にした作品を受け付けております。

我こそは!というかたはこちらの宛先にどうぞ


是非ROM専の人も!次の主役はキミだ!!


さてお休み
226 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 02:56:46.35 ID:O62dTX6o
みんな超乙
227 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 08:49:41.17 ID:rhj6iIAO
まさか昨日の夜にこんだけ盛り上がってるとは思わなんだ
早めに寝ちゃったのが悔やまれるわ、みんな乙です
228 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 08:54:58.51 ID:mmk3qcDO
>>220
僕はどこで覗いてんだよww……と無駄なつっこみをしてみる
229 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 09:46:44.64 ID:mGsVX.SO
>>227
また週末きっと盛り上がるよ。

ネタは既に作ってあるからww
230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 11:17:13.13 ID:qumzLcAo
妄想で意味不明ですので、飛ばして下さい。

友「紹介しよう、マイフレンドのK・Iだ」

K・I「あーはっははははー、あーっははははー」

K・I「君が友のフレンドの男きゅんか、よろしくぅ〜!」

男「きゅんって・・・」

友・K・I「あーはっははははー、あ〜っははははー」

友「あ、君がK・Iのフレンドのあb•••
・・・・

男「う〜ん・・・ハッ」ガバッ

男「夢か・・・いや、悪夢か・・・ん」

猫「フミャ!!シャ!!」ゴロゴロ

猫「!!」ガバッ!!キョロキョロ

男「お前もか•••」

友「どうした?そんなに慌てて、あーはっははははー‼」

友・猫「!!」

前スレの忘れられなくて…ごめん・・・友のキャラを忘れ気味…
231 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 13:04:45.09 ID:SNWUywDO
>>228 ほんとだ、何やってんだ僕
眠い頭で書いたのもあるけど僕と優は喋り方が同じだから間違えちまった、てへっ
すまんかった
232 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 13:08:49.47 ID:mGsVX.SO
>>230
乙乙
夢・奇みたいな作品だね
233 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 02:57:12.43 ID:9FegpEDO
>>230
ちょwwwwww刈谷勇wwwwww
234 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/27(月) 16:19:18.81 ID:gbnELkSO
人いないな
こっそり超短編

〜ちょっと昔の話…子供は見た〜
男と僕がお祭りで会った後…
僕宅ベッドの上
僕「…」ポー

僕「男さんってやっぱり変わった人」

僕「…」

僕「可愛いなんて生まれて初めて言われた///」ゴロゴロ

僕「今度会ったら顔見れないよ〜///」ゴロゴロゴロゴロ

ピタッ
僕「男さんは僕のことなんて思ってるのかな」

僕「…」

僕「『結婚しよう』なんて言われたらどうしよう///」

僕「あ゛〜〜〜〜〜〜///」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ


隙間
子供「…」

子供「♪」ニヤッ
235 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/27(月) 16:20:14.52 ID:gbnELkSO
以上風邪引きでした


ヤバい人混みにいると頭痛すぎワロタww
236 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 16:37:56.54 ID:hAs8M2DO
(<●><●>)

乙ーお大事にー
237 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 19:33:59.39 ID:j1RgPgAO
もしもしからチャレンジ。変だったらスマソ
『被写体』

男「・・・・・・」

猫「・・・・・・」ゴロゴロ

男「・・・・・・」

猫「・・・・・・」ピッピッ

男「・・・・・・」

猫「・・・・・・」ナメナメ

男「・・・・・・」

僕「・・・・・・」

猫「・・・・・・」ゴロゴロ

僕「・・・・・・何してるの?カメラなんか持って」

男「はっ!僕っ!?」クルッ

僕「・・・・・・いや、そんなに驚かれても困るんだけどね」
僕「それで、何してたの?」

猫「・・・・・・」スタッ

男「いや、ちょっと久しぶりにコイツの写真でも撮ろうかと思ってな」
男「こっち向いてくれるのを待ってたんだがなかなか隙がなくて」

僕「ふーん・・・・・・今こっち向いてるよ?」

猫「・・・・・・」フイッ

男「え!?ちょ、おい待てってそりゃ無いよ!もう一回!」

猫「・・・・・・」スタスタ

男「頼む!もう一回こっち向いてくれ!おーい!」テクテク

僕「・・・・・・つれないなぁ?」クスクス

男「頼むよー!」

猫「・・・・・・」スタスタ

挑戦したけど駄目だこりゃ、俺に文才なんかないや
238 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/27(月) 19:47:22.08 ID:gbnELkSO
そんなこというな
また頼むよ
239 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 19:56:00.02 ID:LJQh2IYo
こう言うの好きだ
黒のツンデレっぷりがたまらんね
240 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 20:24:30.63 ID:hBxS20Eo
乙&乙
241 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 21:43:24.61 ID:j1RgPgAO
なんか乙とか言われんのも嬉しいもんだな、駄作でスマソ

とりあえずあとは>>1さん達に任せるわノシ
242 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 22:07:53.17 ID:LJQh2IYo
物語は何時だって回想から始まる
そう言ったのは何処のどなたさんかは定かでは無いが、確かにそうなんだろう
俺は今激しい後悔と共に過ぎ去った暖かい時間を思い出している

『男おはよ、もう朝だよ』
『男っ!そんなに僕をからかって楽しいのっ?』
『男ーケーキ食べよっ!』

あぁ・・・何もかもが懐かしい
あぁ・・・何もかもが暖かい
あぁ・・・何もかもが手遅れだった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
腐「あたしのせいでこうなった?ふざけないでっ!選んだのは貴方自身だ!私は選択肢を明確にしただけ。
「箱を開けたのは貴方でしょう?私は最初から希望の無いパンドラの箱だと言っていたでしょ?」

そう言い放ち酷薄な笑みを顔に貼り付ける
さながら残酷な道化の仮面をかぶっている様だ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

子供「お姉ちゃんの好きな物?そんな事を今更聞いてどうなるの?
「こうなってしまえば何も元には戻らない・・・お兄さんが自分でした事なんだから自分でどうにかしないとなんの意味も無いと思うな」

そう言い笑って見せるがどことなく不安げで、そして俺の事を気遣ってくれている様な印象を受けた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

黒猫「・・・」じー

あぁ、そうだな
迷っている暇が有るなら一刻も早く彼女の元へ向かうべきだよな

黒猫「・・・」フィッ スタスタ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「男はさ、優し過ぎて、ちょっと意地悪で、僕を大切にしてくれて、それでいて残酷なんだよ
「ただ、それだけ。それだけなんだけど、どうしてこうなっちゃったんだろうね」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

劇場版 男と黒猫 〜僕と男とたった一つの宝物〜

ーーーあなたの大切な物はありますか?

2032年 吹雪の中を桜が舞い踊り向日葵の笑顔を紅葉が飾る頃公開予定
243 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 22:08:24.32 ID:LJQh2IYo
こんばんわ
酔っ払いが通りますよ、と
244 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 22:10:05.84 ID:LJQh2IYo
途中送信とか・・・

何となく思いついたから書いて見た
深い意味は無い上にこれ一本だけって言う

ちなみに後悔予定はあっても公開予定は無い
245 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 22:18:14.28 ID:hBxS20Eo
>>242
wwwwオチwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
246 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 22:49:12.50 ID:JSxZLd6o
そうか、2032年には完全防寒しないと花見酒ができないのか・・・
247 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/27(月) 22:50:17.40 ID:zgwWY9w0
おいっす!さっき嘔吐一発かましてきた俺がきましたよっと!
やっぱあれだね!吐くって大切だね!胃がスッキリ!喉焼けそう!息も切れ切れ超HAPPY!

俺はもう駄目かもしれん、なんか書こうかな
248 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 23:03:27.78 ID:LJQh2IYo
>>247
読みたいが、辛いなら好きな音楽でも聞きながら身体を休めるべきだよ
幸い吐き癖は無いけど、胃が弱くて吐く辛さはわかるからゆっくりして欲しいぜww
249 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/27(月) 23:26:18.60 ID:zgwWY9w0
【心、見つめて】

「なぁ。あんたは、幸せだったか?」

「さぁね。でも、それなりに満足はしてた・・・かな?」

「なんだよそれ、曖昧だなぁ」

「はは、そんな物だよ。意外と死んだ後の方が幸せかもしれないだろう?」

「そうだな」

「じゃあ聞くけど、君は今幸せかい?」

「・・・俺は―――――


猫「・・・」じぃー

男「・・・おはよ、相棒」

猫「・・・」

男「なぁ相棒・・・俺は、幸せ者だと思うか?」

猫「・・・」フィッ

男「はは、それはお前が決めろってか」

男「・・・○○さん」

男「・・・俺は、幸せなのかもしれない」
250 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/27(月) 23:28:38.01 ID:zgwWY9w0
終わり お題の夢をイメージして書いてみた

>>248 すまんな、我慢出来ずにコンビニでカルビ丼(大盛)買って食ってたらこうなっちゃったんだ、てへっ
つまり自業自得っていう
251 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/28(火) 00:05:23.28 ID:buaXO1Q0
納豆巻きうめぇ!

【アイアムレジェンド俺】

友「ブーン!キャッチ成功!」

女「・・・またですか」

友「さぁ女ちゃん!これからドライブ」

女「原稿上がってませんよ。それからこの間の分、まだ書き間違えがないか目を通してないでしょ?」

友「そうだけど気分が乗らないんだも」

女「し・り・ま・せ・ん!そうやっていつも私に抱き付いてきて、まともに仕事が終わるのいつも締め切り前日じゃないですか!」

友「まぁまぁ!間に合ってるんだからノープロブレ」

女「じゃありません!いい加減にしないと私、お暇を頂く事になりそうですけど・・・!」

友「うっ!そ、それはちょっと厳しいんじゃ・・・」

女「じゃあ、早く仕事を終わらせてください!はい行った行った!」

友「ぬー・・・」
252 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/28(火) 00:14:05.08 ID:buaXO1Q0
友(どうにかして女ちゃんとチュッチュイチャイチャしたいのに)カリカリ

友(んー・・・なにかナイスな手は無いものか・・・)カリカリ

友(媚薬・・・なんてノーだ!そんなの俺のポリシーに反する!)カリカリ

友(じゃあ、プレゼントとか?・・・何をあげたらいいんだろうか)カリカリ

友「うーん・・・」カリカリカリカリカリカリカリカリ

女「あんなに真面目に書いてるなんて珍しい・・・」

友(まて、違うそれじゃない!じゃあ・・・あれか?いやいや)

女「・・・友さん、お茶ですよ」

友「・・・んー」カリカリ

女「おーい、聞いてます?」

友「違う・・・うん」カリカリ

女「・・・」

友「そうだ・・・いや待った」カリカリ

女「友さん!」

友「ぐぬぬぅ・・・」カリカリ

女「どこにこんな集中力隠してたんだろ・・・」
253 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/28(火) 00:23:26.03 ID:buaXO1Q0
友「・・・」カリカリカリカリ

女「・・・とーもさん、あなた」

友「くぅ・・・」カリカリカリカリ

女「大好きですよー」

友「・・・ぬぅ」カリカリカリカリ

女「これにも反応しないなんて・・・友さん、愛してますよー」

友「・・・」カリカリカリカリ

女「・・・あなた!大好き!」

友「・・・ん」カリカリカリカリ

女「ねぇ友さーん、聞いてるー?」

友「んん・・・」カリカリカリカリ

女「もう!そんな人を無視するような悪い子にはお仕置きしちゃうぞっ!」

友「・・・」カリカッ カリカリ

女「ねえ友さーん、無視しないでよぉー」

友「・・・」カサッ カリカリ

女「・・・これは本当に珍しいですね」

友「・・・」カリカリカリカリ
254 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/28(火) 00:31:00.89 ID:buaXO1Q0
女「・・・もうちょっとだけいいですよね」

友「・・・」カリカリカリカリ

女「んん・・・友さん、キスしたいです」

友「・・・」カリカリカリ

女「友さん・・・キス、して?」

友「・・・」カリカリ

女「・・・ねぇ、キスしよ?」

友「・・・」カサッ カリカリ

女「・・・友さん、チューしましょう!」

友「・・・」カリカリ

女「・・・友さーん」

友「・・・」カリカリ

女「・・・わ、悪ふざけが過ぎましたね」

友「・・・」カタン

女「あ、終わりました」

友「もう無理我慢できないぜぇ!」ガバァ

女「ひゃぁあぁ!な、何ですかぁぁ!」
255 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/28(火) 00:38:41.39 ID:buaXO1Q0
友「さぁキスしようか!さぁさぁさぁ!」

女「あ、あぁあぁぁ!き、聞いて!聞いてたんで・・・!」

友「だってさぁー!最初に大好きとか言い出した時は空耳かと思って気にしないでいたけどその後キスしよって言われた時にはもうね!ね!」

女「いやあぁぁ!忘れてぇ!忘れてくださいぃ!あぁぁあぁぁ!」

友「はは!無理な話だねそれはぁ!俺の脳内アルバムにしっかり保存させてもらうよ!」

女「うわぁあぁん!お願いですからぁ!やめてくださいぃ!」

友「さ、女ちゃんのお願い通りにキスしよう!」

女「え?え?ほんとにするんですかぁ?」

友「もちろん、女ちゃんが言い出したんだし」

女「あ、うぅ・・・わかり、ました・・・」

友「じゃあ、行くよ?」ギュッ

女「は、い・・・」ギュウ


256 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/28(火) 00:46:07.62 ID:buaXO1Q0


女「・・・」

友「・・・」

女「・・・なんですかこれ」

友「・・・マイドリーム、かな」

女「・・・書き直しです」

友「ノォー!」

女「当たり前です!締め切りも近いってのに何書いてるんですか!」

友「うー・・・すいません」

女「まったく・・・」

友「ちゃんと書いてくるよ・・・」

女「はい、頑張ってください」




女「・・・友さん、ちゃんと書いてるかなぁ」

女「・・・お茶でも持っていきましょうか」

女「友さん、お茶ですよー・・・」

友「・・・」カリカリカリカリ

女「あれ、珍しいですね・・・真面目に書いてる」

友「・・・」カリカリカリカリ

女「・・・まぁ、ちょっとぐらいの悪ふざけなら・・・許されますよね」

女「友さん・・・大好きですよ」

友「・・・」カリカリカリカリ
257 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/28(火) 00:51:08.70 ID:buaXO1Q0
終納豆 いやぁ納豆ってすごい!元気がでた!ありがとう納豆!
よかったね友!納豆に大好きって言われてよかったね!
最近この納豆夫婦書いてなかった気がしたんで納豆、書いてみた納豆
くっさぁぁいつもネチャネチャしやがってぇぇ!!死ね!納豆じゃなくて死ね!

ふぅ・・・何やってんだろ俺・・・
258 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/28(火) 01:55:47.36 ID:qEbj3wQo
………何かドンマイ…
259 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/28(火) 08:22:31.06 ID:CVcxDQSO
ワロッチww
260 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/28(火) 23:20:42.08 ID:X/KiR4.o
猫は飼い主がPCを使っていると膝の上かキーボードの上に乗るものらしい
そして作業の邪魔をし、遊べと言わんばかりに自己主張をすると聞く

「ってな訳で、黒を膝の上に抱きながら執筆してみようと思う」
「男、気は確かかい?普通にしてても中々膝の上になんて来ないのにさ」
「だからこそじゃ無いか。それとも見て見たいとは思わない?」
「それは見て見たいに決まっているじゃないか」
「だろう?ってな訳だから、何か案は無いかい?」
「いやいや、文脈がつながって居ないから」
261 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/28(火) 23:23:16.73 ID:X/KiR4.o
どうも酔っ払いの人です
今日はあまり酔っていません

因みに続きはありません
って言うか、こんな方法はどうよ?ってのがあれば衝動的にポチってしまったキーボードの慣らしついでに明日以降
少なくても金曜の夜には書かせていただこうかと思います
262 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/28(火) 23:42:05.98 ID:CVcxDQSO
乙乙
263 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 00:48:58.89 ID:ce/HylQo
乙カレーヌードル
264 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 21:15:49.59 ID:xg24HNEo
どうも酔っ払いの人です
今日はまだ素面ですが新しく到着したキーボードで軽く遊んだら飲み始めますので
何かどうか書こうかと思います

何かお題があれば慣らし運転を兼ねて書かせていただきます
無ければ適当に昨日の続きを書いてみるつもりではいますのでー

ぶっちゃけ今までより格段に入力速度上がっているのでPCからの書き込みが格段に減る気がするwww

ではまた後ほど
265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 21:46:53.00 ID:oigku2DO
>>246 じゃあ

独り言 旅 納豆

のどれかで頼む
266 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/29(水) 21:47:51.58 ID:oigku2DO
ごめん安価間違えた

>>264 だった

頼む
267 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 21:56:25.30 ID:xg24HNEo
>>265
把握した
三つ混ぜるかどうかは分からないけどのんびり待っていてくれいww
268 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/29(水) 22:43:53.94 ID:tVuvusSO
お題ならばこの風邪引きに……
なん……だと……?
まあ楽しそうなネタだからいいやww
269 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 23:00:03.31 ID:xg24HNEo
「あぁ・・・納豆が無性に食べたい」

現代日本においておおよそ人が住むエリアに限って言えば
迷子になるなんて都市伝説の類だと思っていたのだが、
どうやらその認識を改めなければいけないようだ

「ここ・・・どこだよ」

寒村部とは言えど歩いていれば誰かどうかに出会うだろう思っていた
歩き始めて早6時間
途中に休憩を挟んだにしても一日の1/4が過ぎてしまっている

「今日中に帰るのは無理そうだなぁ・・・携帯も通じないから連絡も取り様がないしなぁ」

なんだか不安の海に漂いながらも怒りと言うなの波に揉まれている気分だ
これと言うのもすべて腐・・・では無く、珍しく友夫妻の策略のお陰だ
270 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 23:00:48.24 ID:xg24HNEo
〜12時間前〜

「俺に旅行をプレゼント、だって?」
「その通りだよマイフレンド」

友の声だと分かったがちょっとからかって見る事にした
古今東西美味いだけの話はないと決まっているからな

「家はセールスお断りしております」
「セールスじゃ無いって、俺だよマイフレンド!」
「今時オレオレ詐欺は流行ら無いと思います。では」
「お願いだから切らないで!俺だよ友だよ親友じゃないか!」

切実な叫びが聞こえた
電話の向こうでは土下座でもしそうな勢いだ

「それで?俺に旅行のプレゼントは良いけど何の悪ふざけだ?」
「いや〜、男がこの前書いた話あったでしょ?あれの評判が結構良くてさ〜」
「その話自体は光栄だが、それと旅行の関係が見えないんだが?」
「つまりね、出版社からのちょっとしたボーナスって感じのかな〜」
「ふむ。行き先と日付は?」
「行き先は喉かな山間部で明日からだねー」

随分性急な話だな
僕に連絡を入れてもすぐに準備が出来るかどうかは怪しい所だ

「こっちの予定はお構いなしか?無理だと言ったらどうするつもりだ?」
「旅行と言っても半分仕事だから拒否権はないし、男1人で行ってもらう事になるんだなぁ〜」

取材旅行って訳か・・・
それなら僕とのんびりしていた方が良いなぁ

「全力でお断りします。そう言えば明日は身内に不幸が出る予定があるしな」
「不幸が出る予定なんて聞いた事がないよフレンド」
「訂正。友人に不幸が降り注ぐ予定だ」
「怖い事言わないでさ〜頼むよ。俺になら多少の不運があっても構わないから、女の顔を立てると思ってさ」
「女が絡んで居るなら仕方ないよなぁ・・・」
「そう言ってくれると思ったよマイフレンド!」
「その代わりだ、今度の連休で構わないから僕とのんびりできる様な場所を確保しておく事」
「うぐっ!分かったよフレンド」
「因みに2泊3日以上な」
271 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 23:02:05.53 ID:xg24HNEo
〜現在〜

今となっては後悔している
って言うか後悔しか出来ない
因みに取材対象の記事も
「寒村部に突如現れる珍獣ヒラメリラメリを探せ!ー郷土料理もあるよー」
とか言うふざけた内容でそれを聞かされたのも現地に到着してから渡された荷物の中に入っていた封筒だった
本当にふざけてやがる

「あぁ〜僕と一緒の食事が取りたい納豆が食べたい黒をからかいたいのんびり家のソファでくつろぎたいシャワーを浴びたい晩酌がしたいベットでぐっすり眠りたい・・・もう帰りたいよぅ僕・・・」
「それじゃあ帰る?」

良い加減の恐怖感からか思考回路が崩壊してきたらしい
それに愛しい人の幻聴まで聞こえてくる始末

「僕の声が聞こえるよぅ・・・」
「その声はなんて言っているんだい?」
「んとね、帰る?って言ってるの」
「男はどうしたい?」
「帰れるなら帰りたいよぅ・・・僕に会いたいよぅ」
「なら僕に会えれば満足なの?」
「うん・・・って!」

いつからだろう、そこには僕がいた
って言うか会話していたのは幻聴じゃ無かったのか

「ようやく気がついたかい?」クスクス
「なんでいるの?」
「何でとは酷いなぁ、男と旅行に来たんじゃないか」クスクス
「どう言う事だ?」

僕に笑われるのはちょっとだけ恥ずかしい

「どう言う事も何も出版社からのご褒美だよ」
「それは口実じゃ?」
「口実の口実だねー」
「つまり?」
「ドッキリって事になるねー、友さんからの小粋なイタズラかな?」
「つまり?」
「今日から2泊3日の温泉旅館へご招待〜って事だね」

僕に会えた安心からかその場に脱力してしまい
不本意ながら隠れて撮影していた友の手を借りる羽目になった
温泉旅行自体は非常に楽しめたので、砂浜から頭だけ出して埋めるだけにしておいてやろうと思った
満潮ぎりぎりになるまで僕とのんびりしようと思う
272 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 23:06:12.69 ID:xg24HNEo
以上終了
混ぜて見たらこうなった
納豆が弱い気がするけど気にしないww

入力が早く楽になったとは言えど、思考速度が上がる訳ではないから一時間もかかってしまった
ちょっとだけ無念だったりもする
書いている時は楽しかったから問題ないけどねww

>>268
大丈夫
休日前の夜には活用させてもらうけど面白いかは保証しかねるがなwww
273 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/29(水) 23:08:25.59 ID:tVuvusSO

男の好物に納豆がプラスされましたww
274 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 23:12:35.91 ID:6VKQOYAO
おっおっ

お題が納豆とはまた・・・・・・
そんで友夫婦が絡むとは・・・・・・
275 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 23:25:36.79 ID:xg24HNEo
さて、明日も仕事故寝るとするよー
良い感じに酔いも回って来たしねww

みんなおやすみ
寒くなって来てるから暖かくして寝るんだぜ?
276 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/30(木) 00:54:15.92 ID:1ol.3poo
すげぇぇぇ
277 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/30(木) 22:18:58.01 ID:TRf2Bdco
風邪をひいた
もしくは風邪の菌に体内の侵入を許して破壊工作を行われた
ぶっちゃけどっちでも良い
どうせ、ベッドの上で高熱にうなされ鼻水の間欠泉と格闘しなければいけない事には変わり無いのだから

幸か不幸か既に一本書き上げ、校正待ちでありゆっくり体を休める事ができる
まぁ、風邪の原因が修羅場過ぎの徹夜明けでの異常なテンションのせいだから素直に喜べるかどうかは微妙な所だ

ノックの音で不覚にも驚く
スピーカーから流れる音楽に聴き入っていただけに尚更だ

「・・・はい」
「どう?少しは楽になったかい?」
「咳が収まっただけでも楽になったよ」
「そう、お粥作って来たけどだべられそう?」
「ん、ありがたくいただくよ」

目の前に見るからに熱そうなお粥がおかれる
黒ほどでは無いにせよ、熱いものが苦手な俺

「・・・食べさせて?熱いの苦手なの知ってるでしょ?」
「!!もう・・・今日だけだからねっ!」

若干顔が赤いのは気のせいだろうか
もしかして風邪を移してしまったのか?

「顔が赤いけど、(風邪っぽいなら)無理しなくても構わないよ?」
「(照れているのは)誰のせいだと思ってるんだい?それに、無理な訳じゃ無いよ、ちょっと恥ずかしいだけで」ごにょごにょ
「(恥ずかしい?何がだ?)なら良いんだけど、俺のせいで苦しむ僕は見たく無いからさ」
「苦しくなんてならないよ。むしろ、して見たかっt・・・ゲフンゲフン」
「咳して居るけど大丈夫か?って言うか、今すぐ暖かい格好して休んだ方がいいよ」

本当にうつして無いだろうな?
なるべく接触はしていないし、部屋の湿度も上げてある
部屋にもなるべく入れない様に黒にお願いもしてある

「男こそ大丈夫?熱上がってない?」
「俺の事はどうだって良いんだよ、本当に大丈夫なのか?みたところ顔も赤いし、咳もしていただろう?それに何だか涙目だしさ」
「うん、僕は大丈夫だから安心して。それより、お粥冷めちゃうよ?」

そんなやりとりをしている間に程よく冷めた様だ
これなら俺でも普通に食べられそうだ

「そうだね、これ位なら問題なさそうだから食べちゃうよ。食器は後で持って行くから、リビングでお茶でも飲みながらゆっくりすると良い」
「・・・うん。それじゃあそうさせてもらうよ」ばかぁ

心なし体に力が入っていなさそうだが、今は僕を信じる他ない
早く治して、一緒に病院に連れて行ったほうが良いのかもしれないと思った
278 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/30(木) 22:22:48.07 ID:TRf2Bdco
どうも酔ってない酔っ払いです
どうやら風邪をひいた様で熱にうなされながらこの話しが思いついたので書いて見ました
書き終えたら何故か涙が出て来ました

そんな訳で今日も一本だけですが
風邪をひかぬようお気をつけ下さいな
279 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/01(金) 00:30:33.94 ID:VtxF9ESO
風邪引きです
週末が近付いてきました

金土日の夜はきっと盛り上がると仮定してネタをまずは3つ置いときます

3つ全部使っても可。1つでも可。お題の単語が無くてもそれが伝われば可

お題
『味』
『色』
『香』

普通にお題に当て嵌めるだけのがつまらない人の為の
難易度UPVer.
禁則事項
〜料理に関するもの〜

また今日の夜に来ます
皆さん頑張って下さい。

私は現在脳みそがストライキしてるので書けませんww
280 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/01(金) 21:34:38.46 ID:uRjKS3k0
人いないね、なんか書こうかな・・・頭回んないけど
はじめよう
281 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/01(金) 21:42:14.99 ID:L0yZjjMo
wwktk
282 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/01(金) 22:00:13.74 ID:uRjKS3k0
【夏蜜柑】

腐「んーんんー、るーるーるるー」

元1「・・・お前、香水付けたのか」

腐「あ、わかった?この間僕ちゃんから貰ったんだよっ!」

元1「ふーん、この匂い・・・柑橘類か?」

腐「おー、よくわかったねっ!なんでも夏蜜柑の香りなんだってさっ!」

元1「そうか、お前にピッタリな香りだな」

腐「へっ?な、なにさ急に」

元1「あ?あれだよ、万年頭が夏気分のお前には丁度いいってことだ」

腐「むぐっ・・・!そ、そんな事ないもんねっ!あんまりいい加減な事言ってたらぶっ飛ばすぞっ!」

元1「くはは!あー悪ぃ悪ぃ、でも・・・いい香りだな」

腐「・・・うん、そうだねっ」

元1(ほんと、お前にピッタリないい香りだ)
283 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 22:00:28.16 ID:gRsEUWko
ktkr
284 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/01(金) 22:20:09.68 ID:uRjKS3k0
お題連続でいくか・・・

【一片、舞い墜ちる】

子供「・・・秋、かー」

子友「どうした、どこか寂しげな顔をしてるが」

子供「あ、さっちゃん。んー、なんでかわかんないけど・・・秋って寂しいなーって思ったのー」

子友「ほう・・・なんで秋は寂しいと思ったんだい?」

子供「ほら、あの葉っぱ。今下に落ちていってるでしょー?」

子友「ふん、なかなか風情じゃないか。秋の味わいと言ったら枯れ草が舞い踊る事だろうし、それがどうした?」

子供「みんなあの木で一緒に過ごしてたのに、秋になったらバラバラになっちゃうのかーって思って。そしたらなんだか悲しいなーって思ったのー」

子友「・・・人と同じだよいっちゃん。いつか私たちも一人ぼっちになるんだから」

子供「そうなのー?だったら人って寂しいねー」

子友「そう、だな」

子供「じゃあさっちゃんが寂しくならないよう私がずっと一緒にいるね!ずっと友達だよー!」

子友「・・・うん、ずっと友達だ」
285 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 22:31:19.78 ID:ae1u/6AO
おっおっ

綺麗だねぇ
286 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/01(金) 22:34:15.18 ID:VtxF9ESO
いいねぇ
287 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/01(金) 22:34:46.43 ID:L0yZjjMo

秋いいねえ
288 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/01(金) 22:42:06.61 ID:uRjKS3k0
【金の月、瞬いて】 

男「なぁ!どこいったー!」

猫「・・・」

男「あはははは!全然見えない!真っ暗だ!」

猫「・・・」

男「ん・・・月・・・か。明るくなったな」

猫「・・・」スタスタ

男「お帰り、お前真っ黒だからどこにいるか全然わかんなかったぞ」

猫「・・・」

男「そういえば・・・あの月とお前の目、同じ色してるのな。月の光があたってすごい輝いてるぞ」

猫「・・・」フィッ

男「はは、照れるなよ。・・・さて、行こうか」

猫「・・・」スタスタ
289 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/01(金) 22:46:36.34 ID:uRjKS3k0
終わり 三つ勢いで書いてみた
最後の男と猫のはどっかの山の中で迷子になったって状況を思い浮かべて書いた
1レス書き楽だな・・・
290 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 22:52:22.01 ID:gRsEUWko
乙ー
最後の黒との話みたいなの好きだぜww

さて、今書き溜めしている訳だが
予想外に楽しくなって来て俺にして長くなりそうな予感
幸い明日はお休み故いつもより長く起きてるから問題ないけどねww
唯一の問題は酒が減るって事くらいかねw

ちなみに酔っ払いの人です
291 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/01(金) 22:54:49.31 ID:uRjKS3k0
あ、一応お題通りに書いたつもり
流れは上から 香→味→色 の順番で
さて他の人の話はまだか
292 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 23:05:12.37 ID:gRsEUWko
執筆活動に行き詰り部屋の掃除を終え、押入れにあったアルバムの整理を始めて早30分
昔を懐かしみつつ思い出に浸って居ると見慣れないアルバムを発見した

「俺のじゃ無いな・・・って事は僕のものか」

妻とは言えど他人は他人
見られたく無い過去の一つや二つあるだろうとは思うが、そこは執筆に疲れた脳の判断力の素晴らしさ

「もしかするとここに創作活動の沸く様な何かがあると俺のゴーストが囁くっ!」

そんな訳でこうして眺めている訳だが、罪悪感がつのるばかりで

創作のヒントになる様な物は何一つ見当たらなかった
アルバムの中には俺の知らない顔をした僕が写るばかりだからだ
正直、この表情が向いている相手に知っとすら覚えなくは無い
だからと言ってどうと言う事は無いのだが、心なしテンションは下がる

「何だこれ?皿に乗ってはいるが料理には見えないよなぁ・・・」

白い皿の上に緑とも紫とも言えない謎めいた色
素材が何か想像出来ないほど原形を留めない姿
何かのオブジェと言われれば信じてしまいそうな代物だ

「学園祭か何かの創作物かなぁ?でも、美術部にいたって話は聞かないしなぁ・・・」

ここまで興味を惹かれ、創作意欲の刺激される写真も珍しい胃だろう
しかし、謎の物体Xの正体を確かめない限りは文章に出来る自信が無い
それにだ、謎を目の前に確かめないのはじっちゃんの名に傷がつくと言うものだろう

「ま、単純に好奇心に負けただけ何だけどね」

精々猫の様に殺されない様に気をつけるとしよう
293 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 23:06:22.33 ID:gRsEUWko
〜リビングにて〜

「僕ーいるかい?」
「どうしたの男?」
「男さんういーす」ピシッ
「いらっしゃい腐、敬礼はせんで良いからな」
「さーせんした!隊長!」
「隊長じゃないし、あやまってないし、お前今すぐ帰れっ!」

全く、いつも思うがこの娘は頭がかわいそうで困る
それでいて馬鹿な会話が楽しみな自分がいるから一層困る

「私の僕になにかようなのかい?」
「いや、お前のじゃ無くて俺のだし、とりあえず山にでも還れよ!」
「ひどっ!遠回しに[ピーーー]って言ってるよこの人はっ!」

このまま馬鹿な会話を続けそうな雰囲気を遮りちょっと顔の赤いし僕が手を上げる

「ちょっといいかな?」
「「はい僕(ちゃん)何かな?」

不覚にもタイミングが被り一瞬沈黙

「いや、被らなくても良いんだけどさ何か用あったんじゃ無いの?」
「それだ!流石俺の僕!」
「それはいいから、本題に入ってよっ!」
「すまん。こんな写真を見つけたのだが詳細を聞きたくてね」

例の写真を見せる
僕硬直のち腐大笑い
一体なんの写真だ?これは

「お・・・おおお男っ!この写真を一体どこでっ!!」
「いや、押入れの整理をしていたらあったんだよ」

とっさに誤魔化す
まぁ、嘘は言っていない・・・本当の事で無いってだけで

「いいから忘れてっ!今すぐにっ!じゃないととんでもない事になるよっ!」
「この写真の謎が解ければ物語の種になりそうなんだよ。だから俺はこの写真について知らなくてはならないっ!」

ひとしきり大笑いして満足したのか腐が説明を始める

「はぁ〜苦しい・・・その写真はね、僕の料理第一号なんですよ!」
「腐よ、度の過ぎた冗談はいただけんぞ。僕の料理が始めてとは言えこんなに壊滅的な訳がなかろう」
「男・・・腐の言っている事は本当なんだよ」
「僕まで腐の冗談に付き合う必要は無いんだぞ?」
「だから本当なんですってゔぁ」

294 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 23:07:02.33 ID:gRsEUWko
まさか本当に本当なのか?
だって、僕の料理だぞ?
最高に美味くて
最高に見た目も美しくて
器にまでこだわっている僕の料理だぞ?

「ちなみに、香りと味はどうだったんだ?」
「ん〜香りはね、チキンラーメンを麦茶で作った感じで、味は至って普通の麻婆茄子だったね」

・・・どんな料理だよそれ

「僕よ・・・本当に本当なのか?」
「本当に本当だよ・・・」

とりあえず物語の種は無くしてしまった事だけは事実だ
さて、黒で遊びながら別の種を探すとしようか・・・
295 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 23:09:57.23 ID:gRsEUWko
とりあえず一本
料理禁止?
しらねぇなぁwww

料理禁止→失敗作も料理なのかね?→謎の物体X→今に至る

そんな具合に妄想してみた
とりあえず真面目モードでもう一本妄想してみる
が、今だ手つかず故しばしお待ちくだせぇ
296 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/01(金) 23:14:56.14 ID:VtxF9ESO
>チキンラーメンを麦茶で作った感じで、味は至って普通の麻婆茄子だったね
鬱ってるのに笑ってしまったww

いや〜ここまで盛大に禁則を破ってくれると清々しいねww


>>291いや〜あなたの腕が光って唸ってるようだ
素晴らしい
297 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/01(金) 23:17:36.09 ID:uRjKS3k0
おつかれ、相棒は料理が壊滅的に下手な僕好きだな
俺も好きだけど、逆に男が異常に料理うまいとかもいいな
これで一本書こうかな
298 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/01(金) 23:21:59.30 ID:uRjKS3k0
>>296 腐「ははっ!私は足が光ったけどねっ!」
それなんてゴットフィn(ry
よし俺も書こう
299 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 23:22:46.57 ID:gRsEUWko
>>297
今は上手いけど、昔は壊滅的だった
男と出会ってから特訓したって感じに想像
してみた
腐師匠にして昼夜問わずの猛特訓って感じにさ

新しい話、楽しみに待ってんぜw
300 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/01(金) 23:26:14.85 ID:VtxF9ESO
俺の中の僕は>>40だが、酔っ払いさんが更なる伝説を加えてくれたww
書いた時はらんまのあの子をイメージした

日またいだらネタを追加する予定
301 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/01(金) 23:34:39.32 ID:uRjKS3k0
【俺の料理を見てくれ】

男「あー、ボルシチ食べたい・・・パエリア食べたい、いや最近豚骨ラーメン食べてないな・・・ああ食べたい」

僕「あの・・・そんなに食べたいならどこかに外食でも行く?」

男「いや、俺が作ろう。そのほうが安上がりだし最近料理してなかったし久々にしたい」

僕「あ、そうなんだ・・・でもそんな難しい料理作れるの?」

男「余裕だよ。オードブルなら15分ぐらい、満干全席なら・・・20分ぐらいで作れるしね」

僕「え・・・?一人で、じゃないよね?」

男「え?一人でだけど?」

僕「・・・そ、そうなんだ」(なんだろうこの絶望感・・・)

男「さて、なんか食べたいのあるかい?なんでも言って頂戴な」

僕「え・・・っと、おいしいお味噌汁で・・・」

男「よし来た!待ってて、僕ちゃんが涙を流すほど美味しい味噌汁作ってくるから!」

僕「・・・はは、もう涙が溢れそうだよ・・・うぅ」
302 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/01(金) 23:37:48.08 ID:uRjKS3k0
終わり あれ、ギャグになってる・・・
こんな感じの話は初めて書いたかもしれん
303 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/01(金) 23:47:49.07 ID:VtxF9ESO


男SUGEEE
304 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 23:49:52.94 ID:gRsEUWko
満漢全席を20分とか超人すぎるwww
ぜひともご同伴に預かりたいぜwww
305 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 23:57:44.31 ID:gRsEUWko
思いでは優しい
ありふれた言葉だが、確かにそうなんだろう
俺にも幼少期の思いではすべて暖かく、そして離れ難い
しかしどうだろう、この町に来てからの思い出と呼べる代物は生憎と持ち合わせが無い
すべてモノクロで味わいの無い記憶ばかりだからだ

よく行った海でさえ、潮の香りも夕日の鮮やかさも無い味気の無い世界だし
商店街もどんなに賑わっていてもさながらシャッター商店街にしか見えない

それでも僕と出会ってから有り触れた風景でさえ、名画の様に素晴らしい思い出に変わった

海は生命の香りが満ちた潮の香りとともに、恐怖すら覚える深い蒼をたたえる
商店街はどんなに人が居なくても、大売出しの時の様な賑やかさと、呼び込みの威勢の良い声ですら聞こえる
それどころか、季節の様相すら手に取るようにわかる

春は湿った土の香りに混じって野花の甘い香りも感じられる
夏はむわっとする湿気と、乾いた太陽の味すら感じる
秋は枯葉の音や木々の装い、過ぎる夏を惜しむ人々の服装の変化を感じる
冬は純白のキャンバスにどんな世界を描こうかと耐え忍ぶ植物の息遣いすら感じる

勿論それだけでは無く、僕のことならすべて思い出せる
例えば、出会った時に感じた無味乾燥な嘘
例えば夏の時の汗のかおr・・・もとい、祭りの時のソースの焦げた匂いに混じって香る甘い砂糖の匂い
例えば二人抱き合い泣いた涙の匂い
例えば純白の衣装を身に纏い恥ずかしそうに俯く姿

俺の味気ない世界を変えてくれた僕には感謝してもしきれない
・・・まぁ、恥ずかしくて面と向かって言えないが
それでも僕といる限りこの世界は最高と言う事には変わりないだろうな
306 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 23:59:00.77 ID:gRsEUWko
オチは無い!
たまに真面目モードで書いてみたらこうだよwww

正直真面目モードの落ちは難しい
307 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 23:59:18.27 ID:Qvk9m.DO
いつからちゃん呼びになったっけ
308 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 00:00:24.02 ID:pUalQoAO
おっおっ

なんか今日後味が良いのが多いなぁ
309 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 00:03:22.74 ID:b1lJBwMo
>>307
えっとー
何となく?
そのほうが腐っぽいし可愛いから?

ごめん、理由は無い
310 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 00:05:01.03 ID:CxJ1SASO
乙乙

いいねぇやっぱり皆上手いよ

ネタが今25個あるんだ
>>3111〜25の何番がいい?
311 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/02(土) 00:05:17.42 ID:RAHZzR.0
おつかれ、やっぱり相棒の書く話はいいな、読んでて気持ち良い
>>307 わかんね、てへっ
312 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/02(土) 00:07:22.51 ID:RAHZzR.0
あ、やっちまったごめんてへっ
313 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 00:08:53.50 ID:CxJ1SASO
>>312せっかくだ何番がいい?
314 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 00:10:36.34 ID:b1lJBwMo
>>311
嬉しいこと言ってくれるじゃないかいw
こっちに来てチョコを魚に音楽を聞こうじゃないかww

所で風邪ひきさんのお題はまだなのだろうか・・・
風邪ひきさん限定じゃ無いがなww
いまいちオリジナルのお題がわいてこねえぜww
315 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/02(土) 00:10:43.56 ID:RAHZzR.0
>>313
11、9、2、でお願い!
316 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 00:13:17.82 ID:CxJ1SASO




難しそうww
317 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 00:14:43.84 ID:b1lJBwMo
>>316
えらい難題だなwww
とりあえずやってみるw
318 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/02(土) 00:15:23.24 ID:RAHZzR.0
>>316 ちなみに禁止ワードとかあるかい?
319 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 00:18:04.70 ID:CxJ1SASO
ネタそのものがレベル高いからいいやww
どうしてもというなら

腐れ縁、赤い糸

例によって3つ使ってもおk、1つでもおk、お題が分かればおk
320 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 00:25:36.74 ID:CxJ1SASO
あ〜前の3つとの合わせ技もアリ

遅れてスマン
321 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 00:30:19.22 ID:b1lJBwMo
結婚は男にとって地獄だと言う
人によっては常に鎖で縛り上げられた人生になったと嘆く
でも、俺はそう感じた事はただの一度も無い

「新婚だからだよ」
「若いからそう思うんだよ」
「今だけだよ」

事情を知らない部外者は口を揃えて否定する
・・・全く馬鹿らしい
僻みとは思わないが、馬鹿馬鹿しいとは思う

愛する人といる事が出来るならどんな重い鎖だろうと喜んで俺は巻く事が出来る
家族と穏やかに過ごせるなら、どんなに辛い仕事であろうと最善の働きを見せ、成果を出すと約束出来る
円周率だって覚えて見せる

それで良いじゃないか、俺が欲しいのは金でも名誉でも無く
愛しい人と過ごす穏やかな日々
最小の場所で最良の生活
暖かい帰る場所があれば十分じゃないか
322 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 00:32:06.80 ID:b1lJBwMo
難しいな・・・いつにも増して短いし
意味不明だし

個人的には思いつくままにかけたから満足してるけど、読んでて面白いとは思わんぜwwww
まぁ、良いかww

「覚」が扱いづらいな
323 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 00:35:42.47 ID:DS7zJKQo
末尾SOはつまらないから黙ればいいと思う
かぜひきのことではない
324 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 00:36:42.42 ID:CxJ1SASO
乙乙
悪いなこんな難題を突き付けて

でもそんな難題を素晴らしい作品に昇華できると信じてるwwww
325 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 00:38:15.58 ID:b1lJBwMo
>>324
これ以上は無理wwww
種の欠片すら湧いてこねぇwww
今の俺の限界だぜww
326 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/02(土) 00:39:47.43 ID:RAHZzR.0
さてやるか

【存在分労働証明書】

優「ん・・・と!ふぅ・・・終わりましたよ!」

「あー!じゃあそこに置いといてくれ!」

優「はーい!よっと・・・とと!」

元2「あぶね!おい大丈夫かよ?」

優「あぁ、うん。ありがとう」

元2「ったくよー、なんで俺らがこんなボランティアの清掃活動なんてやらなきゃいけねーんだっての!」

優「まぁまぁ、こうやって誰かのために働くってのもいいものだよ?」

元2「そうかー?んな事したって何にも手に入んねーじゃん」

優「いいや、手に入るものはあるよ」

元2「あ?んだよそれ」

優「生きてるって実感さ、こうやって面倒くさい事でもやってれば生きてるんだって思うんだ」

元2「へー、さすが優等生様。言う事が違いますねぇ」

優「君だってたまには思うでしょ?」

元2「まあな、俺だって生きてんだ」

優「ね?さ、だったら働こう!僕たちは今生きてるんだって証明しようよ!」

元2「おう!まかしとけ!」
327 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 00:40:00.07 ID:CxJ1SASO
>>323
すまない風邪引きなんだorz

風邪引きは風邪引きらしく寝るわ
328 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 00:46:49.60 ID:b1lJBwMo
うし寝る
後は任せたぜww

風邪ひきさんお休み
気にせんでゆっくり体を休めてね

おやすみみんな
良い夢を
329 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/02(土) 01:07:21.10 ID:RAHZzR.0
【紅い足】

「神様・・・僕の足には、あの日から巻き付いて消えない枷があります」

「どんなに変わろうとしても、この枷があの時の僕を思い出させて縛り付けるんです」

「どこまで歩いてもこの束縛は解けない・・・足は擦り切れた皮と肉から出る血で真っ赤です」

「とても苦しくて、辛くて・・・でも安心している自分がいて・・・もう自分がわからないんです」

「ねぇ神様・・・あの日からずっと僕を締め付ける枷は、あなたが与えた罰なのですか?」

「・・・それでも構いません、僕はそれを甘んじて受け入れます」

「僕は、この足に着けられた戒めと共に生きて行きます」

「だから・・・僕からあの人達を奪わないで」

「僕に、これ以上枷を着けないで・・・」

「・・・ふぅ、くだらないな」

「さ、あの人達が待ってるしそろそろ行かないと」

「・・・」

「・・・よろしくね、神様」
330 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/02(土) 01:24:30.66 ID:RAHZzR.0
あと一つ・・・!

【夢現世界】

男「なぁ相棒、俺思うんだ」

猫「・・・」ジッ

男「これが、俺の人生が全部夢だったらよかったって」

猫「・・・」

男「お前と出会って、僕と出会って、他にもいろんな人と出会ってきた」

男「だから思うんだ、もし明日お前が、僕が、他のみんなが急に死んだり射なくなったりしたらって」

猫「・・・」

男「はは、おかしいだろ?わかってるんだ、みんないつかは死んでしまうって。それが当たり前で死んでしまえばただの"それ"になるだけだって」

男「だけどさ、恐いんだよ。それがわかってても恐くてしょうがないんだ」

男「だから、こんな現実は、幸せは、夢であって欲しかったんだ」

男「夢なら覚めてくれればよかったんだ・・・」

猫「・・・」

男「なぁ相棒、俺は狂ってるのかな」

猫「・・・」

男「俺にも、わかんないや」

猫「・・・」
331 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/02(土) 01:27:04.87 ID:RAHZzR.0
終わり お題の並び通りに書いてみたけどうまく書けたかはわからん
最後なんか暗いな、すまんね
332 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/02(土) 01:40:51.76 ID:RAHZzR.0
さて寝るよ、お休みみんな
333 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 01:58:02.92 ID:EjlGyjMo
おやすみ
334 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 10:35:02.79 ID:CxJ1SASO
おはよう
そして乙

そして本当にすまんかったorz
335 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 10:39:18.60 ID:b1lJBwMo
>>334
おはよう
謝る事なんて何一つ無いさね
気になるなら最初に風邪ひき宣言すれば問題ないと思うよー
336 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 10:49:49.03 ID:CxJ1SASO
>>335ありがとう
涙が出そうだ

昨日のお題は鬼畜過ぎたからやさしめのを


『星』
『海』
『聖』

禁則はなし。インスピレーションに任せて書いてほしい。ほのぼのから異世界までご自由に
もっと盛り上がって欲しいな
せっかく昨日は1さんと酔っ払いさんが頑張ってくれたから

前スレでカウントした時は5、6人いたのに…
337 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 18:10:59.68 ID:pUalQoAO
毎日来れるわけでもなかろうさ?
あんとき数えたのには風邪ひきさんもカウントされてるし
あとは受験生さんに名前さんだけど来れないんだろ
支援猫さんは・・・その辺で潜ってる希ガス
338 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 19:10:50.97 ID:pUalQoAO
『星を見つけて』

泳ぐ。
泳ぐ。
泳ぐ。

一つ一つの粒たちを慈しみ、
一つ一つの粒たちを尊重し、
一つ一つの粒たちを送り出すように。

彼らはただそこにある。それが輝くのか、決めるのはただ彼らである。
願った彼らは空へ旅立ち、やがて輝く星となる。
時折見る浮いただけの粒たちも、やがて大きな星となる。

世界は広大で、何処までも続く地平線が彼らを祝福する。
その勇気と魂に経緯を評して。


――そして彼は泳いでいる。
やがて星となる彼らの間を縫うように、
ただ一つ、
たった一つの粒を探して。

空には瞬く明かりたち。
落ち着かずあちらこちらへと動き回る星。
無邪気に、でも何かを見守っているような星。
他とは異質、それ故に支えとなり背中を押す、そんな星。
それはまるで彼の行く道を照らしているようで、
彼を前に前にと泳がせる。

やがて星たちも消え、辺りが真っ暗になっていく。
それでも彼は前へと進む。たった一つの粒を探して。
一心に、ひたすらに。
手付きは優しく、しかしただがむしゃらに。
例え腕が、足が動かなくなったとしても。彼は諦めなかった。


――そして、彼の目の前に、


黄金の双月が現れる。

339 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 19:13:25.21 ID:pUalQoAO
彼は思った。

始まりの日、唯一の粒を探す旅に出たあの日。
同じように、こんな月が彼の背中を見つめていた。

彼は微笑んだ。

『何だ、戻ってしまったのか』
『何処にも無かったな、あの粒は』
『俺の進んだ道は、全くの無駄だったんだね』

不思議と哀しさは無かった。
いや、もはやそんな感情でさえも失ってしまったのかもしれない。

彼は泳ぐのを止め、二つの月を見つめた。
月は、違う表情で彼を見つめていた。

そして彼は目を落とす。
そして彼は目を閉じる。
そして――


気が付いた。
ここは、裏側。
出発点の裏側。
彼は、世界を半周してそこにたどり着いた。

彼は屈み、そして微笑む。

――こんなところにいたのか?反対側だな。
――遠かったよ。でもやっとたどり着いた。

彼の手の中には、輝く前の粒・・・星が佇む。
その星はふわりと浮き上がり、彼の周りを優しく回る。

――何時までも、
――必ず、共に。

二つの声が重なり、
二つの粒が浮かぶ。

やがて星となっていく二つを、黄金の双月がずっと見守っていた。





「へぇ・・・男が書いた詩かぁ」
「やめてくれ、本当に恥ずかしい」

END。
340 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 19:14:33.61 ID:pUalQoAO
何となくインスピレーションが湧いたので書いてみた。
後悔はしていない。
341 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 19:26:17.02 ID:b1lJBwMo

綺麗だけど切なくて
でも暖かい不思議な感じだねー
こう言うの好きだなぁ
342 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 19:41:35.90 ID:CxJ1SASO

何だか不思議な気分になったよ

宮澤賢治を読んでるみたいだった
343 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 21:06:22.26 ID:0yzgblMo

良いね
344 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 22:28:17.41 ID:CxJ1SASO
人いないなあ

仕方ないか、忙しい人もいるだろうし

ネタ、数だけ無駄にあるんだが他の人の方がいいネタを書いてくれそうな気がしてきたんだ。俺のネタの中には昨日みたいな鬼畜ネタも混じるし。
かといっていいネタを練られるような状態にない。
だからとりあえず今週最後のネタを投下して俺はしばらく名無しのROM専に戻ろうと思う。

『時』
『流』
『来』

縛りは無し。

じゃあ頑張れ
345 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 22:34:55.35 ID:b1lJBwMo
どうも酔っ払い(素面)です

たまには映画でもみようと思い立ち秒速とほしのこえをみていた訳なのですが
とりあえず今から飲み始めてなんかどうか書いてはみます

まぁ、触発されながらの作品の余韻から抜け出せて居ないのでどんな物が出てくるかはわかりませんがwww
346 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/02(土) 23:04:58.01 ID:CxJ1SASO
>>345wktk
347 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:21:12.09 ID:b1lJBwMo
ふと夜空を見上げる
そこには無数の星が輝く海があり
静かに、それでいて賑やかに
冷たく、それでいて暖かく
考えられないくらい膨大な距離をひたすらに
想像もつかないくらい果てしない時間を淡々と過ごした光が地球に降り注いでいる

奇跡と言えば奇跡
偶然と言えば偶然
その光を放つ星が今もあるかと問われても確認する手段が無いくらいの、当たり前に非現実的な存在

「綺麗だねぇ」
「だな」
「でも、少しだけ僕は怖いよ」
「少なくても人間は勝てないし理解も出来ないからね、当たり前と言えば当たり前な感情だろうね」
「そうじゃなくてさ」

そうつぶやきながらも空を見続ける僕

「お互いに見えているのに考えられないくらい離れている星ってさ」

どことなく淋しそうにそう続ける
どこか非現実的で思わず見とれてしまう

「一番大切な相手であっても、遠目に眺める事しか出来ないし、間違っても触れ合う事なんて出来ない
これは想像を絶するくらいの恐怖だと思わない?」

「確かにそうなんだろうけど、星が人の様に感情を持ち考えた場合だろう?」
「星はね、人間に感知出来ないだけで人間と同じなんだよ」
「ずいぶんロマンチストなセリフで、嫌いじゃ無いけどずいぶん断定的じゃないか」

「だってさ、ーー僕は同じ物だからわかるに決まっているじゃない」

途端に体が、声が、目が、耳が、自分の体を構成する一切合切が自分の意思では制御出来ない感覚に陥る
すべてが僕のすべてを逃さぬ様に集中する

「男、きっとこの夢から醒めた君は何も覚えて居ないだろうね
それでもこれだけは覚えていて欲しいのは
どんなに距離が離れても僕は君のそばにいる
君の時間だけどんなに流れたとしても過ごしてきた二人の時間は消えない」

淋しげで、楽しげで
暖かく、突き放す様な冷たさを滲ませた笑みを浮かべる

「だから・・・ありがとう」
348 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:23:41.80 ID:b1lJBwMo
まずは一本
思いつくままにすんなり書けた印象

どんな状況でこうなったのかは皆さんの想像にお任せするとして
オチをつけたら蛇足っぽくなったので排除してみた

とりあえず次の話を書いて見るよww
349 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:47:35.52 ID:b1lJBwMo
時の流れは実に残酷だ
早く流れて欲しい時ほどゆったりと
時間を止めたい時ほど刹那に
それでいて観測すればすべて例外無く等間隔で流れ続ける流れ

川の様に、落ちる事も無ければゆがむ事も無い
留まる事も無ければ、急流の様に押し寄せる事もない
遡る事も出来なければ、追い越す事も出来ない正鵠無比な流れ

「僕を引き止めておけばこうならなかったんだろうか・・・」

そうつぶやき涙を拭う
しかし、とめど無く流れる涙の前には無意味に思える
それでも拭わずにはいられない
さながら湧き上がる後悔と自責の念を消すかの様にひたすらに拭う

「まったく、我ながらに嫌になるよなぁ・・・」

黒も愛想を尽かしたのか散歩に行ったまま帰ってはこない
友人たちも忙しいらしく、電話をかけても誰も出ない
休みで家にいるはずの子供までもだ
勿論僕に電話できるはずも無い

「一人でいるってのはこんなにまでも辛いものなんだなぁ・・・」

いつもは憎たらしいはずの仕事の電話をすらかかってくる事を期待している自分を見つけて更に自己嫌悪にお陥る

「早く帰ってこないかなぁ・・・僕」

そうつぶやくも目の前の玉ねぎの塊は消えてなくならず
カレーを食べるためにはそれをみじん切りにしなければいけない事実に辟易する

「玉ねぎのみじん切りだけは苦手なんだよねぇ」
350 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:50:04.12 ID:b1lJBwMo
そんな軽くへたれている男の一日で一本
ちなみに僕は朝から腐に連行されて買い物って設定だったりしますよww

シリアスはどうも苦手だったり
まぁ、それ以外の話を書くのが得言ってわけじゃありませんがww
351 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:50:42.88 ID:TdM4.DYo
男wwww
352 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/02(土) 23:54:17.82 ID:CxJ1SASO

ちょっと前にvipでみたSSに似てるな
まあ偶然だと思うけど。

酔っ払いさんは詩的な文が本当に上手いな
353 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:56:19.13 ID:b1lJBwMo
>>344
亀だけど
堂々と言うような話じゃ無いんだけど、
お題が無いと書けない類の人間だから風邪ひきさんのお題がありがたいんだよ

ROM 専になるって話だけど、気が向いたら提供してくれると嬉しいぜww
354 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:58:20.97 ID:b1lJBwMo
>>352
kwsk
ここんとこはVIPのSS見てないからどれの事かわからんぜw

褒めてもらって嬉しいが何も出ないんだぜ?
・・・・・・ちょっと一本書いてくる
355 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/03(日) 00:10:56.67 ID:Kc6tOsSO
>>353風邪引きです
酔っ払いさんは優しいなあ。うれしいよ

また定期的にネタを提供させてもらうよ

>>354女「星の海で……つかまえて」
前にも
僕「小学校で」女「つかまえて」ってSSを書いてるけど、どちらもいい作品だと思う

何を隠そう>>336のネタはそれを読んで決めたww

褒めても何も出ないって…いい作品を書いてくれてるではないか
356 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/03(日) 00:14:30.22 ID:Kc6tOsSO
ああ似てるのは>>347

似てるっていっても主観だからあてにならんからなww
357 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 00:18:00.27 ID:IM5NGCIo
>>355
お題提供楽しみにしてるよ
でも、無理矢理出す必要は無いからさw
出せるときで問題なし
俺も書ける時しか書いてないしねw

星の海〜は読んでたw
言われてみればかぶってるなw
反省しつつ言い訳

蛇足のオチってのが
・僕と出会う前の男の夢
・僕は長生きしての大往生
・成仏する前の僕の最後のわがままで夢に出現
ってな具合で、それを書いたら面白くは無いと思ったんだよ
だから省いたんだけど、結果パクリっぽくwwww
パクリはまずいだろうパクリは
ってなわけで、精進します
358 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/03(日) 00:31:46.63 ID:Kc6tOsSO
>>357成る程こうなると先のそれとは別物だな

しかし1さんにしろ酔っ払いさんにしろSS上手い人って普段どんな本読むんだ?
359 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 00:37:21.70 ID:IM5NGCIo
>>358
昔は色々読んだけど、最近はめっきりだねー
SSと漫画位でしか活字を読んでない感じ
昔見た映画と音楽の影響のが強いかもしれないね
って言っても、俺の書き方は猿真似に近いんだけどねww
基本を知らないから、想像とトレスした表現で書いてたりするww
360 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/03(日) 00:40:23.12 ID:Kc6tOsSO
>>359映画は分かるとして、音楽って?歌詞とか?

でも個人的には楽しめてるし、流石は1さんの相棒だ
361 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 00:44:54.84 ID:IM5NGCIo
>>360
歌詞もそうなんだけど、インスト曲の場合は場面が浮かんでくるでしょ?
あれを何となくで頭の中で形にしてみるんだ
わかりやすい所なら葬送行進曲だったり行進曲だったりかな
362 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/03(日) 00:55:59.31 ID:Kc6tOsSO
>>360インストで場面が浮かぶのはよくあるけど、それを絵にしろ文にしろ、他人に伝えられる形に出来るのは羨ましいわ


だから書く前に曲が云々言ってるのか
理解理解
363 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 01:06:24.08 ID:IM5NGCIo
>>362
思いつくままに書いているだけなんだけどねw
特別な事は何一つやっているつもりはないぜwww

ちなみに、書いている時は
布団の上で、隣に酒
頭にヘッドフォンと好きな音楽
膝上にキーボード
そんな酔っ払いの今の風景

さて、一本書いて見たはいいけど
いまいち意味がわからんwww
とりあえず投下すんぜww
364 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 01:07:03.44 ID:IM5NGCIo
春雨
冷たく、静かに降る雨
それでいて動植物を優しく目覚めさせる雨
僕と縁側で眺め、春の喜びを分かち合う
僕は庭園に何を迎えるか楽しそうに話し、
俺はその姿を愛しく思う

梅雨
湿気と気温が上がり過ごしにくい雨
それでも、蛙の歌声と新芽に当たる雨音はどんなオーケストラにも負けない素晴らしい音楽だと思う
まさに慈雨の名前がふさわしい雨だ
そんな命の恵みを僕と共に眺め、一流の演奏家達の奏でる音楽のに耳を傾ける時間が最高に好きだ

夕立
夕には発つ
そんな先人の言葉が納得できる程の清々しい雨
鬱陶しい位の暑さを視覚聴覚触覚を刺激し吹き飛ばしてくれる雨
僕は雷が苦手な様で、轟く度に俺か黒に抱きつき震えている
一度からかったらものすごくしょんぼりしていたので二度とからかうまいと思う

秋雨
過ぎた夏の名残を洗い流すかの様な冷たい雨
動植物をには冬の支度を薦め、人には夏の疲れを癒す様に降る優しい雨
「焼き芋出来なかったね」
なんて笑ながらも淋しそうな僕の横顔
そんんあ表情をみるたびに、気の効いた台詞の一つも浮かばない自分に腹が立つ
それでも、そばに座り寄り添う事は出来るから多少は淋しさを和らげる事が出来ると信じたい

氷雨
静かに降る穏やかな季節をの終わりを告げる雨
動物達はとうに耐える準備をし、篭っている
街をゆく人間も、早く温まりたいと言わんばかりに早足だ
暖かい部屋で僕と過ごしても、何処となく寒そうで
そばに行き、暖かくなる様な話を作って聞かせる
「へんなのー」
そう笑うが、とても嬉しそうで俺まで自然と笑みがこぼれる
雨が雪に変わる予感が有るのだろうかわからないが、黒は早々にこたつに引きこもっている

だから、長雨と言えども大丈夫だよって僕に言ったら
「雨も悪くないねぇ」
なんて笑ってくれた
365 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 01:08:49.50 ID:IM5NGCIo
最近の長雨の影響から雨で一本書いてみた

雨の日だろうとお構いなしに、時間の許す限りこの二人は一緒にいると思うんだ
イメージとしては、老夫婦の一日って感じ
366 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/03(日) 01:14:04.07 ID:Kc6tOsSO

本当に雨も悪くないもんだなと思ったわ
367 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 01:21:20.74 ID:IM5NGCIo
日本語の雨の表現は多いだけで無くて、綺麗なものが多いと思うんだ
そんな思考から書いてみたってのはある
日本語の表現全般に言える事だけど、知る度に感動するから困る

個人的に、仕事中の雨は勘弁だけど
何も無い日の雨は好きだったりするしねw
368 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/03(日) 01:26:29.04 ID:Kc6tOsSO
日本語っていいよな

実に乙
369 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 01:38:22.62 ID:IM5NGCIo
さて、そろそろ頭も働かなくなってきたし寝るよー
読んでくれた人ありがとうね

おやすみ
良い夢をー
370 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 05:28:49.67 ID:iRAS3AAO
おつおつ

流石だなぁ
371 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 23:49:51.52 ID:05nx/3wo
乙カレーヌードル
乙カレーヌードル

久し振りにこのスレに来たな
創作意欲が湧いてきた
夜遅くだから、明日から本気出す
372 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/05(火) 06:51:42.54 ID:.kllu4Eo
>>371
楽しみに待ってる
373 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/05(火) 09:22:39.63 ID:ftO5LcSO
wktk
374 :暇だったんで [sage]:2010/10/05(火) 22:22:24.70 ID:BSkqH72o
男「…」ジー

黒「…」ジー

男「…」ジー

黒「…」ジー

男「カワイイネ、黒チャン」

黒「!」ビクッ!

男「コッチオイデ、ダッコシテアゲル」

黒「」サッ

男「ふん」
375 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/05(火) 23:29:31.77 ID:ftO5LcSO
>>374終わりか?
シエン猫さんか?

376 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/05(火) 23:47:41.40 ID:BSkqH72o
終わりだwwwwww

通りすがりに思いついたの書いただけwwwwww

すまんね
377 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/06(水) 00:02:27.85 ID:A0d49u20
>>337
潜ってるの、バレたか…。


一つ前のお題。

『星』
『海』

で、ほわほわ一本。
378 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/06(水) 00:03:22.54 ID:A0d49u20

僕「え? 海に行きたい?」

男「ああ」

僕「何処の海さ」

男「ん…、あの海だよ」

僕「ああ…」

男「行きたくないなら、行かないけど。 僕と二人で行きたいし」
379 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/06(水) 00:04:29.09 ID:A0d49u20

猫「…」バシバシ

男「いて。 一匹と二人で行きたいの間違いだ」

僕「いいよ。 一匹と二人で行こうか」

男「おう、バイク出しとくぞ。 メットだけ持ってきてくれ」

猫「…」ヒョイッ

男「おっとと、危ない。 相変わらず肩に乗るのが好きなのか」

猫「…」
380 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/06(水) 00:05:36.29 ID:A0d49u20



*


381 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/06(水) 00:06:05.24 ID:A0d49u20
僕「海、広いね」

男「…ここで俺達、出会ったんだよな」

僕「謎かけをする少女と」

男「それに構う青年」

僕「傍から見たら完全に変人の集まりだよね」

男「言うな。 …でも今、幸せだろ?」

僕「うん」

男「これからも、二人で生きていこうな」
382 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/06(水) 00:06:43.30 ID:A0d49u20

猫「…」バシッ

男「いてっ! …、一匹と二人で生きていこうな」

僕「くくっ」

男「ほらー、締まらなかったじゃないか!」

猫「…」プイッ
383 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/06(水) 00:07:30.66 ID:A0d49u20

男「ここ、夜になると星が綺麗なんだよ」

僕「へぇ…。 海にはいつも居たんだけどな」

男「ん…、あのころのお前、世界全否定してたしな」

僕「はは…」


僕「暗くなってきたね」

男「あ、一番星みっけ」

僕「あっちにもあるよ」

男「ん…、じゃあ二番星ぐらいかな」
384 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/06(水) 00:08:21.71 ID:A0d49u20

猫「…にゃ」

男「明るいな」

僕「月が、こんなに明るいんだね」

男「あれ、さそり座かな」

僕「うん、そうだね」

猫「…」ジー

男「肩か。 ほら」

猫「…」ヒョイッ

男「あぶねっ」

僕「はは」
385 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/06(水) 00:09:02.28 ID:A0d49u20

男「星、綺麗だな」

僕「うん」

猫「…」


男「ずっといっしょだな」

僕「…うん」




ほしのあかりが、はっぱんのあしにかげをつくる。
386 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/06(水) 00:09:48.52 ID:A0d49u20

猫「…」シエシエシエシエシエシエ

猫「…」シエーン

猫「…!」ガタゴト ← 詰まれている本に当たってしまった

猫「…」バサバサバサバサ

猫「…」* ヤマノ ナカニ イル

猫「…ふにゃーん」タスケテー
387 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/06(水) 00:10:49.93 ID:A0d49u20
全体的につかみ所のない、ぽわぽわした話を作りたかった。

いつもはそこらへんに潜ってます。
別なスレとかにも潜伏してるかも。
388 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/06(水) 00:12:23.07 ID:kxdBQASO


よかったよ
389 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/06(水) 05:43:55.19 ID:VoIpSgAO
おつおつ

やっぱ潜ってましたかwwwwww
390 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/06(水) 22:46:36.91 ID:fUKsrV.o
モニターから目を離し目の前の窓から外を眺める
外の世界には少しずつでも着実に秋の使者が近づいてきている様で
残る夏の景色を押し流すかの様に雲が流れ、働き過ぎたと言わんばかりに日が短くなっている

それでも夏の残党はなかなかしぶとい様で、日中はまだ過ごしやすい
・・・って言うかこの部屋は西日が案外しんどい

「机の場所変えようかなぁ・・・」

外の景色が見られなくなるから絶対変えないけど
案外西日がを浴びるのも悪くないから死んでも変えないけど
それにこの机重いんだよねぇ・・・

「・・・」ぺしっ
「はい、すいません。今すぐ続き書き始めますごめんなさい。だから許してください」
「・・・」じー

机の上に陣取る黒猫に頭を下げながら謝罪の言葉を連呼し、それを睨みつけるかの様に見つめる猫
・・・存外シュールな光景だな
腐がいれば大喜びでスケッチしながら録音するに違いない

ざっと状況を説明するとだ、
締め切り間近
賄賂につられて監視任務につく黒
原稿用紙の前で頭を抱える男って言うか俺

不甲斐ないにもほどがあるだろう自分
黒もマグロぶつ切り盛り合わせに釣られるなよ・・・むしろ自分で釣ってこい
そして俺に献上するんだ

「・・・」ぺしぺしっ

ひたすらに頭を下げる
その頭の上に足を載せる黒い猫
これはなんのプレイだ?

そんな風に黒で遊びつつ気がついたら外は暗くなっていた
今日の太陽はデートの約束でもあるのか、いつもより早く帰宅した様に感じる

「って!もうこんな時間かよ!」

やばい、やばすぎる
後数時間もすれば女が取りにくるって事じゃないか
明日僕と心置きなく遊ぶためにも早く終わらせなければ

「俺はやるぞぉぉぉぉ!」
「・・・」ぺしぺしっ
「申し訳ありませんでした。今すぐやりますのでお許しください」

そんな季節の狭間のある一日
391 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/06(水) 22:53:44.99 ID:fUKsrV.o
どうも酔っ払いの人です
最近黒猫が登場していないなぁと思い書いてみた
冒頭の秋云々の辺りでは花粉の男を書こうかと思っていたけど何故かこうなった
まぁ、楽しくかけたから問題なしですがww

>>387
何時もながら可愛い黒に和ませてもらってますよー
黒を書くのが苦手な俺からすれば羨ましい限りではありますww
また気が向いたら書いていただけると嬉しいですよ
392 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/07(木) 15:05:35.04 ID:L5SCz.SO
酔っ払いさん乙

比喩的なのが上手いね
393 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/08(金) 22:08:40.39 ID:URozCBgo
どうも酔っ払いです
真に私事で申し訳無いのですが、明日は仕事のため今日は書けません
明日か明後日の夜には何かどうか書こうかと思ってますので

とはいふものの
まるっきり湧いてこないって言う・・・
例によってお題募集って事でww
394 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/08(金) 23:44:11.54 ID:v5SoOYSO
どうも酔っ払いさん
風邪引きです

とりあえず私はいつも通りストックから出しますが、是非ROMってる方もネタをお願いします。

『独』
『傘』
『奥』

禁止ワードは思い付きませんので無しで
395 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/09(土) 22:16:17.90 ID:.Y8EH7oo
どうも飲み始めた酔っ払いです
取り合えず今から何かどうか書こうかと思いますので、しばし雑談でもしつつお待ちいただければと

風邪ひきさんはお題感謝ですよー
全力で活用させていただきますよ
396 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/09(土) 22:33:14.01 ID:Sak2TMSO
はいこちら風邪引き

テカテカしてまってます
とりあえず期待age
397 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/09(土) 22:36:02.83 ID:.Y8EH7oo
男がベビーベットの上に設置して赤子をあやすアレを買って来た
見た目は緑や青やらのキツ目の配色で、音を鳴らしながら回るアレだ

「男、まだ僕たちの家にはこう言うものは必要ないんじゃ無いのかな?」
「流石に外で使う勇気はないけど面白いから買ってきたんだよ」

外でどうやって使うんだろうか・・・
それとも、話が噛み合っていないだけなのかな?

「第一どこに設置するのさ、家にはベビーベッドなんてないんだよ?」
「設置なんてする必要はないよ。雨の日に広げて使えばそれで良いじゃないか」

しばし絶句
男はなんて言った?
雨の日に広げて使う?

「恥を忍んで聞くけど、それは傘なのかい?」
「傘だが、何を今更」

へたれの意気地なしだって事はわかっていたのだけれど、頭の中も相当お花畑らしい
それとも、作家を引退して大道芸人にでもなるつもりなのだろうか
そうだとするならば今すぐにでも救急車を呼んだ方が良いのかもしれない

「・・・それをどうするつもりなの?」
「・・・どうしようねぇコレ」

そう言い決まりの悪そうな表情を見せる
・・・考えなしで買って来たのか
男らしいと言うか子供っぽいと言うか
訂正、きっと僕の妹すらやらないだろう

「雨の日に広げて使えば良いんじゃないかな?もちろん僕は遠くから眺めるだけに留めるけどね」

ちょっと困惑した感じの表情になった男に少しだけ加虐心が刺激された一日
398 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/09(土) 22:37:32.40 ID:.Y8EH7oo
なぜだろう・・・奇と傘でこんなものが思いついた
正直ノリだけで書きつつもノリきれていないって言うwww

さ、真面目に書く事にしようかww
399 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/09(土) 22:44:40.94 ID:Sak2TMSO
ちょっとワロタww
400 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/09(土) 23:01:58.28 ID:.Y8EH7oo
雨の日に二人で出かける
ちょっとだけ不便でも静かで
少しだけ肌寒く感じても楽しくて
自然と笑みが零れてしまう

男が使うのは少しだけ大きめの傘
一人で持つにはちょっとだけ大きくて
二人で持つにはちょっとだけ小さくて
役不足でも力不足でも無く、中途半端
でも、男らしくて僕はすごく好きな傘

僕が使うのは少しだけ小さめの傘
一人で持ってもちょっとだけ濡れてしまう
二人で使うには密着しなくてはいけない
大きな傘の人を助けるのにはちょうど良く
一人では使い辛いそんな傘
でも、少しだけ大きな傘の隣を歩くには最高の大きさの傘
何となく愛着が湧いてすごく好きな傘

「お、相合傘だ」
「中学生かな?何だか初々しくてかわいいね」
「だな、若いって良いよなぁ」
「まだそんな歳じゃないでしょ?」

そう言い二人で笑う
男は少しだけ大きな声で
僕は少しだけ控えめに

「ね、やって見ない?」
「拒否する、恥ずかしくて死ぬかもしれないしな」
「どうしても?」
「どうしても、・・・って言うか顔がにやけてるぞ」
「そういう男は恥ずかしい割に真顔なんだね」

そう言うとそっぽを向いてしまった
それでも傘を遠ざけない辺り男らしいと思う
・・・全く素直じゃないんだからさ
401 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/09(土) 23:03:57.70 ID:.Y8EH7oo
そんな訳で二本目
真面目にやった割に割と不真面目っぽいって言う
それでも楽しかったから自己満足には浸れたけどさwww
402 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/09(土) 23:10:08.67 ID:Sak2TMSO
実に乙
403 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/09(土) 23:16:33.36 ID:.Y8EH7oo
仕事の疲れからか予想外にアルコールが回っているみたいで酔いが回るのが早い気がする
ってな訳で、二本だけで申し訳ないんだけど今日はかけそうにないって言う

人も少ないみたいだし今日は大事をとって寝る事にするよー
引き続きお題は募集中だからお気軽にどうぞー

風邪ひきさんはマジで感謝ですよ
あなたの感想レスには感謝してもしきれないですよ
404 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/09(土) 23:24:34.28 ID:Sak2TMSO
俺は定期的に投下してくれる酔っ払いさんに感謝

まだ書ける状態に復帰出来ないからネタ投下でこのスレに貢献するしかないのが残念

では一応ネタを最後に落として寝ます

『無』
『有』
『空』
405 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 06:56:31.18 ID:ruesqgAO
皆さんおつおつ
406 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 18:04:52.14 ID:h6xiLsDO
やあみんな、久しぶりに顔だせた

悪いね、ここん所忙しい日が馬鹿みたいに続いてるから来れなかった

今日の夜あたり時間があったらなんか書くよ
407 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 18:30:35.32 ID:qGjlRwSO
wktk待ち
408 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 19:13:09.26 ID:MP7h2yso
ktkr
賑やかな夜になりそうだなwww
409 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 21:03:15.46 ID:MP7h2yso
どうも酔っ払いです
久々に日本酒と鍋で幸せな気分に浸っております
いまから書き始めますが、気にせず投下していただいて構いませんのでwww
410 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 21:13:37.82 ID:MP7h2yso
冷蔵庫に入れてあった羊羹がない
とっておきのお茶と一緒に楽しもうと思っていた羊羹がない
一本丸々あった訳じゃ無くて、一回分くらいのサイズしか無かった羊羹がない

「男ー僕の買ってきた羊羹がないんだけど、知らない?」
「シラナイナァ、クロジャナイカナ?」

片言の男の声と黒ちゃんが飛んだ音
その後に聞こえた悲鳴で僕の疑問は確信に変わった
・・・どうやら犯人は男の様だ
甘党な男の事だ、つまみ食いしたら止まらなくなったって所だろう

「僕も楽しみにしていたんだけどなぁ」

イタイイタイ!ゴメンクロワルカッタ!
ダカラユルシテクレ!!

何か聞こえた気がしたけど気のせいだろう
それに、黒ちゃんのせいにした報いだとも思う

そんな事よりどうやって僕の楽しみを奪った穴埋めをしてもらうか考える方が先だろうなぁ
411 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 21:16:43.73 ID:MP7h2yso
その後

「男ー冷蔵庫に羊羹と、戸棚に栗まんじゅうがあったんだけど買って来たの?」
「シラナイナァ、クロジャナイカナ?」

実にわかりやすいなぁ
この前の穴埋めのつもりだろうか
またもや黒ちゃんに遊ばれる男の悲鳴が聞こえるけど、落ち着いたらお茶にしようかな
久しぶりに手順を厳守してお茶を淹れるのも悪くないしね
412 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 21:18:37.80 ID:MP7h2yso
そんな訳で一発目
お題的には有と無になるのかなぁ
和菓子趣味は何となく思っただけだけで意味はないwww

413 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 21:55:04.22 ID:MP7h2yso
次の作品が書けない
頭の中の物語の種貯蔵庫が空らしい

「気分転換に海にでも行くかなぁ・・・」
「・・・」ごろごろ
「黒も乗り気か。ならいくとしようかね」

だがその前に腹の虫を退治しなければ
冷蔵庫に何かあったかなぁ

「何も無い・・・だと?」

冷蔵庫は誰がみても空だと言うくらいに空だった
戸棚の中にも何も無い
もちろん炊飯器の中身も空だ

「そういえば買い物して帰るとか言っていたっけ」

唯一食べられそうな物と言えば羊羹くらいか
空腹時に甘い物はしんどいし、僕が楽しみにしていた物だからなぁ

「それでも空腹には耐えられないわけでして」

誰に対する説明と言い訳なんだろうか
結果から言うと、非常に美味でした

「とか言ってないでさっさと出かけて同じ物買ってこなければ悲しませてしまうだろうなぁ」

確かガソリンが尽きかけていたからと尾中で補給しなければだっけかな
・・・まてよ?
記憶が確かなら財布空じゃ無かったか?

「そういえば帰りにお金下ろしてくるとか言ってたなぁ」

とうとう記憶力も空になってしまったらしい
羊羹も買いに出られないし、海にもいけないしどうすれば良いんだろうなぁ
・・・空でも眺めながら言い訳でも考える事にしようかね
414 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 21:56:21.29 ID:MP7h2yso
そんな訳で二本目
しばし休憩いれるよー
寝落ちしなければなんか書くよ
415 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 22:04:09.43 ID:hl3oNAEo
>>414
乙乙
416 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 22:15:08.92 ID:61n7ums0
うす、俺はもう駄目かもしれん
頭イカレそう、死にそう、けど死にたくない
なんか書くよ、頑張る
ちょっと待ってて
417 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/10(日) 22:19:27.10 ID:qGjlRwSO
>>414実に乙
418 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 22:31:57.57 ID:61n7ums0
【無題】

僕「ねぇ、男さん!男さんってば!」

僕「早く起きなよ!男さん!」

僕「どうして起きないの?ねぇどうして?」

僕「僕の事嫌いになったの?僕以外に誰か好きになったの?」

僕「そんなの許さない・・・僕の男さんに近づく雌猫は皆駆除しないと」

僕「だから男さんの周りに寄り付く女は皆殺して来たんだ!ねぇすごいでしょ?」

僕「男さんは僕の大切な人だもの!これぐらい出来なきゃ妻としては失格だよね!」

僕「ねぇ、だから起きてよ男さん」

僕「そんな顔してない早く起きなさい!じゃないと・・・」

僕「また包丁で突き刺さないといけないじゃないか」

僕「それ!それぇ!あはは!綺麗な赤色だなぁ!えいっ!」

僕「男さん、僕達っ!ずっと一緒だよ!アハハハハ!」

僕「アハハハハ!アハハハハハハ!」

僕「アハハハハハハハハハハハ!」
419 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 22:33:49.37 ID:61n7ums0
終わり 妄想オチでもなんとでも考えてくれ
やばいちょっと頭の中がとんでもない事なってる
420 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/10(日) 22:39:14.06 ID:qGjlRwSO
>>419ちょwwwwwwwwwwテラwwwwwwヤンデレwwwwwwwwww
421 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 22:41:56.47 ID:MP7h2yso
どうしてこうなったwwww
ちょっと吹いたじゃないかwww
酒臭い布団をどうしてくれるwww
422 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 22:42:04.65 ID:61n7ums0
まずいさっきから病的な話ばっかり浮かんでくる
疲れてんだな俺、あと何本か書いたら寝るよ・・・
423 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 22:44:55.15 ID:61n7ums0
>>420 ここまで酷くないけど俺の中では僕=軽いヤンデレ で固定されてるんだスマン
>>421 すまんかった

さってどうにかして普通の話書くぞ、うまく行く自信はないけど
424 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 22:55:39.47 ID:61n7ums0
お題借りるよ
【見上げて落ちる】

男「なぁ相棒、あの空を見てみろよ」

猫「・・・」ジッ

男「こうやって見上げてるとさ、なんか上に落ちて行きそうな感覚に陥らないか?」

猫「・・・」ジー

男「あ、なんだよその目は!よーし見てろよ・・・よっ、と!」

猫「・・・」

男「こうやって逆立ちしたら、俺がこの星を支えてる状態になるから重力が反転するんだ!」

猫「・・・」

男「ははははは!どうだすごいだろう!俺が地球を支えてるんだー!」

猫「・・・」ヒューン

男「え?あれ?ほんとに落ちてった・・・?え、え?なにこれ?え?」

僕「あ、男こんな所にいたぁぁなんだこれぇぇ・・・」ヒューン

男「あぁああぁぁ!!!僕ちゃあぁあぁぁん!!!」
425 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/10(日) 22:57:03.95 ID:qGjlRwSO
いや病的な僕もいいかも
なんか興奮した

風邪引いてると女の子に好かれる余りに殺されるのもいいかなって思っちゃう不思議

Mなのかな……
426 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 22:57:05.47 ID:61n7ums0
終わり もうなんとでも言ってくれ
昔こんな事よくやったよね、よね?
427 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/10(日) 23:00:33.36 ID:qGjlRwSO
>>426ワロスwwwwwwww

宇宙の法則が乱れたならしかたないさwwww
428 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 23:08:28.54 ID:MP7h2yso
>>426
こう言うの好きだwww
想像すると実にシュールな感じだしねww
429 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 23:16:42.80 ID:61n7ums0
【コーヒー一杯、スマイル付きで】

腐「・・・さっぶーいっ」

元1「あー、なんで朝はこんな冷えるんだろうな」

腐「知らないよそんな事・・・あ、コーヒー淹れてよ元1ちゃん!」

元1「あぁ?んな事自分でやれよ・・・ったく、ミルク多めの角砂糖3個だったか?」

腐「正解!いやぁ物覚えの良い友を持って私は幸せ物だなっ!」

元1「そうかい・・・で、なんかないのか?お礼みたいなのは」

腐「んー・・・私の100万ワットの笑顔っ!」ニコッ

元1「却下、んなもんいつでもやってんだろうが・・・」

腐「えー?じゃあ・・・次は私がコーヒー淹れてあげるっ!それでいいかな?」

元1「まぁ・・・それならいいけど」

腐「よしっ!じゃあ今から飛び切り美味しいの作ってあげるよっ!」

元1「あ、あぁ・・・ありがとよ」

腐「こちらこそ!いつもありがとっ!」
430 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 23:21:39.63 ID:61n7ums0
終わり よかったなんとか普通の書けた・・・
この二人の話は楽に書けるからいい
この後腐の淹れたコーヒーを飲んであまりの不味さにぶっ倒れてたらいいよ
431 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/10(日) 23:23:24.91 ID:qGjlRwSO
何だかんだ2人でいることに違和感を感じなくなったな

良かったな元1
432 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 23:25:39.20 ID:MP7h2yso
容易に想像できるから困るwww
その後の悔しそうにする腐まで妄想した

秋の夜長でかけそうな気がしたんだけど、眠気に勝てそうもないから寝る事にする
久しぶりに夜空を眺めたら思いついたはずだったんだけど、いささか眠いぜwwww
後は任せたw
あまり書けなくてごめんねー
433 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 23:28:17.09 ID:61n7ums0
よし皆!最後になんかちょっとえっちぃの書こうと思うけどどれが良い?

(1)元2と優 (2)元2と優 (3)元2と優

の3つの内どれか一つ、さあどれだ!
434 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/10(日) 23:30:38.54 ID:qGjlRwSO
>>433くっそwwww
真面目にみた俺が馬鹿だったwwwwww
435 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/10(日) 23:31:14.58 ID:qGjlRwSO
酔っ払いさん
乙〜
良い夜を
436 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 23:32:51.81 ID:61n7ums0
>>432 お休み、しっかり休むんだよ

さてふざけるのもここまでにしてちゃんと書くかな

元2と優のアッー!な絡みをさぁ・・・っ!
437 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 23:46:24.77 ID:61n7ums0
【さすがに無題で頼む、いやこれ題名付けられないって】

元2「よぉ、気分はどうだぁ?」

優「ふっ・・・んん、・・・やめっ・・・!んぁ!」

元2「なにが止めてだ、善がってる癖によぉ!」

優「だ、って!こんなのって・・・!んっ・・・酷いよぉ!いっ!」

元2「あー?手足縛ったぐらいでウダウダ言うなっての」

優「じゃ・・・この目隠しはなんなのさ!うぁ・・・外して、外してよぉ!」

元2「嫌だ、それしてっとかなり性感帯が刺激に敏感になるって聞いてんだよ」

優「あぁ!いやぁ、やだやだぁ!んうぅ・・・ふぁ!」

元2「嫌々いいながら感じてんじゃねぇか、ほらコッチも」

優「ひゃぁあぁ!やだっ!そこだめぇ!あ、あぁ!そんなに触らないでぇ!」

元2「ひゃひゃ!相変わらず小っせぇ一物だなぁ!」
438 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 23:47:44.39 ID:61n7ums0
ちょっとこれこのまま書いていいのかな?
なんか色々とやばい気がするんだけど・・・
どうすればいい?
439 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/11(月) 00:00:36.56 ID:SUvZcLw0
責任もって書くか・・・

優「やあぁぁ!もうだめぇ!あ、あぁぁあぁ!」

元2「なんだよもうイったのかよ、まだ本番はこれからだぞ?」

優「ひっ・・・も、もうやめて・・・許してぇ・・・!」

元2「さぁってと・・・いくぞ」

優「や、やだぁ!いやぁあぁぁ!!」




元2「って言うのを今夜決行したいんだけど」

元1「そうかくたばれ」

優「はは・・・」
440 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/11(月) 00:05:31.68 ID:SUvZcLw0
終わり もう無理強制終了
男の絡みとか初めて書いた、BL本読んで修行してくるっす!

あ、次はいつ書きに来れるかわからないしそのまま消えるかもしれないから先に言っとく
さようなら

じゃ、また書けたら書きにくるよ
お休みみんな
441 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/11(月) 06:03:47.49 ID:w6Q1aISO
>>440お、乙

そんなこと言わずにまた来てくれよ
442 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/11(月) 11:31:44.05 ID:DBodZCko
>>440


黒にまたたびをあげたらもふもふできるだろうか・・・
もふもふ!もふもふ!
443 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/20(水) 17:57:09.61 ID:72XesMAO
おおGEP復旧した
444 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/20(水) 18:20:54.20 ID:HUVkPdEo
復活よかった
445 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/20(水) 18:27:32.48 ID:uqHeefEo
おお、復活したのか
446 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/20(水) 20:14:54.47 ID:1.luZMDO
やっと復活したか、随分と長く感じたのは気のせいじゃないよな?
447 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:12:37.95 ID:2A27MdAo
週末恒例が出来なくて長い週末だったぜ・・・
ここの書き溜めをしているつもりが気がついたら別の物になって居たでござる
448 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/20(水) 21:42:30.82 ID:Cey4sASO
〜そして時は動き出す〜

男「っは!」

男「い、今のは!?」

男「まるで長い間時間が止まっていたかのような感覚……」

男「……」

ガタッ

男「ッ!?誰だ!」

猫「……」

男「ってお前か……脅かすなよ……」

猫「……」フイ スタスタ

男「……何だったんだろうな……」



猫「……」クァ〜

猫「……」

猫「……」スタスタ
449 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:43:45.35 ID:72XesMAO
乙wwwwww

ちょwwwwww
450 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/20(水) 21:44:21.39 ID:Cey4sASO
はい一発目は風邪引きがお送り致しました。

実は黒はスタンドが使えた!?ってノリで書いた。


体調は回復傾向でつ
451 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/20(水) 21:50:49.05 ID:Cey4sASO
そしてこのGEPの停止現象は黒のザ・ワールドが原因だよ

ってイメージ


正直上手くいかなかったorz
452 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:53:29.58 ID:72XesMAO
すごく楽しかったからモーマンタイ

乙だぜ!
453 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:02:51.88 ID:2A27MdAo
乙www
今回の定休日は定休日じゃ無くてスタンド攻撃だった訳か
454 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/21(木) 04:03:10.97 ID:zgy2kAUo
乙カレーヌードル
455 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/22(金) 23:26:27.33 ID:yTS9L.SO
風邪引きです

今週末はいつものないのかな?

とりあえずネタを

「謎」
「迷」
「発」

このネタってもうやりましたっけ?
456 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/23(土) 06:59:52.35 ID:1LnXX5Qo
おはようございます
酔ってないけど酔っ払いです
仕事の都合故今日も来られるか分から無いけど、極力来る様にします
まぁ、来た所で大して書けませんがwww

>>455
そのお題はまだ見た事が無いかと
とりあえず迷子になって迷走する黒が浮かんだ
457 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/23(土) 22:05:48.01 ID:1LnXX5Qo
道に迷った
ここは砂漠か大海原の如く心に当たる部分が何一つもない

「ここどこだよ・・・」

今時携帯の電波が入らない場所があるとは思わなかった
幸い携帯の時計機能は使える為、時間の確認には事欠かないが意味は無い
精々が道に迷って何時間目かの把握をできる程度だ

「坊主の頭も顔負けだなぁ・・・」
「・・・」じー

恨めしそうな目で見無いでくれ
俺も誰かを恨みたい気分なんだよ・・・

「よし、現状を整理しよう」

相棒に宣言するかの様に呟く
まず携帯は圏外で、時間は20時ジャスト
手持ちの食料は皆無だが、財布の中身は問題ない
が、周りには店どころか人が通らない
感覚的に県外には出ていない様だが、土地勘がない
最悪な事にバイクのガソリンもない
つまり

「つまり?」
「つまり八方塞がりって事だ」
「それは大変だねぇ」
「分かってくれるか、僕も心配しているだろうなぁ」
「さっきまで心配して居たけど今は安心してるよ」

458 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/23(土) 22:07:17.52 ID:1LnXX5Qo
ん?
あまりの状況に幻聴が聞こえるぞ?
それとも昼間食べた茸汁がまずかったか?

「流石に店で出される物は大丈夫だと思うよ?」
「ならば幻聴か・・・・ってえ!」
「ようやく気がついたかい?てっきり僕は頭がおかしくなったのかと思ったよ」
「いったい何時から?」
「整理しようの辺りかなぁ」
「どうやって此処に?」
「友さんの車に乗って」
「どうやってこの場所が?」

質問ばかりだね、と微笑む
いまその微笑みを見せられると安心して泣きそうになるから困る

「なんかね、空を見たら謎の光柱があったんだ。その後に、黒ちゃんの姿がよぎって来て見たんだ」
「どう言う状況だよそれ・・・」
「・・・」ふいっ
「お前今目を反らしたろ」
「・・・」ぴくっ
「まぁなんとかなったから良いか」

隣に居たのに全く気がつかなかった
さしずめ謎ビームって事か
まぁ、俺に向かって発射しないだけ良しとするか
459 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/23(土) 22:11:33.25 ID:1LnXX5Qo
とりあえず一区切り
どうも酔っ払い(序の口)です

投下しておいて何だけど、一番迷走しているのは俺だろうとwww
何だよ黒ビームって
460 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/23(土) 22:51:34.30 ID:QVLwS6SO
黒ビームってwwwwww

最近は黒が超能力を使えるのが流行りみたいだ

そのうち人に変身しそうだなwwww
461 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/23(土) 23:06:11.25 ID:1LnXX5Qo
変身させてみるか・・・
462 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/23(土) 23:16:03.12 ID:.auO99Qo
wktk
463 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/23(土) 23:21:07.78 ID:IiLotkAO
そういや黒擬人化は一個しか見たことないなぁ
464 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/23(土) 23:39:09.61 ID:1LnXX5Qo
目が覚めると謎の美少女が家に居た
しかも全裸で
何故か全裸で(←ここ重要

見た目10代半ば、艶のある腰まで伸びる黒髪で
肌は絹の様な滑らかさで有りながら餅のような弾力が有り、白磁の様な白さ
身長は160前後で、大きくも無く小さくも無く、ちょうど良い具合だ
丸くなって寝ている物の、骨格を見る限り安産型でしなやかな柳を連想させる
顔つきは何処と無く知的な眉を特徴に、すらっとした鼻筋と、薄い唇
目は多少細めだが、キリッとしたつり目
因みに胸は無い
俗に言うちっぱいって奴で、恐らく72程度だろう
是非とも直接触って堪能したい所だが僕に殺されるだろうからやめておく

「って言うか誰だ?」

昨晩飲んだと言っても記憶を無くすほどではないし
僕が連れ込んだなら全裸はあり得ない
子供の友人なら幼稚園児程度だろうからあり得ない
465 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/23(土) 23:40:00.01 ID:1LnXX5Qo
そんな事を考えていると、美少女(仮)が目を開ける

「おはよう主人殿。今日も良い朝だな」
「・・・・どちら様で?」
「私は黒猫だ。髪に面影が有るだろう?」
「うちの黒猫は猫のはずですが?」

思わず敬語になる
なんかね、妙な威圧感が有るんだよね

「如何にも主人の言う通りだ。しかしながら付け加えるならば、私の願いが叶い人間になったのだ」
「意味がわかりませんが?」

もしかして不法侵入した頭の中身がお花畑な不審者なのだろうか
冬眠から冷めるにはまだ半年ほど早いと教えてあげたほうが良いのだろうか

「そのままの意味だよ。主人殿」
「つまり、貴女は黒猫で、人間になったと」
「そう言う事だ。説明すると長いし面倒だからそのままの受け入れてくれると有り難い」

妖怪と人間のハーフもびっくりだな
どんな禁断魔法を使ったんだ?

「魔法では無く、神様の気まぐれと言うやつだろうな」
「つまりは偶然と言う事ですか?」
「そう言う事だ」

意味が分から無いが、思考を停止したほうが楽そうだから受け入れて見る
個人的に僕の次に好きな見た目だし

「不埒な考えと、胸の釘付けの視線はやめるべきだと進言しよう」
「キノセイジャナイカナァ」
「片言だぞ?主人殿」

とりあえず僕が起きる前に服を来せる事から始めようか
そうでなければもっとややこしい事態になりかねないし
目の保養にはなるが、精神に毒だしね
466 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/23(土) 23:42:31.87 ID:1LnXX5Qo
おわり

黒の性別は未定だから何となく思いつくままに書いて見た
下半身の描写がない辺りで逃げて見たけど、ちっぱいの辺りでアウトだと今気がついた
まぁ、楽しいから個人的には問題無いがww
467 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/24(日) 01:35:18.49 ID:WSRZ8ISO


実に乙

まさか本当に変身させるとはwwww
468 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/29(金) 15:09:32.84 ID:iX9jLp2o
469 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/29(金) 15:55:28.07 ID:B6tO/4Eo
470 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/29(金) 17:00:05.18 ID:YqsXpYDO
471 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/29(金) 17:46:11.98 ID:AmCOE8oo
472 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/29(金) 22:02:17.76 ID:2I1zeASO
たまゆら


そう書かれた所で日記は終わっている。

字を見るかぎり、どうやら途中で書けなくなったのであろう。「ら」がひどく乱雑に書かれ、最後の払いがてんで違うほうに払われている。


ってわけで風邪引きです。

今週末もいっちゃいますか?

キーワードは
「一」
「魔」
「祝」

禁止ワードはなし
酔っ払いさんがいつも書いてくれるのには感謝の限りです。

是非他の皆さんもチャレンジしてください。

一つだけでもおk
三つ全部でもおk
473 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/29(金) 22:43:29.13 ID:B6tO/4Eo
どうも酔っ払いです
今週末も行っちゃいます、と言いたい所だけど
生憎と明日も仕事なので、明日の夜に来ますよー

頭の中には萎んだ風船が幾つか有るので、うまく膨らませてみようかと思ってます

>>472
お題何時も感謝ですよ
魔と祝いって対照的っぽいお題の組み合わせが浮かんだので、何とか形にしてみせますよー
474 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 23:18:58.11 ID:ARZB3jko
どうも酔っ払いです
遅くなりましたが、いまから書き始めます
まだ飲み始めたばかりなのでエンジンがかかるまでしばしのお待ちを
475 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 00:06:55.90 ID:QOlHAjIo
季節外れの寒さに襲われ
これまた季節外れの台風に襲われる
台風程では無いが、軽く一週間は降り続く冷たい雨と
霧の様なカーテンに覆われた景色を見ていると基本的に家の中から出ない俺でも気が滅入ると言うのに
外へでなければならない人達に同情せざるを得ない
だからと言ってもカイロの一つも差し入れないのだから、本当に思うだけだ
まぁ、いざ差し入れた所で頭のおかしい人間と思われるのがオチだろうが

「しかし、昼間も寒いが明け方も寒いね」

活動する家人がいない家と言うのも、寒々しくさせる要因の一つだろう
ましてや昨晩の宴会の後だから尚更そう感じる

「くろー朝ごはんだぞー」
「・・・みぃ」

何時もながら素早い事だ
今日は特に腹が減っているのか、子猫の様な鳴き声のおまけ付きだ
・・・子猫の様な鳴き声?

「お前さんは家の黒猫を知らないかね?」
「みぃ」
「そうかい、ご飯に夢中で分からないかい。困ったねぇ」

ついついお婆さんっぽい話し方になってしまう
そりゃあ、謎のビームを出したり変身したりする家の黒猫さんだよ
小さくなっても不思議じゃないが、些か常識から外れすぎだろう
お前はどうなりたいんだ黒猫よ

「みぃ」
「満足したかい?」

そう問いかけるとコタツムリと化した俺の膝に乗ってくる
どうやらおネムさんのようだ

「・・・俺の膝の上が目的じゃ無くてコタツの中なのね」

ちょっと期待して居ただけに軽く落ち込む
まぁ、子猫と言えども黒だからなぁ・・・

476 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 00:07:36.45 ID:QOlHAjIo
「おはよう男、今朝も寒いね」
「おはよう僕、今暖房を入れたばかりだから少し待っててよ」

つい何時の様に反応してしまう

「空き缶片付けてくれたのは嬉しいんだけど、潰さなくてもよかったのに。ありがとうね」
「いや、片付けたのは俺だけど潰したのは腐だよ。僕が休んだ後にイロハス!とか叫びながら大喜びで潰してた」

正直かなりの面白い光景だったけど、二度と見たくは無い
あの笑顔は逆に怖い

「黒ちゃんは?」
「その事だがな、黒が小さくなった様なんだ」
「またそう言う冗談を言う」

そういって微笑むが、確実に信じていない様だ

「いや、現に小さくなっているんだよ」
「男、そこにいるのにそう言う冗談言っても面白く無いよ?」
「・・・」

いつの間に・・・
のんびり毛づくろいしやがって
俺がどれだけ心配したのか分からんのか

「・・・まぁ良いか」
「今コーヒー居れるね」
「ん、頼むよ」

その間に着替えてくるとしようか
着替えると言っても、寝巻きから作務衣に着替えるだけだが
着替え終わると足にまとわりつく感覚

「みぃ」
「お前さんは何処の誰さんだい?」

黒では無い・・・はず
とりあえず居間に向かうとしようか

「男?黒ちゃんがそっちへ行ったけど、見なかった?」
「・・・いや、見てないよ」

気がついたらチビ黒も居なくなってるし
いったいどうなってるんだ?
僕は何故かいつもとは違う悪戯を仕掛けた子供の様な笑みを浮かべているし
何故か俺の視界には二匹の黒猫が見えるし
・・・疲れているのかもしれんなぁ
477 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 00:09:36.70 ID:QOlHAjIo
終わり
まず一本
予想外に筆が乗って来たのは良いのだけど
オチを思いつかずに無理やり締めてしまったって言う
本当は雨に濡れた子猫を黒が連れてくるって設定で書いていたはずなんだけどなぁww
478 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 00:56:03.99 ID:QOlHAjIo
ちょいとばかり調子悪いので、寝ますよー
とりあえず、祝日前と来週金曜の夜にはくる予定で居ますので

それではおやすみなさい
479 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 01:08:49.87 ID:7TSyHESO
遅ればせながら乙

よかったよ
480 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 15:47:11.41 ID:oSx526DO
おいっす、久しぶりに来たしなんか書いていくよ
携帯から書くから短いけど許しておくれ
481 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 15:57:54.49 ID:fzRxF46o
ktkr
482 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 16:07:52.41 ID:oSx526DO
【旅の途中で】

男「ふぅ、結構な距離走って来たな」

猫「・・・」

男「しっかし、此処は何処なんだろうな・・・」

猫「・・・」じぃー

男「地図が当てにならないんだ、どうしようもないだろ」

猫「・・・」フゥ

男「さってと、そろそろ出発しようか」

猫「・・・」ヒョイ

男「なぁ相棒、これから何処へ行く?」

猫「・・・」

男「じゃあ、何処へでも行こうか」

男「んじゃ、しゅっぱーつ」
483 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 16:11:41.65 ID:oSx526DO
終わり やばい久しぶりに書いたらどんな風に書いてたか分かんなくなってた

ごめんねみんな、てへっ
484 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 17:18:01.78 ID:QOlHAjIo
乙ー
リハビリがてら色々試して見ればいいじゃない
485 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 17:29:18.77 ID:oSx526DO
>>484 じゃあリハビリも兼ねてもう一、二本書くよ
486 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 18:15:10.12 ID:QOlHAjIo
楽しみに待ってるよー
487 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 19:53:57.77 ID:7TSyHESO
さあこい
最初に頑張ってた>>1だろ?
488 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 20:11:03.32 ID:oSx526DO
おまたせ

【料理は愛情】

腐「今日はハロウィンっ!だからパンプキンケーキを作ってみたよっ!」

元1「おぉ、すごいじゃねえか」

腐「んふふー!そうだろそうだろっ!」

優「それでそのケーキは?」

腐「じゃーんっ!どうだい!すごいっしょっ!」

元1「え」

優「どす黒い何かがプルプルしてる・・・」

腐「えへへっ、頑張って作ったんだけど・・・。ど、どうかな?」

優「元1くんっ!」

元1「苦しむのは一瞬ですみそうだな」もぐっ
489 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 20:13:04.11 ID:oSx526DO
終わり
その後、元1の行方を知る者は、誰もいなかった・・・
490 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 20:13:41.66 ID:oSx526DO
>>487 ばれちゃった、てへっ
491 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 20:15:19.35 ID:7TSyHESO
なんかテイルズ風にしめられたwwwwww
元1wwww

492 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/31(日) 21:04:15.24 ID:udNccgc0

『独』
『傘』
『奥』
『時』
『流』
『来』

懐かしい二つのお題を全て無理やり押し込んだ結果がこれだよ!
493 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/31(日) 21:04:51.44 ID:udNccgc0

ポツッ、ポツポツポツポポ…

ザァァァァァァアアアアアアアア…

僕「雨、強くなってきた」

腐「そうだねー」

僕「僕は傘で帰るけど、腐は如何するの?」

腐「んー、私はちょいとやることがあるのさ。 だから残るんだよ」

僕「待ってる?」

腐「いや、いいよーん。 長くなると思うし」

僕「そっか」
494 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/31(日) 21:05:18.92 ID:udNccgc0

僕「雨、強いなー」テクテク

僕「傘があるからいいけどさ」チャプチャプ

僕「…」チャプ テク

僕「…♪雨、雨、降れ、降れ」テクテク

僕「母さんがー」チャプチャプ

僕「お家で留守番」テクテク

僕「嬉しいなー」ビシャン

僕「ピッチピッチ」テクテク

僕「チャップチャップ」チャプン

僕「ランランラン…」テクテク
495 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/31(日) 21:05:59.69 ID:udNccgc0

僕「むなしい…」チャプチャプ

僕「早く家に帰ろう…」テクテク


心の奥にも、雨が降っていたりする。

なんだか、ズキズキ痛むときがあるんだ。


僕「ストレスでなるらしいけれどね」テクテク

僕(独り言がひどいな…)

僕「寒い、寂しい…」ブルッ


何時もは早く流れる時間が、本当に遅く感じる。

皆と会話しながらだと、すぐに家に着いてしまうのに。
496 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/31(日) 21:06:37.59 ID:udNccgc0

僕「家が遠い…」チャプン ズルッ

僕「あ」


ズベシャッ


僕「い、いたたた…」

僕「運悪いなー」ズキッ

僕「足も捻ってるみたいだし…」


僕「帰れない…」


ザァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアア…


僕「寒いよ…」ブルッ
497 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/31(日) 21:07:23.01 ID:udNccgc0

「…い僕ー!」


僕「…?」

「僕ー」

僕「あ、男さん…」

男「猫がやけに騒ぐからさ。 やっぱりか」

僕「…立てない。 おんぶして」

男「よし。 家帰ったら、すぐにシャワー浴びろよ。 風邪引いちまうぞ」

僕「うん…」
498 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/31(日) 21:07:58.50 ID:udNccgc0



僕「ありがと」



おしまい
499 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 21:10:13.91 ID:7TSyHESO
500 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/31(日) 21:11:58.96 ID:udNccgc0
猫「…」ピクピク

猫「ふぎゃー!」バリバリ

男「エサを変えたぐらいでそこまで怒らなくてもいいだろっ!」

猫「ふぎゃー!」カイナオセ !

男「買いなおしてくるから待っとけよ! いてて」

猫「ふー!」


ガチャン バタッ


猫「…」オトコガ イタセイデ シエン デキナカッタ

猫「…」イマサラナガラニ シエーン

猫「にゃん」テクテク
501 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/10/31(日) 21:13:48.75 ID:udNccgc0
お、なんか500ゲットww

なんか久々ですね。
これからは更新頻度上げますww
502 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 21:28:15.31 ID:QOlHAjIo
久々に活気付いていいなww
試しに買ったお酒も美味しくて今日は良い事ばかりだw
503 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 21:33:18.25 ID:7TSyHESO
お、酔っ払いさんか?

支援猫さんに>>1にと今日は盛り上がってるな

ハロウィーンだからか?
504 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 21:38:38.59 ID:QOlHAjIo
>>503
なぜばれたし

俺の場合はハロウィン関係ないよww
単純に酒の肴に楽しませてもらいに来ているだけだからねー
505 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:18:42.10 ID:QOlHAjIo
氷雨
まさしくその言葉がぴったりだと思える位のここ最近の天気
余程の雨男がいるのか、それとも雨の魔物に気に入られてしまったのか
何にせよ巻き込まれる方はたまった物では無い
「船頭[ピーーー]に刃物はいらぬ 雨の十日も降ればよい」
そんな歌があるが、ここまでくると船頭以外の職業につく人間の安否も気になってくる
まぁ、気になるだけだが

「雨の魔物ってのはいいねー!やっぱり作家さんの言う事は違うねっ!」
「俺、声に出してた?」

アホそのものなモノローグが聞かれて居たとすると今すぐに船頭にでもならなくてはいけないだろう

「船頭になる必要は無いから安心してよっ」
「だから何故・・・って今更か」
「だねー」

そういってキャラキャラ笑う
多少騒がしいが見ていて嫌になる笑みでは無いから不思議だ

「所で男さんは料理にリクエストとかある?」
「いや、特には無いよ。それに、祝ってもらう側がリクエストするのはマナー違反だと思ってるからさ」
「そっかーなら良いけどさっ!それに男さんの好きな物は僕が心得てるだろうから今更だとか今思ったり!」

否定できない
今更に今更な事実なのだが、いざ指摘されるとなんだか恥ずかしい
バカップル扱いされている様で落ち着かないし

「バカップルって言うよりは長年連れ添った夫婦って感じだね、見ている方は地味な甘さに晒されてお腹いっぱいになる位のやつ」
「またお前は・・・まぁいいか」

正直突っ込む気力も失せた
そんなフィールドを展開しているのか?
自覚が無いから分からんが・・・

「それじゃあ準備ができたら呼びに行くからそれまで子供とでも遊んでいてよー」
「了解」

そう短く返事をし子供と何をしようかを考える
・・・子供に任せるとしよう

506 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 22:20:37.56 ID:7TSyHESO
やった当たった

>>1はふらっと現れて、最後に てへっ をつけるからわかる

支援猫さんは自分で言ってるし、酔っ払いさんはwwじゃなくてwを使うのと、基本的に短い文を三行位書く

というよみ
507 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:21:55.23 ID:QOlHAjIo
〜それから数時間後〜

「男起きて、準備できたから行こう」
「ん、もうそんな時間か」

どうやら子供共々眠ってしまった様だ
何時も思うが、女の子と言えども子供と遊ぶとおっさんの体力では付いていけ無い

「ほら、子供も起きなさい」
「んむぅ・・・後2時間」
「男の真似してるとケーキ食べちゃうぞー?」
「ケーキっ!おはようお姉ちゃんケーキどこ?」

おおぅ素早い
一体どこに瞬間的なエネルギーを生み出す機関を備えているのだろうか

「男も起きた?みんな待ってるよ」
「今行くよ」

居間に行くと待ちきれないと言わんばかりに席につくように促された

「やっと来たねー主役さん!」
「待たせたな!」
「起こしに行こうかと思ったんだけど、僕の役目だって言って譲ってくれn・・・いたぁ!」

あら良い音
気にも止めない風に前口上を述べる
開宴の時間だ

「それではっ!第2583回定時宴会〜雨の魔物も引く位に盛り上がりながら男さんの受賞を祝ってしまえ〜を始めます!」

俺の受賞はついでかよ
主役じゃないのか

「それでは皆々様お手元に杯の用意はよろしいでしょうか!」

目の前には透明な液体が注がれたコップが一つ
杯でも間違っては居ないがコップじゃないか

「かんぱーい!」

方々でガラスの当たる小気味良い音
そして、中身を一気に飲み干す俺
もちをんその後の記憶は無い
508 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:25:50.80 ID:31Wty2AO
>>506 の洞察力に感動した!
509 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:27:32.53 ID:QOlHAjIo
以上終了
寝起きに何を一気したのかは各々の想像に任せるとして
いまだに腐の口調が分からんww
動かしやすいキャラだから好きなんだけど、キャラをつかみきれて居ないのはいただけ無いよなぁw

今日はもう書きませんが、グラスを開けるまでは起きていようかと思います

>>506
言われて見ればww
単芝は癖ってのと、携帯からだとキーボード使ってもwとエンター交互に押さなきゃいけ無いから面倒なんだよねww
510 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 22:31:07.35 ID:7TSyHESO

そんな謎の洞察力の持ち主の風邪引きです

酔っ払いさん
支援猫さん
>>1さん
乙乙

なんなら最後にお題出そうか?
いるならだけど
511 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:36:57.55 ID:QOlHAjIo
>>510
今すぐには書け無いけど、もらえるとありがたいよー
書きためまではいかないまでも仕事中とかにもうs・・・もとい想像できるからね
512 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 22:40:33.55 ID:7TSyHESO
よし
ではお題

「初」
「夜」
「処」

……見てみて過去の自分にどれだけ悪意があったのかは計り知れないお題だな

禁止ワードはなし
513 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:45:47.55 ID:QOlHAjIo
>>512
悪意を感じるってか悪意しか感じねぇwww
さて、エロの書け無い俺はどう言う方向に進めようかねww

それじゃ寝るよー
おかしな天気ではあるけど、暖かくしておやすみなさい
514 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/31(日) 22:52:45.15 ID:LlIHFN20
>>506 フラっと・・・いや当たってるけども
さて今までずっと黙って見てたけどそろそろ寝ようかな、お休みみんな
515 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 22:57:30.39 ID:7TSyHESO
お休み
そしていつもありがとう

風邪引きもたまには投下してみようかな
元気があったらね

ではノシ
516 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/31(日) 23:02:22.45 ID:LlIHFN20
寝る前に一つ、ちなみに今パソコン

【初めての】

男「僕ちゃん・・・」

僕「・・・うん、いいよ」

男「じゃあ・・・」

僕「ん・・・」

男「・・・」

僕「・・・んっ」

男「・・・く、ぶふぅっ!」

僕「うー・・・そんなに笑わなくてもいいじゃないか!」

男「いやー!これは、だめっ!無理無理!笑うって!あはははは!」

僕「お、とこさんがこんなっ!こんな変なマスク付けるから悪いんでしょ!」

男「いやぁ、まさか友に貰ったタ○ガーマスクがこんな所で活躍するとは!」

僕「もう!男さんのバカ!」
517 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/31(日) 23:04:35.82 ID:LlIHFN20
終わり お題の初で
あなたの悪意なんかに私は屈しない!っていう
じゃ、今度こそお休み
518 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 23:09:52.92 ID:7TSyHESO
ワロタwwwwww

乙乙

これからもお願いしますよ
519 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 23:17:27.13 ID:7TSyHESO
支援猫さん随分とお題入れたな

地味に凄い

過去のお題を全部入れた奴を誰か書いてって言ったら誰か書いてくれるだろうかwwww
520 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 07:38:35.75 ID:guxAB.AO
お題まとめ
>>115>>153>>200>>265>>279>>316>>336>>344>>394>>404>>455>>472>>512
禁止ワード
>>203>>319
おまけ
>>44

すまん全部書き出す気力はなかった
頑張ってくれ

あとは末尾とタイトルで大体個性が分かれるよな
521 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 18:34:25.08 ID:eAookASO
>>520
まとめ乙
末尾SOはこの私風邪引きです

こうやってみると結構お題出したな
お題のクオリティーが下がってる気が……
522 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 21:05:02.95 ID:KH/HDp2o
>>520
乙ー
流石に全部詰め込んで書ける気はしないなww

523 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:05:43.26 ID:Aaevi8Yo
どうも酔っ払い(素面)です
明日仕事になってしまい一本だけしかかけませんでしたが、投下して行きますねー
お題は察して下さいなww
524 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:06:23.13 ID:Aaevi8Yo
夜の帳が落ち数時間たち、月も次第に傾き始め
夜の生き物が縦横無尽に駆け回り、人は住処に戻りパートナーと親睦を深めるのに丁度良い時間
ここにも親睦を深めるの一組の夫婦がいた

「男・・・恥ずかしいからそんなに開かないでよ」
「そんな事言われてやめると思うか?」

意地悪している訳では無いのだろうが、何処となく嬉しそうな男の顔
それに困惑しながらも期待を隠せない女の顔

「すごく・・・綺麗だ」

彼女が守っていた物を開いてみると、
淡い色と共に光の雫を散りばめたかの様に静かに光を反射するそれが見える
恐らく万人に等しく見る機会の与えられないであろうそれは、時間を忘れて魅入られてしまうほどの物だ

「もう・・・恥ずかしいよ男、そんなに見ないでよ」
「だって見入ってしまうのだから仕方ないだろう?」
「でも恥ずかしいよ」

何処となく満足気な表情を浮かべる男と
真っ赤に染めた顔を隠しながら、今にも消え入りそうな笑みを浮かべる女
非常に微笑ましい光景だ

「でも僕のハジメテをもらえるなんて光栄だな」
「本当に恥ずかしいんだからそう言う事言わないでよ」
「でも事実だろ?」
「そうなんだけどねぇ」

初々しい
実に初々しい
ぜひとも混ざりたくなるが、それが出来ないもどかしさ
無常を噛み締めるね
525 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:08:12.82 ID:Aaevi8Yo

「それじゃ、友にはこのまま使ってくれって伝えておくよ」
「本当に良いの?」
「今回の話にぴったりの装丁だし、この発想は僕にしか出来ないと思うしね」
「そう言ってもらえると頑張った甲斐があるけど、やっぱり恥ずかしいよ」
「俺も最初はそうだったけど、そのうちに慣れるよ」

あら良い笑顔
そしてその笑顔のままこちらを見る男

「で?腐は一体何をしているのかな?」

良い笑顔には変わりないんだけど、何処となく恐怖を感じる
今右手に握ったそれはなんなのでせうか?

「大丈夫。今にわかる」

正直わかりたく無いんですがー
さて、逃げるか

「逃がすと思う?大人しく男の餌食になった方がいいと僕は思うんだ」
「その通りだ腐よ、覚悟は良いか?」

良くなくても駄目なんでしょ?

「いたぁ!」

正直丸めた新聞紙は地味に痛いと思うんだよ
526 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:11:29.60 ID:Aaevi8Yo
異常終了

何となく書いているうちに腐に語り部やらせたら書きやすくね?
ってな訳でこうなった
もうちょい序盤の描写が濃ければ面白かったんだろうけど、俺にはこれが限界な訳でwww
527 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:11:56.45 ID:Aaevi8Yo
言い忘れたけど、おやすみなさい
また週末に
528 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 09:19:05.58 ID:FnrRoEAO
おつです
なかなか新鮮な
529 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 11:30:10.82 ID:SDGZ2ASO
乙乙
530 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:23:10.90 ID:LtRq8KEo
さて、週末な訳ですが
明日は休日なので、意識を保てる限り書こうかと思います
とりあえずお風呂入ったらまた来ます
531 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:57:29.25 ID:LtRq8KEo
目を開ける
冬の様な寒さでは無いが十二分に寒い事が吐息から感じられる

「布団から出たく無いなぁ」

そう言った所で起きなくてはならない事に違いは無いが
精々が自分から起きるか僕に呆れられながら起こされるかの違いだろう
どうせ目が覚めたのなら前者の方が僕の驚いた顔が見られるだろから起きる事にする

「おきますか・・・」

しかし寒いな
昼になれば多少暖かくなるのだろうが、今寒いのであれば意味はない
・・・ちょっと布団に戻りたくなってきたな

「さっさと着替えよっと」

肌を刺す様な空気に晒されたせいか、眠気が吹き飛ぶ
これで窓を開けて深呼吸でもすれば完全に目覚めるのだろうか?
寒いから絶対にしないけどね

リビングに向かうとキッチンのカウンター越しに僕の姿が見えた
どうやら鍋をかき混ぜている様だが、カラカラ音がする辺りさほど量は無い様だ

「おはよう僕」

返事が無い
よほど集中しているのか、寝ぼけているのだろう
ああ見えて朝は苦手らしいから

「まぁいいか、コタツでも入ろ」

コタツに足を入れると、つま先に触れるフサフサの感覚
どうやら先客が居た様だ
まだ火を入れたばかりのコタツに居るとは酔狂なやつだ

「よぉ、猫助おはようさん」

返事は無いが、関わるなと言わんばかりの視線を向けられる
・・・つれないねぇ
まぁいいか、僕が気がつくまでコタツで目を閉じてのんびりするとしようか
532 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:58:17.16 ID:LtRq8KEo
−−−−−−−−−

目を開ける
どうやら机に向かって考え込んで居た様で、最後に時計を見た時からかなり経っている
ふと、ディスプレイに目をやると友のメッセージログがいくつか残っていた
その最後のメッセージを読むと

To男
from友
とりあえず締め切りは守ってくれよな
幸福と不幸は三度の兆候が有るそうだが、物語のヒントはいつ見つかるんだろうな?
帰ってくる時に良い報告が聞ける事を祈りつつ出かけてくるとするよMy Friend

P,S
今までやりとりしていた友が偽物だったらどうするよ?

意味が分からん
恐らくは打ち合わせと、雑談を兼ねた内容なのだろうが
追伸の関連が分からん
まぁ、あいつの事だしどうでも良い事なのだろうな
ログ見直すのも面倒だし放置するとしようか
とりあえず夕飯まで時間があるし、もう少し考える事にしようかな
そう思いながら目を閉じた
533 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:59:05.05 ID:LtRq8KEo
−−−−−−−−−
目を開ける
時計を見ると朝の7時を指していた
どうやらそのまま眠ってしまった様だ
幸いエアコンが効いていたおかげか風邪の心配は無さそうだが、些か喉が乾いた
少し早いが起きてリビングで喉の渇きを癒すとしよう

「おはよう僕」
「おはよう男珍しく早起きだね」

そう挨拶しながらも多少の違和感を覚える
僕がコタツに包まってくつろいで居たからだ
悪い訳では無いが、体調でも悪いのだろうか

「僕がコタツムリになっているなんて珍しいな」
「たまには良いでしょ?それに、僕は朝が苦手なんだ」
「知ってるよ。いまいち信じられないけどね」
「見ても信じられ無い?所でコーヒー淹れてくれないかな、喉が乾いて干からびそうなんだ」
「丁度淹れる所だったから、しばらく待ってて」
「なるべく早くしないとミイラになっちゃうよー」

本当に珍しい
別に嫌な訳では無いが今日の僕は良く喋るし、コーヒー要求までしてくる
夢だと言われれば信じてしまう位だ

「まぁ良いか」
「何か言ったー?」
「いいや、眠いって言っただけだよ」
「そっか、なら早くしてねー」

カップはこの棚だったかな
「だぁっ!」
棚に頭をぶつけ思わずしゃがみ込む
コーヒーを催促する声が聞こえてくるがそれどころじゃ無い
ポツリ、ポツリと
一滴二滴と
何かが落ちる音が聞こえるが、コーヒーのそれなのか自身から流れ出るそれなのかの判別が出来ない
あまりの痛さに目も開けられない

「コーヒー入ってるじゃない、先に貰ってくね」

そんな声が聞こえた様な気がした
534 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:01:12.68 ID:LtRq8KEo
目を開ける
何時の間にかソファで横になって居たらしい
少しだけ肌寒いが覚醒を促すには丁度よいだろう
刹那、額に触れ傷を確認する

「ない?まさか夢か?」

それにしては随分とリアルな夢だ
心なしズキズキと痛む気がする

「おはよ男、うなされてた見たいだけど大丈夫?」
「ちょっと頭をぶつける夢を見ただけだよ」
「本当に夢なの?」
「そのはず。なんなら傷の確認して見る?」
「そうする」

頭を固定され、草の根を分けるかの様に探られる感覚。気持ちよいがちょっと恥ずかしい
次第に手つきが荒くなり心なし荒い呼吸も聞こえてくる

「ち、ちょっと僕!痛いってば」
「あ、ゴメンね。つい心配になって」
「いや、大丈夫だから。傷もなかったでしょ?」
「うん。今コーヒー淹れるね」
「あぁ、ありがとう」

なんの脈絡も無かったが照れ隠しの様な物だろう
さて、コーヒーを飲む前に顔でも洗ってくるとしよう

「よぉ猫助、今日は散歩行かないのかい?」
「・・・」

相変わらずつれない猫だ、まぁいいか
ふと、ガラスに映る姿が目に入る
誰だ?こいつ

そこには見慣れない顔をした人間が居た
いや、人間らしきものが居た。例えればゾンビか妖怪
顔は見るも無残な姿で、赤い肉の光沢が見える
頭からは止めどなく体液が流れ出て、毛髪は毟られた様に禿げている

「うわぁぁぁぁぁぁ!」

思わず叫び洗面室に逃げ込む
あれは何だ?まだ寝ぼけているのか?
それとも心霊現象って奴か?腐のいたずらか?
とりあえず落ち着こう
幸いここは洗面室だ冷たい水には困らない
そう思い鏡をのぞく
自分の顔が映るはずの場所には化け物が写って居た

その後の記憶が無い
535 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:01:44.25 ID:LtRq8KEo
−−−−−−−−−

「・・・とこ、朝だよ。男ー起きなさい」

そんな彼女の声で目が覚める
最高に不快で、何事にも変えられない至福の時間だ

「男、早く起きないと布団はいじゃうよ?」
「それは困るなぁ・・・」

右肩に何かが乗った重さと、顔を舐める感覚

「黒ちゃんも起きて、だってさ」
「・・・」
「今日は海に行くって言ったから起こしに来たのか?」
「・・・」ごろごろ

現金な猫だ

「早く着替えてね、もう朝ごはんはできているからさ」
「あいよ」
「・・・」とてとてっ

本当に自由な猫だな
おかしな夢を見た気がするが、まぁいいか
所詮は夢だし、今日も一日を始めるとしますか
536 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:04:30.84 ID:LtRq8KEo
異常終了

過去のお題を見ていたら夢と奇が目についた
何時か書いた様な組み合わせだけど、別物が出来上がった不思議
そして気がついたら無駄に長くなって居た不思議
どうしてこうなったんだろう

あ、ちなみに酔っ払いです
537 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/06(土) 00:46:27.39 ID:v9cGs2SO
乙乙

酔っ払いさんは地の文が上手いねぇ
本当に
538 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/13(土) 00:06:35.73 ID:0B93wsSO
最近活気がないね
悲しいね

お題置いとくね

「鍵」
「皿」
「形」

これは何をイメージしたんだろう…
禁止ワードはなし
539 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 06:49:03.59 ID:fP8Ivy6o
おはようございます
酔っ払い(朝)です
今日の夜は来られるかと思いますので、なんかどうか書きますよー
ではまた後ほど
540 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 21:34:01.10 ID:fP8Ivy6o
男「なべは良い。たぶん最高に良い物だ。いいものは決してなくならない」

僕「なべが好きなことは分かったけど、早く食べないと冷めちゃうよ?」

男「食べたいんだけどね……熱すぎるのもどうかと思うんだよ俺は」

僕「それがいいんじゃない」

男「そうなんだけどさ、口の中の火傷って地味にきつくない?」

僕「知らないよー」

黒猫「……」はふはふ

男「…猫って猫舌じゃないの?」

僕「黒ちゃんだからねぇ……」

男「黒だからなぁ……」
541 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 21:40:25.70 ID:fP8Ivy6o
ってな訳でなんとなく思いついた風景
どうも、酔っ払いです

思いついたと言うべきか素直な願望というべきか
人間直感が大切だと思うわけで
単純に鍋と日本酒の組み合わせでのんびり来る冬を満喫したいだけと言う

以下レス返信
一週間前のって苦情は受け付けません

>>537
ありがとうだねー
素直にうれしいぜwwwwww
誉めても何も出ないけどねwwwwww

>>538
今どれくらいの人が見てるんだろうねー
お題もらって、読んでる人がいる限りは来ようと思いますよ
まぁ、駄文で申し訳ないけどさwwwwww
542 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/13(土) 21:57:52.60 ID:fP8Ivy6o
秋と言うよりは冬に近く、風をなぞるように舞う枯葉が過ぎ行く夏を連れて行くようで少し寂しい季節
そんな季節でも順応している人間のたくましさと言うべきか、鍋の材料がよく売れているらしい
食卓だけでも暖かくしようとするささやかな抵抗なのか、少しでも体を温める工夫なのか
何れにせよ鍋の材料が売れているらしい

「鍋が食べたいのはよく分かったから」
「よく分かったな、もしかして僕はエスパーなのか?」
「あれだけ鍋鍋連呼されれば誰だって分かるって……はぁ」
「ため息は幸せが逃げるぞ」

そう言うとまたため息を漏らした
どれだけ息を溜め込んでいるのだろうか
それとも幸せが逃げても問題ないのだろうか?

「十分幸せだから逃げても……じゃなくて!」
「じゃなくて?」
「男はここ七日間の夕食のメニュー覚えてる?」
「7日前はカレーで、その次からトマト、海鮮、鳥つくね、カニ、餃子、寄せ、だな」
「全部同じメニューじゃないかっ!」

どこが同じなのだろうか……
別々のメニューだと思うのだが
個人的にトマトは無いと思う
二度と食べる事はないだろうな
543 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 22:06:53.56 ID:fP8Ivy6o
「全部鍋だよっ!僕も鍋好きだけど、一週間ずっと鍋で良いくらい好きなわけじゃないよっ!」
「鍋良いじゃない、うまいし温まるしお酒おいしいし」

個人的に鍋と日本酒はお互いに最高の組み合わせだと思う
スイカと天ぷらの対極を行く組み合わせだと思う
何が駄目なのかなぁ……

「鍋が駄目なんじゃなくて、ずっと続いてるのが駄目って言ってるんだってば!」
「確かに鍋が続いてはいるが別物じゃないか」
「確かに中身は別ものだけど、同じ鍋じゃないかっ!いい加減飽きるよっ!」
「なら今晩はしゃぶしゃぶにしようか」
「話を聞いてよ!しゃぶしゃぶ好きだけど鍋は今日が最後でしばらくお休みって言ってよ!」

鍋続きがまずいらしい
鍋旨いのに……
544 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 22:50:50.15 ID:fP8Ivy6o
「分かったよ、鍋は今日でしばらくお休みで良いよ」
「明日からは僕が決めるからね」
「了解しました」

通販番組の外人っぽくおどけてみせる
正直僕が怒ると頭が上がらないんだよね

「お酒はあるんだよね?」
「今日だけだよ?」

それなら妥協せざるを得ない

「でも飲みすぎは厳禁だからね?」
「それは大丈夫だよ、何時も通り一升までにするから」
「……呑みすぎだよ」

まだまだ序の口なのだが、俺と僕の基準は違うらしい
そんなことを考えているとドアが勢い良く開いた
って言うか、ドアが取れるかと思うほどの音がした

「鍋と聞いてきましたっ!」
「呼んでないしドアを静かにあけろと何時も言っているし、第一どうやって入った!」

思わず叫んでしまった
うちの玄関は鍵がかかっているはずだ

「いやだなー男さんが合鍵くれたんじゃないですかー」
「男?ちょっと話があるんだけど?」
「いやいや、渡してないから!この家の鍵を持っているのは僕と俺だけだから!」

酔っ払って記憶をなくしたことが無いからそれは確かなはず
……記憶がなくなっていることを忘れているなら別だが

「そんなこと言っても駄目ですよ男さん?」
「それなら見せてみろよ!」
「いいですよ?」

いいのかよ!

「どうぞ」

見たところ皿の様な形をしている
って言うか皿だなこれは
少なくても家の鍵は皿だった記憶は無い
……酔っていたのなら別だが
545 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 23:04:45.32 ID:fP8Ivy6o
「腐…これは皿だよ」
「だなぁ……っていうか鍋食べたいってことか」
「ですよっ!」

鍋大人数で囲むものだが腐が居ると一気に10人分煩くなった気がするから不思議だ

「静かにするなら許可しよう」
「出来るとお思いで?」
「無理だよなぁ……」

静かな腐とか想像できないし
まぁ鍋が食べれられればいいか
546 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 23:06:57.71 ID:fP8Ivy6o
おはり

ぶっちゃけ予想外に酔いが回って眠いって言うねww
明日続きを書くかもしれなくもなくもないですよ

もうすこししたらねますよー
547 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/14(日) 07:58:20.88 ID:HDZ6JQSO
期待
548 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 10:10:44.95 ID:1AC51uQo
同じく期待
549 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 12:13:39.59 ID:dIBImHwo
おはようございます
ちょっと呆けては居ますが酔っ払いです
あ、今は酔ってはいません
ぶっちゃけ昨晩書いた物の記憶がなく今読み直した次第です
続きに関しては遅くても寝るまでには投下しますのでのんびりお待ちいただければと思います
550 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 21:19:37.74 ID:dIBImHwo
お待たせしました
体調不良故ビールの一本くらいしか飲めていませんが続き書き始めますよー
前回投下分とちょっとだけ被らせますね
551 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 21:32:05.06 ID:dIBImHwo
「腐…これは皿だよ」
「だなぁ……っていうか鍋食べたいってことか」
「ですよっ!」

鍋大人数で囲むものだが腐が居ると一気に10人分煩くなった気がするから不思議だ

「静かにするなら許可しよう」
「出来るとお思いで?」
「無理だよなぁ……」

静かな腐とか想像できないし
宝くじの一等を当てた日に隕石に当たるくらいありえないだろうな

「そこを何とかなりませぬか!」
「なんともならないなぁ……」
「だねぇ……」

賑やかな食卓も好きだがコイツの場合は賑やか過ぎる
……本音は僕とのんびりしたいだけなのだが、それは言わないでおく

「それならば秘密兵器を出すほかありませんな!」

このタイミングを狙っていたのは分かるが、あまりの声の大きさに耳が悲鳴を上げる
耳栓買った方が無難なのかねぇ…と、何時も思う

「男さんには新酒の生原酒をっ!僕には材料をっ!そして黒ちゃんには秋刀魚だぁ!」
「今年のはまだ呑んでないな……」
「うわぁ……無駄にいい肉だし」

二人して思わずつばを飲み込む
そして目を合わせる

「なぁ、僕?たまには賑やかな食卓も良いと思わないか?」
「奇遇だね男」
「……」ごろごろ

今なら分かり合ってる家族日本一を狙える気がした瞬間だった
552 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 21:43:45.78 ID:dIBImHwo
そんなこんなで十数分後
湯気の香りと程よく温まった部屋の空気に腹の虫が騒ぎ出す
早くそのふたを取らなければ食い破るぞと言わんばかりの大合唱だ

「おまたせー」
「男さんのリクエストどうりしゃぶしゃぶですよー」
「待ちかねたぞ二人ともっ!」

コタツの上にはコンロを筆頭に鍋の準備が整っている
そしてお待ちかねの主役の登場に思わず声が大きくなってしまう
こりゃ人のことは言えないな……

「そんなにおなか減っていたならみかんでも摘んでいれば良かったのに」
「空腹の状態で鍋を食う!それこそが鍋道と見たり!」
「意味が分からないよ男……」

そしてため息再び
鍋の湯気に混じった気がして何時もよりおいしく感じそうな気がする

「男さんて時々馬鹿ですよねー」

そう言い笑うが今の俺には気にならない
だから頭を守っても無意味だぞ

「男さんが叩かないなんて珍しいですねぇ」
「さ、腐も関心していないで食べる準備はいい?」
「おーるおっけーだよー」

見れば黒も秋刀魚を前に待ちきれない様子だ

「それじゃ頂きます」

その一言を合図に鍋のふたが外される
いよいよ宴の開幕だ
553 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 21:50:29.04 ID:dIBImHwo
宴の様子をあえて描写しようとは思わない
って言うか思えない
むしろ思い出したくない……

それでも箇条書きにするなら

・開幕と同時に分身する箸
・なぞの怒号
・最後の一枚をかけての死闘
・空になる3本目
・なくなる記憶と理性

……まぁ、そんなことは無かったのだが
無かったんだよ
だから落ち込むなよ僕、俺が居るじゃないか
ドアの修理代は高く付くだろうが、ドアの鍵にめり込んだ皿とか滅多に見られない光景なんだしさ
むしろラッキー位に……考えられないよなぁ
554 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 21:58:53.43 ID:dIBImHwo
〜おまけ〜
〜狂乱の外側で〜

月明かりに照らされ動く二つの影
片方は闇の使いなのでは無いかと思うくらいの漆黒の姿
片方は対照的な月明かりを反射する純白の姿

「にゃぁ」(珍しいですねぇ黒さん)
「……」
「にゃぁ」(相変わらずの無口な事ですが、大方主人が羽目でも外して逃げ出して来たって感じですかい?)
「……」
「にぃ」(沈黙も答えの内ですぜ?それとも寂しくなって相手を探しに……)
「……」ぺしっ
「にゃっ」(そんなわけ無いって事ですかい)
「……」

その後しばらく空を眺める二匹が居た
お隣さんも少しは静かにして欲しいものだ

555 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 22:02:22.49 ID:dIBImHwo
今度こそ終わり
思いつくままに書いてみたらこうなった
案外書き溜めなくてもかけるものだと思った昨日今日
おまけは蛇足っぽい気もしたけど、たまには黒の出番もと思い書いてみた
期待してくれた人が満足してくれたかは分からないけど、少しでも楽しんでもらえたら何よりですよ
556 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 22:05:57.67 ID:dIBImHwo
追記
宴会の様子は各自想像してくださいなwwww
少なくても今は書けそうにないから、もっと酔った時に気が向けば書くかもしれないって感じですよwwww
もちろん誰か書いていただけるのも大歓迎ですよwwww
そんな他力本願

さて、明日から仕事なのでこの辺で寝ようと思いますよ
今週の土曜は休みの予定なので、早ければ金曜の夜にまた来ますねー
気が向けば週中でくるかも知れませんがwwww
それではお休みなさい
良い一週間をお過ごしくださいませ
557 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/14(日) 23:16:27.79 ID:HDZ6JQSO
>ドアの鍵にめり込んだ皿
どうやったしwwwwwwwwww


久しぶりの白に感動が隠せない
558 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/20(土) 00:18:52.87 ID:xTTgNYSO
活気がないね…

お題どうしようか…
559 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/21(日) 22:08:44.54 ID:g/RP.kDO
おいっす!みんな!お久しブリヂストン!ずっとほったらかしにしててゴメンね!てへっ!
最近になって元1が阿鼻叫喚する話が無性に書きたくなったからちょくちょく顔出すよ!
560 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 22:54:13.64 ID:b6ekZ7Uo
>>559
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
561 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/22(月) 11:49:47.61 ID:scQJOyU0
うっす、なんで昨日の俺あんなハイテンションだったんだろ・・・
なんか書いてくよ、ちょっと待っててね
562 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/22(月) 12:16:19.30 ID:scQJOyU0
【君のためなら】

ハイテンションで魅力的な彼女。
そんな彼女の周りにはイケてる猫とバイクと僕っ子が。
主人公の青年はいわゆる“ヘタレ、な男の子”。
彼は彼女にゾッコンです。

彼はいつか彼女に振り向いてもらえるのか?
激闘と感動と奇跡のラブコメディ。

元1「ち ょ っ と ま て」

優「なんだよ元1君、ここからが良い所なのに」

元2「グッ・・・フッ・・・!ブホォッ!」

元1「お前は笑ってんじゃねぇよ」

優「でもさぁ、いつになったら彼女は彼に振り向くのかなー?」

元2「ほん・・・ふっ・・・!ホントホント、いつになったら落とせんのかねぇ?」

元1「ぐっ・・・!お前らわざとやってんだろ・・・!」

優「さぁ、なんの事かな?」

元2「さっぱりわかんねぇなぁ?」

元1「クソッ・・・!」
563 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/22(月) 12:18:36.78 ID:scQJOyU0
終わり これシリーズ化しようかな・・・腐のためなら氏ねるみたいな
と言うかキーボードのAが壊れてて打ちづらい・・・
564 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/22(月) 12:52:27.54 ID:hGZyNYSO
来てたのか
うれしいね
565 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/22(月) 14:36:32.84 ID:scQJOyU0
>> 最近ずっと来てなかったし、たまには書かないとね
でも随分と人減ったな・・・しかたないか
566 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/22(月) 14:37:20.36 ID:scQJOyU0
ミスった 
>>564 ね
567 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/22(月) 17:22:04.69 ID:hGZyNYSO
最近俺も書いてないから書こうかと思ったけどまた体調を崩してしまったよ
568 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/22(月) 19:57:34.26 ID:/DH7P86o
書きたくても文才がない
569 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 17:30:02.10 ID:aiUke6DO
眠い・・・今日もなんか書くよ、ちょっち待ってて
570 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 20:55:46.61 ID:vf0PgASO
じっくりと待つ
571 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 23:44:26.13 ID:aiUke6DO
【君氏ね】

元1「おい・・・」

腐「ん?何だい?」

元1「これ・・・何だ」

腐「何って、同人誌だけど?」

元1「どうして俺のバッグに入ってんだよ」

腐「入れたから」

元1「誰が」

腐「私がっ!」

元1「ざっけんなよてめぇ!なんで俺のバッグに入れてんだよ!しかもBL物!」

腐「いやー、最近元2君と優君があんなじゃんっ?耐性のある私なら大丈夫だけど、元1君にはあの空気は結構辛いんじゃないかなーって思ってねっ!」

元1「お前・・・俺の事を」

腐「だからそれ読んで耐性つけるんだよっ!」

元1(あれ、これって俺喜ぶ所なのか?)
572 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 23:46:32.56 ID:aiUke6DO
終わり 話書くのすっかり忘れてた、てへっ
すまんかった
573 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/24(水) 01:41:05.92 ID:fan1KgSO

待ちすぎて待つのを忘れてた
574 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 13:05:56.32 ID:TRgi8oSO
たまには書いてみやう



「男ちゃん、男ちゃんは大きくなったら何をするの?」

「僕?僕はねぇ、わかんない!」

「ふふ、わかんないか」
「でもね!ずっとお母さんといたいな!」

「おっきくなってもずっといっしょ!」

「…ありがとう、男ちゃん」
575 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 13:12:35.39 ID:TRgi8oSO
それから数年後

「出て行きなさい!」

「ああこんな家出てってやるよ!」

これでいいんだ。あの子のためには…
甘やかした私の責任…


〜夏が来たなら…Mother〜
576 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 13:13:48.32 ID:TRgi8oSO
と始めてみたものの難しい

ちょっと構想練ってくる
577 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 15:26:17.72 ID:TRgi8oSO
また数年前

今日は久しぶりの休みだ。一人息子にいつも寂しい思いをさせているから今日は沢山遊んであげよう。

「ねぇお母さん」
「なんだい?」
「僕のお父さんは何でいないの?」

はっとして息子を見るとこちらを見ていない。
息子の視線を追うと、そこには仲よさ気に笑いあっている親子の姿があった。
578 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 15:26:40.02 ID:TRgi8oSO

「…」

何も言えない。何も言えるはずがない。

「…今日はどんなことをしたい?好きな所に連れていってあげる。好きな物も買ってあげるよ」

話を無理矢理そらしたにも関わらず

「本当!?」

息子は目を輝かせてこちらを見ていた。本当だよて言うと息子は大層喜んでいた。
579 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 15:32:13.93 ID:TRgi8oSO
息子の無邪気な笑顔が胸に刺さる。
真実は遠くない未来に恐らく感づくであろう。

今は父のいないこの子に出来る限りのことをしてあげよう。

甘やかす事がいいことではないことは分かってる。
でも…
580 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:25:33.78 ID:TRgi8oSO
時は戻る

…あれからどれくらい経ったんだろう。

ああ、何て言う事をしてしまったんだ。あの子を追い出しても何にもならないのに。
何も解決しないのに…

涙が止まらない……
581 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:34:06.47 ID:TRgi8oSO
今すぐにでも追いかけて謝りたい。
でももし恨まれていたら…

会わないほうがあの子の為になるのかしら…

分からない。

あの子は帰ってこないかもしれない。

でも…

私に出来ることは、あの子が帰ってきた時の為に部屋を綺麗にして、大好物の鰤を買っておくだけ…

それしか出来ない自分が憎い。恨めしい。


でもあの子が帰ってきた時に、すぐに生活出来るように…

私を許して帰ってきた時のために…
582 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:39:20.55 ID:TRgi8oSO
三年後

あの日から三年が経ってしまった。
私の時はあの日から止まっているに等しい。

でも体は残酷にも老いていく。
体のあちこちは軋んでる。
心臓もあまり良くない。


でもいつかあの子が帰ってきてくれるんじゃないか。

そう考えるとまだまだ倒れるわけにはいかない。

部屋は埃一つない。主はいないのに。
冷蔵庫には鰤が常に入っている。食べる人はいないのに。
583 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:43:42.96 ID:TRgi8oSO
今でも玄関をつい見てしまう。

いつかあそこからひょっこりあの子が顔を出すんじゃないか。そんな気がして…


ふと耳を澄ましてみると遠くからバイクの音が聞こえる。
普段なら気にも留めないこの音に私は胸騒ぎがした。

徐々に…
徐々に…
徐々に大きくなるバイクの音。

そして家の前で止まる。
584 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:48:29.81 ID:TRgi8oSO
「全然変わってないな・・・」

そこには一人の男と一匹の黒い猫。

ああ、長かった。
いや、あっという間だった。

色んな感情が込み上げてきた…




「あんた・・・」

「!」

「男じゃないかい!どうして・・・」

「・・・久しぶり、母さん」

〜夏が来たなら…Mother〜
585 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:52:42.52 ID:TRgi8oSO
〜夏が来たなら…After〜
色んなことがあったけど、あの子が元気で本当に良かった。

こんなに嬉しかった事はなかったね。

素敵な相棒やお友達がいるようだし。

そして何より…
586 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:57:32.98 ID:TRgi8oSO
「母さん。紹介するよ、俺と今結婚を前提にお付き合いしてる僕」

「こ、こんにちは!男さんとお付き合いさせて頂いてる僕です」

「未来のお嫁さんだよ」

「ちょ///男///」


こんなに早く夢が叶うなんてね。
嬉しくて、嬉しくて。


孫の顔を見るまではまだまだ長生きしないとね。


〜夏が来たなら…After(春が来たなら)〜
587 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 22:03:28.26 ID:TRgi8oSO
おしまい。

久しぶりに書いた。地の文(のつもり)も始めて書いた。

題はパート1で1が書いていた時の物を使った。

どんな気持ちで男を待っていたのか。それを母親の立場に立って書いてみた。

結果ただパート1のを写してちょっと書き加えただけで描写が足りなかった。

難しいね。

でも後悔はしてない。前からずっと見たかった内容だったし。
誰も書かないなら書いてしまえ。そんなノリだった。


過疎ってるけど、ここが好きな風邪引きがお送りしました。
588 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:06:31.39 ID://3jUgAO
うむ、久しぶりに来たら投下がちらほら

素晴らしかった、乙
589 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 21:59:29.14 ID:Cef18kco
びっくりするほど書けなくなってしまった
書きたいネタはあっても形に出来ないモヤモヤが酷い
これってトリビアになりませんか?
590 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 21:29:10.88 ID:.gKuXcSO
なりますん
591 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 22:04:42.02 ID:xSmSutwo
>>590
そうですかなりますんか
ざんねんです

ってな訳で一本だけ投下して寝ますよ
592 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 22:07:00.77 ID:xSmSutwo
少しばかり早く出陣したことを反省したのか、冬将軍の影が薄くなり
少しだけ暖かく感じる昼下がり
買い物のリストを眺めながら喫茶店の窓から外を眺めていると突然声をかけられた

「こんにちは、僕さん」
「こんにちはー、友さんは元気?」
「元気ありすぎて困るくらいですよ。この前も出先から帰ってきたと思ったら無駄に騒がしくて」

そう言いながらもどこと無く楽しそうだ
お互い結婚して暫く経つが、まるで新婚のように見える
……別に僕のところが倦怠期って訳ではないけど
妹からは目の前でいちゃつくなと言われるが、正直何時もどうりだと思う

「男さんは最近絶好調見たいですね。この前出した本も好調だと聞いてますよ」
「本人は「粗だらけだー」って言ってますけど、おかげさまで身体共に好調ですよ」
「良い事ですよ、友は最近何かに付けて背中が痛いとか腰が死ぬとか言ってますし」
「男もそうだよー。しょっちゅう揉んでくれーって騒いでます」
「ふふっ、年には勝てないって事ですかね」
「あははー、そうかもしれないですねぇ」

そういいながら二人で笑う
今頃机の上で二人ともティッシュを探しているに違いない
いや、男は出かけるって言っていた様な

「それでも大きな病気が無いだけ御の字ですよね」
「そうですよねー」

すると携帯が自身の存在を歌い始める

「ちょっと失礼しますね……友さんから?」

珍しいって言うか、初めてかも知れない
必要なことは男に直接連絡しているし、僕に直接連絡する自体なのだろうか?


From:友さん
to:僕
title:fw:お前のお勧めの店行って来たぜ
友のおかげですんなり予約が取れた。感謝するぜ
俺も大分すっきり出来たよ
友の言う通り、金払って踏まれるだけあるな
また僕が出かけるときを狙って行って見るよ
男より

593 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 22:07:45.90 ID:xSmSutwo
「友からなんて珍しいね、どうかしたの?」
「何も言わずにこのメールを読んで、感想を聞かせてくれないかな……」
「これは……たぶん友の悪戯だと思うから気を落さないでね?」
「大丈夫だよ、ありがとう女さん」
「とりあえず帰ったらきつく懲らしめておくから。ね?」

さっきまでと違って悪魔の微笑みに見えた
超局地的に冬将軍の襲撃があったように感じた

「大丈夫だって、僕は男を信じているから」
「そうですよ、男さんに限って浮気なんてありえませんよ」
「それでも、男にはお仕置きが必要かなぁ……」
「どうしてです?」
「コレは紛れも無く男の文だし、友さんもそんな捏造はするわけありませんしね」

その場で別れて、お互いにまた今度ゆっくりお茶でもしようと言うことになった
さて、マッサージ器具ってどこに売っているのか探してみる事にしようかな
黙ってマッサージに行った罰として、なるべく激しいのをプレゼントしないとね
594 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 22:08:27.34 ID:xSmSutwo
おわり
それではお休みなさい
595 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 16:01:20.47 ID:GTVwOQSO

一時はどうなるかと
終わってみたら男ざまぁwwww

そして僕、俺を踏んでくれ
596 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/12/02(木) 17:10:43.09 ID:sDaQSRg0
ふう…。
生存報告だけでも。

毎日書いて居たいぐらいこの作品が好きなんですけども。
受験です、はい。

四月までこのスレが残っているといいな…。

隙を見つけて、小話ぐらいはするかもしれません…。
597 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 17:22:11.30 ID:GTVwOQSO
支援猫さんは黙って勉強しろ

まずはここに来るな
598 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2010/12/02(木) 17:30:16.05 ID:sDaQSRg0
>>597
厳しいお言葉どうもです。
ホント頑張ります…。
四月まで多分、顔出せません…。

四月に俺のこと覚えてる人いるかなー…。

頑張ります。
志望校が偏差値八も上とかどうかしてるぜ☆

では、またいつか。


2010年 12月2日 木曜日 辺りが猫の黒さに染まり始めた頃。

支援猫
599 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 17:52:50.55 ID:GTVwOQSO
そもそもここが残ってるかも怪しい

活気もすっかりないし
でも俺は最後までいるぞ
600 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 18:33:55.38 ID:7fEzuVAo
>>598
応援してるぞ
601 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 19:57:16.18 ID:EEDBm2AO
>>598
ガンガレ受験生
というか製速はほぼ落ちないようなもんだからあと400が埋まんなきゃあるよ
一週間のリミットは俺が超えるッ!
602 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 16:54:17.22 ID:QQJxw3Io
久し振りに見に来た
支援
603 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 18:27:40.87 ID:mrxcW.AO
一週間たったし支援
書けそうにないしなぁ
604 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 22:09:38.82 ID:m7RQfnEo
明日の夜
お題いただければ挑戦してみます
605 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 08:20:24.74 ID:pGknI2SO
はい、お題希望を見逃す失態

「獣」
「技」
「劇」

さあ頼んだ
606 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/19(日) 21:54:30.93 ID:kntc.NEo
607 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/19(日) 22:39:44.67 ID:tv0bBRoo
608 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/21(火) 01:34:12.84 ID:n6Gmryko
609 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/21(火) 21:53:03.66 ID:n6Gmryko
610 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/22(水) 22:41:05.06 ID:xgUz6oco
どうも酔っ払いです
風引きさんのお題がやけに高難易度な気がしますが気にせず挑戦してみます
611 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/22(水) 23:08:07.31 ID:xgUz6oco
獣というのは無駄な殺生はしないそうだ
己の空腹を満たし、生きるために他の生き物を殺し食う
高潔とも思えるその習性は生憎と人間生物には備わっては居ないようで
今も目の前の獲物を己の持てるすべての技を持って自身のものにしようと躍起になってる
……まったく、我ながら嫌になる

後に訪れるであろう参加費の清算を考えるとここで打ち倒されるのも悪くないと思える
それこそ死ぬより恐ろしい
って言うか死んだほうがマシなのかも知れない

「男さん?それはあたしの獲物って言いませんでした?」
「知らんな早いもの勝ちだろう」
「ソレの価値を知らずに勝ちを語るなんて低俗としか言えませんね」
「価値?コレが最後ってだけで十分だろう?勝手に悔しがっていればいいだろうよ」
「まぁ良いですよ?どうせ男さんにはこの後の時間を楽しむ事は出来ませんしね」
「はっ!俺をその程度だと思っているのが腐の敗因だって教えてやるよ」

そう強がってみるものの正直きつい
今にも吐きそうな位だ
つくづく規格外な体だと思う
……いかん、気持ちで負けてどうするんだ俺
612 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/23(木) 00:21:48.88 ID:7YNRwRgo
びっくりするほど続きがかけませんのでまた後ほど現れます
どなたか続きを書いていただいても問題ありませぬ
613 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/23(木) 14:51:32.62 ID:I5kZb7Eo
頑張れ!!!
614 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/23(木) 15:21:10.62 ID:X2GjVkSO
ちょっと難易度が高いですかwwww

ここまで書かれて続きが気にならないわけがないよね
615 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/27(月) 18:28:12.70 ID:Wix8J6Yo
手遊びに読み直して見た訳なのですが
我ながら誤字が酷い
端末のアフォIMEのせいにはしきれない量ですよねぇ

ってなわけで、今日明日のどちらかで何かしら書きます
続きは・・・頑張りますww
616 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/28(火) 22:57:46.78 ID:YpgbrEQo
それにだ、と俺は続ける
こうなれば事実を突きつけ腐の気持ちをそぐ他勝ち目はない

「僕の最後の肉をお前は食べることが出来なかった事実は変わらない訳だ」
「だからなんです?ここで終わる男さんよりはマシだと思いますよ?」
「ここで終わる?俺が?ふざけたことを言ってくれるなよ。最初に宣言した通り、僕はすべて俺のものだ。誰にも譲らんよ」
「はっ、既に私の手に僕の肉があることをお忘れですか?男さん」

そう如何にもな挑発を放つ腐
だが、そんな事は予想済み
しかし焦った振りをして一時の夢を見せるのも悪くない
……もちろんその後には奈落が待っている訳だがな

「どうしました?しまったって顔してますよ。大人しく負けを認めた方が傷が浅くて済むと思いませんか?」
「まぁ、まぁまぁまぁ。勝ち誇っているところを申し訳ないがそれは無いと断言しておこう」
「いまさら負け惜しみですか、見苦しいなぁ」

そう言って「ふっ」と笑ってみせる腐
あぁ、その顔がゆがむ瞬間が見てみたい

「残念だがな、腐が僕のだと思って食べたのは僕のじゃないんだよ」
「どういう意味で……まさかっ!」
「おそらく考えている通りで正解だよワトソン君」
617 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/28(火) 22:59:02.20 ID:YpgbrEQo
答えは単純明快
僕はロースを用意した
俺はカルビを用意した
そう、腐の食べたカルビが僕のもののはずが無いんだよ

「敗因は二つ、僕が持ってきた物がすべて僕の肉だと思ったこと。そして、カルビに釣られてしまったことだ」
「……負けました」
「分かればいいんだよワトソン君」
「でも別に良いですよ、カルビ美味しかったですし」

……そういえばカルビ少ししか食べてない
僕の(買ってきた)肉を食べられたことは非常に喜ばしい事だが、喜ばしいことなのだが
出版社の忘年会(題:チキチキ☆今年の憂さを晴らしてしまえ!第12回年忘れ大会〜ビンゴもあるよ〜)の景品がカルビだったのだが
普段お目にかかることが困難であろう品だった訳で、焼肉しない?って事になった次第だ
何だろう……この試合に勝って勝負に負けた感は

「男さん」
「……ん?」

正直返事をするのも億劫だ

「カルビ、ひっじょぉぉぉぉに美味でした☆」

☆って口で言うなよ
って言うか止めを刺さないで下さいお願いします

「……」ふっ

なんだか黒に馬鹿にされた気がする……
デザート?もちろん食べられ無かったと言っておこう
コレじゃあ完敗だよなぁ
618 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/28(火) 23:01:10.82 ID:YpgbrEQo
おしまい

これが自分の限界でございます
猟奇的な話は書けないし、バトルもダメだし
誰か上手に生かして書いて下さいな
そのほうがお題が喜ぶって物ですよ
619 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/28(火) 23:14:19.01 ID:3erhsLEo
620 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/28(火) 23:18:44.63 ID:61Yq2.AO
いや面白かったけどどっか壊れてた気がするwwwwww
おつです
621 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/28(火) 23:27:47.53 ID:YpgbrEQo
>>620
ですよねぇ
シリアスっぽくしつつ落ちをつけようとしたら見事にキャラが崩壊って言う良くあるパターンにはまってしまったようで
622 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/28(火) 23:47:28.40 ID:YpgbrEQo
クリスマス
それはキリシタンでもない日本国でも盛大に盛り上がるイベントのひとつである
だからといってもキリストの誕生を祝うからではなく、単純にお祭り好きな日本人らしい盛り上がり方ではあるのだが
いずれにせよ、盛り上がること自体は悪いことではない訳で

「男、そっちの飾りつけは終わった?」
「正直ここまで派手に飾り付ける必要がないと思うのですが」
「いいのっ!子供も楽しみにしているんだからさ」
「それを言われると弱いんだよなぁ」

何をしているかと問われれば、クリスマスパーティーの飾り付けをしてる訳で
子供も楽しみにしているから、僕も力を入れているって状況だ
(もちろん、腐からも派手にしろとのお達しが出ているが黙殺)
イベントごとは準備も含めてイベントだと思うし、正直ちょっと楽しいんだけど
一つだけ気がかりなことがある

「ねぇ、僕さん?」
「なぁに?男くん」
「本当に俺がサンタやるの?」
「本当に男がサンタ役やるの」

そう、赤服をまとった髭ジジイへの変身である
衣装も用意してあるし変更は出来ないのだけれど、最後の抵抗を試みてみようと思う
623 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/28(火) 23:48:34.60 ID:YpgbrEQo
「友じゃダメなの?」
「んー節分の鬼に扮した友サンタが子供にプレゼントを渡す姿を見たいのならそれも悪くないよねぇ」

正直見たくない
ついでに台所にあった炒り大豆の理由が判明した瞬間だった
女さんには何か粗品を送りたいところだ
クルスマスパーリィーに顔を出す鬼とか何の悪夢だ

「なら腐は?少なくても鬼豆をぶつける必要は無いと思うけど」
「18禁指定になるからやめたほうがいいよ?すっごいミニスカサンタとかやりかねないし」
「すいませんでした」

ちょっと僕の視線が怖い
一瞬でも想像した俺が馬鹿でした
酔ったあいつなら間違いなく東京以外の地域でも規制がかかるだろう

「なら仕方ないかなぁ」
「仕方ないねぇ」

そういって微笑む僕
くそっ、可愛いな!

「いくつか確認してもいい?」
「いいよー」
「子供はまだサンタを信じているって話でOK?」
「だねぇ、毎年夢を壊さないようにするのが大変だったよ」

これは責任重大だ
ところでサンタって日本語しゃべってもいいのか?
……言い訳を考えておくか

「二つ目、プレゼントは一つでいいんだよな?」
「だねー、サンタは一人一つしかプレゼント用意しないからね」

真実を知れば複数のプレゼントを手に入れ
純粋なうちは一つだけって事か
世の中って上手くできているよなぁ

「最後にコレだけ聞かせてくれ」
「うん?」
「僕がサンタ役決めるときに俺推していたけど、俺のサンタ姿見たいだけって事は無いよな?」
「とうぜんじゃないか」

なぜ棒読みなんですか僕さん
って言うかこうなることは決定事項かよ……
まぁ、目をそらす僕の仕草が可愛いから良しとしようか
……それにしてもおっさんのサンタ姿見て面白いのだろうか?
624 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/28(火) 23:53:36.30 ID:YpgbrEQo
おわります

過ぎてしまったクリスマスのお話でした
正確にはクリスマスの準備のお話でした
この二人はクリスマスだろうと何時も通りな気がします
気が向いたらイブの話でも書こうかと思いますが、書くなら近いうちにでも書くとします


ところでどれ位人いるのかねー
賑やかな頃が懐かしいよねぇ

さて、今日はこの辺で終わることにします
お休みなさいませ
次回に向けてお題だったり要望があればよろしくですよー
落ち着いてきたので最低週末は顔だしますよー
625 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 13:02:14.17 ID:eb6s.ESO
乙乙

なあに、少なくても見てる人はいるんだ
俺もその一人だし、書いてくれるのはとてもありがたい

お題どうする?
俺もまた書こうかなぁ
626 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 13:04:51.62 ID:eb6s.ESO
よし書こう
「獣」
「技」
「劇」
全て使えるか…?
627 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 13:10:07.50 ID:eb6s.ESO
さて、これはどういう流れだろうか。
確か俺は今度劇団でやる内容の打ち合わせに来たはずだ。

いやまてクールになろう。話の流れをもう一度反芻しよう。
あれは確か腐の発言からだったような…



・・・
・・・・・
・ ・ ・ ・
628 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 13:23:00.16 ID:eb6s.ESO
・・・・・

腐『ねぇ、獣ってのはどうかな?』

元1『獣?』

腐『そう獣。人は皆獣なんだし、今度は獣を主人公にしようよ』

元2『いや人は皆獣って…あながち間違っちゃいねぇけどさ。それいう必要あったか?』

腐『だって普通の理由じゃつまらないじゃない♪』

元1『最後に♪つけりゃいいってもんじゃねぇぞ…』

優『でもさ、獣が主人公っていいと思うよ。ねえ腐、構想はどんな感じ?』

腐『そうだねぇ…登場人物は皆猫で、皆人間になることを夢見てて…』

『『『アウト』』』

腐『じ、じゃあ場所はサバンナで、主人公はライオンd『『『ア・ウ・ト』』』

腐『も〜!!なにさ!意見求めといてその態度!』

元1『確信犯で物をいうな』

腐『てへ♪』ペロッ

元1『///だ、だからそんな風にしても駄目な物はダメ!///』

元2『…』

優『…』
629 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 13:25:36.54 ID:eb6s.ESO
・・・・
そう、こんな流れだ。まだここは問題なかった。

じゃあなんで今こんな状況にあるんだ?

もう少し先に進めてみよう…


・・・・・・
630 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 13:28:25.06 ID:eb6s.ESO
駄目だ…

終わりがテンプレ過ぎて…

誰か頼む
631 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 15:22:02.29 ID:7dsEv1wo
>>630
がむばれ
むっちゃがむばれ
俺も書いてくれるのはすごいうれしいからさー
632 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 16:35:34.32 ID:eb6s.ESO
がむばれと言われたらがむばるしかないではないか
633 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 16:48:42.80 ID:eb6s.ESO
・・・・
腐『だからさあ獣みたいに二人の濃厚なガチホモをさぁ』ヒック

元1『おい誰だ腐に酒飲ませた奴』

『『さあ?』』

元2『だけど獣みたいにって…ゴクッ』

僕『新しい技が必要からぁ?』ヒック

腐『お〜?その気かい?いいね〜!ささっ』

元2『お、お〜っと』トクトク

僕『は〜い』トクトク

『『『かむぱ〜い』』』

元1『おい話し合いはどうした…』
634 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 16:52:07.15 ID:eb6s.ESO
・・・・

そう、あそこからおかしくなったんだよな。

あのガチホモ共が酒なんて持って来るから…

しかしこれは…
どういう状況だ?

つい数分前はどうだった…?

・・・
635 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 16:53:56.61 ID:eb6s.ESO
>>633
僕→優

なんで僕が登場すんだよ…
636 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 17:04:14.22 ID:eb6s.ESO
・・・
優『元2ぃ〜』ヒック

元2『あ〜駄目だこいつ。俺連れて帰るわ』

腐『なにぃ?まだ飲むぞお〜!』

元2『元1お前腐を頼むわ』

元1『は?』

元2『頼んだぞ。ほら背中乗れ』

優『う゛〜』ノシッ

元1『お、おい…』

ガチャ

バタン

元2『…おいもういいぞ』

優『ふふ…酔っ払いの演技上手いでしょ?』

元2『…降りないのか?』

優『いいじゃないか…このまま連れてってよ』

元2『…ああ』


〜〜〜〜〜〜〜
元1『あいつら…』

元1『おい腐そろそろやめろ』

腐『やぁだぁ〜』
637 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 17:15:23.78 ID:eb6s.ESO
・・

…こうなった。
で、今腐は俺の膝を枕に眠っている。

まさかあいつから膝枕しろというとは…

…寝顔かわいいなぁ
頭撫でてもいいよな…
ほっぺぷにぷにしてる…
柔らかそうな唇だな。
このまま…き、き、き…キスしたら…

いやそんな寝込みを襲う様な真似は出来ない。

そんなことよりこのままでは俺の足が正座のしすぎで爆発してしまう。

とりあえずそお…っと
そお…っと

…大佐、枕のすり替えに成功した。

何やってんだ俺。

とにかく腐をこのままにしておく訳にはいかないな。
俺も今日はここに泊まろう。

よし、早速コンビニに飯を買いに走るか…



ガチャ

バタン

腐「…」
638 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 17:16:39.23 ID:7dsEv1wo
みてるよー
639 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 17:17:34.60 ID:eb6s.ESO
尻切れトンボは爆発したほうがいいよね

見切り発車するような車掌は線路に飛び込んだ方がいいよね

本当にスマンかった


お題欲しかったら言ってくれ
640 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 17:19:06.51 ID:eb6s.ESO
ああ、今のでおしまい

最後の腐は寝てたのか起きてたのか…それはあなたの心の中に
641 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 17:22:52.17 ID:7dsEv1wo
>>640
お疲れー
尻の切れてる車掌でもいいじゃないwwww
いい塩梅にニアニアさせてもらいましたよ
次も楽しみに待ってますよー

お題お願いします
発想力の欠如が著しい自分にはお題はものすごくありがたいのですよwwww
642 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 17:27:59.52 ID:eb6s.ESO
よしきた

「跡」
「町」
「足」

さあ頼んだ
643 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 17:31:30.01 ID:7dsEv1wo
>>642
サンクス
近くに趣のある町並みがあれば散歩がてら行くようなお題ですねぇwwww
上手く活かせる様にがんばって見ますですよ
644 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 17:53:37.07 ID:fJaEoTso
おつおつ。
あれ・・・ニヤニヤが止まらない
645 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 19:07:39.23 ID:eb6s.ESO
超短編

男「僕、俺を踏んでくれ」

僕「男は本当に踏まれるのが好きだね」

僕「ここかい?それともここ?…やっぱりこっちだね?」

男「おふ!ぼ、僕もっと…」

僕「本当に男は変態さんだね///」


……

腐「っていう性癖があるんじゃ「「ない」」
646 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 19:09:33.36 ID:eb6s.ESO
お題
「足」
を使った短編

僕に踏まれたくなったら来年は幸せだよ
647 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 21:36:28.84 ID:7dsEv1wo

「急に僕に踏まれたくなりました」
「「はぁ?」」

思わずハモってしまう
そして顔を見合わせる

「今腐はなんていった?」
「僕に踏まれたくなったとかって言った気がするよ」
「僕は踏んだことあるの?」
「一度も無いし頼まれたことも無いはずだよ」

この間0.5秒
目だけでやり取りをする
まさか聞き間違いか?

「なぁ腐よ、上手く聞き取れなかったからもう一度頼む」
「だーかーらー、僕に踏んで欲しいんですってば」

うん。僅かな希望は打ち砕かれた
気のせいではなかったらしい

「僕にふんでほしいなー」
「だそうだ、どうする?僕よ」
「うん。って言うと思う?」
「だよn「えーーー!」

被せないで下さい
っていうかそんなにショックなのですか腐さん

「いや、えーじゃなくてね?」
「なんでよぅぼくぅ」
「僕にそんな趣味ないし」
「目覚めようよぉ」
「目覚めないし、お願いだから涙目にならないで」

ちょっとSっぽい僕
……正直ちょっと良いかも知れない

「男?」
「ど、どうかしたか?」
「何で動揺しているの…?」
「気のせいだろ」

僕の邪気センサーは何時もながら敏感すぎると思う
648 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 21:38:36.53 ID:7dsEv1wo
「いちゃついてないで踏んでよー」
「いちゃついてないし踏まないから」
「ぶーぶー」
「可愛くないからやめなさい……」
「やめたら踏んでくれる?」
「だから踏まないってば。男に踏んで貰えばいいじゃないか」
「……男さんの足は硬そうだから嫌」

ぼそっと何か聞こえた気がするぞ?
余程踏まれたいらしいな

「そうかそうか、そんなに俺に踏まれたいか腐よ」
「踏まれたくないですってばー」
「遠慮するな、俺たちの仲だろう?」
「そんな仲しりませんー。だからやめてくださいー」
「嫌よ嫌よも好きな内と言ってだな」

そう言いながら足の裏を手始めに踏んでみる
おおぅやわらかい

「だから男さんには踏まれたくないですってばー」
「そういいながらも足の裏は正直だぞ?」
「どんな風にですかっ!」
「踏んでみれば分かるぞ」
「どうやって自分の足の裏を踏めって言うんですかっ!」

そりゃそうだ
次に太ももを踏んでみる

「ぐにぐにだな。おもしろくねぇ」
「失礼なっ!それに面白い太ももってどんなですかっ!」
「んー、自分のと比べてみればいいんじゃね?」
「だから出来ませんってば!男さんは頭が残念な方なのですか?」
「僕よりは残念かもだが、おまえよりましだろうな」
「遠まわしに馬鹿にしないで下さいよ!」

っと、少し腐で遊びすぎたか
隣から痛いほどの視線を感じる

「どうした?僕」
「何でも無いよ」

おお、いつにもましてすばやい返答ですこと
どうやらお姫様は拗ねていらっしゃるようだ

「僕も男さんに踏んで貰いたいの?」
「そんなわけ…ないでしょ」
「僕よ、今の間は何でせうか」

まさか本当に踏んで欲しいのだろうか?
649 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 21:42:19.00 ID:7dsEv1wo
>>646
勝手にネタ拝借します

腐に幸せになって欲しくてなんとなしに書いたらこうなった
ちょっとSっ気のある僕ってすばらしいと思うんだ

ってな訳で次の話書き始めまする
ちなみに酔っ払いです
650 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 23:17:04.11 ID:7dsEv1wo
町の盛り上がりは最大になり、特にカップル諸君は盛大に色めきたつ日
そう、クリスマスイブだ
だからと言っても特に変わった事をする訳でも無く何時も通りに過ごす辺り夫婦なんだと実感する
別に愛が無いと言うことでは無いく、特別なことをする必要が無いってだけの話だ

「明日のパーティー食べたいものある?」
「そうだなぁ……寒いしシチューとかどう?」
「それいいかもね、いっそ洋風にしちゃう?」
「パンとかシャンパンとかで?」
「パンとかシャンパンとかで」
「子供も?」
「流石にシャンパンはまずよね」

そう言いながらうっすらと微笑む
菩薩を連想した
時期的には聖母の方が良いか?

「だよなぁ、ならグレープジュースとかかな」
「ちょっとワインっぽいしいいかもね」
「ケーキはどうする?」
「当日僕と腐で作るよ」
「そりゃ楽しみだ。ぜひとも腐担当の部分をあらかじめ教えておいてくれ」
「あはは、善処するよ」

そういいながら二人で笑う
黒よ、呆れたような顔をしないでくれないか?
何時も通りの日常が過ぎる幸せ
だからこそ特別な何かをする必要が無い

プルルルルル

「電話だ」
「電話だね」
651 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 23:17:31.67 ID:7dsEv1wo
プルルルルル

邪魔しないで欲しいが電話なら仕方ない
まだ20時だとは言えこんな時間に誰だろう?
原稿はちょっと前に上げてあるし心当たりが無い
そんな事を考えているといつの間にか僕が出ていたようで、なにやら話している
声は聞こえないが、仕草からすると仕事関係ではないらしい

「男、義母さんから電話だよ」
「母さんから?」

何かあったのだろうかと一瞬構えてしまう
体でも壊したのだろうか?

「もしもし?愛しの息子だよ」
「息子であることは間違いないわね」
「それ、どういう意味?」
「あんたは私の息子って意味よ」
「そうかい」

久々に声を聞けて安心する

「それで?珍しく電話なんてしてどうかしたの?」
「あんたが寂しがっているだろうから私の声を聞かせてあげようと思ったのよ」
「生憎と愛しの妻と猫がいるから寂しくは無いかな」
「あんたも相変わらずだねぇ」
「母さんの息子だからねぇ」

僕よ、赤くならないでくれ
ちょっと恥ずかしいから

「照れているところ悪いのだけど、正月帰ってくるの?」
「何に照れるって言うんだよ」

流石母親って所か
遠方にいてもお見通しって感じだ

「31日1日は無理だけど、顔は出すつもりだよ」
「なら日付だけでもはっきりさせなよ」
「まだ分からないよ、分かったら電話する」

作家センセイは年始も微妙に顔を出さなければいけなかったりするから参った物だ

「早めに教えておきなさいね?色々準備しなければいけないから」
「分かったらすぐにでも連絡入れるよ」
「ならいいけどね、ところで最近どうなの?」
「どうって事はないよ。嫁も居るし、しっかりやってるよ」
652 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 23:18:05.47 ID:7dsEv1wo
これは嘘ではない。本当の事を言っていないってだけで
精精が書きたいものを上手く書けないってだけだ
……それにしても母の感恐るべし

「ならいいけどね、いい嫁さんなんだから迷惑かけないようにしなさいよ?」
「それなら大丈夫だよ、あいつと一緒ならなんとでもなるさ」
「……母さんはそれを聞いて安心したよ」
「それは何よりだ」
「茶化さないの」

そう言いながら笑い合う

「それじゃ、帰ってくる日が決まったらちゃんと連絡しなさいよ」
「あぁ、任せとけ」
「不安だねぇ、僕さんにも帰ってくるのを楽しみにしているって伝えておきなさいよね」
「あ、あぁ任せとけ」
「しっかりしなさいよ、旦那さま?」
「大丈夫だってば」
「それじゃあね」
「うん。おやすみ」
「おやすみ」
653 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 23:18:31.47 ID:7dsEv1wo
本当に母親は恐ろしい
的確に不安な部分を突いてくるのだから

「義母さんなんだって?」
「不甲斐ない旦那さまをよろしくってさ」
「あはは、りょうかい」

でも、大丈夫
この先何があっても僕となら乗り越えられるから

「俺が不甲斐ないって所は否定しないんだな」
「否定できると思う?」
「思いません」

今までは貴女が歩き、障害を排除した道を歩くだけでした

「自覚あるんだ」
「はい。すいません」

今は自分が道を開き障害を取り除く番です

「もうちょっとしっかりしてよね?ダンナサマ」
「がんばります……」

貴女も俺の傘に入ってのんびりして下さい

「そこが男らしいから良いんだけどね」
「うぅ……もうしわけない」

貴女のおかげでまっすぐ育つことが出来ました

「明日のパーティー楽しみだね」
「だな、俺のサンタ姿を除けばね」
「何か言った?」

ありがとう
お母さん

「いいや、何も言ってないよ」
「そ、なら良いよ」

お雑煮楽しみにしています
654 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 23:20:52.42 ID:7dsEv1wo
終わり

一応足跡を主題に書いてみた
中にその言葉は入っていないけど
それでも出来るだけわかりやすく書いてみた
……努力は認めてくだしい

果たして
素直に母親に礼をいえる日が来るのだろうか
655 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 23:42:33.79 ID:7dsEv1wo
番外編
それぞれの聖夜前日の過ごしかた

[子供編]


「明日はーおねえちゃんの家でパーティー♪」

「サンタさんなにくれるのかなぁ」

「うさぎさん、私良い子にしてたからサンタさん来るよね?」

「だいじょうぶだよこどもちゃん」

「そうだよねーえへへー」
656 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 23:43:25.97 ID:7dsEv1wo
[腐と元1編]

「f、腐っ!」

「何?元1」

「この後暇か?」

「残念ながらイブなのに暇なんだよねぇ」

「…………」

それがどうかしたの?」

「…………ちちち、ちょっと付き合ってくれないか?」

「……うん。いいよ」
657 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 23:44:36.24 ID:7dsEv1wo
[元2と優編]

「元2……」

「優………」

以 下 自 主 規 制
658 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 23:46:05.57 ID:7dsEv1wo
うん。最後のがやりたかっただけなんです
悪気はありません

それではもう寝るとします
お休みなさいませ
良い夢を見られますよう
659 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 02:30:56.16 ID:SE0SBoSO
自主規制ワロタwwwwww

いいじゃないか
やっぱり敵わんね

書き方が上手いよ
それにいつもにましてセリフが多かったね

いや〜敵わん
660 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 08:29:03.84 ID:GkoXGD6o
自主規制wwwwwwww

おつおつ、とても良かったと思います。
やっぱり男と僕の絡みはやっぱりいいなあ・・・色々な意味で
661 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 14:50:42.71 ID:YnPjfI2o
乙感謝ですよ
とりあえず今年はこられても今日が最後になるかもです
何かお題等があればがんばりますよー

>>659
台詞が多めなのは気が付いたらこうなっていたって感じです
正直気分によりけりって感じでしょうかwwww
それに、私はによによ出来る話は書けませんのでその辺はうらやましかったりしますよー
だからですね、もっとによによ出来る話をですね(ry

>>660
私が書くときはどうしても腐と男が一緒になっていじめる絵が浮かびます
男と僕だけのときは不思議としゃべらないでのんびりしている感じでしょうか
662 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 19:02:39.36 ID:khUPdoDO
よかった、ここまだ生きてた…!

みんな久しぶり!途中からほっぽりだしたりして消えたりしてごめんね、てへっ

進学とかで忙しいくなってたからここには来ないようにしてたんだ、詳しい事は後で話すよ

年末だしなんか書いてく、久しぶりだからうまく書けるか分からんが
663 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 19:46:19.34 ID:YnPjfI2o
>>662
とりあえず服は脱ぎました
楽しみに待ってますよー
664 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 20:51:55.53 ID:khUPdoDO
ごめんね、携帯だから打つのが遅くなっちゃった、てへっ

【僕らの】

僕「んー…どうしようかな、これ」

男「どうした?僕」

僕「あ、男さん。これなんだけど」

男「うわ、まった随分と懐かしいものを…」

僕「なんなの?それ、ただのガラス片にしか見えないけど」

男「これ?これはね、なんて言うか、んー…」

猫「…」

男「絆、かな?」

僕「絆?」

男「うん、切手も切れない絆…ていう訳じゃないけど」

男「明日か、明後日か、明明後日か」

男「1ヶ月後か、一年後か、もしかしたら今日にでも終わってしまうかもしれない」

男「そんな、ちっぽけな絆」

猫「…」

僕「…大切な物、なんだね」

男「…うん、とても大切だ」

猫「…」

僕「さってと…大方片づいたし、そろそろ夕飯にしようか」

男「だな」

僕「ところでさ、その絆って誰とのものなの?」

男「ん?それはね…」

猫「…」

男「さぁ、誰だろうね?」

猫「…」ごろごろ
665 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 20:54:27.49 ID:khUPdoDO
終わり 誰との絆かは一人と一匹の秘密
でも僕は全部わかってると思う
666 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 20:55:38.58 ID:khUPdoDO
>>663

こんな寒い時期に脱がなくても…
667 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 21:37:55.63 ID:YnPjfI2o
>>666
ひとまず乙ですよ
こういう静かだけど温かみのある話好物ですよー
脱いだのは……言わなくても分かりますよね?
668 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 22:26:11.41 ID:YnPjfI2o
「僕、何も言わずにコレを受け取ってくれ」

お世辞にも朗らかとは言い難い年末を控えたある日の午後
唐突かも知れないが、今朝から、もっと言えばコレを買った時からタイミングを計っていた訳だ
事の発端はと言えば腐に言われた一言に始まる

〜回想〜

「男さん、僕にプレゼント用意しました?」
「何のプレゼントだ?」
「その反応じゃ用意していないみたいですね」

なぜ睨む
誕生日でもなければ結婚記念日でもないぞ

「今は何で集まっているかお分かりですか?」
「お前は俺を馬鹿にしているのか。クリスマスパー……」

そういうことか
すっかり忘れていた

「その反応は分かったようですね」
「正直子供の事で一杯で忘れていたよ」

どうして子供のプレゼントは用意するのに僕の分を忘れるんだろう
……我ながらお脳の状態を心配してしまう

「こういうのは遅れても渡したほうがいいのだろうか」
「そうに決まってるじゃないですか」
「ちなみに僕の欲しがっているものは分かるか?」
「分かりますが教えません。学生時代を思い出しながらがんばってください」

薄情者め
この日のためにと思って買った上等な酒は年末用に残しておこう
それに、俺がそんなイベントと無関係な学生だと言うことはちょっと考えれば分かろうに
……さて、どうしたものか

〜回想終わり〜
669 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 22:26:39.49 ID:YnPjfI2o
「男からの贈り物は嬉しいんだけど、いきなりどうしたの?」

とっさに腐先生にレクチャーされ、合格をもらった台詞を吐くことにする
正直に言うのは何かかっこ悪いし……

「これは……だな、今年も終わるし俺の愛を形として送ろうと思ったんだよ」
「ふぅん。あけても良い?」
「もちろんだとも」

なんにせよ贈り物をする時で、このタイミングが一番緊張する

「これは……ハンカチ?藍染かな」
「その通りだよ。そのきれいな色があせても俺の愛は変わらないと言う意味をこめて選んでみたんだ。どうかな?」
「きれいな色だよね。それにそんなに熱烈に告白されたら照れちゃうよ」

そういって赤くなりながら微笑む
あぁ、良い笑顔だぁこの笑顔でご飯なんばいm……そうじゃなくて

「あけて広げてみても良い?」
「あぁ、ぜひとも直に触ってみてくれ」

すると、ポトリと何かが落ちた
プレゼント第2弾だ

「このペンダントも?」
「もちろんだとも愛しの僕。気に入ってもらえると嬉しいよ」

片翼に瑠璃を埋め込んだペンダントトップだ
色もそうだが、12月の宝石と言うことでこれに決めた

「きれいだねー。これにも何か意味があるの?」
「もちろんだとも僕。まず形だが、見て分かるとおり僕は俺の無くてはならない片翼だと言うことが一つ」
「うんうん。それから?」

反対側を俺が持っていることは秘密だ
ちょっと恥ずかしいし

「その宝石の色はさっき話したとおりだし、宝石言葉が永遠の誓いなんだ」
「つまり……そういうこと?」
「そう、俺の愛を永遠に誓うと言う訳だ」

もうね、二人して茹蛸状態
恐らく黒は逃げ出しているだろうな
670 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 22:27:13.60 ID:YnPjfI2o
「それで、このプレゼントの本当の所は?」
「気が付いていたのかよ……」
「男がこんな臭い台詞言いそうもないしね」

そして、こらえきれなくなった二人は大声で笑いあう
俺も半ばやけくそ気味に何時もより大きく笑う
って言うか、笑うしかないだろう
ひとしきり笑うと「実は、」と切り出す

「ちょっと遅いクリスマスプレゼントってところかな」
「ちょっとどころじゃない気がするけどねー」

うっ、その笑顔が痛いぜ

「なら大晦日イブプレゼントでどうだ」
「聞いたこと無いよ」

おっしゃる通りで
どうせなら明日まで我慢すればよかった気がする
それに、お見通しなら完全にかっこつけ損だ

「まさかと思うけど、プレゼントの色とか意味は台詞にあわせて選んだの?」
「純粋に僕に使って欲しいと思ったからだよ」
「なら台詞は?」
「そっちには触れないでくれ、、泣きそうだから」

まさか腐の仕込みだと言えるはずも無く
かといってごまかす気力も無かった

「でも、ありがと男」
「どういたしまして」
「……ちょっと格好良かったし、どきどきしちゃったよ」
「うん?」

よく聞き取れなかった
嫌なタイミングで来た焼き芋やをうらむことにする

「なんでもないよっ、それじゃ大事にするね」

それだけ言うと台所へと行ってしまった
なんとなくやり場の無い思いがたまっているのは気のせいだろうか
とりあえず腐に今度会った時に失敗した責任を取ってもらって新聞の素振りに付き合ってもらうとしよう
671 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 22:30:01.76 ID:YnPjfI2o
終わり

さて、今年も残すところあと25時間半と言ったところですが如何お過ごしでしょうか
どうも酔っ払いです
酔えば寒くなくなるってアレは嘘ですよね、凄い寒いです

672 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 23:08:55.48 ID:SE0SBoSO
1さんのこの何ともいえない不思議な気持ちになる作品が好きです///

酔っ払いさん
何がによによが書けないだ
十分によによしたじゃまいか
673 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 19:07:13.81 ID:BPqHLIDO
もうすぐ今年が終わるな
あっという間だったねこの一年
674 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 01:21:28.35 ID:8XDZHcDO
あけましておめでとう!
今年もよろしくお願いします
675 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 11:05:57.09 ID:Ldlk08wo
なんで次スレ立ったん?
676 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 14:28:46.43 ID:lGqRnbYo
誰かのミスじゃない?
677 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 20:36:37.16 ID:8XDZHcDO
ちょっと次スレ立てたの誰だ
どうするあっち、放置しといていいの?
678 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 00:18:08.20 ID:aSp.rkSO
放置でいいんじゃない?

遅れましてあけおめこ
679 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 23:13:06.08 ID:xJWyhZUo
元旦……は昨日になり本日は1月2日
新年2日目である
だからと言っても特にやることは無く、二人と一匹でコタツにあたりながら大して面白くも無いTVを見ている
しかしながら退屈って訳でもないから不思議だ

「男、ミカン取ってきてくれない?」
「寒いから黒頼むよ」
「……」ジー
「黒ちゃんは嫌だってさ」
「なら眠いか……いってきます」

2対の瞳に見つめられたら断れないだろう……汚いぞ
特に僕、半涙目の上目遣いは反則を取るべきだと思う

「それにしても寒い……雪女でもその辺にいるんじゃないのか?」

扉一枚挟んで廊下に出ただけなのに凍り付きそうなくらい寒い
ミカン箱までの2メートル足らずの距離が月まで行けるんじゃないのか?って位遠くに思える

ピンポーン

正月からいったい誰だろう
僕との正月を邪魔しないで欲しいのだが
何かの勧誘なら正月休みの大切さを説き、休日教に入信させる自信があるぞ

「はい、どちらさ……」

開けるが早いかかわいらしい声での挨拶が聞こえる

「あけましておめでとー!男さん!」
「おめでとう子供、僕なら奥にいるよ」

言い終わる前に行動を開始するあたり子供らしくて良い
まさに風の子だ。若いっていいよね……

「おめでとうございます男さん」
「おめでとう女さん。友は一緒じゃないの?」

それとも子供を連れてきてくれたのだろうか

「子供とはそこで一緒になったんですよ、友は……いませんね、知りませんか?」
「知ってたら教えて欲しいところだよ、とにかく上がってよ」
「それでは、お邪魔いたします」
680 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 23:13:43.61 ID:xJWyhZUo
友も一緒なのか
それにしては姿が見えないが、宇宙人にでも誘拐されてくれたのか?
そんな事より早くリビングに戻らなくては凍り付いてしまうだろうな

「やぁフレンド」「どうもー男さん」
「今すぐ帰ってくれ」

何でリビングに、しかもコタツに陣取ってるんだよ
いつの間に侵入しやがったんだこいつらは
って言うか腐も来てたのかよ

「「酷くない?(ですか?)男(さん)」」
「仲良いな二人とも……」

もはや相手をする気力も無い
新年早々頭に頭痛がして痛くなってきた

「友さん?ちょっとこっちへ来てください?」

言うと同時に女さんに引っ張られて廊下に消えていく友
悲鳴が聞こえた気がするが、気のせいだろう

「それで、腐はいつの間に?」
「男さんがミカンを取りにいくときに合鍵を使ってですよ」
「だからそれは皿で合鍵じゃないから」

なんでコイツは何時も皿を持ち歩いているんだろう
毎回微妙に違うから芸が細かいというべきなのだろうか

「それとも、その皿を使って皿回しでも見せてくれるのか?」
「しませんよ!今回は子供を連れてきたんですよ「「ねー」」
「それはご苦労だったな、帰って良いぞ」

ハモるなってば
って言うか子供と仲良すぎだろう
悪い影響が出なければ良いが……

681 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 23:15:39.04 ID:xJWyhZUo
「折角来てくれたんだからそういうこと言わないの」
「む……そうなんだがな」
「そういう事だから初詣に行かないかフレンド」
「お勤めご苦労様です」

思わず労ってしまった
そこには目をあわせられない位の友の顔があった
いつの間に戻ってきたんだろうか

「ちょっと待て、どうなれば初詣になるんだよ」
「細かいことは良いじゃないか、どうせまだなんだろう?」

確かにまだだがな

「いいんじゃないかな、やっぱり初詣しないと落ち着かないしね」
「僕がそう言うのなら」

本当は僕に晴れ着を着てもらって二人で行きたかったのは内緒だ
まぁ、こういうのもたまには良いかな
一年に一度くらいだと非常にありがたいが、無理だろうなぁ

「男、顔にやけてるよ?」
「き、気のせいだろ。寒いと顔がこわばってそう見えるんだよ」
「しらなかったなぁ」

棒読みと無表情は怖いです僕さん
682 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 23:19:22.16 ID:xJWyhZUo
終わります

どうも酔っ払いです
明けましておめでとうございます
新年如何お過ごしでしょうか
気が付いたら謎の次スレが立っていたりしますがなんなんでしょうね
放置でいいと思いますが、気になって仕方ありません

とりあえずお題は募集中であったりいたしますのでお気軽にどうぞ
…書けるかの保障はありませんがwwww
683 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 02:39:27.99 ID:DBx4b.SO
酔っ払いさんあけおめこ

新年一発目実に乙

ではお題
「免」
「匿」
「歌」

新年だからってそれにちなんだお題は出さないのが風邪引きクオリティー
684 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 23:19:40.55 ID:p6D1ivso
渋滞にはまってしまってさぁ大変
童謡っぽく歌ったところで状況が好転する筈もなく
既に何度目か分からない溜息をつくのであった

「あんまり溜息ばかり吐いていると幸せが逃げますよ? それとも多少逃げても問題が無いくらい幸せって遠まわしな自慢ですか?」
「今が幸せであることは違いないが、こう動けなければ溜息も出るだろうよ」

初詣をしようと家を出てから既に3時間
内渋滞の列に並んでいる時間は2時間半って所か
家に帰ることも出来ず進むことも出来ず非常にストレスがたまる状況って訳だ
年末のお祭りと言い日本人は並ぶことが好きなのだろうか

「まぁまぁ、ポテトでも食べて落ち着きなよ男」
「んむ……しなびてて美味しくありません僕さん」
「仕方ないよねぇ、買ってから時間経ってるし」

冷えて湿ってるポテトほど美味しくないものは無いと思うんだ
炭酸の抜けたぬるいビールといい勝負をしてくれる筈だ

「見せ付けてくれますねぇお二人さん」
「何のことだ?」

別におかしな事はしなかったように思えるが
それとも腐にしか見えないポイントが有るのだろうか

「そうだよ腐、おかしな事言わないでよー」
「……やっぱりお似合いですよこの二人」

よく聞き取れなかった
大したことじゃないのだろうと思うが、気になってしまう

「すまん。上手く聞き取れなかった」
「なんでもないですよ」
「なら良いが」

それにしても退屈だ
別車両の友夫婦はどうしているのだろうか
……やっぱり考えないでおこう
685 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 23:20:17.24 ID:p6D1ivso
「男さん、ラジオつけませんか?」
「子供が眠っているから音小さくするが良いか?」
「いいですよー、退屈がまぎれるなら何でも」

適当に選局し、流れ始めた音に耳を傾ける

『…市にお住まいのラジオネームてめえの毛は何色ださんからのおたよりです。
何時も楽しく拝聴させてもらってます。「ありがとうございますー」
この前スーパーで見かけたのですが〜

個人的にはバカップルに正月も何もないと思うのだがどうなのだろう
それとも、イベントだから活気付くってやつか?

「本当にこんなカップルいるのかな?」
「さぁ?少なくても俺は見たこと無いな。腐はあるか?」
「……ありませんよぅ」

なんでちょっと涙目なんだろうか

「どうしたの腐?どこか具合悪くなった?」
「大丈夫だよ、心配してくれてありがとうね僕」
「なら良いけど、無理しなくても良いからね」
「うん」

心なし何時もより大人しい腐
本当に大丈夫なのか?

「なんなら途中で抜け道探して帰ることも出来るからな」
「ありがとう男さん。そのときは言いますよー」

とりあえず脳内マップでルート検索しておくとしようか
それと、子供への言い訳と

『ラジオネーム腐った特命を持った匿名希望さんからのお便りです
私の身近にいる夫婦が無自覚のバカップルっぽいので投稿します。この前喫茶店に立ち寄った時の話なのでが、
奥さんに注文を聞かれたまでは良かったのですが、そのまま旦那さんの注文を確認せずに店員を呼ぶ奥さん
その時はあらかじめ決まっていたのかな? と思ったのですが、注文の品が来て疑問が確信に変わりました
「何時もながら、飲みたいものが良く分かるよね」と言い放つ旦那さん
奥さんの方は、自然な流れで砂糖をカップに投入。もちろん旦那さんの分
身近にいる私としては毒気半分楽しみ半分といったところなのですが、世間的にはどうなんでしょうか

「なぁ僕、これって普通なんじゃないの?」
「そうだよねぇ、何が面白いんだろうね」

後ろからなぜか溜息が聞こえてきたのだが、本当に腐は大丈夫なのだろうか
とりあえずその先のコンビニによる事にしようか
686 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:27:37.94 ID:p6D1ivso
おわり

三題使ったらこんな感じになりました
バカップルなのかは微妙なところですが、匿ってコレくらいしか使い道なくね?
って事でこうなりました
いつにも増して乱文ではありますが楽しんでいただければ幸いですよ

暫くは週末と言わず出来るだけ書くようにしようかと思いますので、こんなん書いてくれってのがあればお気軽にどうぞー
それでスレが再び活気付いてくれれば良いのですけどねwwww

>>683
風引きさんおめでとさんですよ
何時もお題ありがとうございます
今年もよろしくお願いしますねwwww

新年にちなんだお題ではなくてもそれっぽい風にするのが酔っ払いくおりてー
687 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 01:02:18.36 ID:dGQtL2SO
よくぞこれを形にしたwwwwww

最初、腐ってバイクどうなったんだろう…って思って「免」にして、後はふぃーりんぐ

実に乙

さて次のお題は
「道」
「野」
「転」

…なんだろう、黒と子供が出て来たwwww
よし頼んだ
新年早々お腹が痛い風邪引きでした
688 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:31:38.28 ID:jk655o.o
この道を行けばどうなるか行けば分かるさ
そんな言葉があるが、俺の行った道は渋滞でどこかにたどり着く前に引き返しました
だから、もしかしたらローマに通じているかも知れませんが確かめるすべはありません

「馬鹿なこと言ってないで一服しなよ」
「ありがとう僕」

そう言いながら差し出された缶コーヒーを受け取る

「そういえばあの二人と一匹は?」
「一人と一匹は飛び出して行ったよ。腐も一緒に行ったから心配しなくてもいいと思うよ」

心配だ……黒もいるから大丈夫だと思うが

「それにしても、こんなところあったんだねぇ」
「だな、何も無いってのもたまには良いもんだ」

渋滞に嵌り何とか抜け出したどり着いた自然公園
公園とは名ばかりで、だだっ広い野原が広がっているだけだ
逆に自然っぽいと言えなくもなくも無いが

「これで天気が悪くて寒ければ最悪だろうけどな」
「あはは、そこに関しては晴れ男さんに感謝かなぁ」

どうせ中途半端な晴れ男ですよ
文句なら神様に言ってくれ

「むくれても可愛くないよ?ちょっとは暖かいんだから男に感謝しているのに」

何時もながらその笑みは反則だと思う
……何も言い返せないじゃないか

「僕が寒くないのなら問題ないさ、そこに関しては俺も感謝しておくとしようかな」
「自分で自分に感謝っておかしい話だと思うけどねー」
「うるせぇよ」
689 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:32:06.32 ID:jk655o.o
それにしても平和だ
騒がしさ筆頭はこの場にいないし、僕との至福の時間だ
すると、背中に謎のぬくもりを感じる

「っと、黒か。どうかしたのか?」
「……」じー
「黒ちゃんも混ぜてくれってさ
「……」まるまりまるまり

珍しく俺のひざで丸くなる黒
余程気分が良いらしい

「撫でてやるから寝たらどうだ? 黒」
「……」ごろごろ
「気持ちよさそうだよねぇ……黒ちゃん」
「撫でてやろうか?」
「……ばか」

この可愛い生き物を抱きしめてもいいですか?神様

「なら撫でなくても大丈夫って事だな」
「……」じー

わざと笑いながらそういうと見つめてきた
あなたは何処の黒猫さんですか

「……」じー
「何か言いたいことでもあるの?僕さんや」
「べつにー」

いいながらも視線をはずさないのは何故なのですか僕さん
意地悪はやめて撫でて差し上げるとしましょうか

「じぃー」
「……腐よ、口で視線アピールするんじゃありません」
690 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:33:02.36 ID:jk655o.o
いつの間に腐が後ろに居た
これが戦場なら死んでいるぜって距離に居た

「戻ってきたなら言おうよ腐」
「だってぇー入りづらい雰囲気だったしぃー」

お前は何処のギャルだ
その話かたする人種は絶滅したと思っていたぞ

「で?何処から居たんだ?」
「うるせぇ辺りからですかね」

最初からかよ

「まぁ良いや、子供が転んだんで戻ってきたんですけどバンソウコウとかあります?」
「それなら車にあるからちょっと待ってて」
「なら、車に子供も居るんでお願いしても良い?」
「分かった、じゃ行って来るね」

そう言うと車に向かっていった
この感じからすると大したことは無いのだろう

「それで?へたれさん…おっと、男さんはどうしてそんなにへたってるんですか?」
「いきなり何を言うんだよ。意味が分からんぞ」
「……鈍感の甲斐性なし」
「すまん、よく聞こえなかった」
「なんでもぉないですよぉ」

何故にちょっとだけ不機嫌なのだろうか
少なくても腐に何かしたつもりは無いのだが

「僕は待ってますよ、男さん」
「なら車に行こうか」
「はぁ……」

何故溜息なのだろう
よっぽど子供と遊び疲れたのだろうか

「まぁいいです。行きましょうか」
「黒…は起きてるな。よし行くか」

さて、帰りは渋滞につかまらないようにしないとな
また三時間は勘弁して欲しいし
691 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:33:36.65 ID:jk655o.o
〜おまけ〜

「お帰り男、もう行くの?」
「時間的にもいい感じだしな」
「ならちょっと化粧直しに行って来るよ」
「りょーかいって、俺も行っておくかな」

途中で行きたくなったら大変だからな
車の中を惨劇の舞台にはしたくないし

「ふぅ…」

やっぱり冷えると案外あれだな
トイレから出ると僕と鉢合わせた

「はい、ハンカチ」
「ありがと」

やはり布で拭くのが一番水気が取れるし、何より暖かい

「子供はたいしたこと無かったんだろ?」
「うん。単なる擦り傷だよ」
「なら良かった」
「だねー」

子供は元気すぎるからな
大怪我しなければいいと思っているが、やはり心配は心配だ

「ところで僕」
「何?」

と、振り向いた所を抱きしめてみた
これで腐にはへたれとは言わせないぞ
流石にこの先は無理だがな

「もう、また腐にからかわれても知らないよ?」
「見てないから分からないだろうよ」

そのはず
……たぶん
いや、そう思いたい
692 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 22:38:49.45 ID:jk655o.o
今度こそ終わります

ってな訳でお題三つ消化してみました
野って題の時点で飛び回る子供と黒の姿が浮かんだ奇遇
そんな訳で腐もまぜて風の子をやってもらった訳ですが
なぜか男夫婦にスポットライトが当たってしまった訳で
なんていうかすいませんでした
おまけはあくまでおまけなので、その辺は各自想像していただければと思います

風引きさんに腹巻を送りたい酔っ払いがお送りしましたと
例によってお題募集中ですなのです
ではまた近いうちに
お休みなさいませー
693 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 02:26:06.94 ID:wZ3H3.SO


こりゃまた奇遇でwwww

でもこんなのも悪くない
むしろごちそうさまでした

よしお題いってみよう
次は…

「夏」
「心」
「空」
さあ季節感もクソもないお題wwwwww

果してどう料理するのかなwwww
694 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/05(水) 02:28:37.11 ID:wZ3H3.SO
おっと忘れてた

男と僕のアツアツ腹巻(黒色)、確かに頂きました

しかし痛い
695 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/05(水) 22:10:39.26 ID:./2HPcQo
「うわっ!何だこの暑さは」

ドアを開けたとたん焼けるような気温にむせ返るほどの空気が押し寄せる
それでもここには青い空と澄んだ海がある
ここは南半球常夏の楽園
……ならどれだけ救われたことだろう
残念ながらここは北半球真冬真っ盛りである日本のとある場所
って言うか俺の家
どうしてこうなったのか知っているなら教えてくれ
それとも神様あなたは馬鹿なのですか?

「おぉかえりぃ男さん」
「ォヵェぃ……」

ちょっとまて僕がやばい
某パンダ以上にたれてる
既に原型を感じられない
急いで窓を開け暖房をすべて止めた
早く僕を冷やさなければ

「おとこぉ…あついよぉ」
「待ってろ今水持ってくるから」
「うん…」

とりあえず氷だ
それと水とおでこにはるアレ

「おとこさぁん私にもください」
「恐らくお前が元凶だと思うがとりあえず氷でも咥えてろ」
「ありがと〜これで老化を止められます〜」
「キャラが変わってるから大人しくベランダ目指しておけ」

いったい全体何があったっていうんだ?
卓上コンロがあるところを見ると鍋をしていたのだろうが、何故キムチ鍋
それより僕のことが先だ

「ほら、ゆっくり飲みなさい」
「ありがとぉ」

外からの冷気のお陰か少しずつ何時もの僕に戻りつつあるようだった
よかった……馬鹿にならなくて
696 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/05(水) 22:11:42.97 ID:./2HPcQo
「何か言ったぁ?」
「何も言ってないから。ほら、おでこだして」
「うん」

目を閉じあごを少し上に向ける僕
ちょっとドキッとしただろう

「ひゃっ」

前髪を上げ貼り付けるとそんなかわいらしい声が聞こえた
発信源はもちろん目の前の僕だ

「むぅ〜」
「なんでちょっと不満気なんですか」
「冷たくて気持ちいいからゆるす」
「だから何をですか僕さん」

なぜか敬語になる俺
いや、意味は無いんだけど

「うっひぇぇ〜」
「煩いぞ腐、静かにしなさい」
「だって冷たいんだからしかたありませんよぉ〜」

知るか
すると袖を引かれる感覚

「少しは落ち着いたか?僕」
「うん、ありがとう。助かったよ」
「なら良かったが、一体何をしていたんだ?」
「我慢大会?」

どうして疑問系なんだよ
ついでに首を傾げる仕草は反則だと思います

「犯人は腐?」
「発起人は腐になるねー」
「そういうことだ?」
「僕もノリノリって事ですよ男さん」
「何のために?」
「それは秘密です」
「秘密だね」

良く分からん

「それにしても限度を知りなさいよ貴女達」
「だって、ねぇ」
「ねぇ」

さいですか……
大事な人に大事が無ければそれでいいさ
697 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/05(水) 22:18:20.41 ID:./2HPcQo
おわってしまえ

と、言うわけで3題使ってみた訳ですが
あからさまなお題にスカスカの反骨精神が反応した訳でして
言い訳のしようが完全に無い訳でして
ところてんを使ってナテデココが出来上がるといった次第です

>>694
何時もお題ありがとうございますですよ
おなかを冷やさぬよう消化の良いものを召し上がり養生してくださいませ

それではまた近いうちに〜
いい加減自分で考えろとも思いますが、お題は随時募集しておりますのでー
それでは暖かくしてお休みくださいませ
良い夢を見られますように
698 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/05(水) 23:32:25.88 ID:a.BYkqko
行が詰まってるSSは読み飛ばしている
おかげで近頃このスレで文を読むことがなくなった
699 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/05(水) 23:59:17.70 ID:wZ3H3.SO
乙乙
よかったよ

>>698
それは残念だ
中々面白いのに

たまには通常のSSも書かないとね

明日書こうかな
是非あなたも!!

お題
「正」
「化」
「羽」
700 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 00:52:33.38 ID:tDd3r.DO
うっす、2日程前から引いてる風邪が長引いて心身共に辛いからなんか書く…
701 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 01:36:44.12 ID:tDd3r.DO
【元気のおまじない】

ピリリリリリ

元1(ん…朝…起きねぇと)

元1(…?なんかすげぇダルい…頭もズキズキするし…)

元1「あ゛ー…」

元1(うわ、ひっでぇ声…風邪だなこりゃ)

ピピピッ

元1(…39度2分…)

元1(今日は休むか…)
702 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 01:40:14.04 ID:tDd3r.DO
元1(メール…風邪引いたから休む…と)

元1(薬…が無かったなそういえば)

元1(まあ、いいか…)

元1(…寝よ)
703 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 01:49:49.14 ID:tDd3r.DO
明日書く寝るおわすみ
704 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 06:45:52.67 ID:f7k//I.o
おつー
705 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 06:49:01.65 ID:B7T9/gSO
ニヨニヨのかほりが
706 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 16:35:57.49 ID:tDd3r.DO
風邪治んない…続き書く
707 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 17:50:23.91 ID:tDd3r.DO




元1(…)

元1(…腹減った)

元1(お粥でも作るか)

元1(よ…と、とと)

元1(はは、立つのも一苦労ってか)

「むっ、駄目じゃないか寝てなくちゃっ!」
708 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/08(土) 18:00:51.23 ID:f7k//I.o
リアルタイム遭遇
見てるよー
709 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:12:09.82 ID:tDd3r.DO
元1(あ?)

腐「病人が無理をするんじゃないっ!ホラホラさっさとベッドに戻りなっ!」

元1「お゛ま゛っ、な゛…で…」

優「あぁほら、声出しにくいんだから喋らなくていいよ」

元2「おい!醤油どこ置いてんだよ!」

腐「冷蔵庫の横の棚に入ってるんじゃないかなっ!」

優「しっかし、相変わらず元1君の家って殺風景だね」

元2「無いぞぉ!どこにあんだ!」

優「じゃあ知らないよ!」

腐「ねぇねぇどっかにエロ本とか隠してないの?」

元1(頭痛くなってきた…あ、元からか)
710 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:24:19.30 ID:tDd3r.DO
元1「がえ゛れ゛」

腐「だが断る」

元1(テメェ…)

腐「まぁまぁそー睨みなさんな病人っ!」

優「そうだよ、それに君一人だと何かと不便でしょ?」

元2「醤油どこだー?」

腐「だから今日は私達が君を看病する事にしましたっ!」

元1(お前ら…)

元2「お!謎のDVDめっけ!」

腐「よしきたっ!早速プレーヤーにセットしろーっ!」

優「あ、僕も見たい!」

元1(それが狙いかコイツらあぁぁ!)
711 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:50:34.94 ID:tDd3r.DO
腐「うひょひょひょ!さーて元1君のタイプはどんなかなーっ!」

元2「こいつの事だから金髪巨乳だろ」

優「いや、きっと大和撫子タイプだね」

元1(勝手な事言ってんじゃねえよ…てかあのDVD何だ?)

腐「さぁ…!いざご対面!」

元2「金髪巨乳!」

優「大和撫子!」

「皆さんは、霊という存在を信じていますか…」
腐「へ?」

元2「は?」

優「え?」

元1(あ)
712 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:06:10.43 ID:FhEmnr6o
しえん
713 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:06:46.24 ID:tDd3r.DO
元1(あーあ、知らねっと…)

腐「あ、あぁ…!これ…は、まさか…!」

元2「最恐!心霊体験百選?」

優「わ、なんか怖そうだね」

元1(腹減ったな…)

「走っても走っても追いかけてくる足音…」

腐「あうぅ…うあぁ…!」
優「大丈夫?」

「振り返っても誰もいない…ホッと胸を下ろし前を向いた…その時」

キャアァアァァァ

腐「ギニャアァアァァ!」
優「うわあぁ!」

元2「ぐあっ!うっせぇ!」

元1(お粥作ろ…)
714 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:17:14.55 ID:tDd3r.DO
腐「…」

優「…あの、大丈夫?」

元2「耳痛ぇ…」

元1(結局コイツら何しに来たんだ?)

優「あ、もうこんな時間…そろそろ帰るよ」

元2「あー、そうだな。んじゃ、さっさと風邪治せよ」

元1(さっさと帰れホモ)

腐「…」

元1(こいつは…無理そうだな)

腐「…」じっ

元1(そんな目でこっち見んなよ…)
715 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:30:36.18 ID:tDd3r.DO
元1「…座っ…ケホッ、でろ」

腐「…うん」

元1「…ビビリ…ゴホッ」

腐「…うん」

元1(コイツ…重症だな)

元1「わ…るい、ケホッ…も…寝、る」

腐「…うん」

元1「明…るい、内に…帰れ…よ」

腐「…う、ん」

元1(あぁ…眠、い)
716 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:16:31.11 ID:tDd3r.DO




元1(…?)

元1(…頭、冷たい)

元1(気持ちいい…)

元1「…う、ん」

腐「あ、起きた?」

元1「ん…帰って、なかった…のか?」

腐「うん…看病するって言って何もしてなかったし、だからこれぐらいはしなきゃって思って」

元1「そうか…ありがとよ」

腐「ふへへ…」
717 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:14:32.73 ID:tDd3r.DO
元1「でも…もう帰れ、風邪が移っちまう」

元1(また前みたいな事が起きたら身が持たねえからな…)

腐「んー…、わかった」

元1「玄関のカギはそのままでいいから、じゃあな」

腐「あ、ちょっち待ってっ!」

元1「あ?なんだ?」

腐「…」

元1「?」

腐「…ん」
718 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:27:20.81 ID:tDd3r.DO
元1「…」

腐「…おまじない」

元1「へ…?」

腐「早く元気になんなよっ!じゃあね」

元1「…あ、ああ」

元1「…」

元1「…は」

元1「はは…ははは」

元1「…」

元1「…死ぬ」

バタン
719 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:46:45.70 ID:tDd3r.DO




ピリリリリリ

元1(ん…朝…起きねぇと)

元1(?…体が軽い…風邪が治ったみたい、だな)

元1「んん…っと、よし」

元1「ん、電話…誰だ?」

腐「あ゛ー、元1ぐん?げんぎー?」

元1「うわ、なんだよお前その声!」

腐「い゛やー…元1ぐんのがぜがう゛づっだみだい…」

元1「あぁ?何やってんだよお前…」

腐「え゛へへへぇー…」
720 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:48:04.14 ID:tDd3r.DO
終わり 時間かかったごめんねてへっ

てかホントに風邪治んない…
721 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:50:03.55 ID:J4X7xADO
乙でした
722 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:50:16.67 ID:V3lGosso
乙乙
723 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:59:35.97 ID:f7k//I.o
おつー
ニヤニヤさせてもらったよー
724 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:50:21.39 ID:f7k//I.o
女は化粧で化けると良く言うが逆の意味でもまさにその通りだと思う

「どちら様?」

「酷いよ男、そんなに変かな?」

恐らく僕なのだろうが、頭に羽飾りを付け謎のペイントをされていては判断のしようがない

「もしかして、僕?」

「それ以外に誰が居るって言うのさ」

ちょっとむくれているが、正解の様だ

「それで?どうしてそうなったの」

「腐にお化粧と髪の毛のセットをお願いしただけだよ」

何かのイベントに出るので無ければ確実にだまされているだろうと思う
インディアンみたいな羽飾りじゃなくて、ダウンジャケットにでも入っていそうな鳥の羽が適度に盛られた髪の毛に付いているのだもの

「どうしてまた」

「たまには違った僕を見て欲しいって思ったから?」

そう言いながら頬を染める
その仕草は可愛いのだけど

確かに違った僕を見る事が出来たのだけど
って言うか何故疑問系なんだろう

「その仕草は非常に可愛いと思うが、」

「が、どうしたの?」

言っていい物なのか悩む
本人が希望してこの姿になったのならどうやって説得するべきなのだろうか

「怒ったりしないから正直に聞かせて?」

「鏡見た?」

「!!!」
725 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:51:10.33 ID:f7k//I.o
おお、瞬間湯沸しってこんな感じなんだろうなって具合に赤くなった
じゃなくて、非常にまずいパターンだ

「落ち着いてくれ、他意は無い」

「じゃあどういう意味なのさ!いくら男でも怒るよ!」

「その髪の毛に付いてる羽毛とフェイスペイントは何をテーマにしているんだ?」

とりあえず逃げの一手だ

まともに相手すると勝ち目が無いだろうし
泣かれると手もつけられないし

「羽毛?ペイント?誤魔化さないでよ!そんな事してないよ」

よし、予感的中

「僕、腐に騙されてるぞ。大人しく鏡見てきなさい」

「逃げたら怒るからね」

じろっ、そんな視線で見られた後に鏡を見に向かう僕
とりあえず難は逃れた様だ
後で腐にする仕置きの算段でもしておくとするか
726 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:54:14.44 ID:f7k//I.o
おしまい

って事で風引きさんのお題を使って書いて見た訳なのですが
地味に難しいお題だったような気がします

>>698
行間はこんな感じでどうでしょ?
これでも読みづらい様なら教えてくださいな
文章がって話なら申し訳ないです
727 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:14:01.63 ID:RHEOp2co
>>726
698ですが面白かったです

面白いのに行間が無いと読めないとは…
端的に言うと名作の改行を無くしても同じく名作なのか?という感じなのかな
純粋に形式として読めなくなるんですよね

次の投下待ってます
728 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:41:14.75 ID:73qGAc.o
「ん〜!」

「どうしたの男?」

目にて云ふ
そんな詩があるが、まさしくその状態
別に血は出て無いけど

口内炎持ちには辛い辛味を摂取した上に下を噛むと言うコンボ
喋る事の難易度が一気に上がる

「……」

「口をパクパクさせてるだけじゃ分からないよ」

それだけでも結構しんどいんです
分かってください

「……」

「だから分からないって」

くそう

どうせなら目だけでコミュニケートを試みようと思う
まずは水のお代わりからだ

「……」

「じーっと見られても分からないよ。舌噛んだの?」

状況の説明は出来たのだが、肝心の水が欲しいと言うことが伝わらない
もう一度試してみよう

「……」

「お水持ってこようか?」

「……」

「…ちょっと待っててね」

やれば出来る物だ
それと同時に言いたい事が目だけで伝わりちょっと嬉しくなる
729 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:41:53.07 ID:73qGAc.o
「はい、大丈夫?」

「……」

「喋れないほど酷いの?」

「……」

「だから分からないってば」

今度はダメらしい
それとも最初からなのかもしれないが

「さっきまではなんとなく予想出来たけど、今度は何が言いたいかわからないよ」

さっきのは状況からの判断らしい
ちょっと落ち込む

「なんでちょっと落ち込んでるの?本当に大丈夫なの?」

「……」

「何処まで本気か分からなくなって来たよ僕は……」

ちょっと呆れられた
いや、喋れないのは本気なのだが……

「……」

「せめてジェスチャーとかでもいいんじゃない?」

その手があったか
こうなれば手だけではなく足まで使って伝えてやろうじゃないか

でもその前に一言だけ試すとしよう

「……」

「…ばか」

何を伝えたのかは秘密だ
730 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:45:32.77 ID:73qGAc.o
おわり

なんとなく書きたくなった題名だったから使って見た次第です
出来は、ほら、ねぇ?

>>727
読みやすくなったようで何よりですよー
期待に沿えるようにがんばりますですよ
お付き合いくださってありがとうございます
暫くこんな感じで行きますので、気になるところが有れば教えてくださいな
731 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:44:15.68 ID:73qGAc.o
「んっ臭いっ!」

物語は突然に
とは言うものの、そんな一言で始まる物語はご遠慮願いたい

「どうした?ぼ…臭っ!」

何だこの臭いは
卵の腐ったにおいと言うのだろうか

「なに?このにおい」

「窓は……しまってるよな」

いったいこの臭いは何処から来たと言うのだろうか

「コタツの中から?」

「そうみたいだな」

いったいコタツの中に何が有ると言うのだろうか
覗いて見たが匂いの元になりそうなものはなさそうだ

「何も無いな」

「男のガスじゃないよね?」

「それはない」

って事は俺と僕が発生源じゃないな

カリカリカリカリ
と、ドアの方から黒の催促する音が聞こえた

「まってねー今開けるから」

そう言いながらドアを開ける僕
一瞬涼しい空気を吸い、肺の中がきれいになった気がする

「そういえば黒は何処に居たんだ?」

結局謎の臭いは謎ままになったが、今となっては探しようが無い訳で
……まぁ良いか
732 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/09(日) 01:47:34.26 ID:73qGAc.o
おわってしまえ

なんとなく思いついたんだから仕方ないと諦めてください
酔っ払いってこんなものだと思います
犯人が誰かは想像にお任せしますwwww

それではこの辺りで寝る事にします
お題は例によって募集中ですのでお気軽にどうぞー
ではおやすみなさいませー

風引きさんはお大事になさってください
それ以外のかたは体調を崩さぬようお気をつけくださいな
733 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/09(日) 03:42:04.05 ID:LKm9vMSO
二人とも乙

酔っ払いさん
今回の風邪引きは分かるだろうけどおいらじゃないよ
初代の1がニヨニヨを置いてったんだよ
書くって言ったのに実行しない風邪引きは死んだ方がいいよね…

そんなわけでお題
多分そろそろお題の傾向が変わるかも
どんな傾向かっていうと似たような意味の漢字の嵐
今回は別

「和」
「満」
「夕」

月を見て作ったのかな?
それではどうぞ〜
734 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/09(日) 12:31:50.84 ID:qO1wS6AO
あれ>>1久しぶり?
酔っ払いさん風引きさんいつもおつおつです
735 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 22:18:06.63 ID:1ptev2iwo
通いなれたはずの活気に満ち満ちた商店街
それなのに何故だろうか、どこか灰色に染まったような物悲しい印象を受ける

それは夕暮れと言う哀愁を誘う時間帯だからだろうか
それともこの町を一人で歩いているからだろうか

別に一人歩きや買い物には慣れている
今まではそんな事感じた事なかったのに

「はぁ……」

思わずこぼれる溜息を拾ってくれる人は傍には居ない
ずっとそうだった時期が有ったのにやけにそれが辛い

どこからとも無く客引きの威勢の良い声が聞こえるが今はそれも耳障りだ

「夕飯、何にしようかな……」

男が居ないので有れば作る必要も無いのかも知れない
とりあえず魚屋で黒ちゃんのご飯を買わなければ

「いらっしゃい!元気なさそうだが大丈夫かい?」

魚屋さんにまで心配されるほど表に表情が出ているのかなぁ

「大丈夫ですよ、めざしとお勧めあります?」

「あいよっ!今日はサバがお勧めだね」

「じゃあそれを」

「毎度ありっ!」

誰のためのサバか分からないけど、考える必要が無い分楽な気がする

「しかし奥さん、本当に大丈夫かね?」

「あはは、ちょっとだけ調子悪くて」

「ならおまけするからこれでも食べて養生しな」

「何時もありがとう」

「お得意さんだからな、しかし……」

しかし、なんだろう

「俺はてっきり男の野郎が浮気でもしたのかと思ったぜ」

ズキッ
736 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 22:18:37.36 ID:1ptev2iwo
男と言う単語に反応し、痛みが走る

「男にそんな甲斐性が有るわけ無いじゃないですか」

無理やり明るく笑って見る
……果たして上手く笑えているだろうか
演じるのは得意だったはずなのに酷く自信が無い

「そりゃそうだ」

そう言い豪快に笑う
どうやら上手く誤魔化せたようだ

「ほいお待ちどう。めざしは何時も通り、サバは適当に切っておいたからな」

「何時もありがとうございます。それじゃまた来ますねー」

「あいよっ」

何時ものやり取りのはずなのにやはりどこか不安を感じる
単純に幸せの器が空になっているからなのだろうか

幸せなうちは器も大きくなり中の水はあふれる事は無いが、一転してしまえば空の器が残るだけなのは残酷だと思う

それとも十分に中身を手に入れ続けた報いなのだろうか
あるいは、自分の強欲の成せる技なのかは分からないが辛い

「そこのお嬢さん、これから近所の喫茶店でも行きませんか?」

「間に合ってますので」

「そう言わずに」

正直顔も見たくない
僕には男が居るし、今の精神状態からすると手を上げてしまいそうだ

「いい加減にしないと大声だしますよ」

「それは困るなぁ、それでも喧嘩した事を忘れられるならそれでも良いかな」

見ず知らずの他人に付き合う義理は無いし、傷を舐めあう趣味は無い

「なら、早く消えてください」

「そういう訳にも行かないんだな、僕」

「……今なら何もしませんので早く消えてください」

ちょっとだけ恐怖を覚える
いつの間にか住宅街に来てしまい、夕暮れと言いながらも周囲に人気は無い
737 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 22:19:25.59 ID:1ptev2iwo
「……頼むから僕、俺と一緒に来てくれないか?」

そこで初めて相手の顔を見る
夕日の影になり良く顔は見えないが、見覚えの有るシルエットだった

「おと、こ?」

「おうよ。僕を一番愛する男さまよ」

何故ここに居るのだろうか
何故謝っても許そうとしなかった僕の所に彼が居るのだろうか

「なん、で、いるの?」

「いちゃ悪いか?」

「だ、て、、あんなにひっ、酷い事言ったのに」

「それでも謝ったじゃないか」

「っ僕、おどこのっ、事許さなかったよ?」

「だからなんだよ、俺が許すと思ったんだからそれでいいじゃねぇか」

「でもっ!」

続きを言いかけたら急に視界が遮られた

「分かったからもう泣かなくて大丈夫だ」

そう言いながら抱きしめてくれた
不思議と気持ちが落ち着く

「泣きやんだか?」

「うん、ありがとう」

どれだけ落ち込んでいても
どんなに酷い状況でも
たとえ、一晩泣き続けたとしても
この抱擁があれば一瞬で立ち直れる気がした
738 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 22:27:33.73 ID:1ptev2iwo
おわり

ってな訳でそんな何時もの感じから離れた二人を書いて見た
たまにはいいんじゃない?って思いながら、この二人には平和が一番だと認識致しました

>>733
ややこしかったですかねwwww
風邪引いてるって話だったからお大事にーって意味だったのですがwwww
次のお話楽しみにしてますよー
それと、似たような漢字の嵐は問題ないですよーww
お題で遊び始めるかもしれませんがwwww

それでは本日はこの辺りで
何時も読んでくれる人には心をこめてありがとうを

例によってお題は随時募集中ですのでお気軽に

それではお休みなさい
良い夢を
739 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/11(火) 22:28:47.02 ID:1ptev2iwo
追記

今週末辺りまた何本か書くつもりでは居ますが、私生活の都合上平日は微妙かも知れませんので悪しからず
740 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 22:30:03.54 ID:vR7UbgkQo
おつおつ
相変わらず今の書き手さんたちは上手いなぁ・・・
741 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 22:40:45.56 ID:wqo4utVSO
乙んぽ
二人の通常運行もいいけど、変化球もまた。

よしお題
「脱」
「壁」
「顔」

これは脱出スレでもやりながら作ったのかな?
頼んだ
742 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 09:56:04.33 ID:AabYsl/SO
なんか大移動してるぞなもし
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

743 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 12:03:50.61 ID:xORGVxDIO
ここは移動しなきゃだめなんかな
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

744 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 21:36:05.20 ID:wi4Mxa8DO
おいっす、何か大移動があってるみたいだね
どうしよっか、移した方がいいかな
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

745 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 21:59:45.44 ID:AabYsl/SO
移そうず
誰かカタカタ頼む
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

746 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:38:25.02 ID:W8KkuvXso
目覚めるとすぐに体が動かない気が付く
足や腕だけではなく、指の一本まで動かない

その割りに視界ははっきりしているし、息も出来ている
だが口は開かないようだ

「んぅー」

唸って見るが無意味なのだろう
金縛りにしては日は昇っているし、夢にしてはやけにリアルだ

馴染み深い寝室だが。僕は起きているのか人気は無い
寒さを感じず、辛い体勢で無い事が幸いだろうか

しかしこれはどういう状況だ?
助けも呼べない状況に、次第に焦る気持ちが出てくる

さて、どうしたものかね

SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

747 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:39:30.83 ID:W8KkuvXso
〜僕視点〜

目が覚める
昨日もはや恒例となった腐主催の宴会があった事を思い出しす

「ん……頭痛い。呑みすぎたかなぁ」

昨夜の記憶が曖昧で座りが悪い
そういえば腐はどうしたんだっけか?

「すぅーすぅー」

うん。気持ちがよさそうに眠っている
それに、何処と無く満足げだ。
もう少しだけ寝かせてあげるとしようかな

「……」

足元にまとわり付く感覚

「おはよう黒ちゃん。今ご飯あげるからね」

時間に厳格な同居人は待ちきれない様だ
何時もの時間から既に1時間も経っていれば当然かなぁ

「おまちどうさま」

「……」はぐはぐ

猫は気ままと言うが、黒ちゃんに関しては何処と無く人間っぽい

「男が何処に居るか黒ちゃんは知らない?」

「……」はぐはぐ

つれないなぁ

リビングに散乱した酒瓶を見る限り大分呑んだ見たいだし
どこかに出かけているって事はないから良いのだけれど
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

748 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:40:20.00 ID:W8KkuvXso
「まずは片付けるとしようかなぁ」

当然ながら返事は無い
ここに居るのは眠り姫と黒皮の騎士だけなのだから当然だが少し寂しい

それにしても良く呑んだなぁ……
ざるって言うよりは枠か骨組みって感じだろうか

「朝ごはんはおかゆか何かの方がいいかな」

正直自分でもそれくらいしか食べられる気がしないしね

「……ぅー」

「……」ぴくっ

謎の音がした
何かの鳴き声のような唸り声のような

「なんだろ?」

不審者が入ってくるはず無いし、動物って事も無いだろう

「外の音かな?」

「……」とてとて

「何処行くの?黒ちゃん」

発信源を突き止めたのだろうか
とりあえず付いていく事にしよう

「……」じー

「ここなの?」

寝室の前で止まる黒ちゃん
何か居るのだろうか

「男……だよね?」

そのまま見つめ続ける黒ちゃん

「開けろって事?」

どうやら正解みたいで、視線をドアノブに移した

「おかしなものは何も有りません様に」

無神論者だが思わず祈る
どの神にだかは分からないが
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

749 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:40:47.23 ID:W8KkuvXso
意を決してドアを開ける
自宅の扉を開けるのに覚悟したのはこれが始めてだ

「!!」

思わず絶句
そこには謎の石版?が横たわっていたからだ
しかも男の顔付きで
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

750 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:41:45.24 ID:W8KkuvXso
〜男視点〜

足音が聞こえる
ほとんど無音近い音と、軽い音が一つづつ

黒と僕かなと思い心躍らせる
ようやく念願の助けだ

ドアの開く音に引き続き息を飲んだ様な音
そんなに酷い状況なのだろうか

「んぅー」

「男…だよね?」

「んー」

話せないため唸り声で返答する

「えっと、どういう状況?」

それは俺が知りたい
体がどうなっているのか今の状況からでは判別出来ないし

SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

751 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:42:15.84 ID:W8KkuvXso
〜僕視点再び〜

「んぅー」

この声は男の様だ

「男…だよね?」

「んー」

何を言っているのかは分からないが、どうやらその様だ
それにしても何が起こっているのだろうか

「えっと。どういう状況?」

返答が無い
とりあえず近づいて見る事にしよう

「まってね、今話せるようにするから」

とりあえず口元を覆っている布と猿轡をはずす

「助かった僕、俺の体はどうなってるんだ?」

「壁から顔だけ出ててどこかの妖怪みたいだよ」

「はぁ?」

素っ頓狂な声を出されても困る
恐らく自らこうなったわけではないのだろう

「そこから脱出出来そう?」

「出来るように見える?」

「見えないね」

何故こうなったのかはひとまずおいて置いて男の救出からするとしよう
それにしてもどうなってるんだろうか、これは
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

752 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/14(金) 23:47:55.15 ID:W8KkuvXso
おわり

乙感謝ですよ
お題から真っ先に壁にめり込んだ男が浮かびました
気が付いたらこうなってました
悪気は有りますが悪意はありません
本当はまじめな話になるはずだったのですけれどねぇ
犯人はあの人のはずなのですが、各自ご自由に想像してくださいなwwww

スレ移転は数日おいた後出そうかと思いますが、問題ありませんか?
問題なければ移転依頼だしておきますよー

それでは本日はこの辺で
通例どおりお題は随時募集中ですのでお気軽に
では、お休みなさいませ

SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

753 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 16:54:27.06 ID:2IeGsVoSO

移転頼む

お題はそのあとで出すわ
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

754 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/15(土) 18:23:06.30 ID:7+nxVYZAo
把握致しました
依頼出して来ますねー
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

755 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:48:40.22 ID:7+nxVYZAo
世の中には知りたい事とそうでない事がある
概ねの場合知ってはいけない事は知りたくなかった事の項目に入るだろう

そして今の俺は後者の状況に陥ってしまっている訳で

「……だれか記憶の安全な消し方教えてください」

そうぼやいて見るが、もちろん誰も答えてくれる筈も無く
どうした物かねぇ……

〜回想・昨晩の深夜〜

不意に目が覚める
喉の渇きを覚え我慢して寝直すか、寒さと戦いながら水を飲みに行くか迷う

すると、隣に居るはずの僕が居ないことに気が付く
僕も目が覚めたのだろうか?

「とりあえず起きるとするかな」

意を決して布団から這出ると、刺すような寒さの空気に襲われ一気に眠気が飛ぶ

少しばかり早足にリビングに向かうとうっすらと明かりが漏れていた

「起きているなら電気つけれれば良いのに」

そう言いながら呼びかけようとすると、恐らく僕の物で有ろう荒い呼吸が聞こえてきた

「はっ、はっ、んっ、ふぅー」

暫し硬直し、消滅寸前の第六感が大人しく引き返せと囁く
確かにその通りなのだろうが、僕の具合が悪くなり苦しんでいるので有ればそうは行かない

「はぁっ……んぅっ……」

呼吸と共に「キシッ」と言う床の音
呼吸も次第に大きくなり、余程苦しんで居ることが分かる

「大丈夫かっ?僕!」

「ひゃっ!」

そう言いながら扉を開け、俺硬直
そして、真っ赤になりながらこちらを見て硬直する僕

タイミング悪すぎだろう
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

756 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:49:24.63 ID:7+nxVYZAo
〜現在〜

「とりあえずどうした物だろうか」

昨晩の出来事のせいで上手く僕と目を合わせることが出来ない
とりあえず忘れ方を相談してみるとしよう
携帯を取り出し友に掛ける

「男かい?いったいどうしたんだ?あ、小説の題材なら俺が欲しいくらいだから分けられないぜー」

「それは間に合ってるから大丈夫だ。ちょっと相談したい事があってな」

「相談?珍しいねー。宇宙人にでものっとられたのかい?」

相変わらずのテンションだが、友達にしか頼れない事だし我慢する

「俺は何時も通りだし、まじめに聞いて欲しいのだがな」

「おうけぃ、で?何事かな」

「自分の記憶の消し方を教えて欲しいのだが」

「んー、記憶の消され方なら分かるんだけどねー」

大方女さんの怒りを買って消されているのだろうな

「どうして、そんな事を聞きたいのか教えてくれるかい?」

「例えばだな、女さんが夜中にこっそり起きたとする」

「それで?」

「そして、リビングで無表情になりながらビリー体長のアレを汗一つかかずこなしている場面を想像してみろ」

正直俺は見たくないし、見ても見なかったことにするだろう

「それは……かなり見たくないけど、やりそうで怖いなぁ」

「そしてその場面にお互い出くわしてしまったとする」

「なるほどね、だからその記憶を消す方法ってわけか」

「そういう訳だ。もちろん僕がそれをしたわけではないが、忘れたい事を見たことも事実。詳しい事は話せないがな」

「そうだねぇ、大人しく忘れるしかないんじゃない?」

それが出来れば苦労しない

SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

757 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:49:53.28 ID:7+nxVYZAo
「それ以外には同じ事をして見せて、たいした事が無いって言うかかなぁ」

「それは勘弁してくれ。そんな事になったら俺は死んでしまう」

「俺の前で練習すれば良いじゃないかー」

だからそういう問題じゃ無いのだがな
詳細を話して居ない以上仕方ないと言えば仕方ない

「それも却下。ほかに何かアイデアは無い?」

「もっと強烈な出来事を体験して上書きするとか?」

「例えば?」

案外現実的っぽい案だった

「俺と熱い抱擁をかわs…
「ありがとう見知らぬ人よ、もうあうことも無いでしょうがお元気で」

期待した俺が馬鹿でした
とりあえず友達リストから削除しておくことにしよう

「しかしどうした物か、腐は論外として頼れそうなのは…」

元友人の奥さんが居たか
貧弱な友好関係に泣きそうになるが、それどころではない

SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

758 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:50:59.00 ID:7+nxVYZAo
数コール後女さんが出る

「はい、どうされました?男さん」

簡単にあらましを説明し、助言を仰ぐ

「そうですね、友が深夜に腹筋をする場面と言うのは見慣れた物ですが、それ以外に置き換えて考えて見ます」

あいつは何をしているんだ?
PCの前で腹筋とか余程運動不足なのだろうか

「しかし、どんな場面を見たのかは分かりませんが、忘れるより話あって解決した方が良いのでは?」

「それは考えて居なかったな」

「恐らく記憶を無くすより早いかと思いますが、可能ですか?」

「たぶん出来ると思う」

僕が羞恥でダメにならなければの話だが

「ならばその方が良いでしょう、及ばずながら出来る事が有ればお手伝い致しますし」

「ありがとう、でも手伝いは大丈夫かな。僕とのちょっとした話合いだけで十分だろうしね」

「そうですか、なら健闘を祈ります。がんばって下さいね」

「うん。それじゃあまた」

そういって電話を切った
さて、どうやって話のきっかけを作ったものかね

僕は今のままで十分可愛い?
それとも、俺は貧乳属性なんだ?

何れにせよ、胸の話題は避けられそうに無い
しかし、夜中にバストアップ体操をする僕なんて見たくなかったなぁ
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

759 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/15(土) 22:55:03.71 ID:7+nxVYZAo
おしまい

どうも、酔っ払いです
風呂で思いついたままに書いたのですが、終わって見て
僕ってひんぬーだっけ?
と、思った訳でして
そうでなければ完全に嗜好の問題なので申し訳有りませんでした、と言うことで
邪な想像をしていた人は挙手をお願いしますねwwww

移転依頼出してきましたので、次回は移転後に使用かと思ってます
それではまた近いうちに

SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

760 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/16(日) 08:28:20.01 ID:iF7+/erSO
ID腹筋wwwwww
吹いたwwwwww


SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

761 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/16(日) 12:07:15.61 ID:r9SSl8u/o
…。


おつおつ
友…お前…
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

762 :真真真・スレッドムーバー :移転
この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/17(月) 22:59:03.78 ID:NSZRk31Zo
リフォームする事になった
と、言っても同居とか事故の後遺症でバリアフリーにするって訳じゃない

単に嫁の友人その1が自由の限りを尽くした結果だと思う
何時までも皿で出入りが出来る家では困る訳だ

「準備できた?僕」

「うん。でも、3日分着替えとかだから時間はかからないよ」

業者に連絡して、即工事に三日かかるので家を開けるように言われた
そこまで酷かったのかとちょっと落ち込みつつ、僕との別の場所での生活にちょっとわくわくして見たり忙しい

「でも、本当に旅行行くの?」

「何を今更、僕だって楽しみなんじゃないの?」

「それはそうなんだけど、この時期に旅行ってあまり聞かないじゃない」

「空いてて良いじゃないか。のんびり出来そうでさ」

提案したのは俺だが行き先は現時点を持って決まって居ない
ま、どうとでもなるだろうよ
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/17(月) 23:01:31.57 ID:NSZRk31Zo
おわり

無事移転完了した訳で
ビバ新天地って言ったところでやる事は変わりませんがww
それでは改めてよろしくお願い致します
広い心を持ってお付き合いいただければ幸いでございますですよ

765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/18(火) 02:03:26.12 ID:NhK9hGfSO
新天地〜乙乙

移転一発目のお題
「喜」
「初」
「短」

封神演義の姫発と姫旦でも思い浮かべてたのかな?

頼んだ
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/22(土) 23:06:46.47 ID:h0Aa7Eh/o
例えば夜の家に男女が二人きりだとしてどういった状況を想像するだろうか

「はぁっ、はぁっ、そそろそきつくなってきた」

「だめっ、まだだめだよ」

息の上がった二人の男女
どこかぎこちないのはお互い初めてだからだろうか
それとも気持ちが先行しているからだろうか

「いや、も、ほんときつい」

「はやっ、いよ男。これじゃ短すぎだよっ、」

「後少しだけ、ね?」

そして響き始める二人でしか出せない音
二人だけで奏でる音楽

「ごめん、もうだめ……」

それだけ言うと大きく息を吸った後にへたり込む男

「はやすぎ、だよ」

「そういう僕も、きつそうだぞ」

「男よりましっ、だよ」

それだけ言うと同じ様にへたり込む女
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/22(土) 23:07:20.15 ID:h0Aa7Eh/o
「しかし、案外きついものだな」

「だねぇ、少し体力つけなきゃ無理かもだね」

そう言いながら耳からイヤホンを外す
そこから漏れ出すベートーベン交響曲第9番の一節
喜びの歌だ

「こんな状況で年末コンサート出られるのか?」

「だから練習しているんじゃない」

「そうなんだけどさ」

「さ、それじゃもう一回だけしよっか?」

こうして彼らの夜は深けて行くのであった
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/22(土) 23:10:03.36 ID:h0Aa7Eh/o
おわれ

さて、移転からちょっと間が開いてしまいましたが如何お過ごしでしょうか
お題に頭を使いすぎたのか分かりませんが、風邪をひいてしまい布団とお友達になる日々が続きました
だからと言ってどうと言うことはありませんがwwww
ちなみに、邪な事を考えた人は全裸で逆立ちするように
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/23(日) 11:09:41.26 ID:utnhfyoSO
寒いのになんてことを…
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/23(日) 21:54:08.94 ID:34JSv2s20
昨晩の雪のせいか、いつもよりやけに冷える朝
そのおかげで何時も以上に布団と仲良しになるそんな朝
端的に言うと、

「眠い……」

それでも起きなければ僕の有難い目覚まし攻撃が始まる訳で、

無理やりにでも起きなければいけなかった

顔を洗いリビングに向かうと、朝食の支度が出来ている様でト

ーストのいい香りがした

「おはよう僕」

「おはよう男、すごいあくびだけど眠れなかったの?」

「そんな事は無いけど、もう一度寝ていいって言われれば眠れ

る自信はある」

「いばるような事じゃないって」

言いながらも再度大あくびをする
人間の口って結構開くもの何だな……

「お待たせ、唇ちょっと切れているみたいだから後でリップつ

けなよ」

「ありがと、スースーするの苦手なんだけどなぁ」

言いながら受け取ったコーヒーをすする
うん。ちょっとだけ目が覚めた気がする

「子供じゃないんだから我慢しなさい?」

「わかったよ」

本当に子供になった気分
眠くても幼児退行するのだろうか
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/23(日) 21:55:04.77 ID:34JSv2s20
「イチゴジャムで良い?」

「うん。たっぷり頼む」

「つけすぎても美味しくないと思うんだけどなぁ」

「良いんだよ、好きなんだから」

受け取り一口齧る
うん、ちょっとつけすぎ位がやっぱり一番だと思うんだ

「男、まだ眠いの?」

「どうして?さっきよりはマシなつもりだけど」

無言で右頬を指差す

「何かついてるの?」

今度も無言で近づき顔を寄せる

「本当にどうした?」

よだれの後でも付いているのだろうか
だとしたら何のために顔を洗ったのだろう

「少しジッとしてて?」

言われるとおりにする

「うわっ!」

舐められた
文字通りの意味で舐められた

「ジャム付いていたから」

そう言いながら舌をちょっと出す僕
なにこのかわいい生物

「眠気覚めた?」

もうバッチリと眠気は飛んでいきました
今頃日本を出た頃でしょうね
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/23(日) 22:01:24.97 ID:34JSv2s2o
おわり

なんとなく思いついたから思いつくままに書いてみた
書き終えてから最近黒が出てこないなと思う
主役のはずなのになぁ……

ってな訳で本日はこの辺で
例によってお題は募集中でございますのでお気軽にどうぞー

お休みなさいませ
よい夢を見られますように
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/23(日) 22:34:36.02 ID:utnhfyoSO
眠気の代わりに殺気が飛来した
男うらやま


たまには別な人にお題を出して欲しいなと思う今日この頃

そして暖かくして欲しいと思う今日この頃
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/24(月) 21:38:04.31 ID:CrEd8ufgo
一日の仕事を終え家族の待つ場所へと急ぐ
と、言った所で物書き故精々数メートルといった所だけど

「お疲れ様。今日はもう良いの?」

「締め切りまで余裕はあるし、今回の話はいつも以上に調子も良い」

「良かったじゃない。寒い中バイクもつらいだろうし、黒ちゃんも一緒に言ってくれないものね」

「だなぁ、最近は散歩にも行ってないみたいだしな」

コタツどころかストーブの目と鼻の先位の距離で丸くなってやがるし

「黒よ、熱く無いのか?それとも丸焼きになりたいって訳じゃあるまい?」

「……」じー

「どうした?何か言いたい事でもあるのか?」

「……」ふぃっ

目をそむけたと思ったらそのままコタツにもぐりやがった
呆れられたのかよほど寒いのか
……コタツの温度設定上げておいてやるか

「僕、何か手伝うことはある?」

「大丈夫だよ、もうすぐ出来るから座ってテレビでも見ててよ」

「じゃ、お言葉に甘えて大人しく待っている事にするよ」

「うん。今日は何時もよりがんばって作ったから期待してて」

軽く返事をしコタツに座る

「っと、そういえば居たっけな」

危うく蹴飛ばしそうになる

「……」じー

「すまんって。ほら、これならいいだろ?」

それを聞き再び丸くなる黒
遠めに見れば黒豆に見えなくも無くもない
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/24(月) 21:38:36.92 ID:CrEd8ufgo
「大して面白い番組ないなぁ…」

これなら夕刊でも読んでいた方がマシだろうな

「おまたせー。テレビ見て無かったの?」

「五月蝿いのは嫌いなんだ」

「だから夕刊?」

可笑しなの、と笑う

「だから夕刊。本日二度目だけど、面白い記事が無いかなと思ってさ」

普通は一度読めば十分だろうから僕が笑うのも頷ける
俺も「今日この新聞読むの二度目なんですよ」と言う人が居たら恐らく笑うし

「今日は鍋か」

「うん。腐が面白い食材くれたから鍋にしてみたよ」

「その食材って?」

まさか魔界植物じゃないだろうな

「大丈夫。普通に鍋にして食べるものだからさ」

「なら安心したよ」

そこからすべての準備が整うまで数分
その内容を認識するまで数瞬

「何の記念日?」

「さぁ?もしかしたら僕が食べたいだけかもよ?」

それにしては量が多いだろ
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/24(月) 21:39:09.92 ID:CrEd8ufgo
謎鍋・うなぎの白焼き・山芋のサラダ・牛肉とニラとニンニクの炒め物
そして極め付きは謎の赤い液体

「この謎の液体は何?」

「生き血だよ、元気になれるって言うからさ」

「ってことはすっぽん鍋か」

「ごめいとー。男に元気になって欲しくてね」

そんなに疲れたように見えたのだろうか
そうだとしたら申し訳ないし、このメニューには感謝の言葉も無い

「僕よ、忘れ物は無いかい?」

「お酒は食後に少しだけね」

「そう言わずに」

「最近呑みすぎだよ?」

そう言われれば我慢するほか有るまい

「それじゃ、いただきます」
「いただきます」
「……」

いつの間にかコタツから出ていた黒が食べ始めたのを皮切りに箸を付けはじめる
しかし、食べきれるのか?これ
777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/24(月) 21:39:53.59 ID:CrEd8ufgo
〜寝室にて〜

結果的には食べきれたのだが、暫く苦しかったのは言うまでも無い
だがそれも風呂に入ればそれなりに落ち着き、晩酌を済ませ後は寝るだけだ
寝るだけ、なのだが……

「眠くならん」

何時も眠くなる位の量を飲んだのだが不思議だ
むしろいくらでも起きて居られそうな気がする

「どうせだしもう少し呑む事にしようか」

立ち上がり寝室を出ようとするとごみを散乱させてしまった

「めんどうだなぁ」

言いながらも片付けない訳にもいかず片付ける
すると値札が目に止まる

「服でも買ったのかな?それなら見せに来るはずなんけどな」

そこまで言った所で答えに行き着く
下着関係か、それなら見せに来ない事も納得出来る
にしても、やけに高いな。普段から浪費しない僕の事だから文句は無いけど

すると枕カバーが変わっていることにも気が付く
おそろいで青い枕とかちょっと恥ずかしいじゃないか
まぁ、良いけどさ

「さて、なにを呑もうかねっと」

すると部屋を出たところで僕と鉢合わせる
湯上りのせいか何時もと違う印象を受ける
778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/24(月) 21:40:45.51 ID:CrEd8ufgo
「どうしたの?」

「目がさえてしょうがないから少し呑みながらプロットを練ろうかと思ってさ」

「そ、そう。なら無理しない程度にね?」

「分かったよ。程々の所で寝るからさ」

それだけ言うとリビングに向かう
何故か僕の顔が寂しそうな気がしたが気のせいだろう

「……」じー

「お前さんもお休みかい?」

「……」ふんっ

ご機嫌斜めな様だ
何か有ったのだろうか

「それよりお酒お酒っと」

明日になれば機嫌も直っているだろうしさ
今はそれで良いじゃない
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/24(月) 21:47:09.81 ID:CrEd8ufgo
おわります

何故か分かりませんが仕事中に思いつく
思い立ったが吉日よし書こう。そして今に至る
恐らく>>773(恐らく風邪ひきさん)の男に殺意云々からだと思います
僕が何を考えていたのかは各人にお任せ致しますのでご自由に想像なさいませ
余談ですが、改行規制が緩くなったのが地味にありがたいですよ

それでは本日はこの辺で
寒い日が続きますが、寒さに負けぬよう明日も頑張りませう
それではよい夢をご覧になられます様に

お題に誰でもお気軽にどうぞー
お望みの物を書けるかの保障は有りませんがwwwwwwww
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/24(月) 22:11:52.37 ID:Ut2Qw6TSO
>>779
ごめいさつ

久々の黒に懐かしさを覚えた

健気な僕って転がしたい可愛さがあると思うんだ
お茶目な僕は遠くから愛でたい可愛さがある
またはギュッとry

Sっ気の僕には踏まry


結論
僕可愛い


金曜日までお題がなかったらテキトーなのを出す予定
ストックは漢字3個のが13個だからまだ安心

誰か酔っ払いさんに清きお題を!
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/25(火) 22:10:56.08 ID:K2NORBbBo
突然だが僕で遊んでみようと思う

「僕、昨日は済まなかったね」

「な、何が?」

何故声が裏返るんだよ僕
何か隠し事でもしているのか?
まさか、な

「いや、折角のんびり出来そうな時間が有ったのに相手出来なくてさ」

「ホッ…その事なら気にして無いよ。それに、男の話が早く書き上がればそれだけ時間も出来るしね」

少し安心したような僕
本当に何か有ったわけじゃないだろうな?

「そう言って貰えると助かる。今の話が出来たら何処かのんびり旅行にでも行こうか」

「それ良さそうだねぇ、楽しみに待ってるよ」

「それでだな、昨日の料理のお礼にと思って面白い話しを聞いてきたから実践してみようと思うんだが」

「どんな話?」

「それは終わってからのお楽しみだ」

寝室で待ってるよ、と伝えて先に向かう
そして何故か動揺した僕
寝室に何か有るのか?
もしかしたら昨日見つけた値札の事だろうか

「別に構わないのになぁ」

後でさり気無く探ってみようかな
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/25(火) 22:11:23.30 ID:K2NORBbBo
「おまたせっ、」

杭が打てそうな位緊張している僕が現れた
俺ってそんなに怖いのだろうか

「そんなに固くならなくても大丈夫だよ」

「別に固くなってるんじゃないんだからっ!」

「落ち着いて深呼吸しようか。そしたらうつぶせに寝転んで」

大きく伸びをしながら息を吸い
そのまま小さくなるんじゃないかと思うほど体を丸めながら息を吐く僕

「落ち着いた?」

「すこしは」

「なら良かった。これから疲れを癒そうって人を緊張させても意味ないしね」

そして寝転んだ僕にマッサージを施し始める
とりあえず背中からだ

「結構疲れがたまっている見たいだなぁ」

「そんなに固いの?」

「凍った豆腐位かな」

「良く分からないよ、それ」

小さく笑う僕
ようやく緊張が解けてきたみたいだ

「少なくてもやわらかくは無いかな」

「そうなんだろうけどって、僕が固いって事?」

「凝ってるってだけだよ、僕は抱いて寝たい位やわらかいから安心して」

「な、なら良いけど」

今なら僕の背中でお湯が沸かせる気がした
さて、そろそろ本題に入るとしようか
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/25(火) 22:12:11.33 ID:K2NORBbBo
「それじゃ僕、力を抜いて」

「うん」

横に立ち布団の上を転がし始める

「これはっ、どこのっ、マッサージなのっ?」

切れ切れに聞いてくるが、可愛く思える

「んっとまだ秘密」

そのまま十分くらい転がし続ける
案外腕がきつい

「……」ごろごろー

「お前は何時の間に来てたんだよ」

「なにっ、がっ?」

「いや、いつの間にか黒が来てて一緒に転がってるんだよ」

「……」ごろごろー

「楽しいのか?それ」

「……」ごろごろー

「どこにっ、いるの?」

「僕の足元でやってる」

「見られないじゃん!」

まぁそうなるわな
いつもクールな黒の転がる姿なんてレア物だし

「……」ごろごろー

それに合わせて僕も回る
俺も転がった方が良いのだろうか
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/25(火) 22:16:56.36 ID:K2NORBbBo
今日は終わる

しっかりとお題を出してくれる風邪ひきさんのツンデレっぷりに感動しながら書いて見た
どの辺からかは各人の想像にお任せするとして
今回は珍しく続きます
今日は続きません
単純に眠いので寝ます

こんな彼らが見て見たいとかでもお題に出来そうな気がしますのでお気軽にどうぞ
まぁ、どんな風になるかは知りませんがww

それではお休みなさいませ
本日はこの辺りで
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/26(水) 08:11:52.47 ID:zitAbPrSO
>>784
うはwwwwww転wwwwがwwwwwwっwwwwwwた


…ふう

やっぱり転がってる所を想像したら可愛い
何か新しい属性に芽生えそう
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 18:26:44.58 ID:keTZ0QkSO
最近ここに果して人がいるのか不安になる風邪引きです
風邪こじらせました


さてお題
「父」
「母」
「古」

どうなるかな?
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 18:49:20.76 ID:XlVQcda7o
>>786
同じく人がいるのか不安です

何だか非常にいじわるなお題な気がしますが、頑張って見ます
とは言うものの諸事情により今日来られるかは分かりませんが
昨日の続きも書きたいですしねぇ
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 19:51:41.97 ID:keTZ0QkSO
まずは続きだ

と咳をゴッホゴッホしながらお願いしてみる
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 22:34:52.56 ID:XlVQcda7o
次の日
僕に日ごろの感謝を表そう計画第2弾
もとい、僕で遊ぼう期間2日目

目的地に向けて僕とともに歩いている訳だが
もちろん僕は行き先を知らない

「男、まだなの?」

「後少しで着くよ」

「……」てとてと

何故かは分からないが黒も着いて来る
と、言うか俺の前を歩いている
これでは誰が先導しているのか分からないじゃないか

「黒よ」

「……」ぴたっ

何か用か?と言わんばかりにこちらを見つめる黒

「お前さんは行き先分かってるのか?」

「……」ふっ

もしかして猫に馬鹿にされた?
そして再び歩き始める黒
トテトテと、テトテトと

「男?黒ちゃんに置いて行かれるよ?」

「あ、あぁ」

心なし僕も黒に着いて行っている気がしないでも無い
そこまで俺には威厳が無いのだろうか……

「ところでまだ教えてくれないの?」

「着いてのお楽しみ、ってやつだな」

別にそんな大層な場所じゃないけど
もしかすると多少なりとも感づいているかも知れない

「黒」

「……」ふっ

今度はこちらを見ることすらしない
次出かけるときに無理やりバイクに乗せていってやるか?

「ご機嫌な所悪いがそっちの道じゃ逆だ」

「……」びくっ

一瞬震えたと思ったら何事も無く正しい道を歩き始めた
心なし速度が上がっている気がする
恥ずかしいのだろうか
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 22:35:27.95 ID:XlVQcda7o
そんな事を考えている内に目的地に着いた
途中何かの匂いに釣られていなくなった黒を探したりはしたが概ね順調だ

「しかし美味かったな」

「だね、黒ちゃんに感謝かな」

「……」ふふん

いつもより鼻が長い気がする

「でも、急にいなくなったのは良くないかな。ね?男」

「……」しゅん

今度は小さくなったぞ
どんな仕掛けになっているのだろうか

「って言うかお前さんは僕の言うことなら聞くんだな……」

「……」じー

何を当たり前の事をって目をしないでくださいまじで
まぁ、俺も僕には頭上がらないんだけどさ

「それで男。ここで何をするの?」

「かくれんぼをしようと思ってな」

「帰って良いかな?」

「勝ったほうが負けたほうの言うことを聞くとしても?」

「それ男有利じゃない」

「そんなことは無いさ、なんなら僕が先に鬼をやってもいいぞ?」

「それでも僕が不利だよ」

「なら隠れる時間は5秒でいい」

「すごい自信だねぇ。でもそれなら良いかな」

「なら決まりだ。俺が見つかったら鬼を交代して、僕が逃げ切れば僕の勝ちだ」

「それじゃ始めるよ」

僕がカウントを開始する
俺は全力で歩き逃げる
もちろん俺が勝つつもりは毛頭無い
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 22:36:05.89 ID:XlVQcda7o
「4、5さて、どこに……」

こちらに気がつく僕

「逃げる気ある?」

「有ればとっくに逃げてるさ」

「抱きついている理由は?」

「ほっぺたのソースとか、渋りながらも参加してくれる僕がかわいいと思ったからかなぁ」

「本当にソースついてるの?」

ちょっと慌てながら顔を触る僕

「う・そ・だ・よ」

それだけ言うと全力で逃げる
僕も負けじと追いかけてくるが、あっという間に見えなくなる

「ふぅ、ここまでくれば大丈夫かな?」

すると茂みから物音がした

「まさか追いついて来たのか?」

「……」じー

うん。
すっかり忘れていたよ

「忘れていた訳じゃないぞ?」

「……」じー

「そう、俺も今逃げているところなんだよ」

「……」じー

「はい。すいませんでした。忘れていました」

「……」

「後でさっきのもうひとつ買ってやるから許してください」

「……」ふいっ

許してもらえたみたいだ
次は僕を探す番だ

「男ー?怒らないから出てきなさい」

案外早く見つかった
とりあえず隠れて様子を伺うとしよう

「男クン、君は完全に包囲されているっ!あきらめて出てきなさいっ!」

包囲も何も一人しかいないじゃないか

「今出てきたら飴あげるよー」

そこまで飴好きじゃないし

「早く出てこないと洪水に飲み込まれちゃうよー?」

洪水が起こってたまるか
むしろ起こせるなら見せてくれ

「男?早く出てこないと帰っちゃうよ?」

それは困る。が、まだ出て行かない
しかし、僕から出たとは思えない台詞ばかりだな
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 22:36:33.93 ID:XlVQcda7o
「男、何処に行ったの?」

やばい、ちょっと涙声だ
いい加減限界かもしれない

「呼んだ?」

無言で近づいてくる僕
これから何をされるのだろうか

「ばか…急にいなくならないでよ」

抱きつかれた
それもかなり力強く

「ごめんな」

「もういなくならないでよ?」

「肝に銘じておくよ」

「そ」

そうそっけなく返事をしたと思った次の瞬間
今までとは比べ物にならないくらいの力で締め上げられる俺の体

「ちょ、僕痛いって」

「……」

無言で締め上げ続ける僕
正直かなりしんどい

「ごめっって」

息も絶え絶えに言う

「……」

そのまま地面に引き倒される
俺の上に僕が覆いかぶさる体制
このままキスでもするのではないかと言う位の距離
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 22:37:00.28 ID:XlVQcda7o
だが現実はそこまで甘くは無く
僕が立ち上がり見下ろされる格好になる俺

「そのまま聞いて?良いって言うまでしゃべるのは無し」

「わかった」

ゲシッっと音がした
思いっきり太ももを踏まれた
正直僕が怖いと思いました

「しゃべるのは無し、良い?」

コクコク

うなずく俺

「まずは昨日のマッサージの後の転がされたことの意味は?」

「えっと、」

また踏まれる
質問しておいてそれは無いんじゃないかなぁ

「喋って良し。ただし語尾にすいませんでしたとつけること」

「あれはですね、その、大きくなると聞きまして、すいませんでした」

しっかり調教される俺

「何処が?」

「その、胸部の脂肪がですね」

ドスッっと鈍い音
……正直腹はつらいです

「無くて悪かったね」

千切れんばかりに顔を振る

「なら、何だって言うの?」

「僕が気にしてる風だったから」

ゲシッ
また踏まれる
何故だ

「語尾」

「すいませんすいません」

思わずあやまる
だって目がすごく怖いんだもん

げしっ

何故踏まれたし

「不穏な空気を感じたので」

俺の嫁はエスパーか?
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 22:37:32.59 ID:XlVQcda7o
「次の質問。今日ここに来た意味は?」

見つめる俺
喋って踏まれるのはもう嫌だ

「しゃべて良し」

「僕に楽しんでもらいたかったのと、たまには我侭いってほしいと思ったからです。すいません」

「っ!」

動揺し、赤くなる彼女

「普通に喋っても良いし語尾ももういいよ」

「本当に悪かったな」

「もういいよ、帰ろっか?」

「だな」

神様今日も我が家は平和です
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 22:43:08.52 ID:XlVQcda7o
おわり

マッサージの続きに当たる話な訳ですが
予想外に長くなってしまいました
黒僕化した辺りは中々書きやすかったのですが、違うします
本当は風引きさんらしき人を蹴る描写もしようと思ったのですが、上手く組み込めず断念

話は変わりますが、風ひきさんのお題を書くに当たって
僕の両親の話になると思うのですが、>>1の設定からは大きく外れてしまう可能性が大きい訳で
それでもかまわないでしょうか?
一人でも嫌な人がいれば何とかしますので教えてください

それでは本日はこの辺りで
皆様に良い明日が訪れますように
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 23:12:36.75 ID:keTZ0QkSO
ごちそうさまでした
お腹いっぱいでふ

元々今回のお題はおいらが前に書いた男母視点の物語を書くために使ったお題だったんだ
投下するまえに結局書いちゃったけど

1は確か前にちらっと僕の両親を出した気がする
不思議世界でだけど

おいらはおk
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 21:39:26.46 ID:c+hPiKl7o
どうも酔っ払いです
取り合えず書いてはいますが、反応待ちにしようかと思います
遅くても今週末には投下するつもりではいますが
一人でも設定変えたり作るなって人がいれば辞めるつもりでいます

それではまた近いうちに
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 23:31:28.09 ID:zaURPuojo
日も落ち薄暗くなり始めた部屋で二人向き合う
こうしていると、時間を忘れる位話続けた日々を思い出す
違うのは目の前の紙切れと無言の空間が広がる事だけだ

最初は一人だった
次に一匹増えて一人と一匹
一匹が間に入って他人だった知人が増えた
その中の知人が大切な一人に思えるようになって
最後には一人と一匹と一人になった

結局の所、どれだけ彼女を理解出来ているかと問われれば全く出来ていないのだろう
こうなった決断をしたのは自分だが、切欠を作り気付かせたのは自分じゃなかった

その昔彼女はこう言った

「物事が始まった事を知らずに終わるのと、終わった事だけ知る事はどちらが幸せなんだろうね」

その時にどう答えたのかは覚えていないが、彼女が続けた言葉は覚えている

「僕は両方ともの状況を沢山見ているけど、僕自身は後者が幸せだと思うんだ。次に活かす事も出来るからね」

その後何かを問うたのだろう。

「確かにそうなのだろうね、だからこそ僕は願うんだ」

そう言って目を閉じ呟く彼女
彼女らしいと思ったが思い出すことが出来ない
雰囲気に呑まれてしまったからなのか、この状況だから思い出せないのかは分からない

「後は男の判を押すだけだよ」

「あぁ」

分かっているしそれが最善だとも分かってはいる
だが体が言う事を聞かない
俺は本当に彼女を守ることが出来るのだろうか
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 23:32:02.39 ID:zaURPuojo
「男、少し話をしないかい?」

あまりの情け無さに痺れを切らしたのかそう切り出す彼女
頷き返すことしか出来ない自分に腹が立つ

「止まない雨は無いと言うけど、自分が雨の中にいる事を自覚しないのとするのとではどちらが幸せだと考える?」

「無自覚な方が幸せなんだと思う。不幸のどん底にいても幸せを感じられると思うし」

「なるほど、僕は反対に自覚した方が幸せと考える」

「何故?」

「雨をしのぐ事が出来るし、上がった事も分かるから」

僕らしいな
その強さは一緒にいて何度救われた事か

「それでも雨が上がっても晴れだとは限らないぞ?」

「それでも雨に濡れ冷え切った体を一人抱き締めるよりましさ」

「上がっても一人だったらどうするんだ?」

「少なくても僕の場合は大丈夫さ」

「どうしてそう言いきれる?世界を洗い流す様な雨が降ったらどうするんだ」

暫し無言の彼女
言葉に詰まると言うよりは、探している様で
困った顔と言うよりは、自信に満ちあふれた笑顔

「君がいるじゃないか」

どんな言葉より響いた気がした

「ようやく押してくれたね」

そう言って微笑む僕
一瞬何の事か分からなかったが、次の瞬間に理解した

これでもう後戻りは出来ない
毛頭する気は無いが、覚悟は決まった
神様、これからは彼女を守りながら二人と一匹で歩いていきます
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/05(土) 23:35:43.29 ID:zaURPuojo
続く

週末と言いながらも残すところ後30分程
いただいたお題を使い書いていたら区切りながら時間軸を変えながらの方が良いような気がしました
あまり明るい話ではない上に分かり辛いとは思いますが、もうしばらくお付き合いいただければと思います
なお、彼女の両親や設定云々は出てこないとは思います

それでは続きは本日中か明日にでも投下するつもりでおりますのでしばしお待ちを
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 23:50:59.73 ID:LsEwj4CSO
乙乙
本当に人が少なくて寂しさのあまりお腹を壊しそう
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 00:19:09.74 ID:7mc4Srvfo
事の起こりは些細な情報のリークだったのだろう
それがいつの間にか連日報道される様な大事になり
それに連なるように大小の問題が指摘されてしまい
最後には所属する作家までも巻き込む事態となった

しかし、そんなことはどうでも良い
問題なのは僕を守る事が出来なかった事だ

「すまない」

「謝らないで?こうなったのは男のせいじゃないんだからさ」

言われも無い中傷と無意味な迫害
どちらであっても無関係で無害な筈の興味本位の攻撃
俺はともかく僕にはなんら関係の無いはずの話
それでも僕に危害が及んでしまったのは事実だ

「本当にすまない」

「謝らないでって言ってるでしょ!」

声を荒げる僕
それでも頭を上げる事が出来ない
いずれこうなる事は分かっていた
でも、何も出来なかった

「……ック、僕なら大丈夫だから」

ほら、やはり泣かせてしまった
体の傷ではなく心の問題
本来は純粋であるはずの僕が耐えられる筈は無かったんだ
僕の旦那としてだけでは無く男としても失格だな

「あのさ、おとこ
「なぁ、僕。頼みがある」

彼女の声を遮る様に少しだけ大きな声を出す

「な、なにかな?」

少し驚いたのか裏返った声で返事をする彼女

「俺たちが出会ってからずいぶん経ったよな」

「うん、色々あったね」

「あぁ、色々あり過ぎて思い出すのに一苦労だ」

本当に色々あった
古いことも最近の事も
良い事も悪いことも本当に沢山だ
だからこそ俺は覚悟を決める
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 00:19:41.24 ID:7mc4Srvfo
「おと、こ?」

よほど険しい顔をしていたのだろう
彼女が心配した声をかけてくる

「ね、二人で旅行へ行ったときのこと覚えてる?」

よしてくれ
今の俺にその思い出は重過ぎる

「僕!」

「嘘だよね?男がそんなこと言うはず無いよねっ?」

あぁ……どこまでも駄目な男だ
悟られてどうするんだ

「すまない」

「どうしてそこで謝るの?謝ることなんて何も無いじゃない!」

泣き崩れる彼女
しかし肩を抱く資格は今の俺には無い

「僕、よく聞いてくれ」

「いやだっ!聞きたくなんか無い!」

「ぼくっ!頼むから…頼むから聞いてくれ」

一瞬肩を震わせた後静かになる彼女
部屋に響くのは嗚咽と外から聞こえる雑音だけだ

「俺にはこれ以上僕を守る事が出来ない。だから、終わりにしよう」

そう言いながら何時かと同じテーブルに何時かとは逆の意味を持つ紙を置く

「ぼくは、どんなにつらくてもおとこといたいよ……」

「俺は僕につらい思いはさせたくないんだ。ただ、幸せで居て欲しい」

「ならっ!」
「だからこそだ!大切に思うからこそ別れて欲しいんだ」

これは完全に俺のエゴだ
自分勝手な思いの押し付けだ

「分かってくれ……」
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 00:20:13.24 ID:7mc4Srvfo
しばらくテーブルを挟んで向き合う
彼女はとてもひどい顔をしていた
おそらく俺もそうなんだろう

「ック…」

彼女の涙は止まらず流れ続ける
たった数十センチの距離なのに果てしなく遠く感じる
同時に止められない不甲斐なさを呪う

〜数日後〜

結局彼女は紙にサインをすることは無かった
しかし引越しを建前に別居することになった

彼女は彼女の両親を頼りながらも一時的に姿を消すそうだ
俺はどこへ行った所で状況が変わる筈も無く堂々と居を構える事にした

再び一緒に暮らせる日を夢見て
彼女の去り際の言葉が本当になることを祈りながら

「それじゃあまたね」

「あぁ、また」

またこの場所で会いましょう
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/06(日) 00:27:54.93 ID:7mc4Srvfo
一区切り

後もう一本だけ続きます
そちらに関してはどうしようか悩んでいるところなのですが
ご都合主義のハッピーエンドか現実主義のバッドか
どちらにせよ落ちはつけなければいけないのですが、どうしたものか
いずれにせよ明日また来ます
意見があれば今のうちにどうぞ

>>801
乙感謝です
あまりの人の少なさに残念でなりませんよ
やはり>>1の変わりは無理だったと言うことなのでしょうかねぇ
昔日の栄華をもう一度って感じではありますけどねwwww

それでは体調や事故に気をつけてくださいな
おやすみなさい。よい夢を
806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 00:30:25.93 ID:JLXvvi7ao
遅れて乙です。
この先どうなるかがすごい気になる・・・
おら、ワクワクしてきたぞ!
807 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 01:09:44.26 ID:SlscPfyAO
最近腹痛やら風邪やらインフルやら猛威を振るってますからねぇ
本当に乙です
風邪引きさんお大事に
皆さん体調には気をつけてー
808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 02:40:31.86 ID:gjLBrSRSO
乙乙
今夜はもう来ないかと思ったら来てた
しかも人が来てるようだ

続きが気になるぞなもし
久々のシリアスにワックワックしてる

しかしたまには>>1のなんとも言えない虚無感もみたいなあ
809 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 20:41:27.75 ID:7mc4Srvfo
例えば昔大切なものを手放したとしよう
本当に大切で、二度と同じものは戻らない

そもそも手放さなければいいだけの話なのだろうが、俺の場合は状況と何より自分が許さなかった
それでも元に戻るように努力した
再びの暖かい日々に戻れるように

何時かのテーブルを挟んで二人
やはりこの距離が果てしなく思える

「久しぶりだね、少しやせたかな?」

「かも知れないな」

「もう、その様子じゃまともなものは食べてない?」

「少なくても何時かの麻婆茄子よりマシなものは食べていたかな」

「それは忘れてよ、ばか」

そういって笑うが何時かの笑顔とは程遠い
無理して笑っている様に感じた

「僕は、元気そうだな」

「そう見える?」

「いや、すまない」

顔色が悪いわけではなく、火が消えたようだった
一言で言えば覇気が無い

「男はさ、大丈夫だった?」

「問題ないさ、あらかじめ近所に人が少ない辺りを選んだしな」

あの後、騒動に一区切りが付いた後別の騒動が持ち上がりこの件は沈静化
今では報道される事も無く、世間からは忘れられた様に思える

「僕の方は?」

「男と会えないほうが辛かったかな。それ以外は何にも」

「そうかならよかったよ。黒は元気か?」

「……」

「黒ちゃんも元気なかったよ。今はうれしい見たい」

そう言い黒の頭をなでる彼女
確かに元気はなさそうだ
810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 20:42:13.13 ID:7mc4Srvfo
「みんなさ、男が居ないと駄目なんだよ。腐も心配してたし、遊び相手が居ないとつまらないって」

「俺で遊ぶの間違いじゃなくてか?」

「かも、しれないね」

そういって笑いあう
昔のように笑えているだろうか
昔のように笑ってくれているのだろうか

「それで、今日はどうしたの?」

「……これからのことについてだ」

「って事は解決したの?」

「8割がたって所らしいが、前のようにはまずならないと思って間違いないだろうな」

「それで、どうしたいの?」

どこか嬉しそうに話す彼女の目の前に紙を置く
どちらであっても受け入れる覚悟は出来ている

「これ…は?」

「好きなほうを選んでくれ。俺にどうこう言う資格は無い」

「ふざけてるの?それとも馬鹿にしてる?」

明らかに怒気をはらんだ声
それでも耐えなければいけない

「俺の覚悟は出来ている。後は僕の気持ちを聞かせてくれ」

「だからふざけるなって言ってるでしょ!」

そう言いテーブルを叩く彼女
あおられた様に落ちる紙が一枚

「拾うなぁっ!」

彼女の声に気圧され拾おうとした手を引っ込める

「それは必要の無い物だから拾わなくても、いい」

感情を殺した声でそうつぶやく彼女

「僕はさ、どんな状況であっても男となら平気だと思ったんだ。今も、そう思ってる
「だから、男もそう思ってくれていると、そう感じてくれていると思ってた
「だからこそあの日は辛かった。一番辛かったんだ……」

涙をこぼしながら続ける彼女
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 20:42:55.36 ID:7mc4Srvfo
「だからね?今日会えたのがすごい嬉しかったんだよ?それなのにまた同じ紙を見た僕の気持ちが分かる?」

僕の言葉で目が覚める
やり直す筈だったんじゃないのか?
同じ事を繰り返して馬鹿じゃないのか俺は

「すまない」

「謝らないでよ、そんな言葉は欲しくない」

「分かった。それなら……」

僕の目を見て、それから下に落ちた紙を拾い上げる
そして目の前で破り捨てる

「僕、また俺と結婚してください。子供は男の子と女の子を一人づつで幸せな家庭をつくろう」

「……うん。僕もずっとあなたを好きでいても良いですか?」

人生二度目のプロポーズと二人だけの結婚式
見届け役兼神父役は黒い猫
神様今度は大丈夫です。今までありがとうごいました。
また会う日までお元気で
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/06(日) 20:53:30.69 ID:7mc4Srvfo
おしまい

結局元に戻るといった具合な終わりなわけですが
やっぱり彼らには不幸な終わりってのは似合わないと思うのですよ
時間軸的には最初のが結婚直前で残りは結婚数年後って具合に考えています
だからその間にあれやこれやが有るわけなのですが、その辺りはご想像にお任せいたします

>>806
乙感謝ですよー
落ちが付いてからのレスになりますがわくわくして頂けたのなら幸いです

>>807
乙ありがとうです
お気使い頂いて痛み入ります

>>808
乙感謝です
一応書きあがっては居たのですが自分の中でもう一度考えて見ても?と思ったので少し時間を明けました
こんな感じで賑やかになってくれればと思いますよ

余談ですが、改めて最初のスレを読み直した訳ですが
改めて>>1の手腕に感服致しました

それでは今夜はこの辺で
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 00:42:05.20 ID:ZYafapOSO
乙乙
よかったよ
綺麗にまとめたね
実に良い

>>1の設定は引き継げても、世界観は引き継げないよね
あれは凄い
たまにはみたいな

でも酔っ払いさんのもまた味があって好きだなぁ
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/11(金) 01:32:26.84 ID:P6ThfWNSO
とりあえず次のお題
「恨」
「怨」
「憾」

中々ダークな、しかも似たお題
さてどうする?
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 23:34:27.49 ID:gnuNG+OBo
明日世界が終わると言われたらあなたならどうしますか?

ありふれた文句だが、実際起こってしまえばどうと言うことも無く
酷いくらいに落ち着いた自分が居た
それは諦めなのかもしれないし、最愛の家族と居るから不安がないからかも知れない

事の起こりは昨晩まで遡り、場所は休養地に選んだ電波の届かぬ山奥のペンションで始まった
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 23:35:16.43 ID:gnuNG+OBo
〜昨晩〜

ここへ来て早1週間
そろそろ家族が増える覚悟も出来た
後は増やすための儀式をするだけなのだが、中々タイミングがつかめない
さて、どうしたものか

「男、晩後飯はなにがいい?」

「肉とかうなぎとか食べたい気分」

「またなの?ここの所お肉ばかりじゃない」

「駄目?」

「いいけどさー」

それだけ言うと台所に戻っていった
去り際の笑顔を見ると、とんでもなく罪深い行為を計画している様に思えるから不思議だ

「これも逃げの一種かねぇ」

まぁいいさ、今日こそ決めようじゃないか

「……」じー

「何か言いたい事でもあるのか?黒」

「……」ふぃっ

付き合いきれんってオーラがにじみ出ている気がする
毎日今日こそ決めると決意していればそういう反応にもなるか

トントン

来客を告げる扉を叩く音が聞こえた
ここに居ることを知るのは少数だしほかって置けば勝手に入ってくるだろう

ドンドンドン

ずいぶん気の短い客だな
とりあえず出る事にするか

バタン

扉の開く音がし、腐が飛び込んできた
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 23:35:57.42 ID:gnuNG+OBo
「腐よ、確かに勝手に入ってきても良いとは言ってあるがもう少し落ち着いたらどうだ?」

「それどころじゃないんですよっ!僕はどこにいますか?」

「僕は台所だが……」

「僕っ!ちょっとこっち来て!」

「そんなに慌ててどうしたの?」

確かに尋常ではない感じだ
地球でも爆発するのか?

「いい?二人とも落ち着いて聞いてね?」

「十分落ち着いているから早く要件を言え」

「実はね、明日で地球が終わるみたいなの」

思わず二人目を合わせる
後、大爆笑

「まじめな話なんだって!」

「だってなぁ」

「ねぇ、地球が終わるって映画じゃないんだから」

映画ですら終わらない
どこからとも無くヒーローが現れ地球は救われる
少なくても物語の中の世界は波乱万丈だが終末とは無縁だ

「わかった。ならこのラジオの録音を聞いて」

ラジオの内容はこうだ

・地球が隕石郡の中に突っ込むこと
・それに伴い地球環境が激変すること
・隕石の衝撃で大規模な地殻変動が予測されること
・最低でも地球全域に隕石が降り注ぎかなりの被害が予想されること

話は聞かせてもらった。人類は滅亡する
まさしくそんな話だ
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 23:36:36.91 ID:gnuNG+OBo
「だから明日が最後の日なんだよ」

正直理解し難い
実感が無さ過ぎて作り物としか思えない

「とりあえず私は帰るから、二人とはこれが最後だね」

「あ、あぁ。知らせてくれて助かったよ」

僕は言葉を失い立ちすくんでいる
相当ショックを受けているようだ

「僕?大丈夫か?」

「大丈夫、とはいえないかなぁ」

「何か出来ることは?」

「……抱きしめて」

そう弱弱しく答える

「これでいい?」

「うん……」

返ってくる力も非常に弱い
まるで子供の様じゃないか

しばらく二人で抱き合い、気がつけば日が暮れていた

「落ち着いた?」

「うん。もう大丈夫、かな?」

「なら良かった。とりあえず座ろうか」

頷くが上手く動けないらしい僕を抱きかかえソファに座らせる

「どうしてなのかなぁ」

そうつぶやく僕

「どうして男とまた暮らし始めたばかりなのにこうなっちゃたんだろうね」

まともに返事を返す自身が無い
と、言うか反応できない
どう言葉をかければ良いというのだ

「ね、どうすれば良いのかな?」

「俺にはどうにも出来ないけど、今はここに居る」

僕の隣に居る

「うん、今はこれでいいかなぁ」

そう言い一人で納得する僕
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 23:37:23.38 ID:gnuNG+OBo
「ね、男。終わる前に誰かに手紙書かない?」

「それは構わないが俺の場合僕に書くことになるぞ?」

「それは禁止、家族以外の誰かに書くこと」

それなら必然的に一人に絞られる

「それなら20分後にこの場所に集まるか」

「それは嫌。ここで一緒に書かない?」

「なら便箋とペンを持ってくるよ」

「うん。なるべく早く、ね?」

手を上げ返事をし部屋にとりに行く
幸いすぐに見つけ居間に戻る

「おまたせ」

それだけ言い紙を渡す

「ありがと、それじゃ書き始めるけど見ないでね?」

「それはどうだろうな」

「別に見ても良いけど夕飯抜きだから」

それはきつい
おとなしく俺も書き始めることにしよう
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 23:37:49.39 ID:gnuNG+OBo
〜現在〜

結局僕の手紙の内容は分からないままだ
何れにせよ出さない手紙に意味は無いとも思うけど
伝わらない思いは何の重さも持つことは無い

「ね、男」

「ん?」

「男は誰宛に書いたの?」

「俺は……秘密だ」

俺が誰に書いたのか
どんな内容なのかは誰にも教えるつもりは無い
手紙自体も既に灰になっている

「どうしても?」

「どうしても」

「そういう僕はどうなんだ?」

「僕はね、秘密かなぁ」

「ならお互い秘密どうしでいいじゃないか」

「そうなんだけどね」

そういって微笑む

「ね、男」

「ん?」

「男から見て僕の親はどう見えた?」

僕の両親ねぇ

「少なくても普通の夫婦に見えたかな」

「僕にはね、分厚い仮面をかぶった夫婦に見えたんだ」

僕は続ける
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 23:38:38.41 ID:gnuNG+OBo
「僕がまだ中学生の頃かな、きっかけがあったんだ
「一度気が付いてしまえばもう忘れることはできない
「それ以外にも色々あって僕も仮面をかぶることにしたんだ
「そのことに気が付いてからは両親を恨んだよ
「僕がこうなったのは親のせいだってね
「一番酷いときには死んでも怨み続けるつもりだったんだ
「でも、男と出会い最近はこう思うんだ」

少し間を空け何か考える風な僕

「二人とも弱いただの人間だったんだって
「そう気が付いてからは昔の自分を憾んだりしてね
「でも、それすら無意味って教えられたりしたんだ
「終わり間近に気が付いてもって思うけどさ」

そう言い微笑む僕

「さ、暗い話はこれでおしまい。おなかすいたし何食べたい?」

「そうだなぁ、二人で作りながら考えるか」

「それも悪くないね」

最後だろうと最初だろうと何も変わらない
俺は家族と過ごします
世界が終わろうと知ったことではありません
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 23:46:01.57 ID:gnuNG+OBo
終わります

その後の彼らは誰かの手にゆだねるとして
私の見ていた彼らの世界は閉じてしまった事は事実な訳でして
それと同時に私の見た世界を見ていたここを見ていた皆さんの世界も閉じてしまった訳で
何が言いたいかと言うと、私にこの物語の世界を書くことは出来なくなりました
1000まで行けなかったことは残念ですが、その辺りは他の誰かに任せるとします

私は私の世界に戻ります
皆さんは皆さんの好きな世界を見てください
皆さんの中の原石を持った人が後を継いでくれる事を期待して私は去ることにします
それでは縁があればまた会いましょう
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/19(土) 02:10:14.55 ID:svsTFgWSO


残念だけど仕方ないね
また気が向いたら頼むよ


さて、人がすっかり居なくなってしまったな…

いるか分からないけど次のお題

「誠」
「湧」
「判」

また書こうかな…
せめてこのスレを1000まで持って行かなければ…
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 13:14:42.74 ID:bnvH9QvDO
猫「…」

「…」

猫「…」

「チュ」鼻キス

猫「…」

「チュ、チュ、チュ、チュ」鼻キス鼻キス鼻キス鼻キス

猫「…」イラ

「チュ、チュ、チュ、チュ」鼻キス鼻キス鼻k(ry

猫「…」ヒッサツネコパンチ

スカッ

猫「!?」

「チュ、チュ、チュ、チュ」鼻キス鼻キスh(ry

スカッスカッスカッスカッ

「チュ、チュ、チュ、チュ」鼻キスh(ry

猫「…」

「チュ、チュ、チュ、チュ」鼻キs(ry

猫「…」グター



825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 13:17:13.29 ID:bnvH9QvDO
猫「…」パチッ

男「あっ、起きた」

猫「…」

男「…」

猫「…」

男「…」鼻キ猫「…」ネコパンチ

バシッ

男「痛い」

バシッバシッバシッバシッ

男「痛い痛い!黒止めて!!」

バシッバシッバシッバシッ

男「何でそんなに怨念こもってんだ!?」

バシッバシッバシッバシッ

猫「…」チョットウレシイ



826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 13:19:29.62 ID:bnvH9QvDO
男「なぁ許してくれないか?」

猫「…」プイッ

男「非常に遺憾なご様子で」

猫「…」

男「サンマ…」

猫「…」ピクッ

男「刺身…」

猫「…」ピクピクッ

男「許してくれよ」

猫「…」トテトテ

男「あっ、おい、どこ行くんだ」

猫「…」ジー

男「バイク…。今から買いに行けってか」

猫「…」ジー

男「はいはい、分かった分かった。お前もくるか?」

猫「…」ヒョイ

男「ははっ、分かったよ、相棒。んじゃ行くか」ブロロロ……



昼寝の邪魔と悪夢を見せた恨みは恐ろしい。

でも、こんなこともあるから時にはいいかも、と思ってしまう。


猫「…」グデー

「チュ(ry」鼻キs(ry


……出来れば、見たくはないのだけれど。
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 13:31:26.03 ID:bnvH9QvDO
終わっとけ


初めて書いてみた
ムシャクシャしてやった

見にくいと思うし、キャラとか色々変だと思うけど、勘弁願います
無理にお題なんてやるもんじゃないね

ムシャクシャしてやった
だが後悔はない



大分遅れたけど>>815
ありがとうございました
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 16:43:54.26 ID:VPsT/MbSo
良い感じだよ
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 23:07:29.02 ID:nMBxGNDSO
良いではないか

830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/12(土) 01:12:48.09 ID:D9p84ZPSO
皆さん無事ですか?
風邪引きは無事ですよ
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/12(土) 08:48:13.94 ID:rf7qRHwho
酔ですが同じく無事です
停電位しか被害がありませんでした
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/12(土) 10:08:04.39 ID:0vZgvtyqo
生存確認してるみたいだし一応。
私はただの読者です^p^
833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/12(土) 11:28:48.91 ID:D9p84ZPSO
東北が大変な事に…

>>1とかシエン猫さんは無事だろうか…
酔っ払いさんが無事でなにより
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/12(土) 11:53:21.23 ID:D9p84ZPSO
男「………終わったか?」

僕「…大きかったね…」

男「おい黒、いい加減人の頭から降りろ。僕はテレビを着けて」

僕「もうやってるよっと…」

僕「…震度7?」

男「え?!…本当だ…」

僕「大丈夫かな…」

男「大丈夫な訳がないだろ。…心配だ」

僕「僕達に何が出来るかな?」

男「はっきりいうと何も出来ない。出来ることは募金、献血かな」

僕「…もどかしいね」

男「ただ、多くの人が助かるよう無事を祈る。それだけだ」



出来るだけ多くの人が助かりますように…
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 00:46:04.09 ID:Ks0op2GSO
震災から一週間が過ぎました…
未だ復興の光りは僅かしか見えず、更なる恐怖までも牙をむいています。

そんな中、私にはお題を出すことしか出来ません…

お題
「復興」
「平和」
「感謝」

早い復興と平和を望み、支援して下さった国々への感謝を私は忘れません。
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/03/20(日) 00:59:14.13 ID:zi40qphFo
明日辺り挑戦して見ます
被災した人が元気付く様な物を目指しますよ
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 22:02:28.27 ID:Ks0op2GSO
>>836
さあこい
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/03/21(月) 00:01:22.30 ID:1HOG/v/0o
未曾有の大災害から早3週間
騒ぎの中心に居た原発もいまや落ち着き、被災地は復興へ向け歩き始めている
世の中は一部を除き平和を取り戻しつつあったのだが、そんな中我が家に事件が起こった


「男、いいニュースと悪いニュースがあるんだけど、どっちから聞きたい?」

「悪いニュースからで」

「食材が小麦粉と野菜が少ししかないんだよ」

今から買いに出て手に入るだろうか
現状入荷すぐを狙わなければめぼしい物は手に入らない

「良いニュースってのは?」

「なんと小麦粉と調味料が残ってるんだ」

正直代わり映えがしないぞ、それ

「どうしようか?」

件の震災が起こってから被災地以外でも物資が手に入りづらくなっている
原因は明白で、買占められるからだ
手に入る事を感謝し、譲り合えばこんな事にはならないんだろうが、悲しい話だ
だからこの場合は小麦粉と野菜が残っていることを喜ぶべきなんだろう

「今から買いに出ても無駄だろうなぁ…」

「だろうね、幸い黒ちゃんの缶詰があるからそれで何か考えてみる?」

「……」ぴくっ

自分の食事の危機を感じたのか黒がこちらを見つめてくる

「お前の飯は取らないから安心して寝とけ」

「……」ふぅ

軽く息をつくしぐさを見せた後、丸まり寝息を立て始める
まったく持って現金なやつだ
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/03/21(月) 00:02:48.96 ID:1HOG/v/0o
「インスタント食品はある?」

「何にも、本当にさっき言ったやつだけしかないんだよ」

小麦粉があれば何とかなるんだろうが、いささか量が心もとない
贅沢なんだろうが僕が遠慮してあまり食べないだろうから、それを考えるともう少しほしいところだ

「よし、鍋にしようか」

「これしか食材が無いのに?」

「無ければ集めればいい」

「売ってないと思うよ?」

「女に連絡して適当な食材を持ってくるように伝えて、俺は友に連絡取るから」

「それは良いけどどうするの?」

「言ったろ?鍋パーティーの始まりだ」

その後連絡が取れた二人からは快い返事と食材を持ち寄る事を確認出来、無事パーティーの開催が決定した

「それでどうするの?食材ないよ?」

「小麦粉と野菜があればすいとんが出来る。後はあいつらの食材しだいだな」

「その辺は男に任せるけど、お酒も無いよ?」

「必要ないだろ。さすがに水杯は縁起悪いから緑茶で十分じゃないか?」

酒は手に入るが、自重するべきだろう

「それなら問題ないかな」

「だな。準備手伝うよ」

「サラダはどうする?黒ちゃんの缶詰使えば出来ないことは無いけど」

「……」ぴくっ

「食べないから寝てなさいってば」

半分眠りながら反応するとか流石としか言えない
ふと気が付くと僕がにやけている
もしかしてわざとか?

「さ、準備始めようか」

俺も壊されても良い様に各部を補強しておくとしようか
酔わなくても騒がしくなるだろうしな
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/03/21(月) 00:08:54.62 ID:1HOG/v/0o
終わります

書けなくなったとか良いながらまた書いている訳ですが、広い心を持って許していただければと
今回の事態に何が出来るかと考えたときに、仮初でも平和を感じられるものをと思い今に至った訳でして
結局何が言いたいのかというと、必要最低限のものだけ確保して後は譲れば平和なのになって感じました
震災に関係ない東京はおろか田舎ですらめぼしいものが手に入らない始末
浅ましいとしか言い様がありません

様は譲り合えばみんな幸せなのにね
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/21(月) 23:33:32.37 ID:mWrJ4dxSO
>>840
乙乙 よかったよ

また書いて下さいね
842 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2011/03/24(木) 10:11:06.39 ID:kQoGPPcj0
受験終わったよー!
志望校は落ちたけど私立のトップに引っかかったよ!

宮城県民でしたが無事でしたー。
とりあえず色々と落ち着いたら一つか二つ投下しようとおもっています。
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/24(木) 20:31:18.92 ID:ZJHWX4vSO
>>842


お題は変わらずで
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/17(日) 17:27:09.76 ID:s9A2GALNo
あの忌々しい自然災害から既に一ヶ月が過ぎ
寒く、寂しい季節から、暖かくて穏やかな季節に移り変わろうとしている。
俺のいる地域も、少なからず地震の影響を受けたが
今では、街でも、何事もなかったかのように、毎日が移り変わって行く。

そして、一応、友や女さん、腐や子供などの安否も確認ができた。
しばらくは大丈夫だろう。


「…うーん、原稿が書きあがらない」

「少しは休んだら?」

僕が珈琲を出しながら、提案をしてくる。
しかし、どんなことがあってもやっぱり僕は可愛いなぁ。 ああ僕かわいいかわいいかわ(ry

…っと、そんなことを考えている暇はなかったんだった。
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/17(日) 17:28:50.41 ID:s9A2GALNo
「休みたいのは山々なんだけど、先月分の締め切りに間に合ってないし、急いでやらないと少しきつい状況なんだ」

「へー、大変なんだね、お疲れ様」

「やぁやぁ諸君!元気にしているかな?」

「かな?」

威勢の良い声とともに、腐と子供が入ってくる。

「…君はどうやって家の中に入ったというのかね?」

「禁則事項です☆」

「…僕、どうする?」

「どうしようか…」

「えっ、ちょっ、待って!待ッウワアアアアア」

腐の叫び声が聞こえたと同時に、痛々しい音が部屋中に響く。
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/17(日) 17:31:15.90 ID:s9A2GALNo
「…まぁ、これで懲りたかな?」

僕がそういう。
しかし腐のことだ、これぐらいのことでは懲りないだろう。

「とりあえず、今回はこれぐらいにしておくかな」

「うぅー、痛いじゃないか」

「いや、勝手に入ってくるほうが悪いだろう」

「わるいわるい!」

「あぁー!子供ちゃんが何時の間にかそっちサイドに!」

「…まぁ、仕方ないんじゃないかな?」

横で黒が少し呆れているような顔をしている。


春の季節は程遠そうだが、いつまでも楽しくいられるということだけで、幸せなことだと思う。
もし、今回の震災でこの日常が無くなってしまっていたら、俺はどうなっていたのだろう。
それを考えるだけでゾッとする。
でも、今この時があるということを、日々大事にしていきたいと思う。
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/17(日) 17:33:41.30 ID:s9A2GALNo
ということで、初投稿でした。
何もせずに、ここが廃れていくっていうのも嫌だし、どうせならチャレンジしてやろうと思いまして。
…こんな出来で大丈夫なんだろうか^p^

あの震災から一ヶ月が過ぎましたが、皆さん元気でいらっしゃいますでしょうか。
どうかこんな私のものでも楽しんでいただけたら幸いです。
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/04/17(日) 22:26:13.88 ID:PK8I/RaXo
GJ
腐が生き生きしてるし男がいい感じに傍観者やってて良いと思うぞ
849 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/17(日) 23:41:50.58 ID:s9A2GALNo
>>848
ありがとう、ありがとう…!
書くときに少し戸惑ったけど、やっぱり書いてよかったなと思える

これからはみんなも積極的に書いてほしいなぁ・・・
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/18(月) 07:53:04.79 ID:Wj2VONASO
>>847
なんと初投稿さんがいらっしゃるとは

実に乙
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 19:47:21.42 ID:uZsDvNJc0
久々に書こうかな
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 19:53:55.39 ID:uZsDvNJc0
「ハァ……ハァ……」


危なかった。間一髪とはさっきみたいな状況を言うのだろう。
クソッ、背中が汗でぐちゃぐちゃだ。

どれ位やばかったかって言うと、ヤツらに殺されたお爺ちゃんが、向こう岸で手招きしているのが見えた位だ。ここにヤツが入れない空間があって良かった……。

危うくお爺ちゃんとお花畑を歩く所だった。
歩くなら彼女と歩きたいものだ。



俺の仲間は生まれながらヤツらの恐怖に怯えながら暮らす運命にあった。
体の大きさは俺らの何十倍と大きく、ヤツらが歩くだけで地震が起きる。

その姿はまるで山が動くかのようだ。
その上知能も高いときている。

デカイだけで動きは俺らよりずっと遅い。それが唯一の救いだ。

俺らにはヤツらを倒す方法なんて無いのだから……。
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 19:54:49.11 ID:uZsDvNJc0
俺らには自分達で食べ物を作ることができない。それ故、外部から持ってくる、あるいは奪う必要がある。
俺らだってヤツらのように腹は減るのだから。

それは女や子供も同じ。勿論、危険は承知の上だ。
案外子供は小さいのでヤツらに見つかりにくい。

問題は俺達大人の方だ。

大きさ故、ヤツらに見つかる可能性は高い。
見つかると容赦なく殺される。

過去にも沢山の同胞が殺された。

撲殺、毒殺は勿論、罠を仕掛け、一度に沢山の仲間を捕えられた。
ヤツらは俺達を捕虜にするとは思えない。

――捕まった者は、きっと無残に殺されたであろう。


俺の家族も皆殺された。
親父は目の前で潰れた。恐怖を与えられる暇すらなかったのが、せめてもの救いだ。
痛みすらなく死んだんだから……。


お袋と姉貴は毒によって、最後まで苦しみ続けた。

――いっそ殺して……。

そう涙ながらに訴えた二人を、俺は黙って見ていることしか出来なかった。肉親を殺せるはずが無いじゃないか……!

弟妹達は罠で一網打尽になり、その後帰って来た者は一人もいない。

俺は、一人になった。
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 19:55:29.71 ID:uZsDvNJc0
俺は悔しかった。
だけど振り上げる拳はいつも空を切った。

ヤツらを殺すことは出来ない。その壁はいつも俺を絶望の底に突き落とした。


そんな俺の荒みきった心を、優しく包み込み、癒してくれたのが今の彼女である。

流れる黒髪に、しなやかな体は他の誰にも劣らない。
困っている者は放っておけず、明るい彼女の所にはいつも沢山の笑顔があった。

そんな彼女が俺の告白を受けてくれた時には天にも昇る気持ちだったなぁ。あ、お花畑じゃなくて。



今日は彼女の誕生日。今日は一世一代の決心をしていた。いざ彼女のもとへ!……そんな矢先の出来事だった。

――ヤツらに見つかったのである。
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 19:55:59.57 ID:uZsDvNJc0
「ハァ……クソッ!」

彼女のもとへ行くには、ヤツらの真下が最短である。
今日は一世一代の……。

待たせるわけには行かない。

「……よし!」
ヤツらを翻弄しながら全速力で走り抜ける……それしかない。

 ヤツらは今こちらを窺っている。まずは挨拶代わりに顔に一発入れてやる!

「せい!」
「〜〜〜!!!」

 くっ!ダメだ!傷一つ入らねえ……だが、ヤツら突然の襲撃になにやら騒ぎながら混乱してやがる……しめた!この隙にこいつの下を潜って……!

「〜〜〜!!〜〜〜〜!!!」
 クソ!もう一人居やがった!踏まれるのは御免だ!足に乗っかって踏まれない様にしてやれ!
「〜〜〜!!!」
「おわっ!!」

856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 19:56:36.51 ID:uZsDvNJc0
痛ってー……勢いよく足を振り回しやがって……。
余計彼女から遠い所に飛ばされちまった。

……さっきからヤツらの様子が変だ。
一気に攻めれば良いものを、こちらの様子を窺ってゆっくり近づいてきやがる。


……もしかして俺が怖いのか?

……今ならいける!
ヤツらの速さならギリギリでこちらの方が速く着ける。

彼女のいる空間まで行けば、こちらの勝ちだ!

ヤツらが俺達を恐れている。
この事実は大きな収穫だ。これでヤツらに報いることが出来る。

仲間に知らせよう。


その為にも、俺は生きなければ……
857 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 19:57:02.93 ID:uZsDvNJc0

「……ふう……行くぞ!」
 
 あと少し、あと少し、あと少し……勝った!












グシャ!
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 19:58:07.97 ID:uZsDvNJc0
「ガッ!!」

な、なんだ……確、実に……勝って、いたはず……。

クソッ……腹から下の感覚が……俺もここまで、か……?

皮肉だな……親父と同じ死に方なんて、な……。

なんだよ……爺ちゃんがお迎えかと思ったら……何にも見えない……んだな……。


クソ、もう目の前だってってのに……


「……り!……なないで!」
ああ?なんだ?
「しっかり!お願い!死なないで!置いていかないでよ……!」


……ああ、彼女の声だ……ダメだ、目が霞んで……見えねえ……。


「……!……!!…!!」
声、まで聞こ、えなくな、りやがった……。ち……くしょ……。





――最後の最後で、彼女泣かしち
ドグシャ!




859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 19:59:06.33 ID:uZsDvNJc0
「おおおおおおお、男……ゴゴゴゴキブリは……?」

「ああもう大丈夫。ちゃんと殺して捨てたよ」

「足に乗っかられた……うぅ……気持ち悪いよぅ……」

「そして黒、なぜお前はゴキブリ相手に逃げる」

「黒くんはちょっと変わってるからね……」


「ねえ、そろそろゴキブリ対策しようよ……」

「そうだな、じゃあ明日……」

860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 19:59:33.78 ID:uZsDvNJc0








「バ ル サ ン 買 っ て こ よ う か」
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 20:07:16.06 ID:uZsDvNJc0
はい、というわけで久々風邪引きがお送りいたしました。
PC投下は初めてだなぁ

もともとは別な場所で書いたもので、最後のみ男、僕、黒を登場させる形に変えました。
元々は兄と妹の会話でした。


しかも今回は主人公がいるにも関わらず、別な生き物を主人公と致しました。
最初見た方は、恐らく「???」となったと思います。
こういった形も面白いかなぁと思いまして。


このまま埋もれるのは些か寂しい。せめてこのスレが終わるまでおいらはいるつもり。
お題もまだ少しストックが残っています故…

まだまだ震災の傷は癒えないですが、頑張っていきましょう。
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/18(月) 20:19:32.26 ID:kdJPLkq0o
>>861
乙々。
最初の冒頭を見る限り、某巨人の漫画を思い出してしまった・・・^p^
魅せる書き方で羨ましい限りです。

私ももう少しここに残って、たまには書いていきたいなとは思います。
だってこの世界観が好きなんですもの! ひっそり無くなるのは惜しいです。
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/18(月) 20:37:48.49 ID:Wj2VONASO
>>862
いつもの携帯に戻ってと

決して進撃の〜を意識したわけではないwwwwww
結果としてなってしまったのには少し反省…

本当は藤子F不二雄みたいなSFを書きたかったんだ…どうしてこうなったwwwwww

世界観が好きなのには激しく同意
しかし初代>>1の世界観には到底敵わない…
ある種の諦観や不思議世界の作り方…

酔っ払いさんみたいに上手く文を作ることもかなわない…

今回は見事に偶然の産物
もうこんなの書けません


また書いて下さいね
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/04/19(火) 01:53:03.87 ID:Jsmy5C63o
風邪ひきさん乙
一瞬何事かと思ったが、こういうの好きだぜwwww
こういう物が書けるのは羨ましい限りですよ
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/04/19(火) 02:56:45.91 ID:Jsmy5C63o
「ね、男」

ベランダで黒と日向ぼっこ(と、言う名のさぼり)をしていると、
僕が俺の顔を覗きこんできた

「どうした?」

「今週末、晴れで桜が丁度見ごろなんだって」

ふむ。

「それは良い事を聞いた。今書いている物語のネタに使えるか考えてみよう」

ちょっと呆れたような顔をする彼女

「そうじゃなくて、今週末は晴れて桜が綺麗なんだってば」

「それはさっき聞いたよ」

「そうなんだけどさ……」

「なら良いじゃないか」

ちょっと拗ねたように振舞う彼女

「よし、十分体も温まった事だし続きを書くことにしよう」

「何時もより早いんだね。珍しくアイデアが浮かんだの?」

ぐっ……
仕返しにしてはずいぶんきついじゃないか
おまけにニヤニヤと笑みが張り付いている

「たまにはそんなときもあるだろうよ。それに、週末に花見をする時間を作らなくちゃいけないしな」

「今日辺り雨でも……って今なんていったの?」

ちょっと理解出来ませんと言わんばかりに目を丸くしこっちを見る

「たまにはアイデアが浮かぶ時があるって言ったんだよっと」

立ち上がり居間に向かおうとするが、黒の恨めしい視線が突き刺さる

「……」

「だからたまにはこういう時もあるんだって……」

「……」ふぅ

信じられないと言う風に息を吐く黒い猫
……そこまで信用無いのか俺は

「そこじゃなくて、その後だよ!」

なおも食い下がる僕

「しらんなぁ、気のせいじゃない?」
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/04/19(火) 02:57:12.69 ID:Jsmy5C63o
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

そんな会話があったのが今週の頭
今は晴れで桜が見ごろのはずの週末
もちろん天気は快晴で、暖かい陽気で絶好の花見日和

「だった筈なんだけどなぁ……」

「筈なんだけどねぇ……」

「……」ふっ

三者三様の反応で落胆を示す
黒も楽しみだったのかよ

今の天気は雨
気温は花冷えと言う言葉がぴったりな位の気温
果たしてこの天気は桜を終わらせたいのか、花の見ごろを伸ばしたいのか
何れにせよ花見に適した天気とは言えない

「お弁当どうしようか?」

「今日一日かけて食べれば問題ないだろ」

「捨てるのも持ったないし仕方ないよね」

そう言いながらも落胆の色を隠しきれて居ない彼女が居た
天気の事までどうこう出来るわけじゃないが、そんな表情を見せられるとどうにかしてやりたくなる

「それで、男は今日どうするの?」

「コレと言って予定は無いが、前倒しして物語を進めておくのも悪くないかなぁ」

「ん、わかった。それじゃ何か有ったら声かけてね」

それだけ言って台所へ向かう僕
後回しにしていた方付けをするつもりらしい

「とりあえず続きを書くとしますかね」

僕には悪いけど、こういう天気って集中しやすいんだよね
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/04/19(火) 02:58:21.69 ID:Jsmy5C63o
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

コンコン

そんな扉を叩く音で我に帰る
時計を確認するともう夜と言っても差支えが無い時間だ
それほどまでに集中していたって事か

「はい、どうぞ」

「男、そろそろご飯の時間だけどどうする?」

扉の向こうから僕が現れそう告げる
言われて見ればで空腹を思い出す
と、同時に主張を始める腹の虫

「そう言うわけだからすぐに行くよ」

「あはは、分かった。準備してあるからすぐに食べられるから安心して」

宿主より素直な寄生虫が恨めしくもあり、汲み取ってくれる僕に対しては感謝を伝えきれる気がしない
仮にこの虫を規制したところで僕の気遣いは変わらないだろうと思う

「本当に頭が上がりませんよねぇ」

いつの間にかそこに居た黒に話しかける

「……」ふぃっ

我感知せずと言わんばかりにそっぽを向き歩き出す

「つれないなぁ……」

いつもの事だけどね

そう思いながら外を見ると雨は小雨程度に落ち着き月も見えていた
どうせじゃ昼にこうなってて欲しかったぞ
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/04/19(火) 02:58:47.55 ID:Jsmy5C63o
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

食事を済ませつかの間の食休み

「なぁ僕」

「なに?男」

「冬物はまだ仕舞って無いよな?」

「んー、セーターとかは仕舞っちゃったけどどうかしたの?」

「僕、暖かくして河川敷に行って見よう」

「雨降ってるのに?」

案の定ピンと来ない様だ

「雨降ってるからだよ」

訳が分からないと言った風の顔を見せる
間違って居ないし、この場合はおかしいのは俺の方なんだろう
でも、小雨の中に月明かりで浮かぶ桜とか見て見たいと思わないか?
少なくても俺は見て見たい
そんなわけだから黒はお留守番な?
そんな目で見られても知らんぞ。さっきのお返しだ
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/04/19(火) 03:00:35.34 ID:Jsmy5C63o
やっぱり風邪引きさんや>>847の様に書けそうにありませんでした
純粋に凄いよなぁ
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/19(火) 13:35:41.77 ID:n2+h/2qSO
>>869

これはこれで味があっていいではないか


またよろしくお願いしますよ
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/19(火) 19:47:32.97 ID:7+WOZwFdo
>>869
夜桜って良さそうだよね! いつかは見てみたいものだ
俺もこの書き方は好きですよ、特に黒の感情の表し方とかがいいと思う。

一人で駄目でも、みんなで支えあえば何でも出来ますよ。
みんなで頑張ってここを支えていきましょう!
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/04/24(日) 20:13:14.71 ID:7TILhUxjo
今日は仕事もなく、ただ普通の休みを堪能している。
昨日の仕事中に、腐がずっとブツブツ呟いていたことが気になる。
まぁ、腐のことだろうし、そんな大したことではないだろう。
しかし暇だ、撮り溜めた番組でも見ようか…

ピンポーン

おや、誰か来たようだ。
何か宅配便を頼んでいたかな…

「やぁ! 元1君!」

「あぁ、腐じゃないか。今日は仕事があったっけか?」

「いや、遊びに来ただけだよ!」

「そうか、まぁとりあえず入れ」

これは予想外の展開だ。
まさかこんな暇な日に腐が来るとは思ってもいなかった。
むしろ少し嬉しい気がすr…
いや、あんまり期待はしないでおこう。
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/04/24(日) 20:15:13.65 ID:7TILhUxjo
「…で、遊びに来たといっても、何をしに来たんだ?」

「元1はG○Cを持ってるかい?」

「えーと、GCはないが、WiiとGCコンならあるが…。というよりそれじゃ全然隠れてないな」

「なら大丈夫だね。後細かいことは気にしなーい」

何が大丈夫なのだろうか。
俺には不安しか生まれないのだが。

「じゃっじゃじゃーん!これこれ、カー○ィのエア○イドやろうず!」

「おお、これはまた懐かしい物を持ってきたな」

「意外と見つからなくて苦労したよ、さぁ早くWiiを出すんだ!」

「分かった分かった」

正座状態で楽しそうな顔をして待つ腐。
これを可愛いと感じる俺は変なのだろうか。

…あれ?何かテカテカしてるように見えるが…
まぁ、気のせいか。
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/04/24(日) 20:17:42.21 ID:7TILhUxjo
「ほれ、ディスク入れておいたぞ」

「よぉし!すぅぃっちゥオォン!」

大きな声を上げてW○iを起動させる腐。
そんなに待ちきれないのか

「お、懐かしいOPだ…」

「うひょー! カービィかっけー!」

どうしたらそんなハイテンションを維持できるのか。
俺も見習いたいものだ。

「さぁ、シティトライアルでバトルと行こうじゃないか」

「いいだろう、シティは俺の得意分野だ!かかってこい!」
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/04/24(日) 20:19:58.04 ID:7TILhUxjo
─────────────────────

「来た!ハイドラ来た!これで勝つる!」

「うわ、もう完成したのk」

「ぬわー!俺のカービィが!」

「ぬははははは!玉砕!粉砕!大喝采!」

「くそ…って、もう時間切れか」

「な、なん…だと…?」

「ハイドラでポイントストライクとかありえるわけがないだろう!常考!」

「わーすごく悲しそうだなー(棒」

─────────────────────
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/24(日) 20:21:03.97 ID:7TILhUxjo
「ふー、楽しんだ楽しんだー」

どうやら十分ご堪能したようだ。
俺はある意味色々と疲れたがな。腐の観察的な意味で

「お、もうこんな時間か。もう帰るか?」

「んー、そうとするかな」

「じゃ、また明日ー」

「またな」

そういうと、腐は帰っていった。
久しぶりに楽しい時間を過ごせた気がする。

…明日も一頑張りするかな
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/24(日) 20:24:47.42 ID:7TILhUxjo
ということで懐ゲーを二人にやらせてみました。
しかし、意外と文が浮かばないこと浮かばないこと^p^
そして、元1の性格がどこぞの男の人に似てる気がするけど気のせいです。きっと気のせい

カービィのエアライド、Amazonの新品で7kとかどんだけ高いの…
近所のゲームショップでも中古で5kとか高すぎだろう…
でも、その値段に相応する面白さなのよね。 シティの面白さは異常
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/25(月) 01:00:16.89 ID:7+KrbNZSO

エアライドはやったことないなあ
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/08(日) 17:47:26.32 ID:DtH277RDO
もしもの話をしようか

もしも…もしも今この眼で見ているすべての物が、物体が、たとえば粘土とか木なんかをこねたり削ったりして造り上げた、上手に出来てるけど面白みの無いオブジェで

今まで話をしたり接したりしたきたすべての人達が、実はピアノ線やゼンマイとかで動いて、壊れるまで一定の行動をただひたすらに繰り返す人形で

そしてその全てを創り出したのが自分で、だけどこれは夢だって、妄想だって自覚してなくて、それが現実であたりまえだってずっと信じてるんだ

それである日ふと気付くんだ

あぁ…これは夢なんだ、って

もしもこの話の自分があなただったなら、これからどうする?

その現実から目をそらして幻想に生きる?

それとも…その夢を終わらせる?
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/08(日) 18:41:19.68 ID:DtH277RDO
「だってさ、あなたならどうするの?」

「え、俺?俺なら…そうだなー…そんな夢なら最初から見ない」

「それって前提の話しでしょ?もしもの話なんだからちょっとは考えてみてよ」

「ははっ、ごめんごめん」
「まったく…」

「でもさ、もしもって話なんだから選択肢はいくらでもあるわけだろう?だったら夢を見ないって前提も一つの答えだよね?」

「まぁ、それはそうだけど」

「だから、俺の答えはこうなったってわけさ」

「んー…なんか納得いかないな…」

「ま、夢みたいに簡単じゃないって事だよ現実は」

「ふふっ、そうだね」

「じゃあ聞くけど、君の答えはなんだったの?」

「え、僕?そうだね…僕なら−−−
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/08(日) 18:43:35.82 ID:DtH277RDO
終わりです、初書きでなんとなくかいたらこんな感じになりました

黒はきっと黙って話を聞いてたんじゃないかな…
またなにか思いついたら書きます

それでは
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/09(月) 19:49:50.15 ID:61xjYOUSO
>>881
ひっそり乙
ただこの質問をしたのが僕なのには驚いた

こんな極限を迫る夢を見るのは決まって男だった気がするから、この質問も男かと思ったよ
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/18(水) 23:32:24.91 ID:hxhsKHVwo
移転騒ぎでどこ行ったか分かんなくなって、
検索しても出てこなくって、
受験終わるまで残さなきゃいけなかったのになとか思ったりして、
震災があってテンパったりもして、
それで気まぐれで選ブラでひたっすらスクロールしてたら。
まさか見つけるとは思わなかった。
すげえ嬉しい
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/19(木) 01:27:59.20 ID:gawvaypSO
>>883
うん、今過疎なんだすまない

なにか書いてみないか?
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/19(木) 20:35:40.47 ID:dkZaMBE7o
>>884
よしきた、久しぶりだから違和感があるのは勘弁な
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/19(木) 20:37:56.57 ID:dkZaMBE7o

猫「……」

僕「……」

男「」

猫「……」

男「……い、今なんて言った?」

僕「ん?いやだから、」

僕「黒君ももう年だね」

男「 (゜Д゜)」

猫「……」
猫「……」シャッ

男「待て、落ち着け相棒。とりあえずテーブルで爪を研ぐな」

猫「……」シャシャシャッ

男「止めてくださいいやホントに木のテーブルに傷がつく止めてお願いぃぃぃっ」

僕「そんなに怒ることないじゃない」

猫「……」ピクッ
男「誰だって老けたとか言われたら腹立つわっ!」

僕「……ああ!そういうこと!」

男「どういうことだっ!理由をお聞かせ願おうかァァァっ!!」

僕「いや何で男さんの方がヒートアップしてるのさ」

男「相棒の代わりにちょっとやってやろうと」
猫「……」フワー

僕「……うん、まあいいや。それでね、僕が言いたかったのは」
男「言いたかったのは?」
猫「……」



僕「そろそろ黒君もはつじょーきじゃない?」



男「(゜Д゜)」
猫「……」

僕「だってさ、僕たちが出会ってから大分経つじゃない?」
僕「多分結構な年齢だと思うんだ」

僕「なのに黒君一向に彼女連れ込んだりしてこないでしょ?」

僕「そろそろ異性に興味を持つお年頃……どうしたの男さん」

男「ツッコむ所は沢山あったのにダメージで何も言えない……」

僕「何なのさダメージって」

男「まさか僕からそんなセリフが出てくると思わなかった……」

僕「まあ腐の受け売りだけどね」

男「腐ゥゥゥゥゥゥウウウウ!!!!」

僕「まあそんなところで、男さん行こう!」

男「アイツ次会ったら……え?どこに?」

僕「……」ニコッ





僕「猫専用お見合い案内所!」
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/19(木) 20:42:53.60 ID:dkZaMBE7o

男「いや、まさかこんなところがあるとは思わなかった」
僕「腐に教えられたんだけど、案外マトモそうだね……」

猫「……」トッ

男「おお!?意外と相棒がやる気!?」
僕「やっぱりはつじょーきなんだね」

男「僕よ、正直あんまり意味わかってないな?」

僕「……バレた?」

男「どう考えても片言だからさ」

僕「うぅっ……って、み、見て男さん!黒君が!」

男「おおっ!なんか周りが!」
僕「メスネコがいっぱい寄って来てる!」
男「っていうかやっぱりアイツ男なのか」

猫「……」
猫「……」プイッ

僕「……あ、あれ?こっちに向かってくるよ?」
男「……後ろからものすごい量のネコ連れてきてるな」

僕「あれ全部メスみたいだね」
男「……世間のメスネコはそんなに飢えているのか」

僕「?」
男「うん?」

僕「ねえ男さん、飢えるってどういうこと?食べ物はいっぱいもらってそうだけど」

男「あー……気にするな、僕だけはそのままの僕でいてくれ」
僕「えっ?えっ?」

猫「……」

男「お、帰ってきた」
僕「あ、黒君お帰り」

男「どうした相棒、好みの子はいなかったか?」ニャー

猫「……」シュタッ
僕「……バイクに乗っちゃったね」ニャーニャー

男「相棒が特等席に入ったらもう梃子でも動かないよ。こりゃ帰るしかないな」ニャーニャーニャー
僕「……しょうがないなあ。じゃあ帰ろうか」ニャーニャーニャーニャー

男「大変なことになってきたしね。じゃあ僕、乗ってくれ」ニャーニャーニャーニャーニャー

僕「黒君、人気だね……分かった」ポスッ

男「じゃあ、家に向かってしゅっぱーつ」









猫「……」スタスタ

白猫「にゃーん」スタッ

猫「……」スタスタ

白猫「にゃあにゃあにゃおーん」ストスト

猫「……」ピタッ

白猫「にゃ?」ピッ

猫「……」

白猫「……ごろにゃーん」スリスリ
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/19(木) 20:44:30.02 ID:dkZaMBE7o
終わりっと、意外と80行規制ひっかかった
にしても久しぶり過ぎてキャラ崩壊が著しいなやべえ
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/05/19(木) 21:22:17.51 ID:TXkrKQXno
僕が可愛い
男があほ
黒の意外な一面

はぁ、いいわ
癒される
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/05/19(木) 21:45:36.01 ID:ry6ykAEso
この書き方、男の口癖、こいつは見覚えがあるぞ・・・!
初代スレの>>1ガ帰ってきた!いやっふう!
ということで乙です。
やっぱり、この書かれ方じゃないとなぁ…
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/19(木) 21:46:55.59 ID:dkZaMBE7o
ごーめんね、違うんだよな
てへっが無いだろ?
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/19(木) 21:48:17.42 ID:dkZaMBE7o
……なんか確かに妙なレスをしていた気がした
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/19(木) 23:29:31.63 ID:+POl93pGo
うむ、勘違いさせるようなことしてスマソ
お詫びにもう一個投下する
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/19(木) 23:31:07.04 ID:+POl93pGo

男「相棒」

猫「どうした」

男「今まで思ってたこと全部言っていいか」

猫「とりあえず許す」

男「なんでしゃべってんの?」

猫「[禁則事項です]だからな」

男「おお……そうなのか」

猫「他には?」

男「あー、そうだな……性別は?」

猫「……今までそんなこと考えてたのか」

男「い、いやそういうわけではなくてだな?」

猫「言い訳など聞かん」

男「うぐっ……そんで、どっちなんだよ?」

猫「どっちでも」

男「は?」

猫「ご想像にお任せします、ってことさ」

男「何だよそれ……」

猫「ははは、まあそう言うなよ」

男「ったく」

猫「あ、そういえば」

男「?」

猫「僕が最近寂しがってるぞ、もっと構ってやれ」

男「マジで!?」

猫「マジだマジ、本気と書いて大マジだ。お前ここんとこ執筆するばっかりだろ」

男「ああ……そういうことか」

猫「ん?なにか訳でもあるのか?」

男「うん、今お金が必要なんだよね。だから必死でガリガリやってる」

猫「……友達は選んだ方がいいぞ」

男「違う違うそうじゃないって!……もうすぐなんだよ」

猫「……はっはーん、結婚記念日のサプライズか」

男「そっ」

猫「しょうがないな、一肌脱いでやる。暫くは慰めとくよ」

男「……悪いな」

猫「長い付き合いだしな」

男「そうだな」
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/19(木) 23:32:50.84 ID:+POl93pGo

猫「……」

男「……なあ」

猫「ん?」

男「何で、お前はあの日」

猫「うん」

男「俺の側に乗ってきたんだ?」

猫「……」

男「側に乗ってきた、って言い方も妙だけどさ。どうして俺の所に?」

猫「特に明確な理由はないよ」

男「そっか」

猫「まあ、感覚的なものだな」

男「何だよ、そんなもんか」

猫「そんなもんだよ。何となく体が動いてたんだ」

男「……」

猫「まあそうだな」


あえて、明確な答えを示すとしたら。

猫「その問いに対する解答は一言だよ」



理由が――。





見慣れた天井。
硬い床。
いつの間にか、俺はベッドから落ちていたらしい。

男「……ふう……」

猫「……」

上を向いたままの視界に黒い尻尾がちらついた。
横を見れば、金色の眼と遭遇する。
ぶつかる目線。

男「……ははっ」

そうだな。

夢の中の最後の言葉。

理由が――



俺の勘違いかも知れないけれど。


男「要らないよな。理由なんて」


――必要か?


男「なあ?相棒」




『幸せを呼ぶ黒い猫』は、尻尾振って部屋から出ていった。
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/19(木) 23:35:19.42 ID:+POl93pGo
うっし終わり、結構書けるもんだな
最後の方はやっつけっぽくなってるけど許してくれ
あ、あとID変わってるけどさっきの末尾oのやつと同一人物。お詫びの印です
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/05/19(木) 23:53:12.53 ID:ry6ykAEso
>>896
おつおつ
俺はてっきり>>1かと思ったよ。もし本当だったとしても、違ったとしても嬉しいですがね!
それにしても、男と僕が出会うきっかけになったのって、黒のおかげですよね…
俺のところにも是非、幸せを呼ぶ黒猫に来て欲しい^p^
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/20(金) 17:22:44.36 ID:hCvdzxNSO
乙乙
俺も何書きたいが、最近ネタがない

あ、最近酔っ払いさんが来ないからお題が少し残ってるんだ
ついでだから幾つか置いとく
何かの足しにでも

「暗、闇、黒」
「怒、霊、叱」
「恐、怖、再」
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/05/23(月) 21:54:00.47 ID:vPnULmhpo
お題から妄想は出来るんだがかけねえ
真夜中起きたら暗闇の中から黒がとか友達と墓で肝試しして迷子になってしかられる子供とか
怖い思いしてしかられて家に帰ったら僕に怒られてまた恐い思いをするであろう子供とか

誰か後は任せた
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/23(月) 22:19:55.93 ID:TfpEnLWHo
そこまで妄想できんなら台本書きいけんじゃね?
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/05/23(月) 23:25:24.84 ID:vPnULmhpo
台本形式苦手なんだ
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/04(土) 08:16:30.48 ID:9fLWnhqSO
黒「…」

黒「!」

黒「…!」シュバッ

黒「!」シュバッ

黒「…」タタタ

黒「…!!」バッ

ゴッ!

黒「〜っ!」ゴロゴロゴロゴロ


男・僕「∀・*)」ニヤニヤ

黒「Σ!」ハッ
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/04(土) 08:20:34.04 ID:9fLWnhqSO
ネタが降りてきた結果がこれだよ

黒が何か面白い物を発見、追いかけ追いかけ飛び掛かる

しかし前には壁が。のたうちまわる黒を影から二人が
|∀・*)ニヤニヤ


的な流れ

自分でお題出しながら完全スルーという
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/06/04(土) 11:42:09.77 ID:ojSYqQIwo
癒されるわ
何この可愛い生き物
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/05(日) 11:50:18.93 ID:8z+kY/gSO
僕「…」

僕「…」スリスリ

僕「…」ハア…

ガタッ
トットット

スー ゴソゴソ

ゴソ
僕「…」

僕「…っ」ヨセヨセ

僕「…」スカスカ

僕「…」ハア…
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/05(日) 11:53:58.63 ID:8z+kY/gSO
無言劇にハマリそう…


解読のヒント
・ぺったんこ
・秘蔵のブラ
・寄せて寄せて
・……ハア……
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/06(月) 07:48:10.60 ID:apm+jRUSO
ジリジリ…

僕「…」パタパタ
腐「…」パタパタ

ジリジリ…

僕「…」パタパタ
腐「…」パタパタ

腐「!」
僕「?」

腐「…!……!」
僕「?!///」

腐「……!…………!」
僕「……?」

腐「……!」
僕「…」

僕「……!」グッ
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/06(月) 07:56:09.38 ID:apm+jRUSO
ジリジリ…

男「…」グデー
黒「…」グデー


ガチャ
僕「……」

男「!?」
男「……!…………!」

僕「……?」

男「…」ゴクッ

男(……)
男(……!)

僕「……?」

男「……、……」

僕「…?!……///」

男「……」
僕「……」

腐「∀・*)」ニヤニヤ

男「!!」
男「……」トットット

腐「!」ダッ
男「!」ダッ

ゴン!

腐「〜〜〜!」

男「…!」



僕「……」ハァ

黒「…」ゴロゴロ
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/06(月) 08:02:18.71 ID:apm+jRUSO
うん、今回は意味が分かりにくいね


暑い日に僕と腐が団扇を片手に暑さと戦っていたところ、腐が暑い日だからこその男悩殺作戦という名の僕コスプレ作戦を提案。
最初は迷う僕も腐の説得にその気に。

一方男は仕事そっちのけで黒とグデーっとしていたら、とんでもない格好の僕が入ってきてビックリ。
格好と上目遣いで男も気持ちがぐらつき、作戦は成功かと思いきや、腐が覗いていることを男が発見。腐は危険を察知するも逃げ切れず鉄拳をくらう…


的な話
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 20:41:19.67 ID:LWJXL2wSO
子供「童貞が許されるのは小学生までだよね〜wwwwwwキャハハハwwwwww」

男「……腐の入れ知恵だな?」

子供「すごーい!何でわかったの?」

男「すぐ分かる。こんなこと言うのは腐しかいない」

子供「ねぇ」

男「ん?」

子供「ねぇ、『どーてー』ってなに?」

男「……腐め」


________________

腐「だからぁ作戦は完璧だって」

僕「腐の作戦が功を奏したことあった?」

腐「フッフッフ…甘いなワトソン君……」

腐「今回の作戦は子供と練りにn」ガチャ

男「おい」

腐「あ……」


ゴッ!

腐「……」

僕「だから言わんこっちゃない……」
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 20:44:27.10 ID:LWJXL2wSO
懲りない腐
無言劇もいいけどあの画像みたら書きたくなった

みんないないのかい?
俺は最後までいるぞ
たまにはageてみよう
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/06/08(水) 02:12:33.32 ID:KtsdfsLto
いるぞ
相変わらず書けんがしっかり読ませて貰ってる
913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/12(日) 22:06:58.33 ID:59coNJRSO
ザー……

男「なあ」

僕「うん?」

男「こう雨が長いと晴れが恋しくならないか?」

僕「僕はそうでもないかな」

男「なんで?」

僕「勿論ジメジメは嫌だし、洗濯物が乾かないのも嫌だけど…その…」

男「その?」

僕「ぼ、僕は、お、男と一緒にいられればどんな所でも、その、幸せ、さ」

男「僕…」

僕「男…」


ドンドン!!

腐「ねぇ〜雨だから外で遊ばない〜?」

男「」
僕「」



腐「イタいイタいイタいイタい!!僕まで何すんの!!イタいイタいイタいイタい!!」


黒「…」クァ…
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/12(日) 22:14:02.23 ID:59coNJRSO
最近腐が痛い目にあってばっかり

他意はないよ腐
今度元1と…


恐らく男の家には縁側なんて代物はないだろうけど、雨の日に縁側で二人並んでいる絵が浮かんだんだ
または和室で外を二人並んで外を見てる昼下がり

縁側っていいよね。欲しいよ縁側…
豚さん蚊取り線香と仁平、または作務衣と雪駄、下駄の用意はある
後は縁側と江戸風鈴…orz

暑いけどいつも夏が待ち遠しいんだよな…
早くおいで夏、梅雨はいいから
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/15(水) 20:21:57.28 ID:Fl/GShpSO
腐のバイク免許取得奮闘記がみたいな

俺バイクの教習所しらない……
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/06/15(水) 22:55:05.69 ID:/w7+7BZ1o
俺も原付しかわかんね
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/18(土) 12:27:42.42 ID:geEwqbiSO
本当に人いなくなったんだな……
(´;ω;`)ブワッ
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/21(火) 12:36:29.33 ID:Y7obMpqSO
男「最近人が少ないらしい」

僕「メタ発言はやめて」



寂しい……
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/06/21(火) 14:00:29.36 ID:EJHx9Vvqo
いるよ?
誰かなんかかこうず
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/21(火) 15:47:46.74 ID:Y7obMpqSO
>>919
もはや俺とおまいだけだろ?

また風邪引きそうだ……
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/06/21(火) 20:53:43.34 ID:qUVqFz2po
僕「男ぉー…暑いー…」

黒「…」ダラー

男「馬鹿…それを言うともっと暑くなる…」


春もとっくに過ぎ、夏が「俺の季節だー!ヒャッハー!」とでも言っているかのような暑さの午後。
俺と僕はとっくにダウンしていたが、流石の黒でもこの暑さにはお手上げのようだ。

男「僕ー、なんか涼しくなるような食べ物…」

僕「んー…やっぱりそうめんとかかなぁー…」

男「よーし、それで決まり。早速作り始めようか…」

僕「んー…暑いから動けない…」

男「だよなぁ…」

黒「…」グデー
922 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/06/21(火) 20:55:22.47 ID:qUVqFz2po
─────────────

男「いただきまーす」ズルズル

僕「いただきます」

男「おお…美味い…!」

男「暑い日に食べるそうめんがこんなにおいしかったとはな…」

僕「ほんとだねー」ズルズル

男「黒、お前はそうめんは無理そうだから、冷たい水を出そうか?」

黒「…!」スッ

男「よし、ちょっと待ってろよ」

僕「・・・おいしいなぁ」ズルズル

─────────────
923 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/06/21(火) 20:58:01.05 ID:qUVqFz2po

男「さて…食べ終わったらまた暑くなってきたなぁ…」

僕「だねぇ…」

黒「…」グデー

男「そういえば、暑いときは人と人で肌をくっつけあうと涼しくなると聞いたことがあるな…」

僕「へー…って、えっ!?今やるの?」

男「どうしようか…でもやらないと暑いし…」

僕「は、恥ずかしいよ…?」

男「まぁ、完全に裸にならなくたっていいだろうし、上を半袖にすれば…」

僕「そ、そっか、そうすれば大丈夫だねっ」

男「(僕と肌をくっつけあう…か…)」

男「(改めて考えると恥ずかしくなってきた…)」
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/06/21(火) 21:00:12.35 ID:qUVqFz2po
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは僕と肌をくっつけあっていたと
 思ったらいつのまにか片方が寝ていた』
催眠術だとか…いや、どうでもいいか。

僕「…」スースー

男「(…とりあえずどうしようか)」

男「(ここはあえて普通に起こそうか・・・?)」

男「(いや、でも待てよ。このまま起こすと何故か僕に怒られそうな予感がする)」

男「…じゃあ、キ、キス…とか…?」

男「(いやいやちょっと待て、それはヤバイ。それをやった瞬間とんでもないことが起きる気がする。主に自分に)」

男「(…どうしようか)」

黒「…」グー
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/06/21(火) 21:02:41.90 ID:qUVqFz2po
僕「んぅ…男ぉ…」

男「!」

男「(落ち着け俺…心を平静にして考えるんだ…)」

男「(2…3、5…7…素数は1と自分でしか割れないうんたらかんたら…)」

僕「…」スー

男「…(23・29・31・37・41…)」

黒「・・・」グデー
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/06/21(火) 21:04:51.95 ID:qUVqFz2po
─────────────

僕「…ん、あれ?男ぉ・・・?」

男「ああ、起きたか。寝てたぞ…(82・94・100・105…!)」

僕「ああ・・・そっか、男とくっついたまま寝て…えっ?」

僕「うわあああああああああ!ごめん!ごめんごめんごめん…」カァァ…

男「い、いや大丈夫だよ…僕…」

僕「そ、そう、ヨカッタ…」

男「(…照れてる僕は可愛いなぁ)」
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/06/21(火) 21:08:46.88 ID:qUVqFz2po
ということで久しぶりの投下。
1000まで後100レスを切ったんだなーと関心。
でもこのスレが終わるとこの物語が終わってしまうというのもなんだか嫌なんだよなぁ…
まぁ、俺が支援できるのはこれが最後ですかね…
後はひっそりと身を隠しています・・・
928 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/21(火) 22:24:54.97 ID:Y7obMpqSO
>>927
実に乙

まだ他にも人がいて嬉しいよ
物語が終わるのは悲しいが、書く人がいない物語は物語と言えるのか…
俺は最後までいるし、まだ投下するつもり

書き手がまだまだいるようならば次スレを立てることも検討したいが、現在私風邪引きくらいでしょうか…?
初代>>1も、酔っ払いさんも、支援猫さんもいない今俺だけで書き続けるのも大変だし、新しい物語を始めるにしてももはや完成した作品だし…
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/21(火) 23:46:58.39 ID:eheYyotvo
地味に見てるよ
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/06/22(水) 15:27:25.22 ID:+IDvSr4mo
久々にニヤニヤできた
非常に乙でした
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/06/23(木) 04:26:09.36 ID:YMUIQF4oo
梅雨時期に少しフライングした太陽がやけに張り切る所謂梅雨の中休みと呼ばれる日
じめじめとした空気と重苦しい雰囲気から開放され少しだけ気分が晴れる日

「そうは言っても暑いのは勘弁して欲しいよね……」

「だよなぁ……」

「……」クタッ

三者三様の反応を見せつつも言ってることは同じ
無駄に暑いのだ
いや、悪いわけではないのだがまだ少し気が早いんじゃないか?と言いたくなる

「どこか涼みに行きたいところだな……」

言って見ただけでそんな気力は無い

「いいね、何処行こうか……」

僕も言葉では乗る気だがいまいち動きが悪い

「……」ヘタッ

しっぽをパタツかせるがやる気が見受けられない黒い塊
要するに皆していきなりの暑さにへばっている訳だ

うん。そりゃあツーリング日和ではある
でも気力がわかないのだ
そう、気力がわかないのだから仕方ない
別に面倒な訳じゃないぞ
それに雨に降られてもいやだろう

「それにしても暑いよね……」

「暑いって言葉も聞き飽きてきたぞ、だんだん」

「……」ペチャ

心なしか黒がだんだん平らになっていくように思える
黒い毛皮まとっていれば仕方ないといえば仕方ない

「このままこうしていても仕方ないし車で海でも行こうか」

「うん、なら仕度するね」

「……」スクッ ポテポテ

僕はともかく黒は一気に活発になりやがった
家の中暑いしなぁ……
とりあえず俺も仕度して出かけるとしようか

……一応天気予報は見ておくとするかね
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/06/23(木) 04:29:40.88 ID:YMUIQF4oo
おはようございます
夜も明けよいもすっかり覚めた酔っ払いです
お久しぶりと言うべきかなんと言うべきか
まぁ、なんとなくのノリで思いついたものを酔った勢いに任せて書いただけなんですけどね
とりあえずこのスレが有る限りは思いつくかかけそうなお題があれば書かせていただこうかと思いますよ

それでは本日はこの辺で
季節の変わり目ですが体調当崩さぬようお気をつけ下さい
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/23(木) 11:56:41.16 ID:SA88BmQSO
実に乙
酔っ払いさんお久しぶり

お題ならまだあるんだ
「虎」
「乱」
「隠」
イメージは山月記
934 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2011/06/23(木) 19:48:06.03 ID:/AI0Xbug0
完全に忘れられている中、どうでもいい支援猫登場!(キリィ
少しテストがあるので時間が空きますが、一本投下予定です。
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/23(木) 22:49:34.18 ID:SA88BmQSO
おお支援猫さんまで…

オラ嬉しくてハゲそう
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/07/12(火) 23:22:59.09 ID:cqqCIfaeo
虎・隠・乱

梅雨明け宣言がされてからはや数日
便宜上は夏本番といったところだが、何処となく太陽にも余力がありこれから暑くなるであろう事を予感させる今日この頃

まだ暑いとぼやくには笑われそうな、それでいて夏本番に向けて気分的に準備するには丁度良い陽気
準備ってのは体を慣らしてみたり気構えをしてみたりするわけなのだが
要するに体力を温存しつつ遊ぼうねって事なんだが……

温存って所とは対極にありそうな我が家の現状
温存・・・ねぇ

「温存がどうかしたんですか?男さん」

「いや……どうもしねえよ」

「そうですかーなら問題ないですよねー」

そう言いながら俺のグラスに注がれる琥珀色の液体
これそのまま飲むには辛い濃さなんですが腐さん?

「だいじょーぶですって!ささ、ぐぐーっと」

「いや、いけないから」

「男が嫌がってるんだからやめなよ」

「えー、なら僕がのんでもいいんだよー?」

「僕にもこれは無理だから」

そう言って一蹴する彼女
こんなもん言われるまま飲んだらぶっ倒れるし、正直助かった
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/07/12(火) 23:24:36.33 ID:cqqCIfaeo
「僕までそういう事いうのかよー、良いもん子供と一休ごっこして遊んでくるからっ!」

「あー……子供後は任せた」

「えーとらのあいては大変なんだよ?」

何処でこういう言葉を覚えてきやがるのかねこの娘は

「……後でアイス買ってあげるから」

「腐おねーちゃんいこー!私殿様の役ね、屏風から虎だすのは腐おねえちゃんねー」

「やさしいのは子供だけだよー、結婚しよう結婚」

「えー?私結婚する相手は3高って決めてるの」

そう言って隣の部屋に向かう二人
だからそういう言葉は何処で覚えてくるんだよ
第一3高って今言わなくないか?
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/07/12(火) 23:25:41.66 ID:cqqCIfaeo
「静かになったね、腐には悪いんだけどさ」

そう言いながら笑う彼女

「確かにな。それはそうと子供は何処であんな言葉を覚えてくるんだ?」

「さぁ?テレビとか学校でじゃないかな」

「最近の子供はませてるのな」

「案外大人になったからそう感じるだけで変わってないんじゃないのかな」

「言われて見ればそうかもしれないなー」

「でしょ?僕も子供と同じくらいにはあんな感じだったしね」

よく覚えてないけど、そう言い腐の注いだグラスを持って台所に向かう
台所に立つ後ろ姿もずいぶん見ているはずだが未だにドキドキするのは何故だろうか

「男この味みてくれない?」

「はいよ」

短く返事をし、少しだけ残っていた杯を空ける

「どう?」

「うん、良いんじゃないかな。何時も通り美味しいよ」

「ふふっ、ありがと」

そう言ってかすかに上がる唇
いつもより色っぽく感じるのは何故だろうか
もしかしたら飲みすぎたのかもしれない
939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/07/12(火) 23:26:09.18 ID:cqqCIfaeo
「んー?どうかした?」

「いや、なんでもないよ。ただ可愛いなと思っただけ」

一瞬にして真っ赤になる僕

「ななななな、なに急に言うの!」

「……あわてる僕も可愛いよなぁ」

ただ、そう思っただけだからそんなにあわてなくてもいいじゃない

「べべつにあわててなんてないって!!」

そう言って手元にあったグラスを一気に飲み下す
琥珀色した液体を飲み下す

「僕それストップ!」

時既に遅し
一瞬後に意識が落ちてしまいとりあえずソファーに運ぶ
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/07/12(火) 23:27:02.37 ID:cqqCIfaeo
「ただ寝てるみたいだし横にしておこうかな」

一通り状態を確認してそう判断してみる
一応隣にいて状態が変わっても良いようにはしてるけどな
一気に酔いも覚めたしのんびり起きるのを待つことにする

ただ一つ問題が有るとすれば、隠れた大虎が目覚めないことだけだ
目覚めれば乱暴はしないまでも相当なことになることは必死で俺にはどうにも出来そうにない

「おねーちゃんおきてー、腐おねえちゃんねちゃったし遊んでー」

そんな声がした瞬間俺は覚悟した
いまからこの調子だと夏場の体力気力共に上限を上げないと不味いのかもしれない・・・
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/07/12(火) 23:33:29.91 ID:cqqCIfaeo
季節の変わり目ですがいかがお過ごしでしょうか
どうも酔っ払いです

書くとか良いながら早半月ほど経ってしまいましたが一応宣言どおり書いた次第だったりします
その後はご想像にお任せしますといった感じですが、まぁいつもどおりではありますよねぇ……

それでは今宵はこの辺で
次回までお互い息災を
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/13(水) 00:14:24.07 ID:PbvrNOkSO
実に乙
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/14(木) 21:41:41.44 ID:hvNTInrRo
おつおつ
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/19(火) 01:24:32.83 ID:LLtjERaf0
すげぇ久々に来たらまだ続いてるだと・・・確かもうちょいで一年近く経つんだよね
しかしこのスレで終わりなのか・・・感慨深いな・・・

是非最後まで見届けさせて頂きます。
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 08:11:17.19 ID:hHDWfKASO
さて次のお題

「悲」
「月」
「八」

お願いします
ラストスパートですね
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 19:19:40.34 ID:ZdpgwcaSO
「終業式」

次の日から夏休みということもあってか、みんな既に勉強のことから、明日からどう遊ぶかに頭を喜んで切り替えていた。

わたしその一人。花火やかき氷。お姉ちゃんや男さん、黒ちゃんに、腐さんに……。楽しいことが沢山あるであろう夏休みに思いをはせてた。
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 19:20:46.35 ID:ZdpgwcaSO
先生は何か言っている。
「夏の事故に気をつけること」
「夏にある誘惑に釣られないように」
「体調管理に気をつけること」
「生活のリズムを崩さないこと」

なんてことを言っているのだろう。みんな半分聞いてないけど。

ラジオ体操の紙が配られる。わたしは毎年白紙だ。あんな朝早くに起きれっこないし。

948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 19:21:50.20 ID:ZdpgwcaSO
ついに配られる通知表。
あちこちから
「お母さんに怒られる〜!」
「おい見せろよ!」
「やなこった!」

なんてやり取りが教室に響き渡る。
わたしは……大丈夫。悪くない成績だ。

これで心置きなく夏休みだ!

949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 19:22:45.86 ID:ZdpgwcaSO
「持ち物は全部持って帰えれ〜」

……忘れていた。そういえば先週からそんなことを言われていた。
悲しきかな、その時わたしは……

「終業式に全部持って帰るからいいや」

なんて言った。
先週のわたしに怒ってやりたい。

おかげでこの熱い中重い荷物を両手とランドセルを駆使するはめになった。
あの十字架を背負った……キリストだっけ?その人もびっくりだろう。


最後に一番嫌な夏休みの宿題がたくさん出された。

……8月31日にまとめてやろうっと!
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/20(水) 19:27:47.78 ID:ZdpgwcaSO
久々に書いてみた風邪引いてない風邪引きです。

また別の場所で書いたやつを少しいじったシロモノ

何を隠そうモデルは小学生のオイラ

ついにラストスパートか……
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/07/21(木) 03:23:06.09 ID:qxVX1vDeo
残りはリレーみたいにしたらどうなんでしょうとか言ってみる
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/07/21(木) 03:23:57.69 ID:qxVX1vDeo
遅ればせながら風邪ひきさん乙ですよ
953 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/08/11(木) 02:42:23.36 ID:6Z2BgOQ5o

月の明かりに照らされた盆に置かれた二つの杯
一つは自分の手に
もう一つは盆の上に
手に取った杯に写る月を飲み干すように流し込むが月を飲み干せるはずも無く

「無駄に苦い酒だな……」

そう呟いてみても返事はない
もちろん杯に誰かの手によって注がれることも無い
そこにあるのは冷たい月明かりと酒の注がれる音だけ
それと何かを思い出す男の顔

「何年たっても、どんなに良い酒を呑んでもこの日の酒をうまいとは感じないな」

酒の味は変わらないのだろう
あくまで気分的なものだ
だが、独りで飲む酒ほど不味い物は無い
それでも呑むのだから救いはないのだろうが

「悲しくも、月に写りし我が君の、面影探して独り酒」

そう詠んだところでやはり返事はない
期待はしていないが少し寂しい
いや、物足りないだけのかも知れない

「まぁ、これも感傷なのかもしれんがな」

そんなお盆のある日
954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/08/11(木) 02:43:12.91 ID:6Z2BgOQ5o
何時何処の話かは想像にお任せします

ではこの辺で

おやすみなさい酔っ払いより
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 07:33:02.01 ID:yo3OzZ9SO


盆だなあ……
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/01(木) 19:15:33.63 ID:Jkb+vwOSO
とりあえず新ルール保守

流石にもう見てる人はいないかな
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/09/02(金) 17:59:19.43 ID:uI+Tsq63o
いるにはいる
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/09/02(金) 17:59:57.51 ID:uI+Tsq63o
いるにはいる
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
959 :支援猫(iPhoneからなのでトリップ無し) [sage]:2011/09/06(火) 12:18:25.52 ID:s3+Io2GIO
皆生きてるかな…。
ようやく落ち着きましたのでそろそろ投下しようかと思うんですが…。

酔っ払いさんに風邪引きさん、居るかなぁ…。
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/09/06(火) 13:50:02.26 ID:tUeje7Uko
いますよ
ネタがないから書けないだけで・・・
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/06(火) 22:19:19.05 ID:zd0l6YbSO
>>956は風邪引きですよ

お題は恐らく最後になるだろうからまとめて置いとくよ


















重複があったらスマソ
962 :お題「今・追・全」 [sage]:2011/09/09(金) 21:37:09.24 ID:C3jmlpAOo
「ハァ、ハァ、」

今、俺は全力で逃げている。
何から逃げているか?
いや、それが分かっても無駄だ。
いくら逃げても逃げられやしない。
どんなに逃げたとしても絶対に追いつかれてしまう。

男「うぅ〜む・・・」

僕「男、大丈夫?長い間徹夜をしていたようだけど」

男「なんで明後日が締め切りなの・・・マジ勘弁してください」

そう、俺は締め切り日に追われている。
それも全力で。
いや、でもたしかに今回は遊びすぎたと思いますよ。でも

僕『男っ!暑いから海にいこうよ!』キラキラ

と言われたら遊ぶしかないじゃない!そうじゃない!
俺は悪くない! 多分。

男「でも締め切りからは逃げられないのよね・・・」

僕「ずいぶん疲れているようだね・・・」

ガチャ

腐「やっほー遊びにきたy」

男「帰ってください」

腐「ひどい!」
963 :お題「今・追・全」 [sage]:2011/09/09(金) 21:38:52.47 ID:C3jmlpAOo
腐「ふーん、つまり僕と遊びすぎたせいで締め切り日に追われていると」

腐「これはきっと僕を愛している故に起きてしまったことだねぇ」ニヤニヤ

僕「ッ!」カァァ
男「トトトトトツゼンナニヲイイダスノカネ腐クン」

腐「・・・どうやら図星みたいだねぇ」

男「いやな、可愛い僕の頼みときたら断るわけにいかないだろう!」

腐「確かにねぇー、私だって僕が頼んできたら何があっても絶対に行くね!」

「「なんたって可愛い僕の頼みだからな(ね)!!」」

僕「・・・とりあえず男は作業しないといけないんじゃないかな」

男「そうだった、締め切りがヤバかったんだ・・・」

僕「じゃあ、向こうのほうに行ってるね」

腐「ま、頑張ってねー」
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/09/09(金) 21:41:46.59 ID:C3jmlpAOo
僕「はい、お茶」

腐「・・・ねぇ、僕」

僕「どうしたの?」

腐「もしさ、いつか男が僕一人を残してあの世に行ってしまったとしたら、僕はどうする?」

僕「うーん・・・多分何度も何度も泣いて、男の死を認めずに男がいるような生活をしちゃうかもしれない」

腐「・・・そっか」

腐「ねぇ僕、もしそんなときに今まで過ごしてきたことを繰り返して生きることが出来るとしたらどうする?」

腐「男が死ぬ前まで戻って、いつまでもずっと、ずっと一緒にいられるような生活が出来るとしたら」

腐「そして、一生同じ日々と生活を繰り返す」

僕「・・・ちょっとだけ、それはやだなぁ」

腐「なんで?」
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/09/09(金) 21:43:54.68 ID:C3jmlpAOo
僕「だって、何回も同じことをしていたら飽きてしまうし、男の今まで見えなかった新しい一面を見つけることも出来ない」

僕「さらに、男が死んでしまっても、それもひとつの道だからね」

僕「そこに辿り着いてしまったら戻ることは出来ないよ」

腐「つまり、どんな結末が待っていたとしても全部を受け止める、と」

僕「まぁ、そんな感じじゃないかな」

僕「いつまでも楽しい時間を過ごすことはできない、だからこそ今を楽しむ」

僕「そういうのが僕はいいと思うんだ」

腐「僕にしては説得力があるねー」

僕「なっ!僕だって真剣に考えたんだよ!」

腐「ごめんごめん、そんなに怒らないでよ」

僕「でも、なんで突然そんなことを聞いたの?」

腐「うーん、ちょっとの出来心と好奇心」キリッ

僕「真面目に答えた僕が馬鹿だったよ・・・」
966 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/09/09(金) 21:47:35.23 ID:C3jmlpAOo
腐「ま、僕の『全部を受け止める』っていう考えはいいと思うんだ」

腐「としたら、もしかしたら今は全てを受け止めるための準備と考えられるのかな?」

僕「準備までとはいかないけど、もしどんなことがあっても受け止められるようには頑張るつもりだよ」

オワッタァァァァァァァァァァ!!!!

腐「お、どうやら出来たようだね」

腐「男が頑張ったご褒美として僕が裸エプロンで迎えるってのh」

僕「あれ、こんなところに丁度良い新聞紙が」クルクル

ギャアアアアアアアアア…

男「あれ?腐が何故かのびてる・・・」

僕「何があったんだろうねぇー」クルクル

男「・・・大体理解した」

自分が生きることのできる時間は全部でどれくらいあるかは知らないけれど
それがとても短いということは分かっている。
でも、その時間を追うことはできないし、それから逃げることも出来ない。
ましてや、一生繰り返すだなんてきっと耐えられないと思う。
だから、今という時間を大事にして生きることに専念するべきだと思う。

僕「まぁ、深く考えすぎないことが一番だけどね」
967 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/09/09(金) 21:53:59.42 ID:C3jmlpAOo
・・・はい、ただの出来心と好奇心のせいなんです。 あっ石投げないd(ry
まず、横入りでお題を使ってしまったことに謝罪を。 申し訳ございません。
なんかね、最初は明るいものを書こうとしたら何故か明るくなくなってたのよ・・・
とりあえず男と僕は末永く爆発しろ

あと、もし変に感じてしまったのなら本当に申し訳ないです。 
あとは風邪引きさんと酔っ払いさんと支援猫さん、その他の皆様に頑張ってほしいなと思います。
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/10(土) 00:27:50.71 ID:Td4NTSPSO


最近は中々良いものが浮かばないんだよね

残り30だし、酔っ払いさんとかにも書いて貰いたいな
969 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/09/10(土) 08:20:40.79 ID:7Qw1DQoDo

いい感じにほんわか出来た
970 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/09/24(土) 14:29:33.91 ID:b9iq25YJo
TWOTOPかと
971 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/09/24(土) 14:30:20.82 ID:b9iq25YJo
誤爆失礼
972 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/10/01(土) 01:59:06.50 ID:fuVaTxsNo

突然だけど人間であるための条件を考えてみる
別に妖怪人間がどうとかと言う話ではなく、果たしてサイボーグはもちろん
その人に似せて作った人形に依存するものが居た場合、その人形は依存する側にとっては人間と同じではないのか
そんな疑問もったことがきっかけであるのだけれど

「男ぉ……」

「どうした僕?」

何故そんな疑問を持ったのかは目の前の親友にある
ある出来事で、半身とも言える存在をなくした彼女
そんな彼女に失われた半身の代替とも呼べるものを与えたのがきっかけだ

「僕、こっちでお話でもしない?」

「あ腐、いらっしゃい」

今までその存在に気が付いて居ないとばかりにそう言い放つ彼女
それと同時に彼の人形と遊んでいるのだから邪魔をするなと言う視線も受ける

「今お茶いれるね?」

「あ、うんお願い」

なんていうか心が痛むねこれは
まさかここまで依存するとは思わなかった

与えたのは彼に似せて作った人形と、その中に仕掛けたいくつかの単語を繰り返し流すだけの機能
他人から見ればただの玩具でも、彼女から見れば立派な人間なのかもしれない
そう思わせるほどの依存のしかただ

ピンポーン

来客を告げるベルが鳴る
いつもなら気が付いた誰かが出るのだが、今この家には彼女しかいない

「あたしが行った方がいいかもね……」

あまり他人の客を相手したくないのだが、仕方ない
今の彼女にやらせるよりマシだ

「はいはい、今でますよーって!!」

「ただいまーっと、僕居ないの?」

「いや居るけ……

彼の声が聞こえたが早いか過ぎ去る一陣の風とゴミ箱に叩き込まれる人形
その瞬間を見逃さなかったぞあたしは……

「おとこー!!!男ぉ……」

「はいただいま。何事もなかったか?」

「大丈夫だけど寂しかったよぉ……」

「ごめんな?仕事だからどうしてもな」

お気づきだろうが、別段男さんは死んだわけじゃない
出版社からの取材要請で7日ほど家を空けていた訳だ
男さんも連絡が取れればよかったんだけどそれが出来ない場所みたいで
僕は3日目で男さん分が枯渇したらしく見るも耐えない状態に
見かねたあたしが男さん人形を作って渡したらこうなったわけだ

ちなみに最初はこんなものーとなっていた僕だが、半日で落ちた
どれだけ愛し合ってるのこの二人はと思いたくなるほどだった
973 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/10/01(土) 02:00:46.82 ID:fuVaTxsNo

突然だけど人間であるための条件を考えてみる
別に妖怪人間がどうとかと言う話ではなく、果たしてサイボーグはもちろん
その人に似せて作った人形に依存するものが居た場合、その人形は依存する側にとっては人間と同じではないのか
そんな疑問もったことがきっかけであるのだけれど

「男ぉ……」

「どうした僕?」

何故そんな疑問を持ったのかは目の前の親友にある
ある出来事で、半身とも言える存在をなくした彼女
そんな彼女に失われた半身の代替とも呼べるものを与えたのがきっかけだ

「僕、こっちでお話でもしない?」

「あ腐、いらっしゃい」

今までその存在に気が付いて居ないとばかりにそう言い放つ彼女
それと同時に彼の人形と遊んでいるのだから邪魔をするなと言う視線も受ける

「今お茶いれるね?」

「あ、うんお願い」

なんていうか心が痛むねこれは
まさかここまで依存するとは思わなかった

与えたのは彼に似せて作った人形と、その中に仕掛けたいくつかの単語を繰り返し流すだけの機能
他人から見ればただの玩具でも、彼女から見れば立派な人間なのかもしれない
そう思わせるほどの依存のしかただ

ピンポーン

来客を告げるベルが鳴る
いつもなら気が付いた誰かが出るのだが、今この家には彼女しかいない

「あたしが行った方がいいかもね……」

あまり他人の客を相手したくないのだが、仕方ない
今の彼女にやらせるよりマシだ

「はいはい、今でますよーって!!」

「ただいまーっと、僕居ないの?」

「いや居るけ……

彼の声が聞こえたが早いか過ぎ去る一陣の風とゴミ箱に叩き込まれる人形
その瞬間を見逃さなかったぞあたしは……

「おとこー!!!男ぉ……」

「はいただいま。何事もなかったか?」

「大丈夫だけど寂しかったよぉ……」

「ごめんな?仕事だからどうしてもな」

お気づきだろうが、別段男さんは死んだわけじゃない
出版社からの取材要請で7日ほど家を空けていた訳だ
男さんも連絡が取れればよかったんだけどそれが出来ない場所みたいで
僕は3日目で男さん分が枯渇したらしく見るも耐えない状態に
見かねたあたしが男さん人形を作って渡したらこうなったわけだ

ちなみに最初はこんなものーとなっていた僕だが、半日で落ちた
どれだけ愛し合ってるのこの二人はと思いたくなるほどだった
974 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/10/01(土) 02:02:51.75 ID:fuVaTxsNo
どうもお久しぶりな酔っ払いです
とりあえずエラーはどうにかして欲しいよねって事と
ネタが浮かんだ時点では面白そうだったのにって事を思います

ではこの辺で
とりあえず1000までは行きたいですよね
975 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/01(土) 08:35:34.85 ID:aaP+7I/SO
めっちゃニヤニヤした


このまま埋める?誰か書く?
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) :2011/10/01(土) 21:17:40.70 ID:HWBSZC6L0
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/10/22(土) 00:04:31.71 ID:UUs9bMAbo
1ヶ月経つ前に保守
できればSS速報で落ちる機能はなかったほうが良かったのになぁ・・・
978 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/27(木) 21:34:23.41 ID:jWT11PQSO
男「うー……最近急に冷えてきたな」

僕「だね。……もうコタツを用意したくなるような季節になるんだね」

黒「……」ピクッ

僕「ははっ。黒くんったらコタツに反応してる」

男「黒の冬の住家だから切実だろうよ。しかしもう10月が終わるよ。一年は早いな」

僕「僕はそうでもないかな。だって男との日々は毎日が特別だから」ゴニョゴニョ

男「ん?すまん最後よく聞こえなかった」

僕「な、なんでもないよ」
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/27(木) 21:36:09.69 ID:jWT11PQSO
僕「今年は色々あった年だったね。まだまだ今年はあるけど、来年は少しでも良くなるといいな」

男「俺の仕事もいい風が吹くといいな」

僕「そうだね。でもそれで僕らをないがしろにしないでね」

男「もちろん。僕を悲しませるような事はしないよ」

黒「……」フイ

男「もちろん黒を忘れたりはしないさ」

僕「そうだよ黒は僕らの大切なキューピッドなんだから」

黒「……」ゴロゴロ
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/10/27(木) 21:48:45.67 ID:biR7x7kho
!!
981 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/27(木) 21:50:03.96 ID:jWT11PQSO
オチはないです。

きっと彼らの日常はこうやってゆっくりと過ぎていくのだろう。
そんなことをイメージしました。

また前に誰かが「最後はリレーにしたらどうか」みたいな話があったのもあります。
誰かの提案通りリレーで繋げるもよし、別に始めるもよし……。


この二人の日常も残り僅か。
名残惜しいけど、この先書き手がいないならば仕方ないですね。


さてオイラはこの投下で最後になると思います。
ではリアル風邪気味な風邪引きがお送りしました。
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/13(日) 17:58:10.32 ID:b0juPiVSO
983 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/13(火) 02:17:55.29 ID:1aLawOKYo

本年も残すところ後僅かになったとある日
些か寒いとは思いながらも久々に僕と二人で海にきたわけだが
何が悪いのか途中で天気が急変し残念な空模様に
・・・どうしたものか

「雨やまないね?」
「止まないなぁ」
「天気予報じゃ降らないようなこと言ってたんだけど、不思議だね?」
「不思議だな」

何か言いたそうな目で見てくる彼女
何かの悪戯を思いついたような
それでいて、どこか楽しげで

「言いたいことは分かるが俺のせいじゃないぞ・・・」
「僕は何も言ってないのに分かるなんて流石男だね」

えへへっ、と笑う彼女
恥ずかしそうでもあり、嬉しそうでもあり
実に良いと思う

「でも、この雨だと帰れないよね?」

困ったねぇ、と呟きながらもやはり嬉しそうな彼女の表情

「時間は大した問題じゃないんだが、僕は体を冷やしちゃまずいだろう」
「そうなんだけどね? だけど大丈夫だよ」
「大丈夫って事は無いだろう。僕だけの身体じゃないんだぞ?」
「うーん。でも、こうやって上着かけてくれたじゃない?」

それに、と続けながらも何処か考えている様な仕草をする

「ほら、こうすればどう?僕はこれで十分暖かいと思うんだ」

確かにこれなら問題ないのかもしれない
体もだが、それ以上に暖かく感じる
いきなりの雨もたまには悪くないのかもしれないな
984 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 02:21:24.05 ID:1aLawOKYo
今年も後20日ほどになりましたがいかがお過ごしでしょうか?
ご無沙汰しておりました、酔っ払いです

何となく前にも同じような話を書いた気がしますが、何となく思いついたので
相変わらず落ちもなければ意味もありませんが、読んでいただけたのなら幸いです

では本日はこの辺りで
985 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 05:53:17.76 ID:cG+iTi6SO
これは……

986 :支援猫 ◆6RDyyPah4g :2012/01/04(水) 16:16:26.31 ID:RB4mjMlS0
こそり、こそりと動く影。

「(おいバカッ、もう2011が終わっちゃったじゃないかっ)」
「(仕方ねーだろ、俺だって忙しかったの!)」

猫「…ニャ」

ばちん、と白いライトが二人と一匹を照らす。
現れたのは一匹の黒猫と男女。

微妙にひきつった顔で二人はこちらを向いた。

男・僕『あ、…あけましておめでとうございます…』

遅れ過ぎである。
987 :支援猫 ◆6RDyyPah4g [sage]:2012/01/04(水) 17:22:38.40 ID:nQpi7+1IO
男「しっかしこのスレもだいぶ人が少なくなってきちゃったなあ」
僕「残念だけど、仕方ないよ」

一時期に比べて閲覧者数がかなり減少しているのをみて、「登場人物」である男は大きくため息をついた。

男「うーん、この世界、割と気に行ってたんだけどなあ」
僕「また文書データに戻るのかあ…」

同じく「登場人物」である僕が面倒くさそうに頭をかく。

男「なにより俺はお前とか猫と別れるのが辛いな」
僕「そうだね…、僕もそれは一緒だよ」

ふらり、と猫が歩き出して、見えない壁で止まった。

男「ほらな、もうすぐこの世界は窄まって自然に消えてしまう」
僕「そして、記憶からも抹消されていく」

一部屋分の小さな空間に、男は腰を下ろした。

男「まあ俺達が願えることといえば、誰かの記憶に残留することぐらいさ」
僕「そうだね。記憶も一応データだから、僕らの存在はその人の脳内で保証されることになる」

途切れた会話。
しばらく空間に静寂が満ちた。

僕「…友さんは?」
男「そこら辺に居るんじゃないか? それか、もう消えたか」

ぐぐっ、と僕と男の距離が縮まった。

男「うわわ、狭まってきやがった」
僕「…誰かに僕らの声が届けば、僕らはまた一緒に暮らせるんだよね」
男「んー…、そうだな。まあ、届けるのは相当に難しいだろうが」

ぽろり、と涙が零れて。
無表情が、崩れ去る。

僕「お願いします」

 「どうか、だれか、僕の声を聞いてください」

 「僕らを、この世界を覚えていてください」

 「忘れないで」

 「こんなにも素敵で」

 「そして、暖かな空間があったことを」

 「だれか」

泣き崩れる僕を見ながら、この空間もいつまで持つかわからないな、と男は冷静に分析した。

僕は全力を尽くした。
あとは、温かい記憶に包まれるか、データに分解されるか待つだけだ。

それまで寝ていても罰はあたらないだろう。

男は小さく息を吐くと、重い瞼をゆっくりと閉じた。
988 :以下、あけまして [sage ]:2012/01/04(水) 17:45:17.30 ID:k8um9YD3o
久々の更新キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/05(木) 23:45:06.42 ID:LdxjyUTSO
もう終わりだな

支援猫さん乙
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/01/26(木) 00:17:47.18 ID:3fhmHymvo
 朝布団から起き出てみると、部屋の中がとても寒い。
 つかなんだこれ、冬といえども流石にこの寒さはないだろう……!?

「……あ、そういえば今日の予定は何もないんだったか」

 よし、そうと決まればこの暖かい布団の中で、いつもは無視している眠気に身を任せてみても良いだろう。
 そう決意した俺は、先ほどまで起こしていた上半身をもう一度寝かせてまた眠りへつこうとする。
 しかしそれは、俺の横の方から飛んでくる謎の光線によって妨げられることとなる。

「男ー、起きろー!」
「ううん、あと5分……」
「もう、そんなこと言ってると……」

 そこで、俺の側から誰かが離れていくような足音が聞こえた。はっきりと姿を見てはいないが、今俺のことを起こしに来てくれたのはきっと僕だったのだろう。
 それにしても、僕がいなくなると本当にこの部屋は静かだな。その上寒いし。

トットットッ……

 僕がいなくなってしまったのでしばらく布団の中で惰眠をとっていると、今度は向こうの奥の方から足音が聞こえてきた。きっと僕が戻ってきたのだろう。
 その足音は俺のすぐ側辺りまで移動するとぱたり、と音が止んだ。
 しばらくの静寂。もしかして、さっきの足音は俺の幻聴だったりするのだろうか? いや、そんなはずは──

「って、冷たッ!」

 突如、俺の額に冷たい何かが乗っかる。その予想外の冷たさに思わず俺は布団から飛び起きてしまう。

「あ、やっと男が起きてくれた」
「ぼ、僕! お前、俺の額に一体何を乗せたんだ!?」
「ん〜? それはね、今男の使ってる掛け布団の上にあるものだよ?」

 何故か僕はニコニコ顔でそう言ってくる。やっぱり僕はかわいいなぁ。
 ……ってそうじゃなくて。とにかく、さっき俺の額には一体何が乗ったんだ?

「……これは、雪?」

 俺の身体の上に掛けられていた掛け布団の上を見てみると、そこには白い塊のようなものが置かれていた。
 その白い塊を触ってみるとひんやりと冷たい。やはりこれは雪だ。

「流石男だね。一目見ただけで、それが雪と分かるだなんて!」
「あ、ああ……そうだな……」

 そこで、1つの仮説が頭の中に思いつく。それをしっかりと整理して、疑問として僕に投げかけてみた。

「……なあ僕。もしかして、この雪を見せるためだけに俺を早く起こしたのかい?」
「うんっ、そうだけど?」

 ……もしもこれが友とか腐の犯行だったとしたら、きっと俺は絶対に許さなかっただろう。
 しかし、僕が満面の笑みでそう言ってくるんだから何も言うことが出来ない。むしろ僕の笑顔が見れて嬉しいとも思ってしまった。

「…………」スタスタ
「あ、黒くんも男の部屋に来たんだ。……って黒くん、何も言わずに男の布団の上に乗っちゃったよ」
「……っ」ブルルッ
「……ふふ、黒くんも寒いんだねぇ。じゃあ僕も一緒に、男の布団にお邪魔しちゃおうかな?」
「え?」
「よいしょ、っと……。ふぅ、男の布団の中、とっても暖かいね」

 僕は俺が返答をする前に俺の隣へと座ってくる。そして、僕はちょっとだけ俺に身体を密着させてきた。

「……ま、まあ、さっきまで俺が入ってたからなあ。そりゃ暖かいだろう……」
「そっか。じゃあ僕は今、男の温もりに包まれてるんだね……」
「……っ!」

 ……その幸せそうな顔で、その台詞を前触れもなく言うのは反則だろう。
 正直、もうこのまま死んでしまってもいいかと思ってしまったほどだ。いや、僕を一人にしたくはないから死ぬわけにはいかないけど。

「……ねぇ男、後で雪合戦やらない?」
「へ? ……ああ、そうだな。一応、腐や友とかも呼んでおこうか?」
「それいいね! やっぱり雪合戦は大人数じゃないと面白くないからねー」
「そうだよな。やっぱり、雪合戦は大人数でやった方が面白いし」
「だよねー」
「まあ、でも……」ボソボソ
「んー? 男、どうしたの?」
「……いや、なんでもないよ。ただの独り言だ」
「そっか」

 ──もう少しだけ、このまま僕と一緒に温まっていたい、なんて。
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/01/26(木) 00:28:15.07 ID:3fhmHymvo
残りレス数も少ないし、SSが下手な俺はもう絶対にここでは書かないと決めてたけれど、やっぱり無理だったよ・・・
ということで、保守代わりに1つ。いやあ、雪が積もるとか関東では珍しいからなー

こっからはどうでも良いような話になるんだけど、今俺は自分の好きな作品の二次創作として短編SSを書いてたりするけれど
そのきっかけとなったのがこのスレなんだ。ここでふと思い立ったものを投げたのがきっかけで、ある程度SSが書けるようになったんだ
だから、俺はこのスレと出会えて本当に良かったと思ってる。もしもこのスレに出会えなかったら、俺一生そんな創作活動してないと思うよ
本当にこのスレには感謝してるし、初代>>1にもとても感謝してる
本当にありがとう。このスレの住人や書き手さんたちに会えて良かったよ。初代>>1にはもう頭が上がらないや

長文&無駄レスごめんね。それでは、またあなた達とどこかで巡り合えること願っています (^p^)ノシ
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/04(土) 00:33:22.67 ID:yHioI7wSO
おいおい書いたのなら上げてくれよ
気が付くのが遅れたジャマイカ

さて、オイラ風邪引きももう書かないつもりだったけど、あと1、もしくは2、3レス程度投下しようと思ってるんだ

支援猫さんの終わり方も良いとは思うけど、悲しいよ
最後は皆笑顔が良いと思うんだ

そんなものを投下しようと思ってる
多分例によって例の如く稚拙なものになると思うけど

それより>>991の書いたものをだな
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/01(木) 18:39:52.08 ID:ypeZa1Pao
もはや定期的に開催しつつある第132回黒猫を取り囲む会〜in男夫婦宅〜
ここまで来ると表題なんて何の意味も成さないような気もするし、そもそも今回の題名でさえ正しいかどうかも分からない
間違いなく言えるのは開催場所は俺の家ということだけ
それと、気の置けない連中が集まって馬鹿騒ぎをしているという事のみ

最近では昔あったようなカオスな状態になることの方が珍しく、大人しく静かに暴れず馬鹿騒ぎをする方が多い
それだけ大人になったと言うことなのか、はたまた年老いた結果なのかもしれないが

「流石にまだ老いたとか言われたくないな……」

「私だってまだまだ現役の若者のつもりなんで老いたとかいわれたくないですねー」

「俺の心の声を聞くなと何度いえばわかるんだお前は……」

「今普通につぶやいてましたよ?」

「そんなはずは……」

そう言ってからやはりつぶやいていたかもと思い直す
次からうっかり心の声を漏らさないように気を付けなければ……
無意識に地雷を踏みぬくとか考えたくもない

「別に地雷踏むような事を考えている訳ではないが……」

「ならいつもどんなこと考えていたのかな?」

「僕は今日も可愛いなぁとか飯が美味いとか黒から思いっきり甘えられてみたいとかその程度……」

そこまで言って気がつく
俺はどこから口に出していたのだろうか
とりあえず弁明するために僕の方を見ると真っ赤になってフリーズしていた

「狙わずに僕をフリーズさせるとか流石です男さん」

「黙れ、あと妄想するな」

名前の通りに俺と僕の関係を腐らせないでほしい
いや、腐る要素が有るわけではないのだが

「いやだなー、妄想なんてしてませんよー」

「その締まらない顔は何なんだよ」

「妄想するまでもなく目の前で妄想するような内容が繰り広げられてるんですから必要ないんですよー」

……やはりこいつは本気で山に埋めた方がいいのかもしれない
少なくても俺の心の平穏は守られるだろう
代わりに僕の泣き顔を見なくてはいけないから悪い要素の方が大きいから実行はしないけど
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/01(木) 18:41:02.53 ID:ypeZa1Pao
「ところでですね男さん、真っ赤な僕も真っ青な僕も見慣れてますけど、黒色以外の黒ちゃん見てみたいと思いません?」

「「はい?」」

思わず同じ様に間抜けな声を出す俺と僕
今この娘は何をほざいた?
黒以外の黒猫を見てみたいと言ったか?

「……」ソッ

ほら、身の危険を感じた黒がこっそり逃げようとしてるし
ただそこからだと場所が悪いと思うんだが黒よ

「逃さないよ、黒ちゃん?」

「……」モガキモガキ

やっぱり捕まった
何時かも腐の思いつきに振り回されて出来た尻尾の根本に出来た10円ハゲがようやく治ったばかりなのに可哀想な奴だ

「時に腐君よ、一体どうやって別の色に染めるつもりかな?」

「まずは赤から試してみようと思うんで、唐辛子たっぷり入れたお風呂にでも「却下!!」

言い切る前に僕に怒られてやんの

「やっとこの前のハゲが治ったばかりなんだよ?それに黒ちゃんいじめたら可哀想でしょ?」

前回は早々と眠りの世界に旅立っていて止めることが出来なかった僕がマジ怒りしてる……
ひさしぶりにみたわー
なんてのんびりグラスを傾けていたのが悪かった

「男も男だよ!!!どうしてハゲるまで黒ちゃん守ってあげないの!!!」

「いやですね、私に暴走した腐を止めることが出来るでしょうかいやできない」

思わず正座して敬語になる
それくらいの迫力が有るということなのだがあまりハゲハゲ言わないほうが……

「言い訳は良いよ!!大体10円ハゲが有る猫ってどこの世界にいるの?」

あなたの飼い猫ですよ
あとあんまりハゲハゲ言ってるから黒が落ち込んでるっぽいじゃないか
隅でふてくされているっぽく丸まってるし
またハゲても知らないぞ?

「聞いてるのっ?」

「「もちろんですとも」」

ハモる
こんな所で気があっても嬉しくないんだが……

「なぁ、僕を鎮めてくれよ」
「無理ですよ、男さんだって知ってるでしょうに」

確かに一度こうなった僕は止められない
こうなったときは大人しく話を聞くしか無いのだ

「そこっ!コソコソ話さないの!!」

「「ひぃっ」」

こうして狂乱の宴は過ぎていくのだった
出来ればもう二度と味わいたくないものだ
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/01(木) 18:41:29.33 ID:ypeZa1Pao
〜後日談〜

「腐よ、前に黒の色を変えるとかって話あったろ」

「ありましたねー、あれがどうかしたんですか?」

「青にするのはどうするつもりだったんだ?

「ウデムシって居るじゃないですか?あれが沢山居る水槽に黒ちゃんを放り込もうかなと」

聴かなきゃよかった
それ以前にどこから仕入れるつもりか知らないが、腐なら容易に用意しそうで恐ろしい
こいつの行動力をもう少し別の方向に向けられれば少しは世界平和に貢献出来ると思うのだが……
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/01(木) 18:51:01.72 ID:ypeZa1Pao
どうもお久しぶりです
今日は素面ですが酔っぱらいです

改めて自分の書いたものを読み返してみると酒宴中ってのが多いようでこんな所でも趣味嗜好ってのは出るんだと感心したりしてます
逆に言えばそれ以外のネタが無いって事なのかもしれませんが……
私が書いた70近い話の半分は酒宴なんじゃないかと思います

>1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/19(木) 16:43:37.89 ID:/Q8TiHrC0
>男「どこからきたんだ?」
>猫「…」
>男「と言うより、なんで俺のバイクに乗ってるんだ」
>猫「…」
>男「……」

ここから始まった物語ですが、他の方の作品を読ませていただいたりして非常に楽しめた1年4ヶ月でした
ではまたどこかで縁が合うことを祈りつつ失礼致します
445.07 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)